中国大会で優勝した鈴木明子さんは24歳、病気のため、スケートを中断していただけにスケートできる喜びに溢れているようでした。
観ていて楽しく、表情が明るく、また知性も感じさせる落ち着きがあります。
余裕もあり、自分らしさ、自分にできることをのびのびと展開していると思いました。
自分をよく知り、できることを精一杯表現する、これが一番自然で美しいです。
そして鈴木明子選手は、安藤美姫の妖艶さでなく、健康的。
一方、ベテランの村主選手ですが、「銀盤のプリマドンナ」と紹介がありましたが、彼女は以前からドラマの世界を感じさせる雰囲気があり「村主ワールド」とたたえられてきました。
今回はいっそう円熟し、素晴らしいと思ったのですが、若い選手が次々と繰り出してくる「超絶技巧」の土俵では不利かな、と思いました。
彼女はそんなタイプでないし、またコンディションも万全でないようでしたが、今の浅田真央選手のような迷いはない、点数で順位をつけるのは失礼かな、と思ったほど芸術的でした。
鈴木選手は「超絶技巧」をあまり感じさせなかった、というより使っていても、全身で喜びを表していたので、そちらにひかれてしまったかも知れません。
スケールの大きさを感じましたし、これからの活躍が期待されます。
男子の部で織田信成選手は「チャップリンメドレー」でコミカルな演技が新鮮だったのでしょう。
ただし、これが「王者」といえるか、というと「否」です。
一位だけれど、「王者」の演技ではありません。
ジャンプはうまかったのですが、私個人はそう思うのです。
観ていて楽しく、表情が明るく、また知性も感じさせる落ち着きがあります。
余裕もあり、自分らしさ、自分にできることをのびのびと展開していると思いました。
自分をよく知り、できることを精一杯表現する、これが一番自然で美しいです。
そして鈴木明子選手は、安藤美姫の妖艶さでなく、健康的。
一方、ベテランの村主選手ですが、「銀盤のプリマドンナ」と紹介がありましたが、彼女は以前からドラマの世界を感じさせる雰囲気があり「村主ワールド」とたたえられてきました。
今回はいっそう円熟し、素晴らしいと思ったのですが、若い選手が次々と繰り出してくる「超絶技巧」の土俵では不利かな、と思いました。
彼女はそんなタイプでないし、またコンディションも万全でないようでしたが、今の浅田真央選手のような迷いはない、点数で順位をつけるのは失礼かな、と思ったほど芸術的でした。
鈴木選手は「超絶技巧」をあまり感じさせなかった、というより使っていても、全身で喜びを表していたので、そちらにひかれてしまったかも知れません。
スケールの大きさを感じましたし、これからの活躍が期待されます。
男子の部で織田信成選手は「チャップリンメドレー」でコミカルな演技が新鮮だったのでしょう。
ただし、これが「王者」といえるか、というと「否」です。
一位だけれど、「王者」の演技ではありません。
ジャンプはうまかったのですが、私個人はそう思うのです。