安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

信州手打ちそば 太田屋助右衛門 (蕎麦 長野市鶴賀田町)

2020-07-16 20:01:48 | グルメ

松本市の蕎麦屋「丸周」で、信州蕎麦切のお店のパンフレットをもらいましたが(その記事へのリンク)、その中に長野市街地で営業しているお店「太田屋助右衛門」があったので、ランチに出かけました。職場からは徒歩で15分くらいで、ちょうど散歩によい距離です。

値段の設定、量の豊富さと、長野市内でもリーズナブルなことではトップクラスでした。もともと蕎麦はファーストフードなので、こういうお店が僕の「街の蕎麦屋さん」というイメージです。味もいけますし、また出かけたい。

   

看板。

外観。お店の前に3台分の駐車場があります。

入口

入口の前に蕎麦殻(そばがら)が、置いてありました。自由に持って行ってよいようです。

店内。若干早目に行きました。しばらくしたら、混んできました。

小上がりもあります。

平日限定のランチメニュー。初めてなので、「天もり蕎麦セット」を注文。

こちらは、通常メニュー。

天もり蕎麦セット。実は、この時、蕎麦好きな友人とばったりと出会いましたが、彼は、『それ食べ過ぎ。ざるそばだけで充分だから、俺はそれだけ』と話していましたが、食べてみて納得の言葉でした。大盛りにしなくてよかった。

蕎麦は、少し黒みがかったもので、モチモチ感があります。蕎麦は、長野県飯山地区産のそば粉を使用し、お店の石臼で挽いているそうです。

天麩羅。野菜に海老と、揚げたてです。

小鉢が二品と、右端に薬味。

いなり寿司。白菜の漬け物つきです。

蕎麦湯も最初に持ってきてくれました。

さらさらした蕎麦湯です。

信州そば切りの店のパンフレットが置いてありました。

【信州手打そば 太田屋助右衛門】

住所:長野県長野市鶴賀田町1505-8
電話:026-232-6348
営業時間.11:30-14:00
定休日.木曜
ホームページ:2.avis.ne.jp/~i-teiou


ジョージ・ケイブルス「THE BIG JAZZ TRIO」とFさん宅で音楽鑑賞会の話題

2020-07-15 20:00:15 | ピアノ・トリオ

先日、松本市波田のFさん宅を訪問する機会があり、立派なオーディオ装置で音楽を聴かせていただきました。Fさんは、フリードリッヒ・グルダ(p)、ユジャ・ワン(p)、ニューヨークフィルをはじめ多数の演奏会に出かけています。『グルダの生音は本当に美しい』と感想を話されていて、強く印象に残りました。タッチの美しいピアニストを。

GEORGE CABLES (ジョージ・ケイブルス)
THE BIG JAZZ TRIO (EASTWORLD  1984年録音)

    

ジョージ・ケイブルス(p, 1944年生)は、アート・ペッパー(as)晩年のピアニストとして知られていますが、自身のリーダー作が多く、日本のレーベルへ録音したものも結構あります。中古レコード店で彼の日本盤レコードはよく見かけるので、たまに購入しています。

メンバーは、ジョージ・ケイブルス(p)、スタンリー・クラーク(b)、ピーター・アースキン(ds)。スタンリー・クラークはエレキベースでフュージョン作品を多数作っていますが、ここではウッドベースを弾いています。プロデューサーは石原康行さんで、ハリウッドにおける録音。

曲は次のとおり。

1  In Walked Bud (Thelonious Monk)
2  Misty (Erroll Garner)
3  Helen's Song (George Cables)
4  Evidence (Thelonious Monk)
5  I Mean You (Thelonious Monk)
6  Prelude to A Kiss (Duke Ellington)
7  Dark Side, Light Side (George Cables)
8  Lush Life (Billy Strayhorn)
セロニアス・モンクの作品を3曲、ジョージ・ケイブルスの自作を2曲取り上げています。有名曲が多いですが、全てジャズメンにより作曲されたものです。

ジョージ・ケイブルス(p)以下3人の緊密な演奏が素晴らしいアルバム。セロニアス・モンク作の「In Walked Bud」など3曲では、ケイブルスとスタンリー・クラーク(b)の流麗な演奏のためか、あまりモンクらしく聴こえませんが、原曲の良さを引き出しています。ケイブルス作の「Helen's Song」は、クラーク(b)のメロディアスなバッキングとソロが特筆もので、曲想の良さもあって一番の聴き物。名曲「Misy」でもケイブルスの明晰なピアノタッチが冴えています。

【Fさん宅で音楽鑑賞会】

上が吹き抜けになっていて、開放的な空間です。
聴かせていただいたのは、ユジャ・ワン独奏の「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番」(CD)、ユジャ・ワン独奏「リスト:ピアノソナタ」(放送の録画)、フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団の「R・シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき」(レコード)などです。

   

スピーカーは米国製で、あまり作られていない珍しいものだそうです。

レコードプレーヤー。すごい重さのようです。

ラックスマンのDVDやCD再生用プレーヤー。DVD-AUDIOが再生できるそうです。

アンプ。

豪華なカップで紅茶をいただきました。美味しい。

フリードリッヒ・グルダについては、実際の演奏を聴いただけでなく、本もお持ちです。ユジャ・ワンについては、サインも見せていただきました。Fさんから、僕の好きなアーティストについて演奏会の感想をお聞きするとともにサインなども見せていただき、感謝しながら帰途につきました。


山梨県へドライブ(2)【ジャズ喫茶「Autumn」、中古レコード店「レイドバック」、「大平」】

2020-07-14 20:00:08 | お出かけ・その他

山梨県へドライブの2回目です。北杜市白州では、ジャズ喫茶「Autumn」にも寄りました。甲府市へ移動し中古レコード店「Laidback」、そのあと、山梨市のレコード・雑貨販売店「大平」へ行きました。

大平(BIGFLAT)は初めてでしたが、珈琲を販売していてそれを飲みながら店主と四方山話をし、楽しいひと時を過ごしました。今回、初めて大平によることもでき、山梨県内にまた出かけたいと思いながら帰途につきました。

【ジャズ喫茶 Autumn】

住所:山梨県北杜市白州町白須101
電話:0551-35-2884
ホームページ:autumn(オータム) (食べログのページです)

外観

道沿いに出ている看板が新しくなったと思います。手前には紫陽花でしょうか。

植物を植えて、みどりのカーテンになっています。

入口

店内。久しぶりでしたが、基本的に変わっていません。

スピーカーが正面にくる位置に腰かけました。

壁にはレコードジャケットとマリリン・モンローの写真、カレンダーなど。

本はいろいろあり、ジャズ関連や映画関連などが多い。

山田洋次監督が訪れた際の写真など。

オータムブレンドを注文。

セロニアス・モンク「SOLO MONK」がかかりました。聴いていたら、こちらのお店の雰囲気に似合っている気がしてきました。他に、峰純子の歌なども。

【中古レコード店 LAIDBACK】

住所:山梨県甲府市中央5丁目3−21
電話:055-235-5127
ホームページ:ccnet.easymyweb.jp/member/laidback

入口

店内。スピーカーからはFMラジオの音楽番組が流れていました。

【大平( BIGFLAT)】

住所:山梨県山梨市上神内川1259−2
電話:090-1104-0012

外観。場所は、JR山梨市駅に近いところです。

看板。

入口。暖簾がなかなか趣あります。

店内。奥にカウンターがあります。

Tシャツなどの販売も。

カウンター内。

レコードプレーヤーがあって、いろいろなレコードをかけていました。

天井にボーズのスピーカー。

コーヒーいただきました。実は、古い資料を見ていたので、移転前の場所に行ってしまい、電話で連絡をとり、こちらにたどり着きました。

(今回購入したレコード)

   

フレディ―・ハバード「The Black Angel」。売却して後悔していたアルバムです。米国盤。

   

ジョージ・ケイブルスのレコードは、見かければ購入しています。

   

僕には珍しいのですが、ジョセフ・ジャーマンのレコードを購入。「小さな花」が収録してあり聴いてみたいので、購入しました。


山梨県へドライブ(1)【金精軒(北杜市白州)の水信玄餅・生信玄餅】

2020-07-13 20:05:43 | グルメ

7月12日(日)の午後、山梨県へドライブに行きました。目的は、北杜市白州の金精軒とジャズ喫茶「Autumn」に寄ることとレコード店巡りです。金精軒では2~3回買い物をしたことがありますが、水信玄餅は夏限定の人気商品なので、今まで手に入れたことがありませんでした。

首尾良く水信玄餅を買えましたが、30分の賞味期限なので、車の中で食べました。なんといっても、その透明感は餅とは思えません。お土産には生信玄餅を買い、一つだけ先に安曇野市の自宅でいただきました。心残りは、七賢酒造直営のレストラン「臺眠」に寄れなかったことで、また日を改めます。

金精軒台ヶ原店外観

水信玄餅を販売していました。お客様は全員購入していきますが、間に合いそうです。

いろいろな商品がありますが、生信玄餅も人気です。

パックに入れて販売している水信玄餅。このような形は、コロナの関係で今年だけかもしれません。

透明感とぷるぷる感には驚愕。

和菓子もいろいろありますが、餅を使ったお土産品でここまでの品物はそうないかもしれません。

きなこをまぶしていただきました。ほんのりと上品な甘さです。ほとんど一口でいってしまいました。

お茶がついてきました。

5個入りの生信玄餅をお土産用に購入。

包装紙から取り出した状態の生信玄餅です。

きな粉と黒蜜をかけたところです。こちらも柔らかくて口当たりがよく、きな粉と黒蜜で安倍川餅風にいただきました。

飲みのもは、お茶ではなくコーヒーにしました。

本日のコーヒーは、可否茶館ながの東急店で購入したエチオピアです。

右利きですが、写真を撮るために左手でポットを持ってお湯を注いでいます。

お茶だけでなく、コーヒーにもあいます。

七賢酒造直営のレストラン「臺眠」。お客様が並んでいたので、寄りませんでした。人気店で土日は混み合います。いつか入ってみたい。

【金精軒 台ヶ原店】

住所:山梨県北杜市白州町台ヶ原2211番地
電話:0551-35-2246
ホームページ:kinseiken.co.jp


ジョー・ロック「TRIBUTE TO HENRY MANCINI」と信州高原トレッキングガイド(信濃毎日新聞社刊)の話題

2020-07-12 19:37:55 | ヴァイブ、オルガン他

先日、20年ぶりくらいに、ある新聞社勤務の方(元記者)と飲会を行いました。昔話が主ですが近況も確かめあい、お互い健康であることを感謝しました。僕が山や高原に行っていることが意外だったようですが、持っていた本「信州高原トレッキングガイド」を開いて山の話を交わしました。山もいいけど、映画もお好きなので映画音楽を。

JOE LOCKE (ジョー・ロック)
TRIBUT TO HENRY MANCINI (KEYSTONE 1994年録音)

   

ヴァイブのジョー・ロック(1959年生)は、ボビー・ハッチャーソンとミルト・ジャクソンをアイドルとし、ハードバップに基礎を置いた演奏をしていて、時にアグレッシブですが、親しみやすい演奏を行います。これは、ヘンリー・マンシー二の映画音楽を取り上げたもの。

メンバーは、ジョー・ロック(vib)、ビリー・チャイルズ(p)、エディ・ゴメス(b)、ジーン・ジャクソン(ds)。プロデューサーは、木全信さんで、日本での売れ行きも考慮した選曲だと思いますが、ジャズ畑のヘンリー・マンシー二曲集はあるようでなかったアルバムなので、成功した企画だと思われます。

曲は次のとおり。なお、作曲は全てHenry Mancini(ヘンリー・マンシー二)です。

1  The Days of Wine and Roses (酒とバラの日々)
2  Moment to Moment (その日その時)
3  Loss of Love (ひまわり)
4  Moon River (ムーン・リヴァ-)
5  Two for The Road (いつも二人で)
6  Slow Hot Wind 
7  Charade (シャレード)
8  Whistling Away The Dark (暗くなるまで待って)
9  Dreamsville

ヘンリー・マンシーニのよく知られた曲を題材に、気の利いたイントロや興趣に富んだソロが入り、しかも意外にジャジーで、なかなかよいアルバム。「The Days of Wine and Roses」では、ロック(vib)のつけた幻想的なイントロが印象的。哀愁を帯びた甘美な「Loss of Love」は、ロック(vib)の奏でるメロディに、チャイルド(p)の硬質なタッチのピアノとゴメス(b)のベースがからんだ切なく美しいヴァージョン。「Charade」ではメリハリをつけてスイングし、「Whistling Away The Dark」では、エディ・ゴメス(b)の弓弾きのソロが楽しめます。 

CDのジャケットの裏面に印刷された参加ミュージシャンの写真。

【ジョー・ロックのホームページ】

joelocke.com

公演予定やディスコグラフィーなどが掲載されています。ヨーロッパでも活動しているようです。

【日野東著「信州高原トレッキングガイド」(信濃毎日新聞社発行)】

   

表紙。高原の案内ガイド本です。

高原の数は、県内に多く、とても回りきれません。

池の平湿原は、駐車場は登山の際に利用したことがありますが、散策したことがないので行くつもりです。

蓼科の横谷峡には、滝があり夏にはよさそうです。

宮田高原。ここは全く知らなかったので、行ってみたい。

しらびそ高原。車で2回ほど行ったことがありますが、いずれも仕事の関係だったので、ゆっくりと歩いてみたい。