それぞれのバレンタイン

ことしは、たのしいバレンタインだった。
ぼくも、“けんどう（剣道）”のおねえさんたちから…たくさんバレンタインをもらえた！
“ちゅうがく（中学）”のおねえさんたちは、レベルのたかい…パウンドケーキとかでうまかった！
おにい「ことしは、35こ！」
ママ「バスケもあるから、ふえたね。」
おにい「あ、“しゃかいかけんがく（社会科見学）”にもってこ～」
ママ「オヤツなしって、かいてあったけど…」
おにい「ケーキは、デザートだよ。」
ママ「…そうか。」
おとうと「…いいな。」
ママ「“けんどう（剣道）”がんばったからね、みんなは。」
おとうと「…いいな。」
おとうとだけ、なにももらってないので…グズグズしてた。
つぎのひ、インフルエンザのなおったおとうとのともだちＮちゃんが…うちまでバレンタインをもってきた！
おとうと「よっしゃ～～～！！！」
ママ「おいしそうだね～」
おとうと「ママ、“しゃしん（写真）”とって！」
ママ「…はいはい。」

おとうと「♪どれにしようかな、かみさまのいうとおり…これぇ！」
ぼく「いいな～」
ママ「いっぱい、もらったじゃん。」
ぼく「たべちゃったもん。」
ママ「…」
さらに、つぎのひ、ぼくのともだちのＮちゃんが、バレンタインもってきた！
ぼく「よっしゃ～～～！！！」
ママ「…よかったね。」
ぼく「（モシャモシャ）うん、なんか…おとなの…あじ。」
ママ「…そうか。」
ママもパパに“こな（粉）をいれないガトーショコラ”をあげてた。

パパ「コレだけ？」
ママ「こんなにカップあるじゃん。」
パパ「ドーンと、ガッツリかとおもったんだもん。」
ママ「ちょっとずつ、たべたいときにたべれていいじゃん。」
パパ「そうだけど…」
パパはドーンと２～３倍レシピになれてしまって、カップはちがうらしい。
“おとこたち”は、それぞれのバレンタインをあじわった。