安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

スコット・ハミルトン、ハリーアレン LIVE!

2018-11-18 20:06:38 | テナー・サックス

先週、久しぶりに東京へ行きました。昼間は仕事で人に会い、夕方からは宴会に出席したので、自由な時間がなかったのですが、帰りがけに神保町から御茶ノ水に回り、古本屋とディスクユニオン神保町店に立ち寄りました。その際、神保町古書店MAPをもらいましたが、神田の地理がわかりやすく記載してあって、これは重宝しそうです。好きな二人を同時に楽しめてしまう重宝するCD

SCOTT HAMILTON (スコット・ハミルトン) HARRY ALLEN (ハリー・アレン)
LIVE!  (GAC RECORDS 2014年録音)

   

このCDは、先日、甲府市のライブハウスCOTTONCLUBで開催されたニッキ・パロット、ハリー・アレンのライブの際に会場で購入し、ハリー・アレンからサインをもらったものです。スコット・ハミルトン(ts)とハリー・アレン(ts)の双頭作品ですが、甲府の会場には、アレン本人が持ち込んできたそうです。

メンバーは、スコット・ハミルトン(ts)、ハリー・アレン(ts)、ロッサノ・スポーティエロ(p)、ポール・ケラー(b)、Leon Joyce Jr.(ds)。スポーティエロは、ニッキ・パロットやハリー・アレンとの共演作などのCDも出しているイタリア出身のピアニストです。本作は、カルフォルニア州のサンタクルーズにあるジャズクラブ「KUUMBWA Jazz Center」における公演を録音したものです。

曲目は、「Apple Honey」、「The Lonesome Road」、「Tickle Toe」、「A Sound Investment」、「Body And Soul」(身も心も)、「Blues Up And Down」の6曲。何れもテナー・サックス2本のバトルに相応しい曲ばかりで、レスター・ヤング作「Tickle Toe」やジーン・アモンズとソニー・スティット作「Blues Up And Down」など、ワクワクする選曲です。

ハードなサウンドで豪快に吹いているのはハリー・アレンですが、メロディの多彩さとスピードではスコット・ハミルトンだと思われ、個性の違いもあって、楽しく面白く聴けました。大好きな曲の「The Lonesome Road」、カウント・ベイシー楽団の演奏を想起させる「Tickle Toe」、バラードで二人が情緒纏綿として吹いた「Body and Soul」と、現代のスイング系テナーを堪能しました。テナー二人のアンサンブルやスポーティエロ(p)はじめリズム陣のプレイも細部まで行き届いていて、充実したアルバムです。

【神保町古書店MAP】

   

   

この辺は、たまに歩くのですが、時に迷うことがあります。概略がわかってよい地図です。書店やレコード店も詳しく記載されています。

   

連盟加盟の古書店が掲載されています。これは一部ですが、「うたたね文庫」という面白い名前の本屋さんがあります。



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