running diary

マラソンやロードレースの大会記録や練習で感じたことを徒然なるままに記しております。

第17回加古川マラソン大会

2005-12-23 20:14:12 | Weblog
 朝5時起床。今日は一人なので、5時54分の日生発に乗る。今年最後のrunだが、12月11日の武庫川記録会以降、風邪を引いてしまい体調はいまいち。もちろん、しばらく長い距離を走っていない不安がある。そんなことを考えながら8時前に加古川駅頭着。シャトルバスを待つ長い列ができている。間に合うのかと不安になったが、ひっきりなしにバスが来て、3台目のバスに乗れた。
 とにかく寒い。もちろん最初からロングスパッツと長袖で走るつもりできているが、それでも寒い。トイレに行き、2㎞ほどアップをしているともう時間だ。前日の雪と寒さでスタート時間が20分遅れになった。
 いよいよスタート。出だしの1㎞は4分少々。去年と同様2㎞ぐらいで、U氏を追い抜く。去年と同じ展開にならないことを祈る。最初の5㎞は19:45。早すぎると思い、少しペースをゆるめる。思っていたほど調子は悪くない。昨日の雪が溶け、路面が濡れているところがあり、濡れていないところを見つけて走る。
 5㎞-10㎞は20:21。少し追い風なのにペースがあがってこないが病み上がりにしてはまずまずといったところだ。折り返しを少し行ったところでU氏とすれちがう。距離は600~700mほどといったところだ。川下に向かうと向かい風だ。加古川の大会はいつも風に悩まされる。何人かのランナーを風除けに使わせていただく。加古川大堰を渡るために土手に上がる。上がりきったところで下を見るとU氏が走っているのが見えた。少し距離が開いたように思う。加古川大堰を渡り川の西側のコースに入る。
 10km-15㎞は20:50。少しずつペースが落ちてきているが、サブスリーペースより2分の余裕があるので、このペースを維持していこうと思う。
 15㎞-20㎞は21:09。徐々にペースが落ちてきている。やはり、しばらく長い距離を走っていないのでスタミナが切れてきたのか?後続のランナー集団に何組か抜かされる。最初はついていこうとするが徐々に離される。西側のコースは単調で長く感じる。ようやく左手の川向こうにゴールのアーチが見えてくる。これをやり過ごして、ようやく折り返しだ。折り返してしばらくすると、またU氏とすれ違うが、距離はあまり変わっていないように思う。
 20㎞-25㎞は22:24。折り返すまでの向かい風が利いているのかペースが上がらない。それどころか、ペースダウンだ。サブスリーペースに対して、ここで貯金を使い果たしてしまう。しかし、まだ諦める訳にはいかない。追い風を使ってペースアップしようと…しかし、身体の切れが無い。最後の集団に抜かれるとき、これについていけば何とかサブスリーだと思いしばらくついていこうとするが、徐々についていけなくなる。あとはほとんどひとり旅だ。
 25㎞-30㎞は24:04。ぼろぼろだ。30㎞までは21分を維持したいと思っていたのに…。ここでサブスリーの夢が費える。あとはU氏が後ろからヒタヒタと来るのでは…とそのことばかり考えていた。そしてついに…。加古川大堰を渡るために土手に上がる。右折して加古川大堰を渡りはじめたときに、後ろから「頑張ろう!」と声をかけられ颯爽と抜かされ、あっと言う間に置いて行かれてしまう。思わず「去年の再現ですね。」と叫んでしまう。本当に去年と全く同じシーンだ。
 30㎞-35㎞は26:18。精神的にも切れてしまい、ぼろぼろだ。とにかく足が動かない。エネルギーも切れてしまい。エイドでバナナ、あんパンをほおばる。足の筋肉もかちかちで、何度も屈伸をしてからゴールへと向かう。
 35㎞-40㎞は30:12。40㎞地点で、ハットさんと姫さんが応援して迎えてくれた。ハットさん「サブスリーの走りを見に来たのに…。」とひとこと。何と返したか覚えていません。でも自分が情けなく涙がちょちょぎれる気持ちだ。最後の2㎞をしっかり走って終わろうと気持ちを振り絞る。
 3:17:47でゴール。「走った距離は裏切らない」ということと「大会を体調ベストで迎えることの難しさ」を嫌というほど思い知らされた大会でした。

武庫川記録会

2005-12-11 23:55:25 | Weblog
 今日は加古川マラソンの練習の一環として、ペース走のつもりで3日前に参加しようと思いついた。
 8時過ぎに家を出たので、少し焦ったが、9時過ぎに到着。シューズにひもを通し、ゼッケンをつけて準備をするも、寒さがこたえる。2㎞アップをして戻ってくると、もうスタート5分前になっていた。息を切らしながらスタートラインに並ぶ。
 10時スタート。最初の500mほど先頭集団は団子だったが、徐々にばらけてくる。マラニックでお世話になっているUさん、若手のY君、F君らといっしょだった。Uさんは
珍しく最初前に出たが2㎞過ぎたあたりでかわす。先頭のランナーはよく見かける人だ。ダントツに速い。2番手はY君。彼も福知山でサブスリーを達成して乗りに乗っている感じだ。彼に着いていき、上流に向かうときのきつい向かい風の風よけにしようと思っていたが、3㎞ほどでついていけなくなった。どんどん離されていく。4㎞付近で黒っぽいユニフォームの40歳前半ぐらいのランナーに抜かれる。が、折り返してすぐに抜き返す。5km折り返しは20:51。向かい風でこのタイムはまずまずだ。F君とは100m、Uさんとは150~200mほどの差だ。
 折り返してからは追い風。ほとんど無風状態だ。折り返し気持ちよく走っていると、後ろから足音が聞こえてきたので、さっき抜き返したランナーかなと思っていると、また別のランナーに抜かれた。何とかついていこうと思うが、速い。あっと言う間に100mほど離される。この時点で4番手だ。あきらめず、腰で走るイメージと、鼻呼吸を心がける。10㎞までの5㎞は19:47。
 折り返すと、また向かい風。先ほど抜かされたランナーとの差はあまり変わっていない。ここが、我慢のしどころ。とにかく、リズムを刻んでいく感じで、足を前に出す。15㎞までの5㎞は21:38。F君、Uさんとの差は少し開いたようだ。
 さあ、最後の6㎞。追い風だ。前を追っていく気持ちが大事だ。10㎞にエントリーしているランナーも混ざって走る。あと、3㎞のところあたりで、前のランナーとの距離が縮まった感じがした。少しずつ姿が大きくなってきた。ひょっとしたら…という思いが勇気を与える。げんに、折り返しのところで5mぐらいまでに近づいた。20㎞までの5㎞は19:54。しかし、前のランナーも折り返しで気付きペースを上げる。結局、また10mぐらい離されてゴール。
 タイムは1:26:40。武庫川での自己ベストだ。加古川に向けて、勇気を与えてくれるレースとなったことは、大きな収穫だ。