バラとハーブ

バラ・薬用植物の勉強をする筈がまた育児!?
品種探しは左カテゴリからどうぞ。

野生美あふれるOldRose

2016-05-16 | オールドローズ・原種バラ


ジャック・カルティエ

ポートランド系オールドローズ
1868年フランス Moreau et Robert作出
樹高:1m前後・ブッシュ樹形
返り咲き・強香

同じポートランド系のシャンボールとの違いは・・・
開花する時の中心のもこもこや、シャンボールより平らに開く感じ
「絶対に下を向かないぞ」って言わんばかりに、上を向いて咲いています。
花が葉っぱに埋もれやすい

 

シャルル・ド・ミル

1746年以前 作出者不明
ハイブリッド・ガリカ系オールドローズ
1季咲き・樹高1m前後・強香・半日陰可

ずーっと前に、ハーブスクール講師に頂いたバラ。 
肥料を与えなくても、細い枝が周りの地面からにょきにょき生えて野性的に広がり茂るので、鉢植えで生育を抑えています。
ゴージャスな表情

うちのマダムイザックとシャンボール、モッコウ以外のOldRoseは、バラ友マダムから頂いたものですが、皆大事に育てています

  

ファンブリアータ

ルゴサ系オールドローズ
1891年フランス モレル?作出
返り咲き性・微香・樹高:1~2m
ややシュラブのブッシュ樹形・半日陰可

日曜日に、長女のピアノ発表会(審査)で長野の茅野市民館へ行きました。
美術館や図書館も備えたとても芸術的な建物で、中庭を見下ろせるガラス張りのスロープを上がっていく途中に図書スペースがあり、
樹木を空中から眺めるデスクで、趣味の園芸:バラ大図鑑をペラペラまくっていたら・・・
オールドとモダンRoseは、ただ作出年号だけで区別せず、オールドの血をひく各系統によって分けられるので、
1867年以降でもオールドローズと呼ばれる品種があるという様な事が書いてありました。
あ、なるほど・・・そういうことだったのか・・・と納得 勘違いしていなければ、ですけど
それでファンブリアータは1891年作出ですが、オールドorクラシックローズに分類されたルゴサ系に記されているのですね・・たぶん

  

マダム・イザック・ペレール

1880年フランス ギャルソン作出
返り咲き・樹高:2m 横張り型のシュラブ樹形
強香

ロゼッタ型の花がいつも整って咲き、周辺に甘く鮮烈な香りを放っています。
ただ、うちのは樹高の伸びが遅く、低い位置で茂っています。

  

紫玉

19世紀後半の江戸時代頃、日本で実生
ガリカ系オールドローズ
1季咲き・樹高1.5m・横張り性・細枝でよく茂る・半日陰可
中~強香

見た目、名前の通り・・・ぽんぽん咲きで可愛い

バラの好みは次第に変化していくもので、始めは巻き巻きエレガント好みだったのに、
最近は、自然の趣を感じさせる様な、花形が小さめ&ふわふわ淡色&ポンポン咲きの品種に視線がいきがち

ちょっと個性的なOldRose 2016

2016-05-10 | オールドローズ・原種バラ
 

スヴェニール・ド・ドクトル・ジャメイン
HP(ハイブリッド・パーペチュアル)系オールドローズ
1865年 フランス Lacharme作出
半つる・少し返り咲き・強香
赤から紫へと変化 
枝、硬め・樹高1.8m前後だが、あまり伸びない
多花性

 

オノリーヌ・ド・ブラバン
ブルボン系オールドローズ
1840年頃、作出者不明
シュラブ樹形だが、枝は割とまっすぐに伸びる・返り咲き・半日陰可・ストライプ入り中輪・強香
日陰に植えてある為か、全体の花数は少なめ・樹高1.6m前後


 

ブル・ドゥ・ネージュ
ブルボン系オールドローズ
1867年 フランス Lacharme作出
樹高1.2m前後・半つる(ほぼ直立)・枝細め・半日陰可・強香
四季咲きらしいが、日陰に植えた為か、花数少なく、たまに開花している
半日陰の方が美しく咲き、完全に開花すると、生クリームのようなふんわり感

  

バロン・ジロー・デュ・ラン
1897年 フランス Reverchon作出
白い縁のカップ咲き・半つる・2季咲き・中香
樹高1.8m前後らしいが、うちのは冬:中剪定にして夏:1.4m位までしか伸びない
小さい牡丹の様な気品と風格
名前をフルネームで覚えていても、どこで区切るのか?忘れがち

バラ盛り  その4  オールドローズ

2014-05-28 | オールドローズ・原種バラ
                                                       バロン・ジロー・デュ・ラン  作出:1897年フランス
                                                       HP系(ハイブリッド・パーペチュアル) 2季咲き 中香 樹高:1.8m 半つる 縁の白いラインが特徴
今回は香り高いオールドローズの様子です
モダンローズに比べ、花もちが短め、茎も細めだけれど、香りが強く、目を惹きつける独特の雰囲気を感じます

今日、意外な知人が2人、庭に訪れてくれました。ガーデニングとは関係ない所のつながりでしたが、偶然、バラを巡って会う事になりました
今までも何度か花好き人との出会いがありましたが、素敵な人達を引き寄せるバラの威力って凄いなぁ


 
ジャック・カルチェ  作出:1868年フランス
ポートランド系 返り咲き 強香 樹高1m 

 
スベニール・ド・ドクトル・ジャメイン  作出:1865年フランス
HP系 返り咲き 強香 樹高1.8m 半つる

 
コンテ・ドゥ・シャンボール  作出:1860年フランス
ポートランド系 四季咲き 強香(ダマスク) 樹高1.2m ブッシュ樹形

 
オノリーヌ・ドゥ・ブラバン  作出:1840年頃(詳細不明)
ブルボン系 返り咲き 強香 樹高1.8m 半日陰に強い

 
ファンブリアータ  作出:1891年
ルゴサ系 1季咲き 微香 樹高1m

 
マダム・イザック・ペレール  作出:1880年フランス
ブルボン系 返り咲き 強香 樹高2m つる

 
紫玉   作出;江戸時代頃 日本で実生  
ガリカ系 1季咲き 中香 樹高1.5m 半つる

 
左:カトリーン・ギヨー  作出:1860年フランス ルイーズオジェの実生 ブルボン系 返り咲き 強香 樹高1.5m?(実際はなかなか伸びない) シュラブ樹形
右:シャルル・ド・ミル  作出:1746年以前(詳細不明) ガリカ系 1季咲き 強香 樹高1~1.5m シュラブ?・・鉢植えでもよく茂ります

まずはOld Roseから

2014-05-15 | オールドローズ・原種バラ
                                                      スヴェニール・ド・ドクトル・ジャメイン

いよいよ我が家の庭も、宿根草とバラの出番がやってきました。ここ数日の暑さで、ぐんと咲き進みました
まずは、香り高いオールドローズの様子から・・・
オールドもイングリッシュもフレンチローズも、まだ咲き始めなのでポツポツですが、咲き進んだ株の全体像を撮ることができたら、後日またアップします。


 
左:スヴェニール・ド・ドクトル・ジャメイン  HP系(ハイブリッド・パーペチュアル系)半つる 返り咲き 樹高1.8m 強香 多花性。
  咲き始めは真っ赤、次第にしぶい赤紫に変化します。大雪が降った時、太い枝が折れてしまいましたが、復活してきました。

右:ファンブリアータ  ルゴサ系 樹高1m 1季咲き 微香
  カーネーションの様な花弁。中心が薄いピンクに色付きますが、ほぼ白の印象。

 
左:カトリーン・ギヨー  ブルボン系 ルイーズ・オジェの実生で誕生。希少 半つる 樹高?今は小型 返り咲き 強香 
  日当たりを良くしたら、花付きがとても良くなりました。4~5年前にオークションで入手。
  迫力のあるピオニーの横にひっそりと咲いているのに、豪華な巻き巻きの花弁と、オールド独特の華奢な枝ぶりがおしゃれで、オールドらしい品格が漂います。

右:バロン・ジロー・ドゥ・ラン HP系 樹高1.8m 半つる 2季咲き 中香 Eugene Furstの枝変わり
  病気に強く、葉もよく茂ります。元気になれば多花性。

 
左:ピンクのバラ・・・マダム・イザック・ペレール ブルボン系 樹高2m 半つる 返り咲き 強香・・甘く鮮烈な香り
  イギリスのバラ研究家:グラハム・トーマスさんが、香りを絶賛したそうです。・・うちの真向いに住むおばちゃんも香りに引き寄せられるらしい
  育児でずっと手入れをしなかったら主幹が病気にかかり、一度バッサリ切りましたが、脇から出ていた枝を大事にガードして育てたら、元気になってきました。
  右側の照り葉&つぼみは、モダンクライマーのピエールさんですが、数日でパッと咲きそうです。

右:オノリーヌ・ドゥ・ブラバン  ブルボン系 樹高:1.8m こんもりとしたシュラブ樹形 強香 返り咲き 半日陰や寒さに強い
  さり気ないストライプが素敵です。半日陰に植えた影響なのか、花数はやや少なめです。 

2011初夏の庭 その3 オールドローズと草花編・・+ちび

2011-09-18 | オールドローズ・原種バラ
モッコウバラのアーチ

毎年これが1番に咲き、バラの季節スタートです(ナニワイバラがあった頃はそれが先でした)


しばらく庭いじりしないと、草花の名前を忘れてしまいそうです
こうやって久々にブログにアップすると、復習しているような感じです。
でも間違っていたらごめんなさい。た・ぶ・ん大丈夫だと思いますが、あてにしないで見て下さい

 
左:マダム・イザック・ペレール
右:ブル・ドゥ・ネージュ

 
左:スヴェニール・ド・ドクトル・ジャメイン
右:カトリーン・ギヨー

 
左右ともオダマキ

 
左:エルダーフラワー
右:ゲラのジョンソンズブルー、ヒューケラ、キンポウジュ、その他色々・・・そういえば、クロユリが生えてくるはずですが・・ないですね

 
左:すかしユリ
右:ハニーサックル・・強香

 
左:アジサイ・・・切り戻しておいたら、最近幾つか再び咲きました。気候の影響もあるのかな?
右:柏葉アジサイ

 
左:ラークスパー
右:生後6~7か月頃・・・寝てくれると、着物の帯をほどいた時のような解放感です、、ホッ

オールドローズ10種とガーデンパーティ

2009-05-23 | オールドローズ・原種バラ
                    バロン・ジロー・デュ・ラン
                ハイブリッド・パーペチュアル系 強香 半つる 二季咲き

オールドローズは桃~赤系か白ばかり。その微妙な色の違い、模様の違いの中にも魅力がありますね~
オールドの香りは、イングリッシュと競うかそれ以上の深さがあると感じます
それに比べて新入りのフレンチローズ達はいかがなものか、今後が楽しみです。


左:ブル・ドゥ・ネージュ:ブルボン系 中香 半つるシュラブ 返り咲き 半日陰可
右:ジャック・カルチェ:ポートランド系 強香 ブッシュ 返り咲き 半日陰可


左:紫玉:ガリカ系 強香 半つる 一季
右:オノリーヌ・ド・ブラバン:ブルボン系 中香 つるシュラブ 半日陰可


左:シャルル・ド・ミル:ガリカ系 強香 小型シュラブ 一季咲き
右:マダム・イザック・ペレール:ブルボン系 強香 つる 返り咲き


左:ロサ・エグランテリア(別名:スイート・ブライヤー):原種 中~微香 シュラブ 一季咲き 
右:ヨーランド・ダラゴン:ポートランド系 強香 ブッシュ 返り咲き ※ハイブリッドパーペチュアル系とも言われる


左:ロサ・ガリカ・オフィキナリス:ガリカ系 強香 一季咲き シュラブブッシュ 別名:アポセカリローズ(薬屋のバラ) 

右:今日は県内外からの親戚18人が集い、お庭でBBQをしました。  
  約半数は小学生以下の子供達で大騒ぎ真夏のようなの一日でした。
  テーブル設置や食材の準備が終わり、皆の到着を待つ間、庭の花を摘んでザッとアレンジしてみました。
花材は、バラ(ピエール・ド・ロンサール、シンパシー)、キャットミント、チャイブ、ハニーサックル、
     ラミウム、シルバーレース、ニチニチソウ、カレープラント


左:日差しが暑いので、簡易テントを張り、BBQ用のテーブルセットを置いて・・・
  先程のアレンジをチョンッと置いてみました皆がやって来るのを楽しみに待ちながら
右:これは先日曇りの日に撮影した中庭への入り口。この奥の中庭側はハーブ、宿根草、樹木、果樹がメイン。


左:BBQのサイドメニューに、自分はこんなものを作ってみました(サンドイッチは取り分け後の残りですが・・)
  ブルスケッタ、生ハムとアボガドのサンドイッチ(ハーブバターは自家製)
  お料理上手な方々の差し入れも沢山あってテーブルの上が盛り沢山になりました
右:ワインゼリーにさっき紹介したロサ・ガリカ・オフィキナリス(薬効バラ)の花弁を入れたのですが、
  花弁が浮いて底面で固まってしまい、赤ワインなので隠れてしまいましたアレ?
 
ワインゼリーのレシピ4~6人分(容器による)
 ワイン・・150ml
 水  ・・150ml
 砂糖 ・・80g
 粉ゼラチン・・10g(ふやかさず60℃以上の液に直接入れられるタイプを使いました)
 レモン汁・・小さじ3~4

1)砂糖と水を鍋に入れ、中火にかける
2)砂糖が溶けたらゼラチンを入れ、沸騰前に火を止める
3)粗熱をとる
4)ワイン、レモン汁を加えて混ぜる
5)容器に入れて冷蔵庫で固める
反省:花弁など入れる場合、容器に液を少し入れて花弁を入れ、冷やし固めてから残りの液を入れるといいかも。

オールドローズ3種

2009-05-06 | オールドローズ・原種バラ
                   マダム・イザック・ペレール(ブルボン系)
巻き巻きで美しく咲いていました 濃厚な香りです。
冬に樹形をややコンパクトに剪定してアーチの中心からYの字に誘引したのですが、
全体に散らばって咲いてくれるかなぁ


左:スヴェニール・ド・ドクトル・ジャメイン(ハイブリッド・パーペチュアル系)
右:マダム・アルフレッド・キャリエール(ノアゼット系)・・・前回は変形していましたが、今回は本来の美しい姿で
   シルクのような花弁が柔らかく光っています

Moon River


黄モッコウバラ

2009-04-29 | オールドローズ・原種バラ
黄色いアーチになりました
バラもクレマも開花スタートしたので、
できたら品種を系統的にまとめながらアップしていこうかなーと思います
黄モッコウバラ
原種・一季咲き・樹高4~5m・半日陰や寒さに強い・トゲなし


やっぱりここをくぐるのが、子供も自分も楽しくなります
このアーチ手前のオベリスクにはパット・オースチン(カッパーイエロー)が植えてあり、奥にはマルガリータ、
パットの手前にはユリオプスデージーもあり、いわゆるイエローゾーンになってます
今年こそ宝くじ当たるかな
アーチ手前のユキヤナギが咲き終わり、モッコウが咲き、
モッコウが咲き終わる頃、このアーチ横のガレージ壁に誘引してあるニュードーン(白×淡いピンク)や
アンジェラ(濃いピンク)が咲く予定です

印象に残ったバラ・オールドローズ編

2009-01-08 | オールドローズ・原種バラ
                          オノリーヌ・ドゥ・ブラバン(ブルボン系)
今回は200年程前からこの世に存在し愛されてきたオールドローズ達。
ピンボケであまり良い写真は撮れなかったけれど、昨年も目と鼻とハートを楽しませてくれた
そんなオールド達の幾つかをピックアップしてご紹介

昨年からずっと晴れていた山梨も、明日はやっと雪が降る予報
庭の植物も子供も、雪は大歓迎
なのに明日は始業式で半日登園なのだ
どうせなら連休明けからスタートでも良いのにな

「お節やお餅に飽きた正月明けに一番食べたいものは?」と、
TV番組でインタビューに答えた街の人達。一番多かった答えは・・・
ラーメン、イタリアン、カレーライス。Ummm~確かに頷ける
で、うちの夕飯はひとまずレンジで簡単にできるチーズフォンデュ
ちょっと焼いたフランスパンも合うけど、ボイルした野菜が一番美味しかったなぁー
正月料理には日本酒だったけれど、チーズフォンデュにはやっぱりワインだなぁ~
なぁーんて、朝バナナでちょっと体重が減ったくらいで、気が緩んでいるかも!気をつけよぉ!


左:スヴェニール・ド・ラ・マルメゾン(ブルボン系)
右:ヨーランド・ダラゴン(ポートランド系 HP系とも言われる)


左:マダム・アルフレッド・キャリエール(ノアゼット系)
右:マダム・イザック・ペレール(ブルボン系)


左:ブル・ドゥ・ネージュ(ブルボン系)
右:黄モッコウ(原種)


左:コンテ・ドゥ・シャンボール(ポートランド系)
右:スヴェニール・ドゥ・ドクトル・ジャメイン(ハイブリッド・パーペチュアル系)


左:カトリーン・ギヨー(ブルボン系・ルイーズオジェの実生)
右:バロン・ジロー・デュ・ラン(ハイブリッド・パーペチュアル系)


左:ジャック・カルチェ(ポートランド系)
右:紫玉(ガリカ系)

誇り高くたおやかなオールドローズ達

2008-07-05 | オールドローズ・原種バラ
                     ヨーランド・ダラゴン
                 ポートランド系だが、HP系とも言われる
                     強いダマスク香
最初、オールドローズは春しか咲かないものだと思っていましたが、
系統によって返り咲きするんですよね~(ブルボン系・ポートランド系・ハイブリッドパーペチュアル系)

今日もカンカン照り 土曜日は子供の用事があるので庭作業はお休み
帰宅すると室内温度計が32℃もあり今年初めてエアコンを使いました。
夜の降水確率が50%の時は、雨量はあてにならないので
夕方、水遣りしながら雑草も取りました。雑草は無視するはずだったのに・・つい手が
蚊に腕の数ヶ所を一度に刺されたので、せっかくだからハーブで実験!
虫刺されに良いと言われ(消炎作用)、庭にあるハーブと言えば・・・キョロキョロ
コモン・セージ、バジル、ラベンダーなど。そこでセージとバジルの葉を患部にこすり付けてみました。
何も付けない所はプックリ膨らんでかゆみも持続しましたが、
付けた所は暫くしたら消失していました。セージの方が多少効き目が早いかな~?


スヴェニール・ド・ラ・マルメゾン 「マルメゾン庭園の思い出」という意味
ブルボン系 強香
やっとマトモに咲いてくれました
エピソードを知ると、このバラの近くに置きたくなるバラは・・・
ジョセフィーヌ、シャポー・ド・ナポレオン、ルデュテ
どんな関係の人達のバラかお分かりの方も多いでしょう
ロマンがあるけどもうバラは増やせません


マダム・イザック・ペレール  
ブルボン系 濃厚な香り
今回は小ぶりです
うちのルイーズ・オジェとして2年前くらいに買ったバラ、どう見てもマダムイザックにそっくり・・・
ルイーズ・オジェを調べ直してみると横から見た花の形がカップ状
もしや、品種違いかも


バロン・ジロー・デュ・ラン 
ハイブリッド・パーペチュアル系 2季咲き
昨日は開いていなかった筈・・なのに、良い顔を見せてくれました
今回は花弁縁の白いラインがかすかです。


左: コンテ・ドゥ・シャンボール ポートランド系 強いダマスク香
  虫に食べられたけれど、頑張って咲いたみたい
右: スヴェニール・ド・ドクトル・ジャメイン  ハイブリッド・パーペチュアル系 本来は強香
  葉っぱが黒点で全部落ちそうどうせなら潔くパッと散って新しい葉に生えかわって欲しい

麗しのオールドローズⅡ・6種

2008-05-22 | オールドローズ・原種バラ
                   バロン・ジロー・デュ・ラン
HP(ハイブリッドパーペチュアル)系 1987年フランス 樹高2m 半つる性 中~強香 二季咲き
1番花なので花数は沢山付きましたが、今回は本来のバロンの姿ではない咲き方でした
いつも咲き始めは赤に白い線が入り、咲き終わりは赤紫です。


今日は咲き終わりや雨で痛んだ花摘みと、混み合ってきた枝を切ったり、
雑草を取りながらお礼肥もやり始めました。
広くて沢山なので、できるだけ能率よく済ませるには、
冬に誘引などの仕立てをする時、作業し易いスペースを確保しておく必要もあると昨年反省したので、
今年は作業が昨年より多少はスムーズになりました。
それにしても、作業の後、庭中に散らばった花や枝を片付けるのも一仕事
あっという間に15時になり、幼稚園へ子供のお迎えに行きました
そしたら幼稚園のお友達が家へ遊びに来たので、菜園のいちご狩りをして、ガゼボで仲良く食べました
その後、放っておいても子供同士で遊んでくれていたので、
その隙に、家事や庭作業の途中で放っておいた物を片付ける事ができて、助かりました


ブル・ドゥ・ネージュ
ブルボン系 1867年フランス 樹高1.2m 半つる性 四季咲き 強香
これも本来はもうちょっと全体が丸みを帯びて、くるくるの生クリームみたいに咲くのですが・・この後なるのかな


ジャック・カルティエ
ポートランド系 1868年 樹高1.2m 四季咲き 強香 
浅めのカップで細かいフリフリの花弁。バラ友に頂いた挿し木を育てました。
イングリッシュR好きの自分でしたが、最近はこのオールドの良さが分かってきました
ジャックって、やんちゃ坊主のイメージがありますが、このバラの性質はどうかな・・・


ルイーズ・オジェ
ブルボン系 1851年フランス 樹高2m 半つる性 四季咲き 中香
これは設置場所が悪条件かなと思い、鉢植えのままにしてあります。
その為か、地植えのバラに比べると勢いが少なく、咲き姿もイマイチなものが多いです。
鉢の底から根が出ているようですが、場所を変えて地植えにしてあげようか、悩みます


ヨーランド・ダラゴン
ポートランド系(HP系とも言われる) 1845年フランス 樹高1.5m ブッシュ樹形 返り咲き性 強香
花弁がびっしりで重そうですが、茎がしっかりしているので今の所は支柱なしでも倒れません。


紫玉
ガリカ系 樹高1.5m 半つる性 一季咲き 中~強香 
横がフリフリに丸くなる時が可愛いです

麗しのオールドローズ6種

2008-05-11 | オールドローズ・原種バラ
寒い1日でした。
甲府の気温は15℃、河口湖方面は9℃台と1ケタだったそうです。
せっかく咲き始めたバラも、暑さでクッテリ、寒い雨に打たれてベッタリ
雨上がりに庭へ出てみると、所々でバラの香りが漂っていました。


スヴェニール・ド・ドクトル・ジャメイン  1865年フランス
HP(ハイブリッドパーペチュアル)系 樹高:約2m 半つる性 返り咲き性 強香
咲き始めは濃赤色、終わりは紫に変化。多花性
これから更にビッシリ咲きそう


マダム・イザック・ペレール 1880年フランス
ブルボン系 樹高:約2.5m 横張り性つる 返り咲き性 強香・甘く鮮烈
横にスーッと長くシュートが出るので、あんな風にコの字型に誘引してみました。
左写真は雨が降る前ですが、右はで少ししょんぼりしています。
これから元気に沢山開花すれば、鮮烈な香りを放ちます
右写真の手前のフェンスには、クレマチスのクリスタルフォンテンがよじ登ってきます
  

マダム・アルフレッド・キャリエール 1879年
ノアゼット系 樹高:5m前後 返り咲き性 中香 
しっとりとした日陰が似合う繊細なバラですね
巻き巻きカップ咲きも好きだけど、こんなルーズなクシュクシュも魅力的


カトリーン・ギヨー 1860年フランス
ブルボン系 樹高:成長してみないと分からないが、ルイーズが約2mなのでその位
ルイーズ・オジェの実生 パープルピンク 返り咲き性 強香
昨年オークションでGetしてしまったもの
まだ細くて小さいのに、花つきは抜群です。花径はまだ6cm程度と小ぶり
  

紫玉 
ガリカ系 樹高:1.5~2m 一季咲き つる性 中~強香
バラ友から3年?前に頂いた花枝を観賞後に挿し木して育てました。
昨年はうどん粉病でつぼみが開花する前にほぼ全滅
場所を変えて元気になり、今年は豊作の兆し
最初の1輪、開花までこぎつけましたでもちょっと変形
本来はもっとポンポンした可愛い花型なんです・・もしや又うどん粉か


オノリーヌ・ド・ブラバン 1840年頃
ブルボン系 樹高:2~2.5m シュラブ状つる性 返り咲き性 強香 花径8cm前後
ピンクにパープルのストライプが入るカップ型 次第にルーズに開花
大きな手作りフェンスに自由に枝を伸ばさせています。 
ので・・・高い所へ手を伸ばして撮影

オールド・クライマー3種

2008-05-07 | オールドローズ・原種バラ
               スヴェニール・ド・ドクトル・ジャメイン(HP系):赤から紫に変化・多花性・強香
オールドローズも咲き始めました。
まだ咲き始めたばかりで沢山咲いていないので、まとめましたが、
沢山咲いたら又改めてご紹介します

 
アーチ上方から咲きはじめ・・バラゾウムシ?につぼみ3個切られましたどうせなら葉っぱにして欲しいよ
右:一番好きなマダム・イザック・ペレール(ブルボン系)
・・いつもより多少色が薄めです。もしや牛糞堆肥の塩分のせい


マダム・アルフレッド・キャリエール(ノアゼット系)
咲き始めに中心がほんのりピンクでとても魅力的ですが、こういう姿は短時間
白に退色してクシュクシュとルーズなカップ型に開きます
右写真手前の小さなつぼみ軍団は、コーネリア

黄モッコウのアーチ

2008-05-01 | オールドローズ・原種バラ
ここ数日の暑さでいっぱい咲きました・・昨日の甲府は28℃

  

新苗を植えて約3年が過ぎ、まだ完全なアーチ型ではありませんが、
丁度、ガレージの壁まで届きました

ガレージ壁にはニュードーンやアンジェラが誘引してあり
モッコウが終わってから咲き始めます。

右写真: 外側から見るとちょっぴりマウンテンゴリラ型だったかな

黄モッコウバラ

2008-04-24 | オールドローズ・原種バラ
原種 春咲き 微香 樹高:4~5m 半日陰に強い 寒さに強い とげなし

我が家のバラ第1号が咲きました
こまめに整枝しておいたので、今年は昨年よりも形の良いアーチを描いてくれると期待

昨年までの1号は、裏庭フェンスに6m程絡まったナニワイバラでした。
管理が大変で昨年知人にあげてしまったので、あの白い花滝の流れが見られずちょっと寂しいです。


アーチ上方・・妖精がパカッパカッと小花に変身
右:おまけ 西洋オダマキ 2号開花・・隣のラムズイヤーがスゴイ勢いで成長中なんです