安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ユジャ・ワン(p)の新譜「THE AMERICAN PROJECT」など、最近聴いたクラシックのCD

2023-05-19 19:30:00 | クラシック

クラシックについては、演奏者を問わなければ、有名曲のCDはほぼ揃っているので、CDを購入する機会は減っています。けれども、気になるものは購入していて、ユジャ・ワンの新譜も購入しました。

ユジャ・ワン(P) THE AMERICAN PROJECT 

     

マイケル・ティルソン・トーマス:You Come Here Often?
テディ・エイブラムス:ピアノ・コンチェルト

ピアノ:ユジャ・ワン
テディ・エイブラムス(指揮・作曲)、ルイヴィル管弦楽団。(2022年録音)

2曲ともユジュ・ワン(p)のために作曲された曲です。「ピアノ・コンチェルト」は、スイングするなど、ジャズの影響が濃い曲。カデンツァなど、流麗かつ明晰なユジャ・ワンのプレイを楽しみました。クラシックファンの間では、賛否両論あるアルバムかもしれません。

(ライナーノート裏面の曲目など本作のデータ)。

以下、ライナーノートにある写真から。

   

   

   

左側は、多分、テディ・エイブラムス。

【ユジャ・ワン(Yuja Wang) ホームページ】

Yuja Wang | Piano

スケジュールを見ると、欧米の一流オーケストラ、指揮者との共演やリサイタルがぎっしりで、世界中を飛び回っています。

クレメラータ・ムジカ 新ウィーン楽派の室内楽作品集 

   

マーラー:ピアノ四重奏曲。
シェーンベルク:ヴァイオリンとピアノのための小品、弦楽三重奏曲、ピアノ伴奏によるヴァイオリンのための幻想曲。
ウェーベルン:チェロとピアノための2つの小品、ヴァイオリンとピアノのための4つの小品、チェロとピアノのための3つの小さな作品、チェロ・ソナタ
ベルク:クラリネットとピアノための4つの小品、室内協奏曲

クレメラータ・ムジカ
ギドン・クレーメル(vn)、ヴェロニカ・ハーゲン(va)、オレグ・マイセンベルク(p)、クレメンス・ハーゲン(vc)、ザビーネ・マイヤー(cl)。(1994年録音)

ロマン派の名残を感じさせる習作や、無調の作品が集められたもの。ヴァイオリンのギドン・クレーメル中心の演奏です。無調の作品を聴いてみたかったので、購入しました。ベルクの「室内協奏曲」(クラリネット、ヴァイオリン、ピアノ版)が、特に面白かった。

ヴィルヘルム・ケンプ(p) 主よ、人の望みの喜びよ~ケンプ バッハを弾く 

        

J. S. バッハ:平均律クラヴィーア曲集抜粋、コラール前奏曲、シチリアーノ、オルガン・コラールなど
ヘンデル:メヌエット
グルッグ:バレエ音楽「オルフェオの嘆き」、精霊の踊り

ピアノ:ヴィルヘルム・ケンプ (1975,1980年録音)

ピアニストのケンプが晩年に録音したものです。タワーレコードから発売された2枚組CDで、LP3枚分を収録。バッハ、ヘンデル、グルックの小品を集めたもので、親密な癒やしの世界に誘ってくれます。

本CDのデータ。右側ののジャケット写真にある3枚のLPが2枚のCDに収録されています。

チャイコフスキー:弦楽セレナード、「フィレンツェの思い出」

   

チャイフスキー:弦楽セレナード、弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」(弦楽合奏版)

指揮:フィリップ・アントルモン
管弦楽:ウィーン室内管弦楽団 (1990年録音)

4月29日に、角田鋼亮指揮東京フィルのコンサートのアンコール曲、「チャイコフスキーの弦楽セレナードからワルツ」が良かったので、手持ちのその曲が収録されたCDを聴きました。往年の名ピアニスト、フィリップ・アントルモンの指揮です。チャイコフスキーの優雅な美しいメロディに、うっとりとさせられました。

   

本CDのデータなど。これは、かなり昔に購入したCDです。

(参考)(東京フィル演奏会に関する記事へのリンク)

角田鋼亮指揮 東京フィル演奏会、チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲、シューマン:交響曲第1番「春」。



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