バラとハーブ

バラ・薬用植物の勉強をする筈がまた育児!?
品種探しは左カテゴリからどうぞ。

前景彩るMiniRose

2016-05-31 | ミニチュア系バラ
   
サンレモ
デンマーク ローズフォーエバー社
色の変化、花弁の量、花もちの良さ、樹勢の強さが魅力です。繰り返し咲き
夜、門花壇のマリンランプに照らされると、昼間と違った心和む雰囲気が楽しめます。

  
グリーンアイス
1971年 ムーア作出
花色が白から1週間くらいでグリーンに変わっていきます。
細枝のシュラブで支えがないと地面に倒れやすいです。
そこで、剪定した太い藤の枝をリース状に丸め花壇の縁に立てたら、ナチュラルな支柱になりました。

  
ミミエデン
2000年 フランス メイアン社
ブッシュ樹形

うどんこ病がつきやすいですが、木酢消毒したら今のところ大丈夫そうです。
つるタイプにはまだ会ってないので、実物を見たいです。
ミミエデン横のポットにさしておいたオルレヤがクタクタになってますが・・見逃してください

  
たぶん・・・マザーズデイ
お店の札にミニバラとしか書いてなかったものですが、花や葉っぱの形状からおそらくマザーズデイかな?と思われます。
ころころした小花が可愛いです。
ただ今、ブルーのゲラニウム・ジョンソンズブルーとコラボしています。

   
スノーシャワー
1996年 アメリカ
クリーピングタイプ
樹高1m前後 繰り返し咲き
こちらは、つるヒストリーとコラボ中

ラブリーな遅咲きClimber

2016-05-29 | クライミング(つる)系バラ
   
シンデレラ
2003年 ドイツ Kordes社作出
繰り返し咲き・中香・樹高2~3m・日陰に強い
2002年バーデンバーデン、ジュネーブ、ローマコンクールで受賞

何かの買い物ついでに発見して購入した新入りなので、まだ生育途中ですが、予想以上に可愛いかったです。
シュートの更新はあまりしない品種で、主枝の側枝に何年も花を咲かせるそうなので、
主枝をしっかり横に寝かせて誘引しないと変な樹形のまま固まってしまいそうです。
枝が柔らかいうちに誘引方法をよく考えておこ~…

   
ニュードーン
1930年 アメリカ サマーセット・ロ-ズ・ナーセリー作出
繰り返し咲き・中香・樹高5m Dr.W.Van.Fleetの枝変わり

作業の都合上、2.5m位に樹高を抑えてあります。が、もっと枝が出る向きを考えて誘引しないと、長~く下へ垂れて、花が下向きになってしまいます。
壁面の枝を、夏の剪定で、もっと主幹脇から出る枝が増やせるように、切る位置を考えたいと思います。
モッコウバラのアーチへも少し伸びてきました。
モッコウとは花期がずれるから、もっとニュードーンの枝をアーチへ誘引しようかなと思っています。

   
つるヒストリー
2009年 ドイツ タンタウ作出
繰り返し咲き・微香・樹高3m

ピエール、ミミエデン、シンデレラ、ヒストリーは、4姉妹のような表情
アーチに誘引しようとしていますが、下からの枝が多く出て、上の方へなかなか伸びてくれません。
しかし、隣の白い小花のスノーシャワーと時期が一緒なので、低い位置で華やかラブリーにコラボしています。

シャキッと遅咲き大輪Clematis

2016-05-27 | ジャックマニー系・クレマチス(強剪定)
ジャックマニー系クレマチス
中~大輪 新枝咲き 強剪定

   
ミクラ
花期:5~10月
ツル:2~3m

よく返り咲きます。白花弁に入ったラインが魅力です。
大輪なので、少数でも目立ちます。

  
フルディーン
1914年~ フランス
ビチセラ系との交配種なので、ビチセラ系で分類されている事もあるようです。
やや中輪
花期:5~10月
ツル:2~3m

アルバ・ラグジュリアンスの勢いに負けて埋もれてしまい、かき分けたらフェンスの上方に見つけました。
本来はもっといっぱい咲くと思います。

   
ハーグレイ・ハイブリッド
花期:6~7月?
ツル:3m前後

ロイヤルサンセットとピエールのアーチの日陰でひっそり咲いています。
2m弱くらいしか伸びないので、もうちょっと日照が欲しいかな?
半日陰の方がきれいな色を保ちますが…
やっぱり、バラよりクレマの扱いの方が難しいです。

乙女チックなClematis

2016-05-27 | パテンス系・クレマチス(弱剪定)

ピール
パテンス系クレマチス
旧枝咲き・弱剪定
1988年 エストニア UnoKivistik作出
花期:5~9月
ツル:2m前後

矮性でコンパクト。小さく自己主張しているようで可愛いです。
2m位伸びるはずですが、日照が足りないのか?なかなか伸びず、60㎝くらいです。
花弁も5枚のはずですが、4枚~5枚と不安定。
もっと日の当たる場所へ引越せば安定するかもしれないけれど、クレマは移植を嫌うらしいのでそのままです。

直立小型の Integrifolia

2016-05-27 | インテグリフォリア系クレマチス(強剪定
インテグリフォリア系クレマチス
細く直線の茎で、小型です。
繰り返し咲き・強剪定


アラベラ
花期:6~10月
草丈:80cmくらい

茎が倒れて折れやすいので、小さいオベリスクとワイヤーで固定しています。


ヘンダーソニー
ブッシュタイプ
花期:5~10月

ベティの様なベル型でもなく、先端がカールして踊っているような花弁

涼風に揺れるClematis

2016-05-26 | ビチセラ系・クレマチス(強剪定)
夏のような陽射しが続きましたが、まだ5月だけあって時折ひんやり涼しい風を感じます
いよいよ庭にクレマチスが目立ってきました。
ビチセラ系クレマチスは、強健、多花性、花が小ぶりでバラとの相性が良いので、我が家には多い品種です。
新枝咲き・強剪定タイプ

  
エミリア・プラター
1967年 ポーランド StefanFranczak作出
花期:6~9月
ツル:2~3m
半日陰向き

  
アルバ・ラグジュリアンス
1900年頃 イギリス Veitch&Son作出
花期:6~10月
ツル:3~4m

白い花弁の先がグリーンに染まって爽やかに可愛いですが、生育旺盛です。
隣にフルディーンがいたのですが、こまめに誘引し忘れて、アルバの中に埋もれてしまいました。
広範囲なフェンスのある場所が適していそうです。

  
エンテル
1981年 エストニア キビスティク?作出
花期:5~10月
ツル:2~3m

淡いピンクがかった白でシャリシャリと風に揺れる感じが可愛いです。
エアコンの室外機2段を隠そうと植えて、もう少しで隠れそう・・でも冬には剪定しちゃうけど

  
コンテス・ド・ブウショウ
別名:コンテス・ド・ボジャール  遅咲き大輪系でもある(ジャクマニーの交配種)
1900年 フランス Francisque Morel作出
花期:6~10月
ツル:2~3m
半日陰向き

ジャクマニーの血をひいている為か、他のビチセラ系より花が大きめで、いっぱい咲くので、迫力があります。
色も映えます。耐暑性は中くらいとの事ですが、1日中強い日光を浴びる場所にいても問題なく毎年咲いています。

ブウショウとコレボンと白万重を誘引したガゼボで、庭を眺めながら、たまに友達や子供とお茶やランチをしていましたが・・・
それも5月までか?天井に布を取り付けて陽射しを遮っていますが、今後更に30℃越えの暑さになると外にいられなくなりそう。

  
ベティ・コーニング
1933年 アメリカ BettyCorning作出
花期:6~10月
ツル:2~3m
半日陰向き

ベル型の涼しげな表情です。良く茂ります。
今年こそは、と、エミリア&ベティが絡まらないように、こまめにアーチへ誘引しました。

  
マダム・ジュリア・コレボン
1900年 フランス フランシスク・モレル作出
花期:6~10月
ツル:2.5~3.5m
生育旺盛

庭を見に来てくれた可愛いおばちゃま2人が、コレボンを見て、「あれま!見て見て~珍しいバラだわ~」と。「でもなんだか様子が違うわよ」とキョロキョロ
それはクレマチスだと伝えましたが、庭作業しながら、お笑いコンビ系2人のボケとツッコミ会話を聴いて、楽しませてもらいました。

色彩豊かなFrenchRose

2016-05-25 | フレンチローズ
フレンチローズは個性豊かで、樹勢が強く、芳醇な香りのバラが多いですね


ラ・ローズ・ドゥ・モリナール
2008年 Delbard作出
繰り返し咲き・強香・樹高1.5m前後 ややシュラブ樹形

とてもいい香り
樹勢が強く、太めの枝がびゅんびゅん伸びて、しっかり上向きに、ふくよかな花が沢山咲きます。

   
マルク・アントン・シャルポンティエ
2005年 Guillot Dominique Massad作出
繰り返し咲き・中香・つる性・樹高2m シュラブ樹形

アーチのクレマチス1本が、昨年、強風で根元から折れてしまい、一度小さい芽が出たのですが枯れてしまい、その跡地にこれを迎え入れました。
咲き始めは中心が黄色で周囲が白く濃淡がはっきりしていますが、みるみる全体が白くなります。
多花性でつぼみが次々につきます。これから成長しても、こんな感じが持続して欲しいです。

  
フランシス・ブレイズ
1997年 Guillot作出
繰り返し咲き・強香・樹高1.3m前後 横張り性 シュラブ樹形

愛らしいアプリコットピンクです。
これも新入りです。ガゼボの横の藤の葉が茂ってきて半日陰のせいか、遅咲きなのか、最近咲き始めました。

  
ナエマ
1998年 Delbard作出  交配:ヘリテージ×GrandSiecle
繰り返し咲き・強香・樹高2m前後 半つる

淡いピンクのディープカップが徐々に開いていく様子が、まるでシフォンのドレスをまとったお嬢さん

  
シャルトルーズ・ドゥ・パルム
1999年 Delbard作出
繰り返し咲き・強香・樹高80cmくらい ハイブリッドティー系

大きいのが、ぼよ~んと咲いてます。
こういうバラの周囲は、葉っぱのきれいなハーブやシャリシャリした宿根草を混植してあげるとバランスがとれるかな

  
サンテグジュペリ
2003年 Delbard作出
繰り返し咲き・強香・樹高1.2m 半横張り性 ハイブリッドティー系

深紅というより、鮮烈なショッキングピンク。
サマーソング同様、周囲と溶け込もうとせず目立つので、ハーブのローズマリーやサントリナ、ヒューケラ、ガウラで囲み、景色を中和させています。

繰り返しいっぱい咲くFloribunda

2016-05-23 | フロリバンダ系バラ

ボレロ
2009年フランス Meilland作出
返り咲き・強香・樹高:約80cm 横張りのブッシュ樹形

フロリバンダ系にしては珍しく薫ります。
交配:キモノ×シャリファアスマ

  
結愛(ゆあ)
2011年 京成バラ園芸作出
繰り返し咲き・強香・樹高約1m・ブッシュ樹形

オーギュスティーヌ・アレムの様なクラシカルな表情
巻き巻きの花弁が開ききらないまま退色し、固まったままで散りません。
枝ぶりがとてもしっかりしています。

  
ブラスバンド
1995年アメリカ Jackson&Perkins作出
繰り返し咲き・微香・樹高1.2m前後・ブッシュ樹形

オレンジ系のグラデーションとフリルの花弁が魅力です。
花もちよく、退色しても花弁が散りません。

  
コルデス・マジェンタ
1954年ドイツ Kordes作出
繰り返し咲き・中香・樹高1.2m前後・シュラブ状半つる

時々、つぼみのまま、下の茎10㎝位と一緒に変色して、ボトッと落ちてしまう事があります。病気かな

  
ピンク・エリザベス・アーデン(別名:ゲイシャ)
1964年ドイツ Mathias Tantau, jun作出
繰り返し咲き・微香・樹高70㎝前後・半横張り性

まだ植えて間もないので弱々しい咲き方です。成長すると、淡いピンクの房咲きで濃淡が美しいようです。

端正な顔立ちのEnglishRose

2016-05-22 | イングリッシュ&シュラブ系バラ
EnglishRoseの多くがデヴィッド・オースチンさん作出。カップ咲きが多いですね


チャールズ・レニー・マッキントッシュ
1988年作出
繰り返し咲き・強香・樹高1m前後・花もちが良く多花性

ハーブと自然に溶け込む感じが、大好きです 
色、形、香り、花数、樹形、耐病性、全てにおいて優秀です

  
アブラハム・ダービー
1985年作出
繰り返し咲き・強香・樹高1.5m前後・大輪

  
ガートルード・ジェキル
1986年作出
返り咲き・強香・樹高1.8m前後
香水原料に使用されている

枝は太め、大小鋭いトゲが多い。つる性らしいけれど、うちのは天に向かってまっすぐ枝を伸ばし巨大ブッシュと言った感じ。

  
エヴリン
1991年作出
繰り返し咲き・強香・樹高90㎝前後 ブッシュ樹形 

小柄な割に、花が大きいですが、周囲が白っぽく中心アプリコットピンクのクシュクシュが素敵。香りはノックアウトされるくらい

  
サマー・ソング
2005年作出
返り咲き?ちょっと気まぐれに咲く・強香・樹高1m前後
周りと溶け込もうとしない鮮烈なオレンジ

   
ジェントル・ハーマイオニー
2005年作出
返り咲き・強香・半つる・樹高1.5m前後 
枝は細めですが、硬いので、ほぼ上向きに花がつきます。
咲き始めは中心がほんのり色づいてキュート、咲き終わりは白っぽくなります。

  
セント・セシリア
1987年作出
繰り返し咲き・強香・樹高1.3m前後 シュラブブッシュ樹形

1日中日が当たるロックガーデンに植えてありますが、花弁が焼けにくく、花もちが良いです。
問題は・・花のベッドの中心に、時々こがね虫さんが寝ている事! しかも花弁を蹴って寝相悪~

  
パット・オースティン
1995年作出
返り咲き・中香・樹高1.5m前後・枝細め・花もちは短め

株が大きく育ってくると、繰り返しよく咲きます。
うちのは病気で枝をだいぶ切ったので、小さくなってしまいましたが、少しずつ復活してきました。

  
ヘリテージ
1984年作出
繰り返し咲き・強香・樹高1.2m前後・トゲ少ない

咲き始めのシルキーな花弁が素敵です。中心がほんのりアプリコットピンクに色付いて・・・
シュラブブッシュ樹形

毎年会えるペレニアル(Perennial)

2016-05-22 | バラ全般・花・ハーブ・樹木
Perennialは絶え間ないという意味で、植物では宿根草の事。毎年、時期を迎えると、成長した姿を地上に現してくれるので、徐々に愛着が湧いてきます。

まずはピオニー(シャクヤク)から・・・
  

  

  
朝霧草は手の平サイズでしたが、日向のここへ移したら、シダを押しのけてビッグになっています。シダ=こごみ(クサソテツ)は天ぷらで食べられるようですが、まだ一度も食べていません。
ラベンダーは、耐寒性のある富良野かイングリッシュ系だったと思います。庭の各所にグロッソやラバンジンなど各系統を植えたらどれだったか忘れてしまいました
マーガレットは1年草ですが、繰り返しよく咲くので、春に植えています。
青緑グラスのフェスツカ・グラウカは、株分けして庭の各所に移植しています。
カラーは、キンポウジュの木陰で日光を遮っています。
ローズマリーは常緑で冬もグリーンが残り魔除けの意味もあるのでゲート近くに配置し、コルジリネは銅葉のさし色として植えました。

  
リナリアの紫小花、ヒューケラの赤小花、ジャーマンダーセージのブルー花が、きれいに揃っています。
ホスタ、トラノオ、カラーとも、冬の間は地上部が殆どなくなり、うっかり何か植えようとするとスコップで根を痛めてしまうので、春までそーっとしておきます。
ニゲラは1年草ですが、こぼれ種で毎年増えて、意外な所にも顔を出しています。ブルーの希少品種も植えましたがすぐに滅びてしまい、一重で薄ピンクのニゲラが雑草の様な強さを発揮しています。
ラムズイヤーも茎をにょろにょろ這わせて広範囲に広がるので、株分けして庭の各所に移植しています。

   
ヤブランも株分けしたものです。葉が長く伸びると上の方がつぶれてくるので、長さ調節や縦にすくような感じでカットし、適度な丸み感を出しています。
ブルネラ・ジャックフロストは半日陰で管理ですが、ここは全く日が当たらない場所なので、成長が少し弱い気がします。
ロックガーデンのショウブもホスタも増えて、少しずつ移植しています。スノーフレークは増えすぎて花後は葉が茂って困ります。
ヤマボウシの木を家の2階から見下ろした様子。実は、4枚の白いのは花でなく、総苞片というもので、中心の黄緑の20~30球集まった小さいのが花だそうです。

ふわふわShrubRose

2016-05-21 | イングリッシュ&シュラブ系バラ

ラベンダー・ドリーム
1984年オランダInterplant作出
返り咲き・微香・樹高1.5m前後

ランドスケープのバラは、Fアレンジで言うフィラフラワーの役割をしてくれるので、
個性の強いバラ同士の空間を埋めて、景色全体を中和し、ふわふわなボリューム感を与えてくれます

    
ラベンダー・ラッシー
1960年ドイツ Kordes作出 分類:ハイブリッドムスク
返り咲き・強香・樹高3m前後・半日陰可

中輪のぽんぽん咲きでパステルカラーの濃淡がきれい。しゃぼんの香りもして好感度バッチリなバラです
以前、日陰に植えておいた大苗が病気にかかり、枯れる前に挿し木しておいたものが、ここまで成長しました

景色を造るClimbingRose

2016-05-21 | クライミング(つる)系バラ

ピエール・ドゥ・ロンサール
1987年フランス メイランド・インターナショナル作出
少し返り咲き・微香・樹高3m前後

犬も歩けばピエールにあたる・・くらいの人気者
1枚目の写真のように、見上げた時の青空とピエールの花色の組み合わせが好きです

   
パレード
1953年アメリカ E S Boerner作出
繰り返し咲き・中香・樹高3.5m前後

花の周囲が淡く中心が鮮やかなピンク色。花型は少し乱れがち。
今回は誘引の仕方がいまいちなので、新枝の伸び方と花の付き方をよく覚えておいて、冬に誘引を再挑戦。

  
シンパシー
1964年ドイツ Kordes作出
返り咲き・中~強香・樹高3m前後

裏庭から引っ越してきました。よく咲き、花もちも良いです。

   
サンセット・グロウ
2007年イギリス Christopher H.Warner作出
返り咲き・強香・樹高2m前後

新入りなのでまだ小さいですが、多花性です。花もちは短めで、色がくすんできたなと思うとパッと散ります。

  
アンジェラ
1984年ドイツ Kordes作出
2季咲き・無香・樹高3m前後 シュラブ樹形

日陰でもにぎわって咲きます。枝が柔軟なので誘引し易いです。花もちは短めです。
日陰だからか?薄めのピンク色ですが、1日中日向の場所に咲いていた時は、濃いピンク色でした。

お庭へどうぞ♪

2016-05-20 | 庭の様子
毎年、5月20日頃が我が家のバラピークでしたが、今年は1週間ほど早まりました。
お庭の様子をご紹介しますので、お散歩する感じで、どうぞお入りください

  
門を1歩入って右手・・・奥のアーチはピエール、左側が中央花壇です。
門を1歩入って左手・・・エゴの木の下に混植。バラが一休みすると、アジサイやクレマチスが咲きます。
中央花壇はバラとハーブの混植。下はジャーマンダーセージ。-5℃まで耐寒と表示してありましたが、もっと冷えても大丈夫。ジギタリスも咲き始めました。

  
中央花壇の隅に、茂り過ぎない常緑樹のカクレミノを植えてあります。周りのエゴの木、ヤマボウシ、ツリバナは落葉なので、冬に緑を残すために…
中庭へ続く小道は中央花壇を挟んで2本造ってあります。風通しや手入れのし易さを考えてデザインしました。
中庭の少し手前・・日陰で弱っていたラベンダーラッシーをこちらへ引っ越し、ぐんぐん復活。もっと成長すると華やかな空間を演出してくれます。

    
ラベンダーラッシーの反対を向くと、マッキントッシュの中央花壇と小道を挟んで宿根草花壇があります。
カラーが年々大きくなっています。ヒューケラもポイントです。そろそろゲラニウム、リナリア、そのうちタツナミソウ、ストケシア、トラノオも咲きます。
右隅の赤いモサモサはキンポウジュ。白いオルレアの奥がクレマチス・エミリアプラターとベティコーニング(タコ型)のアーチが続きます。
アーチにもたれたピンクのバラはパレード。その手前に、フレンチのつるバラ、シャルポンティエを新しく植えたので、来年以降はアーチに白×薄黄の中輪バラが絡んでいるかな
バラのパレードに近付くと、中庭のガゼボが見えてきます。パレードの隣にジュビリー・セレブレーションがいるのですが、昨年病気にやられ枝数が減りました。

   
アーチをくぐって振り向くと、左手にフレンチのビアンブニュさんがワイワイ咲いています。タコ型クレマのベティコーニングと共演。
ガゼボには、クレマのマダム・ジュリア・コレボン(深紅)とコンンテス・ド・ブーショウ(ピンク)、反対側に白万重も絡んでいます。ガゼボの奥が以前アップしたロックガーデンです。
コレボン下のシルバーのハーブは、サントリナ・・虫よけハーブ。オレンジのバラはブラスバンド。樹木はハート型葉っぱのカツラ
ブーショウ、コレボン、ベティ、エミリアとも皆、ビチセラ系クレマチス。他の系統より失敗無く、中輪多花性で安心です
2本の小道の外側に続く道からは、Frenchのラ・ローズ・ドゥ・モリナールやEnglishのアブラハム・ダービー、その他周辺にガートルードジェキルやモニークダーヴ..etc薫りエリアです。
この左を向くと、以前アップしたクライマー:ロイヤルサンセットのアーチの小道になります。

 
ゲートに戻って、エゴの木の花吹雪の様子をご紹介。雪が降ったように辺りが真っ白になり、香りが強く漂い、刺さない小太りハチ君も飛んできます。
夜、チビを寝かしつける時、お姉ちゃんが弾くバッハやドビュッシーのピアノを聴きながら、窓を開けて群青の夜空を見上げると、光り輝くお月さま。
風が強く吹いてカツラの枝を揺らし、ザワザワと葉っぱが擦れる波のような音がして…幻想的だなぁと心地よく思っていると…
チビは暗闇で目をキョロキョロさせ「トトロが出てきそうで怖い」と抱きついてきました。子供と大人ではかなり感覚が違うんだなぁ~
お月さまと樹木の様子が素敵だったので、カメラで撮ると、チビ、「うまく撮れた?」と画像チェックし、「Good Job!」と・・・モウ、コワクナイノ?

アーティスティックなFrenchRose

2016-05-17 | フレンチローズ
 

ビアン・ヴニュ

1999年 Delbard作出 スヴニール・ダムール・シリーズ
繰り返し咲き・シュラブ・半つる・樹高1.5m前後
強香・・・第11回ぎふ国際ローズコンテスト ベストフレグランス賞受賞

「Bienvenue」ビアンヴニュって変な名前と思っていたけれど「ウェルカム」の意味だったのですね
明るい歓迎にふさわしい大きめの華やかなバラ
茎がしっかりしているので、スプレー状に咲いても下を向きませんが、支えが必要で、
うちのヴニュちゃんは、半円のトレリス+細ワイヤーで枝を支えています。

  

パヴィヨン・ドゥ・プレイニー
1863年 Jean-Baptiste pere Guillot作出
繰り返し咲き・樹高60cm前後・細枝・半つる・希少種

いわゆるミニチュアです。樹勢、花型とも、オールドローズ的。
花弁の表裏の色が違うリバーシブル花弁が特徴。

  

シャルトルーズ・ドゥ・パルム

1999年 Delbard作出
繰り返し咲き・強香・樹高80cm程

甘く濃厚な香り
低い樹高に対して花が大きめなので、もうちょっと枝数を増やして花を小さくしたいところですが、
なかなか枝が増えません。もっとこまめにカットすればいいのかな

野生美あふれるOldRose

2016-05-16 | オールドローズ・原種バラ


ジャック・カルティエ

ポートランド系オールドローズ
1868年フランス Moreau et Robert作出
樹高:1m前後・ブッシュ樹形
返り咲き・強香

同じポートランド系のシャンボールとの違いは・・・
開花する時の中心のもこもこや、シャンボールより平らに開く感じ
「絶対に下を向かないぞ」って言わんばかりに、上を向いて咲いています。
花が葉っぱに埋もれやすい

 

シャルル・ド・ミル

1746年以前 作出者不明
ハイブリッド・ガリカ系オールドローズ
1季咲き・樹高1m前後・強香・半日陰可

ずーっと前に、ハーブスクール講師に頂いたバラ。 
肥料を与えなくても、細い枝が周りの地面からにょきにょき生えて野性的に広がり茂るので、鉢植えで生育を抑えています。
ゴージャスな表情

うちのマダムイザックとシャンボール、モッコウ以外のOldRoseは、バラ友マダムから頂いたものですが、皆大事に育てています

  

ファンブリアータ

ルゴサ系オールドローズ
1891年フランス モレル?作出
返り咲き性・微香・樹高:1~2m
ややシュラブのブッシュ樹形・半日陰可

日曜日に、長女のピアノ発表会(審査)で長野の茅野市民館へ行きました。
美術館や図書館も備えたとても芸術的な建物で、中庭を見下ろせるガラス張りのスロープを上がっていく途中に図書スペースがあり、
樹木を空中から眺めるデスクで、趣味の園芸:バラ大図鑑をペラペラまくっていたら・・・
オールドとモダンRoseは、ただ作出年号だけで区別せず、オールドの血をひく各系統によって分けられるので、
1867年以降でもオールドローズと呼ばれる品種があるという様な事が書いてありました。
あ、なるほど・・・そういうことだったのか・・・と納得 勘違いしていなければ、ですけど
それでファンブリアータは1891年作出ですが、オールドorクラシックローズに分類されたルゴサ系に記されているのですね・・たぶん

  

マダム・イザック・ペレール

1880年フランス ギャルソン作出
返り咲き・樹高:2m 横張り型のシュラブ樹形
強香

ロゼッタ型の花がいつも整って咲き、周辺に甘く鮮烈な香りを放っています。
ただ、うちのは樹高の伸びが遅く、低い位置で茂っています。

  

紫玉

19世紀後半の江戸時代頃、日本で実生
ガリカ系オールドローズ
1季咲き・樹高1.5m・横張り性・細枝でよく茂る・半日陰可
中~強香

見た目、名前の通り・・・ぽんぽん咲きで可愛い

バラの好みは次第に変化していくもので、始めは巻き巻きエレガント好みだったのに、
最近は、自然の趣を感じさせる様な、花形が小さめ&ふわふわ淡色&ポンポン咲きの品種に視線がいきがち