安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

チャーリー・ラウズ&セルダン・パウエル WE PAID OUR DUES!

2014-03-19 22:04:34 | テナー・サックス

長野県下伊那郡の南部に出張で行ってきました。下條村、阿南町、売木村、根羽村方面に車を走らせたのですが、峠道の道路改良等も行われて、昔に比べて随分と走りやすくなりました。出張の楽しみは昼食ですが、今回は下條村の道の駅「そばの城」に入り、全員が700円の「サラリーマン定食」を注文しました。ごはんと蕎麦が楽しめ、ボリュームがあるので、皆のお気に入りです。一度に二人のテナー奏者を楽しめるアルバム。

CHARLIE ROUSE and SELDON POWELL (チャーリー・ラウズとセルダン・パウエル)
WE PAID OUR DUES! (EPIC 1961年頃録音)

   Wepaidourduescharlierouseseldonpowe

コロンビア、RCA系列原盤の廉価版CDが、2月と3月にわたり100タイトル発売されました。今回のラインナップは、ほしいものが目白押しなのですが、まず注文したのが上記のものです。チャーリー・ラウズとセルダン・パウエルは、どちらも僕の好みのテナー・サックス奏者ですが、この作品を持っていなくて、揃えたかったので、ありがたいリリースでした。

メンバーは、チャーリー・ラウズ・カルテットが、ラウズ(ts)、ギルド・マホーネス(p)、レジー・ワークマン(b)、アーサー・テイラー(ds)。セルダン・パウエル・カルテットが、パウエル(ts, fl)、ロイド・メイヤーズ(p)、ペック・モリソン(b)、デンジル・べスト(ds)。サイドメンは、それぞれ職人技ともいえる技量の持ち主ばかりなので、安定した演奏が聴けそうです。

曲は、チャーリー・ラウズ・カルテットが演奏したものが、「When Sunny Gets Blue」、「Quarter Moon」、「I Should Care」の3曲で、セルダン・パウエル・カルテットが、「Two For One」、「For Lester」、「Bowl Of Soul」の3曲で全6曲。「When Sonny Gets Blue」と「I Should Care」のスタンダード2曲を除き、メンバーのオリジナルですが、「Two For One」は、佳曲です。

聴いているうちに自然と笑みが浮かんでくる作品。「Two For One」は、曲の初めから、セルダン・パウエル(ts)の豪放なプレイに圧倒されます。パウエルの自作自演の「For Lester」は、レスター・ヤングに捧げたもので、レスター風のフレーズが現れますが、終盤ではうなりを伴った熱演を繰り広げています。ラウズ(ts)も、「When Sunny Gets Blue」、「I Should Care」と滋味あふれるバラードプレイを行っていて、ベン・ウェブスターを想いおこしました。リズム陣も控えめながら、十分役割を果たしています。

【そばの城】

住所:長野県下伊那郡下條村睦沢4331-5
電話:0260-27-1151

     Sobanosirokanban20140312_2
国道151号線沿いに建てられた看板。駐車場が結構広く、観光バスも止まります。

      Sobanosirotatemono20140312
お城のような建物なので、「そばの城」と名付けられたものでしょうか。道の駅でもあり、お土産なども売っています。

     Sobanosiroteishoku20140312
「サラリーマン定食」です。光線の加減で分かりづらいですが、左上は、煮カツです。玉ねぎも多く、たいへん食べ応えがありました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。