running diary

マラソンやロードレースの大会記録や練習で感じたことを徒然なるままに記しております。

第26回マラソンに挑戦する会(金沢)

2007-05-03 23:52:08 | Weblog
 朝5時半起床。tenさんはもうすでに起きている。昨日コンビニで買った朝食を食べ、6時半にホテル河口をあとにする。一路大豆田橋のスタート地点へ向かう。
 支度をし、トイレも済ましスタートラインに立つ。今日は最初から飛ばさずにペースを保ち、あわよくば…と考えていたが…
 いよいよスタート。犀川の上流に向かうと毎年雪をかぶった白山が遠くに見えるのだが、今年ははれているのだが霞んでいて見えない。昨年は工事のために最初の折り返しまでが1㎞なかったが、今年はちょうど1㎞だ。最初の入りが4'04とまずまずだが身体が重たい。しかも、今朝食べたものが食道に残っている感じがして気持ちが悪い。腹式呼吸がしにくい感じだ。心配していた腰は、走り出したら気にはならない。5km,10km,20km,30km,フル全てが同時スタートのため折り返しでゼッケンを確認しないと順位がわからなかったが、最初の折り返しで3番目につけていた。
 川下へのコースは向かい風だ。いつもはこの風が邪魔でしかないが、この時期の風は爽やかで気持ちがいい。いつものように川の西側から自由の女神が見守ってくれる。4㎞地点ぐらいで若いランナーに抜かされ、4位に転落。ついていけない。川下へ5km下って折り返しだ。この5kmが20'59。まずまずだと思い折り返す。すぐ後ろにサングラスをした30代半ばから40代前半のかっこいいランナーがついている。川上に向かっては追い風だと思い飛ばそうと思っていたが、真後ろから背中を押してくれる風ではなく横からの風だ。スタート前にすましてきたのに7㎞地点から便意をもよおしてきた。スピードも落とさざるを得ない。スタートゴールの所の簡易トイレに飛び込もうと思いながらお尻に力を入れる。スピードダウンした私をしり目に先ほどのかっこいいランナーが抜かしていく。もちろんついていけない。しかし、しばらく我慢して走っていると便意がなくなってきた。しかも前のランナーが見えてきたのでトイレに行かずそのまま走る。6km-11kmのラップは21'49。
 折り返して13km地点ぐらいでtenさんとすれちがう。すれ違いざまに「トイレ行っとったん?」と聞いてきたのでドキッとした。11km-16kmは21'39
16km-21kmは22'11と落ちてきた。それよりも給水が取りにくい。給水の所でたむろっているランナーが邪魔してかなりスピードを落とさないと紙コップがとれない。ランナーによってはゆっくりと給水を取りたいという気持ちもわかる。せめて給水場所をコースの両サイドにずらして設置して置いていただければ助かるのだが…。この給水でアミノバイタルの顆粒を流し込む。
 21km-26kmは22'55
26km-31kmは22'42
 ここを折り返して最後の下流に向かう。だんだん向かい風がきつくなっているようだ。それとも自分の体力が落ちてきているのか。おそらく両方だろう。
 31km-36kmは24'36
 ここからは周回遅れのランナーを抜かしながらリズムを取っていく。するとあと3km地点で前半に抜かれたかっこいいランナーの背中が見えてきた。俄然勇気がわいてきた。サブスリーが無理なことは15kmぐらいでわかっていたが、せめて3時間10分は切りたいところだ。最後の折り返し手前で一気に抜き去るとついてきていない。これで4番だ。そしてこのペースで最後まで突っ切る。
 36km-42.195kmは28'26。最終タイムは3'09"25。昨年のタイムより7分も遅くなってしまった。敗因は体重オーバーと練習不足である。これからはスピード練習をして秋のシーズンに備えることにしよう。
 でもまあ何と言っても金沢はいつ来ても気候が最高だ。爽やかなイメージだ。梅鉢湯という銭湯で汗を流し、コンビニで買い物をしてバスで帰路に就く。