「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

         接待ゴルフとマナーの悪さ

2007-10-21 05:12:22 | Weblog
防衛省の守屋武昌前事務次官(63)が出入りの業者からなんと100回以上も
ゴルフの接待を受けていた。それも時には家族ぐるみ、多いときには月4回とい
うから毎週のように接待されていた勘定だ。防衛省には自衛隊倫理規定があ
り、利害関係者とのゴルフは禁じられている。ゴルフ場の受付では実名を使わ
ず、住所も架空の住所を使用していたというから本人は、やましいことを十分
承知の上でのことだ。公務員と業者とのゴルフ癒着は、今に始まったことでは
ないが、中央官庁の次官が週一で接待されていたのは前代未聞、ギネスものだ。

僕も若い時、接待する側でゴルフをしたことはあるが、接待されたことはない。
本来、不器用で運動神経も鈍いから、僕のゴルフはいつまでも上達しない。コ
ンペではいつもブービー・メーカーであった。たいてい、どのコンペにも初心者
がいて大たたきしてくれるお蔭だ。そんなゴルファーがゴルフを語る資格はない
のだが、人にたかってプレイするゴルファーは大概マナーが悪い。

自分でカネを出していないから、プレーが粗い。一緒に回っているプレーやおろ
か前後への配慮がない。後ろが詰まっていても、いつまでもグリーンをあけない。
平気で前の組がプレーしているのに打ち込んできたりする。二度と一緒にラウンド
したくない。守屋前次官とは幸いプレイしたことはないが、僕の”豊富”な経験
(月6,7回)からいって、多分彼もそうだと思う。

ゴルフもスポーツである。同じスポーツの亀田大毅君は、ルール反則を詫びて
頭をそって坊主頭になった。”インド洋の給油”問題で、国会が揺れている時、
本来は直接関係のないはずの、この問題で、野党が揺さぶりをかけてくるのは必
至だ。国会を空転させるその責任は大きい。大毅君同様、頭をまるめたらどうか。
もちろん、それでは済まされないがー。