安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

上田市武石のジャパニーズ・ポップスが流れるカフェ「80's music cafe eight」でナポリタンのランチ。

2024-09-25 19:30:00 | 喫茶店・カフェ

先日、上田市武石のジャズが流れるお店「JAZZ+」に行きました(その記事)が、帰りに近くの「80's music cafe eight」に寄りました。駐車場には大型バイクが停まり、ライダーに人気がありそうです。

店内には、古いバイクの展示や80年代ジャパニーズポップスのシングル盤ジャケットが飾ってあるなど、1980年代やその前の時代の雰囲気が漂っています。ナポリタンも美味しく、明るく面白いカフェです。

看板。

駐車場には、大型バイクが停まっていました。

お店の外観

入口。US66という表記が見えて、米国の雰囲気を漂わせています。

店内。カジュアルな椅子やテーブルという感じです。

「ロッテアイスクリーム」や「Sprite」といった古い看板やシングル盤のジャケットが飾ってあります。懐かしいです。

僕が座った席です。古いテレビも置いてありました。

中山美穂さん、本田美奈子さんといった、当時の女性歌手の7インチレコード(シングル盤)のジャケットが多数。流れている音楽も、彼女らが歌った曲です。懐かしい。

店内には、古いバイクの展示もあります。これは、Zundapp(ツンダップ)R50といい、1980年代にドイツから50台だけテスト輸入されたバイクだそうです。

古い時計や、ラジオでしょうか。

ナポリタンを注文

ボリューム満点です。麺は太いもので、ソーセージと相まって、昔ながらの王道ナポリタンという趣でした。

セットのサラダ。量は少ないですが、新鮮でした。

スープ。コンソメだろうと思います。

食後に珈琲もいただきました。濃い目でしたが、結構いけて、びっくり。

カウンター席もあります。

カウンター席のバックにも展示が。

ケースには、人形の数々

お店の入口には、バイクか、もしかしたらスクーターが置いてありました。盛りだくさんで、見て、聴いて、食べて、楽しいお店です。

「80's music cafe eight」は、信州上田第8回うまいものスタンプラリーに参加しています。   

【80's music cafe eight】

住所:長野県上田市武石沖181-8
電話:0268-75-8209
ホームページ:80年代をフィッチャーしたレトロポップなカフェ「80’s MUSIC CAFE eight(エイティーズミュージックカフェ エイト)」@上田市 – Web-Komachi
80's music cafe eight(@musiccafe_eight) • Instagram写真と動画


ファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団演奏会 高崎公演 (9月23日 高崎芸術劇場)

2024-09-24 19:30:00 | クラシック演奏会

ファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団の演奏会が高崎で開催されたので、聴いてきました。ピアノソリストのエレーヌ・グリモーが来日できず変更になりました。

   

チラシ表。エレーヌ・グリモーは、コロナ感染で来日できず、ピアノのソリストが変更になりました。

(出 演)

指揮:ファビオ・ルイージ(NHK交響楽団首席指揮者)
ピアノ:アレッサンドロ・タヴェルナ
管弦楽:NHK交響楽団 (コンサートマスター:篠崎史紀)

ファビオ・ルイージさんは、1959年イタリア・ジェノバ出身。現在、デンマーク国立響首席指揮者、ダラス響音楽監督、2022年9月からN響首席指揮者。2023年8月に任期が3年間延長され、2028年3月までとなった。チューリヒ歌劇場音楽総監督、ウィーン響首席などのポストを歴任、録音多数。アレッサンドロ・タヴェルナさんは、1983年イタリア・ヴェネチア出身。2009年リーズ国際ピアノ・コンクール第3位。ミラノ・スカラ座フィル、ミュンヘン・フィルなどと共演。2021年11月にN響公演に初登場。詳しくは下記をご覧ください。

(曲 目)

シューベルト / イタリア風序曲 第2番 ハ長調 D.591
シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
         第1楽章 アレグロ・アフェットゥオーソ
         第2楽章 インテルメッツォ:アンダンティーノ・グラツィオーソ
         第3楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ

(アンコール アレッサンドロ・タヴェルナ(p))
バッハ(ペトリ編) / 羊は安らかに草をはみ

〈休憩〉

ベートーヴェン / 交響曲 第7番 イ長調 作品92
           第1楽章 ポコ・ソステヌートーヴィヴァーチェ
           第2楽章 アレグレット
             第3楽章 プレスト、アッサイ・メノ・プレスト
           第4楽章 アレグロ・コン・ブリオ

(感 想)

特に前半が印象に残りました。シューベルトの「イタリア風序曲」は、初めて聴きましたが、歌謡性に富んだ明るい曲で、ロッシーニの影響を受けているとはいえ、ちょっと驚きました。また、シューマンのピアノ協奏曲は大好きな曲ですが、期待に違わない、良い演奏でした。

前半の2曲は、木管楽器が活躍するものですが、N響の木管陣が音色と言い節回しといい、目の覚めるような演奏ぶりでした。演奏者は、多分、吉村結実(オーボエ)、神田寛明(フルート)、伊藤圭(クラリネット)さんだと思います。

ピアノ独奏のアレッサンドロ・タヴェルナさんは、端正でしっとりした弾きぶりで、アンコール曲の美しさも含めて、すごく楽しめました。ファビオ・ルイージさんですが、ベートーヴェンの交響曲第7番を早めのテンポで、エネルギッシュに振っていて、場内はブラボーの嵐で終演に。

(出演者のプロフィール)

【NHK交響楽団ホームページ】

NHK交響楽団/NHK Symphony Orchestra, Tokyo (nhkso.or.jp)

 

(あらかじめ聴いたCD)

   

ロベルト・シューマン「ピアノ協奏曲」。ベアトリーチェ・ラナ(p)、ヤニック・ネゼ=セガン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団(2022年録音)。ロベルト・シューマンの奥さんのクララとロベルトの協奏曲を収録したCDで、目下気に入っています。

   

ベートーヴェン「交響曲第7番」。カルロス・クライバー指揮フィーン・フィル(1975年録音)。有名な録音です。 


信州上田第8回うまいものスタンプラリー(2)。「洋菓子ピエール」、「亀山珈琲焙煎所」、「味楽亭」。

2024-09-23 19:30:00 | グルメ

上田商工会議所の主催による「信州上田第8回うまいものスタプラリー」が、9月1日から実施中です。参加店で飲食などを行い、スタンプを押してもらい応募すると、抽選で景品があたる催しです。

9月中に応募すれば食事券があたるというスタートダッシュ賞に必要な6個のスタンプを集め、応募してきました。訪れた6店の掲載の2回めです。

   

参加店の紹介が掲載されている冊子の表紙。

   

全部で88名に当たるそうですが、狭き門で、一昨年、昨年と全く当たりませんでした。

 

【洋菓子ピエール】

住所:長野県上田市常田3-1-20
電話:0268-24-1780
ホームページ:上田市の洋菓子屋さん-ピエール- (pierre.main.jp)

外観

今回は、店頭でジェラートをいただき、自宅用にプリンアラモードを購入。

自分で淹れた珈琲とともに、プリンアラモード。満たされた気持ちになりました。

 

【竃山珈琲焙煎所】

住所:長野県上田市中央5-6-26
電話:0268-80-9274
ホームページ:自家焙煎店 亀山珈琲焙煎所 コーヒー豆専門店 (kameyamacoffee.com)

外観。道を挟んで駐車場があります。

珈琲豆を購入しました。新鮮な豆で、ファンが多いお店です。

今回撮り忘れたたため、前に購入したときの写真です。

店内で珈琲などもいただけます。アフォガードのPRが看板に書かれていました。いただいてみたい。

 

【味楽亭】

住所:長野県上田市神畑90
電話:0268-22-6451
ホームページ:味楽亭 (みらくてい) - 寺下/とんかつ | 食べログ (tabelog.com)

外観。やや郊外にあって、駐車場はたいへん広いです。

入口

カウンター席に着席

牛タンがあるようです。気になりました。

味噌カツ。今回は、お店のイチ押しという「味噌カツ」をいただきました。

トンカツに味噌ソースがかかっています。ボリュームもすごい。

カツは柔らかめ、味噌ソースが濃厚でした。

ごはんは、小盛りにしてもらいました。それでも、僕にはちょっと多めでした。次回は、気になった「牛タン」をいただいてみたい。


ソニー・スティット「FORECAST: SONNY & RED」、スタバ上田中央店で「栗とほうじちゃのモンブラン」など季節のおすすめ。

2024-09-22 19:30:00 | テナー・サックス

暑さが続いていますが、先日寄ったスタバ上田中央店の商品はすっかり秋でした。モンブランやスイートポテトデニッシュなど、栗やお芋を使った商品が美味しかった。意外に美味しいレコードです。

SONNY STITT  RED HOLLOWAY (ソニー・スティット レッド・ホロウェイ)
FORECAST: SONNY & RED (CATALYST 1975年録音)

   

ソニー・スティット(as, ts 1924~1982年)とレッド・ホロウェイ(ts, as  1927~2012年)の共演を収録したアルバム。レッド・ホロウェイは、日本では知名度がないように思いますが、本作ではスティットと互角にわたりあっていて、実力をみせてくれます。

メンバーは、ソニー・スティット(ts)、レッド・ホロウェイ(as, ts)、アート・ヒラリー(p)、ラリー・ゲイルズ(b)、クラレンス・ジョンストン(ds)。スティットの主楽器はアルト・サックスですが、本作ではテナー・サックスに専念しています。

(英文表記)Sonny Stitt(ts)、Red Holloway(as, ts)、Art Hillary(p)、Larry Cales(b)、Clarence Johnston(ds)。

曲目は次のとおり。

1  The Way You Look Tonight (Jerome Kern) 【今宵の君は】
2  Forcast : Sonny & Red (Art Hillery)
3  You Don't Know What Love is (Don Raye,  Gene de Paul)    
 I'm Getting Sentimental Over You (Ned Washington,  George Bassman)
4  Lester Leaps In (Lester Young)
5  Just Friends (Sam M. Lewis,  John Klenner)
6  All God's Chillun Got Rhythm (Gus Kahn,  Walter Jurmann,  Bronislaw Kaper)
参加メンバーのアート・ヒラリーによる「Forcast : Sonny & Red」と、レスター・ヤング作「Lester Leaps In」、あとは、スタンダード曲です。

ソニー・スティット(ts)とレッド・ホロウェイ(as, ts)によるサックス・バトルが聴けます。冒頭の「The Way You Look Tonight」から、アップテンポで実にエキサイテイング。同曲では、レッド・ホロウェイのアルトによるソロが切れ味があって素晴らしい。ホロウェイによる「You Don't Know What Love is」、スティットによる「I'm Gettinng Sentimental Over You」のバラードメドレーやリラックスして楽しい「Lester Leaps In」と、意外な拾いものと思わされたアルバム。

 

ジャケットの内側にある録音の模様。

(参考)本作から「Forecast: Sonny & Red」が聴けます。

Forecast: Sonny & Red (youtube.com)

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、いずれもソニー・スティットのアルバム。右から、「Tune Up!」(Cobblestone 日本盤、「Just Frineds」を収録)、本作(CATALYST オリジナル盤)、「Stitt, Powell & J. J. Johnson」(Prestige 日本盤、「All God's Children Got Rhythm」を収録)。

 

【スターバックコーヒー上田中央店】

住所:長野県上田市中央北1-6-34
電話:0268-75-5091
ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン

上田中央店外観

店内。店内が空いていたので、珍しくソファ席に座りました。

スイートポテトデニッシュ。『なめらかなスイートポテトのサクサクデニッシュ』で、『幾層にも折り重ねたデニッシュ生地に、コクのある甘いスイートポテトをのせて香ばしく焼き上げた。』そうです。

デニッシュが幾層にもなっていて、もっちりとした感じがしました。

珈琲は、ポテトデニッシュと相性が良い物だそうです。そこまで繊細な味覚を持っていないので、僕にはよくわかりませんが、まずまず良い品物でした。

こちらも上田中央店ですが、別の日に入った際に「栗とほうじ茶のモンブラン」を注文。

『ザクザクとした食感のほうじ茶クランブル生地にほうじ茶ムースを重ね、甘さ控えめなホイップクリーム、なめらかなマロンクリームをのせ、さらに、ほうじ茶の茶葉をふりかけています。栗とほうじ茶の相性を楽しめるモンブランに仕上げた。』そうです。

取り分けたところ。贅沢感のあるモンブランのように思いました。

珈琲豆も販売しています。上田のチームで、りんごにあわせるための珈琲を作ったそうです。「秋の味覚セット」がそれでしょうが、お店で努力していて、意気込みが良いですね。

上記企画の珈琲豆セットなど。


上田市武石のジャズが流れるお店「JAZZ+(ジャズプラス)」を初めて訪れました。

2024-09-21 19:30:00 | ジャズ喫茶

ブロ友のただぽんさんから教えていただいた、上田市武石の「JAZZ+(ジャズプラス)」へ出かけてきました。まずは、民家一軒がまるごとオーディオルームになっていて驚きました。

アルテックのスピーカーから持参したレコードを大きな音量で聴かせていただきました。低音から高音まで過不足ない再生ぶりで、楽しい一時を過ごしました。レコードやCDの中古販売もあります。

「JAZZ+」という看板が出ていました。右奥にあるお宅からピアノトリオが流れていました。

 

お店というか、一軒家です。以前は、マスターのご家族が住んでいたようです。

玄関

広い部屋が二間あり、奧の部屋がリスリングルームになっています。南側の廊下の部分にスピーカーが設置してあります。

部屋の東側にアンプ類やレコード・CDが置いてあります。

後方から椅子などを撮影

全てアルテックのユニットを使っています。

左側のスピーカーをアップで撮影。

ホーン部分

プレーヤーはDENON。

カートリッジは二つ使えるようになっています。使っていたのは、中電のMG-36です。ジャズ、クラシックともに良い再生をするので、気にいっているそうです。もう一つは、DENONのDL-103です。

アンプ類。一番上は、昇圧トランスで、地元の方が造ったものだそうです。中段は、パワーアンプで、「アトラス」というブランドのものです。このブランドは、上田の高級オーディオ店「オーディオ・コア」の先代が造ったものです。最下段は、コントロールアンプで、これもアトラス製です。

CDプレーヤーはSONY製のようです。

蓄音機もあり、江利チエミの「テネシーワルツ」をかけていただきました。雰囲気出ていました。

レコードジャケットが飾ってあります。

こちらはヴォーカル。

アイスコーヒーを出していただきました。

持参したマイルス・デイヴィスのアルバム。中から「MIlestone」をかけていただきました。トランペットが温かい音色で再生されて、なかなか良かったです。

キャロル・スローンのアルバムも持参。「On The Street Where You Live」をかけていただきました。ヴォーカルも息づかいがわかるくらいの再生ぶりでした。

オスカー・ピーターソンの「We Get Request」をかけていただきました。レイ・ブラウンの弓弾きのサウンドも良くでていました。お話もうかがえて、楽しい一時で、また、出かけたいと思います。

【JAZZ+(ジャズプラス)】

住所:長野県上田市武石沖18
電話:090・5501・4272
営業日と営業時間:木、金、土曜日の午後1~6時。
紹介されている記事:お店・ア・ラ・カルト=JAZZ+(ジャズプラス) | 信毎読者サイト なーのちゃんクラブ (shinmai.co.jp)