舞浜RC(MRC)&湾岸TC(WGTC)浦安市・江戸川区陸上クラブ

東京ベイエリア(浦安市,江戸川区)を拠点に活動している小中学生の陸上クラブ
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Jonathan Livingston Seagull

2012年06月17日 12時54分50秒 | 日記

今年の菅平合宿で中学生を前に話をした際、自分の好きな言葉として『It's in me』という言葉を挙げました。

カモメのジョナサンが誰も到達したことのないスピードで飛ぶことに挑戦しようとする際に自分を奮い立たせようとしてつぶやく言葉です。
自分もただの受け売りなんですが応援ビデオのテーマにも使われてなんだか恐れ多いです。

この話は大学受験の時に某有名予備校の英語の先生が授業で話してくれたことです。
せっかくなので図書館で借りてきて読んでみました。
先生の話は映画版についてだったので『It's in me』が小説中どこに出てきたかよくわかりませんでしたが。

飛ぶことが生きるための手段ではなく生きる目的になってしまったカモメのジョナサン。
自分の可能性を信じ次々と無謀な飛び方に挑戦していきます。
自分に無限の可能性があることを理解したジョナサンは最終的には瞬間移動まで会得します。
そして自分達カモメにはその能力があることを後世にも伝えていきます。

序盤の飛ぶことの意味について問答したり、何度失敗しても立ち上がろうとする姿はスポーツに通ずるものがあると思いますが最終的にはちょっと宗教っぽくなっちゃてよくわかんないです。
先生はみんなにポテンシャルがあることを伝えるためにこの話を引用しました。
そしてこんな話もしてくれました。

自分の今の能力が10のときそれを15にするのは大変に思えるかもしれない。
でもポテンシャルが1億あるとしたら1億分の10を1億分の15にするのはそんなに難しいことじゃなく感じるよね。
人それぞれ才能は違うからポテンシャルが1億ある人もいれば1万だけだったり、ひょっとしたらたったの100しかないかもしれない。

それでも必要なのは10を15にすることだけ。
10/100→15/100は決して不可能じゃないよね。

ある研究者は実験でたった一つの種から一万個の果実を実らせたそうです。
これがポテンシャルです。
そこに必要なものは特別な肥料や遺伝子組み換えではありません。
必要なことは充分な広さを与え、害虫や日照りなど成長を阻害するものを極力排除することだそうです。

必要なものはもうすでに自分の中に。


都大会まであと少し。
月並みなセリフになっちゃうけど自分を信じて頑張ってほしい。

Believe in yourself.
It's in you!

コメント
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