朝日岳登山の4回目で最終です。今回は、朝日小屋から北又小屋まで、北又小屋から交通機関を使い平岩駅まで来て、蓮華温泉に行き車を回収した行程について記します。あわせて、出会った花の一部を掲載します。
蓮華温泉から朝日岳だと、同じコースを戻るのが一般的ですが、蓮華温泉への上り返しがたいへんなので、Tさんが富山県側に下りるコースを組んでくれました。こちらのコースもよく、楽しい山行になりました。
【2日目の行程】
(2日目)朝日小屋 5:16 → イブリ山(十合目) 7:45ー8:05(休憩) → ブナ平(五合目)9:26 → 北又小屋 11:59
タクシーで泊駅に出て、鉄道で泊駅~糸魚川駅~平岩駅。平岩駅から車で蓮華温泉に行き車回収。
朝日小屋の前から木道が続いています。
早朝なので、雪渓はカチカチで滑りやすく、一部でアイゼンを着けました。
こちらの斜面も花があり、お花畑の中を歩いています。清々とした気分となる場所でした。
進行左手には、剱岳が見えています。
剱岳の続きの毛勝三山。
振り返れば、朝日岳。
イブリ山山頂。十合目に当たります。ここで休憩。
どんどん下りていきます。傾斜が急なところもあります。
立派なブナの森で、歩いていて気持ちが良い。
ブナ平(五合目)。ゆっくりとしたペースで、休憩をかなり入れています。
ブナ林が素晴らしい。
北又からイブリ山までを十分割して、1合目からつけてあるそうです。もうすぐです。
北又ダムの下にある吊り橋を渡ります。渡ったところから百段の階段を上ると、北又小屋の下あたりに出てきます。
北又小屋到着。現在は無人ですが、中にも入れました。泊駅までタクシーを予約してあり、しばらくして、タクシーが到着。朝日町の補助が一人あたり1000円出て、本来10500円の運賃ですが、7500円(一人2500円)で済みました。黒東(こくとう)タクシー (asahimachi.com)
あいの風とやま鉄道泊駅。
ホームの看板。この駅が、あいの風とやま鉄道と、えちごトキめき鉄道との分岐になるようです。同じホームに両社の電車が入線します。
糸魚川行の電車。これに乗り込みました。
糸魚川からは、JR西日本大糸線の電車に乗りました。これは、到着した平岩駅です。
平岩駅。
道路を挟んだ反対側の駐車場に僕の車(一番左)を停めてあります。これに3人で乗り込み、蓮華温泉へ。
ここでもう一台の車を回収し、帰宅へ。さすがに月曜日の午後遅い時間とあって、駐車台数は少ない。
【出会った花の一部】
朝日小屋でいただいた高山植物のガイドブック。以下に記した花の名前は、よくわからなくて書いてあるものもあります。
ゴゼンタチバナ
ヒオウギアヤメ。アヤメ平に一面咲いていました。
クリンソウ
ニッコウキスゲ
多分、ハクサンチドリ
ハクサンイチゲ
チングルマ
キヌガサソウ
イワイチョウ
多分、ミヤマアズマギクの変種
ツマトリソウ
ハクサンコザクラ
ミヤマキンポウゲ
不明
シラネアオイ
シナノキンバイ
不明
連日、楽しませていただきました
前から興味のあるコースでしたが
やはり長くて私には歩けそうにありません
なので、今回、azuminoさんのレポで
楽しませていただきました
ありがとうございます
白馬岳に登った時、
途中の分岐から あっちはどこに行くんだろうね
と 話していると
登山者の方が 雪倉岳、朝日岳と教えてくださいました
とても雄大な景色でした
今年は天候が定まらず
この連休も全国の山ヤさんの溜息が
聞こえてきそうです
我が家も日帰りで行く予定でしたが
なんか気分も乗らないのでやめました
たくさんのお花にも会えて良かったですね
ハクサンイチゲ・・・の説明のお花が
ちょっと違うように思いますが・・・
余計なおせっかいでスミマセン
朝日岳ですが、この時期の、雪渓、雪渓からの水の流れ、その横にあるお花畑、残雪の残る周りの山々と、標高(2,418m)がそう高くないのに、本当に素晴らしい山で、驚きました。朝日小屋も良かったです。
天候も今一つなので、しばらくは、高原や低山に行こうかと思っています。花の名前は、とりあえずつけてるので、誤っているのもあると思います。ご指摘のハクサンイチゲについては、調べてみます。
長いレポートを読んでいただき、また、丁寧なコメントもありがとうございました。