バラとハーブ

バラ・薬用植物の勉強をする筈がまた育児!?
品種探しは左カテゴリからどうぞ。

バラ盛り  その4  オールドローズ

2014-05-28 | オールドローズ・原種バラ
                                                       バロン・ジロー・デュ・ラン  作出:1897年フランス
                                                       HP系(ハイブリッド・パーペチュアル) 2季咲き 中香 樹高:1.8m 半つる 縁の白いラインが特徴
今回は香り高いオールドローズの様子です
モダンローズに比べ、花もちが短め、茎も細めだけれど、香りが強く、目を惹きつける独特の雰囲気を感じます

今日、意外な知人が2人、庭に訪れてくれました。ガーデニングとは関係ない所のつながりでしたが、偶然、バラを巡って会う事になりました
今までも何度か花好き人との出会いがありましたが、素敵な人達を引き寄せるバラの威力って凄いなぁ


 
ジャック・カルチェ  作出:1868年フランス
ポートランド系 返り咲き 強香 樹高1m 

 
スベニール・ド・ドクトル・ジャメイン  作出:1865年フランス
HP系 返り咲き 強香 樹高1.8m 半つる

 
コンテ・ドゥ・シャンボール  作出:1860年フランス
ポートランド系 四季咲き 強香(ダマスク) 樹高1.2m ブッシュ樹形

 
オノリーヌ・ドゥ・ブラバン  作出:1840年頃(詳細不明)
ブルボン系 返り咲き 強香 樹高1.8m 半日陰に強い

 
ファンブリアータ  作出:1891年
ルゴサ系 1季咲き 微香 樹高1m

 
マダム・イザック・ペレール  作出:1880年フランス
ブルボン系 返り咲き 強香 樹高2m つる

 
紫玉   作出;江戸時代頃 日本で実生  
ガリカ系 1季咲き 中香 樹高1.5m 半つる

 
左:カトリーン・ギヨー  作出:1860年フランス ルイーズオジェの実生 ブルボン系 返り咲き 強香 樹高1.5m?(実際はなかなか伸びない) シュラブ樹形
右:シャルル・ド・ミル  作出:1746年以前(詳細不明) ガリカ系 1季咲き 強香 樹高1~1.5m シュラブ?・・鉢植えでもよく茂ります

バラ盛り  その3 イングリッシュローズ

2014-05-25 | イングリッシュ&シュラブ系バラ
                                                      エヴリン   とってもいい香り  
                                                     
                                                      四季咲き 強香 樹高90×75cm 
イングリッシュはオールドに比べ、力強い枝ぶりと、整った花弁の多い大きめの花、という印象があります。
香りもやや強めの品種が多いですね

出産育児でしばらく庭の手入れができない間に、小型のイングリッシュが数本病気にかかり、枯れてしまいましたが、
最近もう一度会いたいと思ったのは、アンブリッジ、エヴリンで、この春コマツG から我が家へ迎え入れました
場所を変えて植えましたが、今度こそ丈夫に育てたいです

 
左右:チャールズ・レニー・マッキントッシュ  四季咲き 強香 樹高1m 半つる~シュラブブッシュ樹形   
   秋まで花付きがとてもいいです。枝が細めなので、支えが必要。

 
左右:セント・セシリア  四季咲き 強香 樹高1.3m 
   秋までよく咲きます。しっかりした枝ぶりなので、支え不要。
   咲き始めは中心が淡いピンクで咲き終わりは白に退色

 
左右:ジェントル・ハーマイオニー  四季咲き 強香 樹高1~1.5m 半つる 少なめのスプレー咲き 
   なんともやさしい表情を見せてくれます。 花は早めに散りますが、花付きは良いです。

 
左右:ジュビリー・セレブレーション  四季咲き 強香 樹高1~1.5m 
   エリザベス女王王位50周年記念に命名
   画像は咲き始めと咲き進んだ様子です。
   太い枝が四方にまっすぐ伸びて暴れ、スプレー咲きなので、四方に支えが必要・・うちの辺は強風が吹き易いので折れないように・・・

 
左右:ガートルード・ジェキル  返り咲き 強香(香水原料) 樹高1.5m
   香りは良いのですが、太くて長めの枝に、ギザギザと大量にトゲがつきます。
   花は多弁だけど、ややお皿型で、中心がピンク。
   枝の先に幾つかの花がギューッと押し合って窮屈そうです。

 
左:パット・オースチン  返り咲き 中高 樹高1.5m
  やや日陰に植えて手入れ不足だったせいか、病気がついてしまい、根元に1本だけ新枝が出ていたので、低い位置から主幹をバッサリ切りました。
  育児の合間に慎重に手入れして、復活の兆しが見えてきました

右:クラウン・プリンセス・マルガリータ  四季咲き 強香 樹高2m
  これもパットオースチンのすぐ近くに植えてあり、上記同様の処置を施し、復活してきました
  本来は病気に強く、力強い枝ぶりで大きめに茂るタイプ。半日陰でも、花付きが良かったです。
  中心のイエローが濃く、外弁が白っぽくなって素敵。

バラ盛り  その2 庭の景色

2014-05-25 | 庭の様子
今回は庭の様子をご紹介します

 
左:手前のバラ、ELLE  奥はピオニー(シャクヤク)  グランドカバーの細かいセダムみたいなものが自然に増えて、グレコマと相性がいいです。
右:左右にクレマのフェンス、赤、紫、白はバラ、下の方に宿根草が植えてあります。
  子供を送った後の時間に撮ると、陽射しが強くて、繊細な色が分かり難いですね・・・曇りだといいんですけど

 
左:紫の修景バラはラベンダー・ラッシー  左のモサモサは今から咲く柏葉アジサイ(白八重) 樹木の上をカットしてしまいましたが、エゴノキで白い花が満開です。
右:ボーダー花壇側とつるバラ・・・昨年枯れたコニファーを抜いて設置した枕木の間から、つるバラが顔を出しています。
  子供が帰宅すると、持ち帰った物の始末&翌日の準備、宿題&ピアノやチビの世話で急に忙しくなり、
  夕飯の支度前のほんの少しの夕暮れ前がシャッターチャンスで、モタモタしてると暗くなってしまいます

 
左:ピエールのアーチをくぐった中庭の奥に、お隣の和風の塀がドーンと見えて、バラとマッチしないので、内側から何かで隠したいのですが…いつも、まー、いいか~で終わり。

 
ロックガーデン側の様子をちょろっと

バラ盛り  その1 クライマー

2014-05-24 | クライミング(つる)系バラ
                                                         ピエールのアーチ

我が家のバラは、毎年、5月20日頃にピークを迎えます。遅咲きのバラはまだ咲いていないので、これから梅雨の時期も花が交代で咲いて行きます。
7月下旬~8月の猛暑を迎える前に、少し長めに枝を切り戻し、バラを休ませるようにしています。・・暑いので自分も花摘みを休みたいし
バラの樹形は冬剪定で決まると単純に思っていましたが、特につるバラは夏の切り戻しから来年の咲き方に影響すると改めて学びました。
来年花を咲かせたい位置に、いかにシュートを出させるか、、、
夏に枝をいい位置に出させて充実させておかないと、冬の剪定で「ここに枝が欲しいなー」って思っても、どうにもなりませんものね

先日、コマツGへ行ったら、三上真史さん(俳優)がいて、NHK「趣味の園芸」のナビゲーターでもあるので、ちょうど番組撮影をしていました。
ヒルナンデスのモテ王子対決などで拝見しましたが、あの通り、とても爽やかでいい声でした。

 
左:ピエール・ドゥ・ロンサール  少し返り咲き 微香 樹高:3m  お散歩している人達の1番人気。ロイヤルサンセットと咲き競っています。 
右:パレード  繰り返し咲き 中香 樹高:3~4m  イチゴのかき氷のようなピンク色

  
左右:ロイヤル・サンセット 四季咲き 微~中香 樹高:6m 
咲き始めと咲き終わりの色・・・沢山咲くと濃淡が混ざって素敵ですが、子供に振り回されてなかなか撮れません

 
左右:カクテル  四季咲き 微香 樹高:3m
右は裏側から見たカクテル。花弁がステンドグラスみたいで綺麗です 一重の花ならではの楽しみですね

 
左:シンパシー  返り咲き 強香 樹高:2.5~3.5m
右:アンジェラ  二季咲き 無香 樹高:3m







バラと宿根草

2014-05-16 | バラ全般・花・ハーブ・樹木
                                                  セント・セシリア 
                                                  イングリッシュローズ  樹高:1.3m ブッシュ樹形 強香

今回は、早く咲き始めたイングリッシュ、フロリバンダローズと、宿根草の様子です。

 
左:アブラハム・ダービー イングリッシュローズ 樹高:1.5m 半つる 強香  アプリコット×白がきれいです。花はやや大きめ
右:コルデス・マジェンタ フロリバンダ系(房咲き中輪) 樹高:1.2m 半つる 中香 
  ラベンダーピノキオを親に持つため、他にありそうでないアンティークな感じの紫ピンク色。長いステムの先に、房咲きになります。

  
左:ボレロ フロリバンダ系 樹高:0.8m 強香 交配:キモノ×シャリファアスマ ・・植えて間もない為、今後に期待
右:ガーデン中央の宿根草エリア
  植えてあるものは、ミニバラ、ストケシア、ギボウシ ヒューケラ、ブラシの木、チューリップ、
  ゲラニウム(ジョンソンズ・ブルー)、ラベンダー、ジャーマンダーセージ、グレコマ、                            
  タツナミ草、カクトラノオ、オルレイヤ・グランディフローラ(ホワイトレースフラワー)、
  這性フロックス(モントローザ・トリカラー)、クレマチス(プリンス・チャールズ)
  など

 
左:ジギタリスと銅葉のセージ(よく見えませんが・・)ジャーマンダーセージなど
右:ピオニー(シャクヤク)                                     

まずはOld Roseから

2014-05-15 | オールドローズ・原種バラ
                                                      スヴェニール・ド・ドクトル・ジャメイン

いよいよ我が家の庭も、宿根草とバラの出番がやってきました。ここ数日の暑さで、ぐんと咲き進みました
まずは、香り高いオールドローズの様子から・・・
オールドもイングリッシュもフレンチローズも、まだ咲き始めなのでポツポツですが、咲き進んだ株の全体像を撮ることができたら、後日またアップします。


 
左:スヴェニール・ド・ドクトル・ジャメイン  HP系(ハイブリッド・パーペチュアル系)半つる 返り咲き 樹高1.8m 強香 多花性。
  咲き始めは真っ赤、次第にしぶい赤紫に変化します。大雪が降った時、太い枝が折れてしまいましたが、復活してきました。

右:ファンブリアータ  ルゴサ系 樹高1m 1季咲き 微香
  カーネーションの様な花弁。中心が薄いピンクに色付きますが、ほぼ白の印象。

 
左:カトリーン・ギヨー  ブルボン系 ルイーズ・オジェの実生で誕生。希少 半つる 樹高?今は小型 返り咲き 強香 
  日当たりを良くしたら、花付きがとても良くなりました。4~5年前にオークションで入手。
  迫力のあるピオニーの横にひっそりと咲いているのに、豪華な巻き巻きの花弁と、オールド独特の華奢な枝ぶりがおしゃれで、オールドらしい品格が漂います。

右:バロン・ジロー・ドゥ・ラン HP系 樹高1.8m 半つる 2季咲き 中香 Eugene Furstの枝変わり
  病気に強く、葉もよく茂ります。元気になれば多花性。

 
左:ピンクのバラ・・・マダム・イザック・ペレール ブルボン系 樹高2m 半つる 返り咲き 強香・・甘く鮮烈な香り
  イギリスのバラ研究家:グラハム・トーマスさんが、香りを絶賛したそうです。・・うちの真向いに住むおばちゃんも香りに引き寄せられるらしい
  育児でずっと手入れをしなかったら主幹が病気にかかり、一度バッサリ切りましたが、脇から出ていた枝を大事にガードして育てたら、元気になってきました。
  右側の照り葉&つぼみは、モダンクライマーのピエールさんですが、数日でパッと咲きそうです。

右:オノリーヌ・ドゥ・ブラバン  ブルボン系 樹高:1.8m こんもりとしたシュラブ樹形 強香 返り咲き 半日陰や寒さに強い
  さり気ないストライプが素敵です。半日陰に植えた影響なのか、花数はやや少なめです。 

新緑

2014-05-06 | 生活の出来事
                                                                黄モッコウバラ


GWがあっという間に過ぎました。後半は天気が良くてお出かけ日和でしたね
3月から子供達のあらゆる世話や行事、お出かけ、家事、庭作業と、めまぐるしい日々が続きました

 
我が家はモッコウバラが季節最初のバラです。日陰のアーチが黄色で明るくなりました。
以前はナニワイバラが最初でした。裏のフェンスを覆い尽くし、お世話がしきれず、バラ友に譲りました。
右:クレマチスの美佐世・・早咲き大輪系・・・半日陰ですが、元気です。

 
オダマキ・・こぼれ種であちこち芽を出していました。
右:ヘレボラス・・豪華な品種がたくさん出回っていますが、うちのはロックガーデンに合わせて野性的なシンプル一重咲き・・・この他、緑がかった白とピンクも咲いていました。

 
宿根メネシアがいつの間にか咲いていました。草丈は20cmくらいの小振りです。
右:鳴子ユリは、近所のおばさんから頂いたスノーフレークの土に混ざっていたのか?、自然に生えて増殖中。

 
アオキの横にスモークツリーの銅葉がありますが、この木は現在3mくらいの高さで、上の方と、根本の2ヶ所に枝を伸ばすように剪定しました。
根本から伸ばした枝は、周囲の植栽との「いろどり」と、ケムリの花をフラワーアレンジに使っています。
右:クリーピングタイムの花もびっしり咲きました。
伸びすぎたハーブの茎を整備するとき、タイム、グレコマ、ミント類やレモンバーベナ、ローズマリーなど、種類別に爽やかないい香りがして、作業もあまり苦になりません。


                ゴールデンウィーク

 
チビのリクエストにこたえて、今年も「横浜ズーラシア」へ。
広さは山一つ分くらいあるのに、チビは3歳とは思えない恐ろしい程の体力で、3時間以上駆け回りっぱなし手をつないで一緒に歩いてなんかくれません
園内各所に、小学生まで遊べる大きなアスレチックがあり、そこで猿のように高い所までよじ登り、綱から綱へ飛び乗り、ちなみに10歳の長女も
チビが転んでギャーと泣きわめいても、頭を撫でて機嫌をとってあげるとすぐにケロっと走り出し、人にぶつかり、滑り台を逆走し、周りの人もビックリ 
追いついて手をつかんでも、すぐに振り払って人ごみへ逃げて行ってしまい、「待って、止まって~~」と叫んでも聞かず、
最初は必死に追いかけましたが、次第に嫌気がさしてきて…すると当然、迷子になり・・・広ーい場所をあちこち探し続け・・・
すると人ごみの中で地べたに座って大泣きしていて・・・事情を知らない周りの人からは、子供を泣かせた薄情な親だと勘違いされたか?の様にジロジロ見られ・・・
そんな状態で動物園をやっと一周し終わって車に戻るまで、長女とは、まともな会話ができませんでした
子供の遊び場へ出かける度にさんざんな思いをし、帰りは、「もうこんなの絶対に嫌だ!、もう懲り懲り」って独り言を言いつつ、
時が過ぎればまた連れて行ってあげちゃうんだから、なんだか悔しい

               

                      入園 

 
チビは4月から幼稚園生。先生達の約半数が外国人で、午前中はほぼ英語だけで過ごします。
日本語と混乱しないか心配しましたが、絶対音感を身につけるような感覚で、遊びながらボチボチ英語にもなじんでいるようです
4月はほとんどお弁当持参。最近はキャラ弁が妙にグレードアップしているようですが、私はこのくらいが限界
凄いキャラクターを作らなくても、ちょっと興味をひくものがおかずの中にあるだけで、十分喜んで食べてくれます

 
入園準備で恒例のお裁縫。これはほんの一部で、この他に必要と言われた物を色々頑張って作りました(画像内の白いぼかしは名前刺繍の部分)
刺繍ワッペンは冬の間から少しずつ作っておきました。この他に冠をかぶったライオン刺繍のワッペンも作り、クッキング体験用エプロンにつけて園へ渡しました。
着替え袋は市販ので・・と思っていたら、指定の布と紐のセットを渡されたので、決められた形に手作りしました。(画像なし)
帽子も靴も工作用スモッグもお弁当袋も、ぜーんぶ「自分の印」をつけるようにとの事で、冬の間にせっせと作ったローマ字名前の刺繍とワッペンを全部に縫い付けました。
洋服も規定が細かくて、ジーンズ禁止、伸縮性のあるボトムスでハンカチが入る大きなポケットが必要・・・という事で、
ストレッチのボトムスは探せても、ポケットが大きい商品はなかなか無い為、取り外しができるボタンホール付きのポケットを7枚作りました。
長女の幼稚園ではスモッグの園服が基本だったので、こんな面倒はなかったのですが…
右図のように、ボトムスの右横(右利きなので)に2個のボタンを付けるだけで、ハンカチ用のポケットを付け外しできるようにしました。
これでポケットにハンカチを入れ易く、走り回っても落としにくくなります
コンピューターミシンは、自分が小学生の頃、祖父が買ってくれた大切な宝物。長~~い年月、役に立っています。天国のオジーちゃんに感謝感謝