running diary

マラソンやロードレースの大会記録や練習で感じたことを徒然なるままに記しております。

第88回武庫川月例マラソン

2005-05-22 18:50:19 | Weblog
 朝6時半起床。7時10分駐車場を出発。7時半にtenさんをPick Upして出発。ここしばらく爽やかな天気だったのに、今日は曇り空。現地に着く頃、ポツリポツリときたので、駐車場に車を入れるのを少し躊躇したが、これ以上崩れないだろうと言う判断でスタート地点へ向かう。
 スタート地点で、hatさんと姫さんに会う。5月3日に「ゆりかもめ」15日に「鯖街道」を走った後だというのに元気満点だ。あやかりたいところだ。
 今日は30㎞を5分/㎞でゆっくり走る予定だった。しかし、いざスタートしてみると飛び出してしまった。最初の折り返しの後、すれちがいでtenさん曰く「気持ちいいね。」確かにPカンではないので気候的には走りやすい。hatさんに「入れ込みすぎちゃう?」と言われ確かにそうだと思うが、貧乏性なものでゆっくり走れない。まるで泳ぐのをやめたら死んでしまう回遊魚のように…。コースも片道2.5㎞のコースを何度も往復するので丁度ぴったりだ。
 5㎞通過21:39。この時点では3位につけていた。本当はもう少しペースを落とすつもりだったが、遅れて走ってきたUさん(マラニックを主催している)とすれ違い、ちんたら走っていたら追いつかれると思い(追いつかれたからと行って殺されるわけでもないのだが…)ペースを落とすのをやめる。
 10㎞通過44:09。5㎞のラップが22:30と少しペースダウン。
 上流の折り返しでトップの人が10㎞でやめているのを知る。この時点で2位だが、12㎞ぐらいで後続のランナーに抜かれる。ほんのつかの間の2位だった。抜いていったランナーの足の回転の早いこと。全くついていけなかった。
 15㎞通過1:06:36。5㎞のラップが22:27とそれほどペースは落ちていない。Uさんとすれ違う場所はこの時点では少し前になっている。
 20㎞通過1:29:41。5㎞のラップは23:05とまた少しペースが落ちる。グランドで子供たちがラグビーの練習をしている。高校時代のことを思い出す。
 25㎞通過1:53:22。5㎞のラップは23:41。じわじわと落ちてくる。武庫川の川面に鯉か何かがはねて水紋を残している。気圧が低くなると水中の酸素が少なくなり苦しくなってジャンプするらしい。アップアップ状態の自分と同じだ。Uさんとすれ違う場所も徐々に後退していく。Uさんはイーブンペースを保っている。いつもながら感心する。
 最後の1㎞を少し頑張ってみる。tenさんがカメラを構えて待ってくれている。少し前をいくランナーを抜いてようやくゴール。タイムは2:16:30。5㎞のラップは23:04。頑張った分だけすこしペースが上がった。久しぶりのレースだったのでかなり足に来ているが、気持ちよく走れた。

第18回市島・三ツ塚マラソン大会

2005-05-08 23:30:49 | Weblog
 朝6時半起床。7時20分日生出発。実は今日の大会は申し込んだことすらすっかり忘れており、引換券が来て初めて申し込んでいたことに気付く。8時40分現地到着。遅かったので駐車場が少し離れた市島中学校のグランドだったので、受付まで行き着替えてもう一度グランドまで行くと開会式が始まっており、写真撮影の締め切り時間に間に合わなかったのが悔やまれる。会場をうろうろしていると武庫川スポーツクラブのOさんやYさんに出会う。Yさんは「ゆりかもめ」で70㎞を走ったところなので今日はジョギングで出場とのこと。Oさんとたわいのない話をしながらスタート地点へ向かう。前から3列目ぐらいでスタートを待つ。
 10時15分スタート。下りからのスタートだが、異常に速い。しばらく来ない間にレベルが高くなっている。年齢層が全体的に低そうである。このスピードに惑わされたのがいけなかった。最初の1㎞を3'28で入ってしまったのだ。次からが3'53,4'04,4'07,4'00。10㎞ぐらいなら今日は給水を取らなくても大丈夫かと思ったが、気温が高くなっていたので5㎞過ぎの給水を取る。ほぼ平坦なので走りやすいコースだ。最初の5㎞は19'32。
ここまではまずまずかと思われたがここから徐々にペースが落ちる。4'13,4'21,4'15,4'15と思うようにスピードに乗れない。徐々に抜かれていく自分が情けない。そして最後の上り。もういっぱいいっぱいだ。最後の1㎞は4'28もかかっている。後半の5㎞は21'32かかっている。記録は41分10秒。男子総合962名中158位。
 金沢の疲れが残っていたと言えばいいわけになるが、最初の出だしがすべてだったように思う。あらためてペース走の大切さを実感したレースだった。

第24回マラソンに挑戦する会(金沢)その2

2005-05-03 17:17:21 | Weblog
 朝5時起床。昨日買っておいたミニカップヌードルと鳥の唐揚げの入った寿司を食べ6時前にホテルを出発。昨日見ておいたコインロッカーのところへ行こうとしたが、入り口が閉まっていて行けない。一瞬焦ったが、JR金沢駅改札口の方へ行くとそちらにもコインロッカーがあったので事なきを得る。手荷物を入れて必要なものだけデイパックに入れいざスタート地点の大豆田大橋へ。
 大豆田大橋までは約1.5㎞。アップのつもりでジョグで行こうとするが、tenさんがついてこない。後で聞くとトイレへ行きたかったとのこと。6時過ぎに到着しゼッケンをつけスタートラインへ。空は雲一つない青空。これは暑くなり、灼けるなと思い、ランシャツをやめて半袖のTシャツを選択する。
 7時スタート。上流の方へ800m上って折り返しだが、最初は1㎞上ると思っていた。しかし、いつもより少し手前で折り返しであることに気付く。この800mは3'11。フルの中ではトップで折り返す。ひょっとしてこのまま…と少し期待しながら下流に下っていく。途中橋のあるところなどで少しのアップダウンがあるが苦にはならない。景色を思い出しながら走る。調子は悪くなさそうだ。川の対岸に自由の女神のレプリカが見えてくる。北陸自動車道の下をくぐって土手に上ると給水所。そこから1㎞ほどで折り返しだ。
 予想通り折り返しも200m奥になっている。5㎞のラップは20'50。折り返しで見た後続は50mほど離れている。折り返しから向かい風だ。さわやかで気持ちがいいが、スピードには乗れない。案の定7㎞付近で若手に抜かれる。抜かれた後、ついていけないぐらいペースの差がある。ここは腰を使って歩幅を広げる走法を意識して自分の走りを心がける。5㎞から10㎞のラップは22'03。やはり向かい風のせいかスピードが出ない。
 13㎞ぐらいの地点でもう一人に抜かれる。30代後半か40代前半のランナーだ。抜かれ際に「やられましたなあ」と声をかけると。「いやいや、また後で抜かれますよ」と返してくれた。このあたりからまだ5㎞の折り返しをしていないランナーを抜く。10㎞から15㎞のラップは21'57。折り返しで30mほど後方に同年輩ぐらいのランナーと若手のランナーが競り合ってついてきている。
 このころから周回遅れのランナーを抜くことが多くなるが、同時に給水もしにくくなる。給水で立ち止まるランナーはテーブルの前ではなく横にのいて欲しいと思う。18㎞付近の緩やかな上りで先ほどの2人に抜かれる。これで5位に転落。これ以上は順位を下げたくない!がペースアップより自分のペースをキープすることが大切だと思い、もう一度フォームを確認するように走る。折り返し付近で20mほど前方にいたあの抜かされた二人のうち若い方のランナー(彼は松岡修三バリのさわやかな顔つきなので以後修三くんと呼ばせていただくことにする)が左足の太股を気にしてさわるような仕草をしたので、我慢していれば4位浮上のチャンスもあるかと思い、自分の走りに集中する。15㎞から20㎞のラップは22'33。この時点でわずかではあるが1時間30分を越えていたのでサブスリーの夢はまたもおあずけとなった。
 折り返してゴール前を通過するときに、修三くんがコースを外れていったので、足を痛めてリタイアかなと思った。4位に浮上。マラソンは何があるかわからない。前にいるランナーもペースダウンするかもしれないと思い、これ以上離されないようについていこうと歩を進める。25㎞の折り返しで前との差は20mほど。驚いたことにコースアウトしたと思っていた修三くんがすれちがいざまに「ナイスラン」と声をかけてきてくれた。距離は20mほどだ。後で本人から聞いたのだが、足に違和感を覚えたのは事実だがコースアウトしたのは帽子を取りに行ったとのこと。声をかけてくれた嬉しさと追いつかれてはいけないと言う思いが背中を押してくれたような気がした。20㎞から25㎞のラップは22'53。
 じりじりと疲労に襲われて「もっと楽しんで走れば?」と言う声が聞こえてくる。確かにゆっくり走っているランナーを見ていると楽しんで走っているように思えてしまうが、いやいや4時間で走る人にも5時間で走る人にもそれぞれすべて平等に苦しみをあたえ、平等に完走の喜びをあたえてくれるスポーツなんだと思い直し、自分の走りをしようと思う。25㎞から30㎞のラップは23'13。
 さあ、あと10㎞だ。少し足が重たくなってくるが足以上に首、肩がガチガチに固まってくる。何度も腕をだらんとしてほぐそうとする。上半身をもっと鍛えておくという次の課題が見つかったような気がする。30㎞から35㎞は23'13。思ったほど落ちているわけではない。
 あと5㎞。前のランナーとも後ろの修三くんとも20mぐらいの間隔を保ったままだ。少しでも前と詰めておきたい。そんな気持ちで歩を進めた。向かい風にも関わらず、35㎞から40㎞のラップは23'05と落ち込むどころか少し上げることができているではないか。折り返しの地点で前のランナーとの差は10mと縮まった。顔を見ると相手も必死の形相だ。あと1.2㎞、少しずつ詰めていく。前のランナーにあと5メートルぐらいまで迫ったが、あと一歩及ばなかった。最後の1.2㎞は6'05。
 最終タイム3'09'09。今までのコースレコードを3分以上縮めることができ大満足だ。
 tenさんもフルのベストを出し二人とも大満足の旅行でした。 
 

第24回マラソンに挑戦する会(金沢)その1

2005-05-02 15:09:14 | Weblog
 5月2日(月)8時川西能勢口でtenさんと待ち合わせ。弁当を買って9時20分発のJRハイウエーバスに乗車。午後2時頃金沢到着。ほぼ時刻通り、快適なバスの旅だ。早速、ホテルへ。駅近くのビジネスホテル河口へ直行。荷物を置いて金沢の町へ繰り出す。この町はいつ来ても、時間がゆっくり流れるような感じがして落ち着く。翌朝荷物を置くコインロッカーを確認し本屋へ立ち寄って近江町市場へ向かう。近江町市場はもう店じまいの様子。市場の中の回転寿司に入る。明日のことを考え、生ビールは中ジョッキ1杯で我慢する。帰りにダイエーとファミマで翌日の朝食を買う。夕方、町は少し肌寒い。あとはホテルに帰って寝るだけだ。帰ってシャワーを浴び10時ぐらいにはベッドに入り駅で買った「錦繍」宮本輝著を読みながら眠りに入る。