今日の安曇野市は、朝方の雪が雨に変わり天気が良くなかったので、遠出はしませんでした。午後のお茶に、ベルウッドコーヒーラボで、ブレンドとワッフルをいただきました。上品な味でした。品の良い演奏を。
SONNY RED (ソニー・レッド)
IMAGES (JAZZLAND 1961年録音)
ソニー・レッド(as, 1932~1981年)は、デトロイト出身のチャーリー・パーカーやジャッキー・マクリーンに連なるアルト・サックス奏者ですが、1950年~60年代に活動はしたものの、やや地味な存在だったと思われます。でも、演奏が明るめで、僕は結構好きです。本作は、サイドメンが豪華です。
2つのセッションから収録されていて、1961年6月26日録音のメンバーは、ソニー・レッド(as)、ブルー・ミッチェル(tp)、バリー・ハリス(p)、ジョージ・タッカー(b)、レックス・ハンフリーズ(ds)。1961年12月14日録音のメンバーは、ソニー・レッド(as)、バリー・ハリス(p)、グラント・グリーン(g)、ジョージ・タッカー(b)、ジミー・コブ(ds)。
(英文表記)Sonny Red(as)、Blue Mitchell(tp)、Barry Harris(p)、George Tucker(b)、Lex Humphries(ds)、Grant green(g)、Jimmy Cobb(ds)。
曲目は次のとおり。
1 Images (Sonny Red)
2 Blues fro Donna (Sonny Red)
3 Dodge City (Sonny Red)
4 Blue Sonny (Sonny Red)
5 The Rhythm Thing (Sonny Red)
6 Bewtiched, Bothered and Bewildered (Lorenz Hart, Richard Rodgers) (魅惑されて)
6の「Bewitched」(魅惑されて)はスタンダードですが、あとの5曲はソニー・レッド作曲のものです。オリジナル5曲は、どこかしらスタンダードをイメージさせるところがあり、馴染みやすい。
ソニー・レッド(as)は、強烈な個性こそ感じられませんが、明るめのトーンで、素直なフレーズを吹いていて好感が持てます。トラック1~3にブルー・ミッチェル(tp)が参加していて、特に、ミディアムテンポの「Images」におけるミッチェル(tp)の演奏は、伸びやかでメロディアスです。バラードの「Bewitched」では、ソニー・レッドのワンホーンによるしっとりとした美しい演奏が聴けます。グラント・グリーン(g)が2曲で聴け、バリー・ハリス(p)以下のリズム陣も強力で、楽しめました。
ジャケット裏面にある録音時の写真。上から、ソニー・レッド、ソニーレッドとブルー・ミッチェル、一番下が、バリー・ハリス。
(参考)本作が聴けます。
Sonny Red, Blue Mitchell & Grant Green - Images ( Full Album )
(参考)拙ブログの関連記事
(安曇野市宅で聴いているところ)
飾ってあるレコードは、右からソニー・レッド「The Mode」(JAZZLAND 日本盤)、本作「Images」(JAZZLAND OJC盤)、本作に参加しているグラント・グリーン「Grant's First Stand」(Blue Note 再発盤)。
【ベルウッドコーヒーラボ(BELL WOOD COFFEE LAB)】
住所:長野県安曇野市豊科3197-1
電話:0263-75-3319
ホームページ:BELL WOOD COFFEE LAB (thebase.in)
ベルウッドコーヒーラボ (BELL WOOD COFFEE LAB) - 南豊科/カフェ | 食べログ
外観
コーヒーのメニュー。マイルドブレンドを注文。
フードなどのメニュー。ベルギーワッフルも注文。
コーヒー。 まろやかな口当たりのコーヒーでした。
ワッフル。自家製のようです。
ワッフルのアップ。砂糖が絡んで、美味しい。
朝方は雪で、それがまだ残っています。
あたりの景色。午後には雨になったので、明日には溶けているかもしれません。4月上旬くらいまでは、スタッドレスタイヤが欠かせません。