ベーシック二回目の練習会。
ストレッチの後、筋トレの導入みたいなことをやってみたのですがみんなちょっと弱かったかな。
自分自身器械体操を始めてから明らかに足が速くなった経験があるので上半身の強化も短距離には必要だと考えています。
この辺りが指導者として自分がこのクラブにいる意味なので、楽しくできる練習を考えときます。
ミニハードルやラダーをやった後、今日は50mの計測。
今日の結果が基準になるので自分のタイムを覚えておこうね。
クラブの小学生の練習は1000×2のレペ。
カズキとユウサクのトップ争いはなかなか見応えがありました。
二人とも二本を3分30秒以内で揃えてきました。
走りのスタイルの違う二人ですがこの二人が切磋琢磨してくれると今年も戦えるチームになりそうです。
この練習でベストが出た人もいたみたいだし、みんな着実に成長してるね。
だんだんと暖かくなり練習コースの葛西臨海公園や新佐近川沿いも桜が満開で走るには最適な季節です。
小中学校も入学式を迎え、クラブの部員には色んな出会いがあるでしょう。
自分自身ベーシッククラスも始まったので例年以上のたくさんの出会いを期待しています。
スポーツとの出会いも巡り合わせだと思っています。
という訳で今回はJACとの出会いを振り返ってみます。
小さい頃から水泳や体操などをやってきましたがJリーグ開幕(1993年/幼稚園年長)の盛り上がり経験しているので小学校からは当然サッカーをやりました。
1年生から学校のサッカークラブに入り、そこで悠希や畠中コーチと出会いました。
低学年の頃は夢中でやっていたサッカーでしたが高学年になると外で遊ぶ機会も減り、また平成の怪物松坂大輔の甲子園優勝や巨人のスーパールーキー高橋由伸の活躍(1998年/小5)を見て野球の方に関心が強くなっていました。
練習をしなくなったため周りとどんどん差がつき人数ぎりぎりのサッカークラブでレギュラーになれていないような状態でした。
そんななか6年生(1999年)になると江戸川区の小学生は区の体育大会に全員参加することになっているので、サッカークラブのみんなで江戸陸で練習することになりました。
これがJACとの出会いです。
メンバーもコーチも一緒なので本当にサッカークラブの練習の延長線みたいな感じでした。
忘れもしない初めての練習は1000m×3。
タイムは5.00/5.30/6.00くらい(遅っ)。
それから何度か練習を重ねてその成果が出たかと言うとJACのせいで長距離は人気種目になり、自分は幅跳びをやることに(確か記録は2m99cm)。
学校のマラソン大会でも周りのみんなも練習してるため、そんなに良い順位ではありませんでした。
その後何度か大会に出ただけで自分の小学生陸上は終了。
走るのが好きというより単に友達同士で夜集まるのが楽しかったんだと思います。
中学では陸上をやるつもりなど全くありませんでした。
そんな自分がどうして陸上を続ける事になったのか。
中学編はまた次回。
撮影日2000年2月12日
どれが自分かわかりますか?
卒業を祝う会でもらった寄せ書き
ベーシッククラスがついにスタート。
クラブからのメンバーが多いので練習はスムーズにできたと思います。
一時間半は長いかなと思っていたけれど、終わってみれば時間が足りないくらいでした。
メニューはいつも通りのアップと準備体操をして、その後はベーシックオリジナルメニュー。
二人組で相手の手や足を飛び越えるジャンプ。
ラダーとミニハードルは難しい事はやらなかったけど、何周もやりました。
意外に盛り上がったのはケンステップ。
最後の一歩を届くか届かないかの位置に置いたら、止めなければみんないつまでも挑戦し続けちゃいそうな雰囲気でした。
それからスタートの練習を少しして、最後に今日練習した物を使って障害物リレー。
ルールがいまいちわかってなかったみたいだけどとにかく盛り上がりました。
みんな結構な距離走ったんじゃないかな。
新しく入った子も楽しそうにやってくれたのでほっとしました。
とりあえずはいいスタートを切れたと思います。
これからみんなでどんどん加速していきましょう。
本当は今日からスタートするはずだったベーシッククラス。
暴風のため中止になりましたが5日からいよいよ始まります。
今までとは違い正式にコーチになるわけですから責任を今まで以上に感じています。
ただコーチと呼ばれるのは正直違和感があるので呼ばれ方は今まで通りがいいかな。
そもそも陸上の実績どころか競技経験のない自分なんかがコーチをやっていいのかという不安はありますが、この三年間子どもたちからもらった言葉やそして尊敬できるコーチのやり方をずっと近くで見てきたわけですからこの経験はひょっとしたら同世代のどんな指導者にも負けない財産なのかもしれません。
去年の春頃から悠希と漠然と話していた夢への第一歩。
本当はコーチみたいに仕事をしながらずっとクラブに関わっていきたいと思っていました。
ただなかなか就職先が見つからず、本当にやりたいことも見つからない時にクラブが目指している目標を聞いてとても可能性を感じました。
就職活動や会社勤めから逃げていると言われたらそれは否定できません。
ただ自分が一番苦しかった時期にこのクラブに出会い、子どもたちの頑張りに何度も何度引っ張られてきました。
その子ども達に恩返しをしたいという気持ちもあるし、みんなの成長を一番近くでずっとずっと見ていきたいです。
そしてなにより悠希のつくるチームを見てみたいと思いました。
血は争えないというか、彼には単純に競技者としての実績や経験以上の指導者としての魅力があると思います。
悠希が引っ張るチームを子ども達の背中を押しながら全力でサポートしていくつもりです。
まさに嵐の様な合宿でした。
立っているのが難しいくらいの強風の中での練習。
そして色んな不運が重なり、一回帰宅する事になった事。
間違いなく記憶に残る合宿になりました。
色んな人のサポートのおかげでクラブが成り立っていると改めて実感しました。
学生から社会人の一歩を踏み出すまさにその日にこの合宿に参加したことでいいスタートが切れたと思います。
一緒に食事作りや掃除をする事で片づけを積極的にしてくれる子や、年下の子の面倒見がいい奴など一緒に練習するだけでは気づけない選手のキャラがよりわかったような気がします。
過ごした時間と比例して選手への思い入れは強くなります。
これから夏に向けてチーム内がいい雰囲気になるようサポートしていきます。
個人的な練習感想としては、暖かい季節になりまずまず走れるようになってきたと思います。
初日の練習で買ったばかりのスパイクを使ったためまめができてしまい、満足な走りはできませんでしたが中学生と同じメニューをこなせました。
練習の度に自分が強くなっているのを実感できる今は陸上が楽しくてしょうがないです。