
「ブロークバック・マウンテン」での寡黙なカウボーイの印象がまだ鮮やかなヒース・レジャーが、180度違うカサノバの役を軽快にさわやかに演じていた。
フリルの衣装だし、これはもう絶対見逃せないと思っていたのだけど、カサノバとヒースってどうなんだろ。
ヒースだし、もしかしてシリアスな感じなのかと思ってたら、期待通りのコスチューム版ラブコメディ。
カサノバ=プレイボーイという図式しか頭になかったから、カサノバってもっと冷淡で嫌味な男って思ってたんだけど、
この映画の中のカサノバは口八丁手八丁ではあるけど、嫌味がない。
恋多き男だけど、一つ一つの恋に真剣だから。
なるほどこんなカサノバ像なら、ヒースが持ってるちょっと素朴な少年のような持ち味が生かされるわけだ。
話のまとめ方もかなりひねりが効いていて、ご近所?というか関係者総出の大アクションシーンも観てて爽快になる。
ちょっと「パイレーツ・オブ・カリビアン」のワンシーンを思い出してしまった。
ついでに、デップがカサノバを演じたら、ヒースとはまたちょっと違った魅力のあるカサノバになるんじゃないかと思ったり。。。
予告編で思いっ切り「パイレーツ~2」を観たばかりだったので、頭がちょっとそっちにスイッチ入ってたかな?(笑)
ヴェネチアの街並みも美しい。
流れる音楽はバロック風。軽やかで華やかな感じ。
豪華な舞踏会。
洒落た会話。
そして!フリルの衣装

どれもきっちり私のツボにはまりました。

驚いたのはカトリックの描かれ方。
今はどうなのか知らないけど、こんなに男尊女卑の宗教だったんですね。
「ダビンチ・コード」以来、ちょっと関心があったので気になりました。
ヴェネチアって、この時代はイタリアとは別の共和国だったことも初めて知ったし(恥)

美しい絵巻物はなにかと勉強にもなったのでした。