安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

オーディオ喫茶「SLOW HAND」(長野県箕輪町)で、ビル・エヴァンスのオリジナル盤を聴きました。

2023-05-31 19:30:00 | ジャズ喫茶

先日、箕輪町のオーディオ・音楽喫茶「SLOW HAND」に寄りました。約1年ぶりだったのですが、オーディオ装置に基本的な変更はなく、音楽を大きな音量で楽しみ、遅いランチにカレーをいただきました。

お客が僕一人だったためか、マスターがビル・エヴァンス(p)のオリジナル盤や、ピンク・フロイドの盤をかけてくれました。エヴァンスのアルバムの再生ぶりが素晴らしく、また訪れたい。

JR飯田線の木ノ下駅のすぐ近くにお店はあります。写真の奥に見えている建物の2階がSLOW HANDです。

入口

店内。ステージがあり、第1と第3の金曜日の夜は、ジャムセッションが開催されます。ハモンドオルガン、ドラムスがセットされ、アップライトピアノも置いてあります。

レコード3000枚、CD2000枚はあります。レコードは、ジャズ、ヴォーカル、ロック、ブルース系統のものがあり、オリジナル盤がほとんどだそうです。

カウンター席。この席に腰かける方も多いようです。

ドラムセットが新たに設置してありました。

ハモンドオルガンは買い替えてありました。

スピーカーは、ウーハーTAD TL-1601b×2、ドライバーTAD 4001がバーチカルツイン型のエンクロージャーに収まっていて、コンデンサーのみで切ったツイーターJBL 2405が追加されてた3ウェイだそうです。

   

アンプは、征矢進(SOYA AUDIO)さん制作の管球アンプだそうです。

ターンテーブルを撮らせていただきました。CDプレーヤーは、エソテリックを使っています。

ビクターのターンテーブル。

こちらは、マイクロの糸ドライブのターンテーブル。カートリッジは、フェアチャイルドです。

「クリーン電源」の装置を使っています。

僕が持参したレコードをかけてもらいました。江藤良人の「Everything I Love」です。ドラムス、ベースともに迫力があります。低音に余裕がある再生ぶりです。

ビル・エヴァンスの「Waltz for Debby」のモノラルオリジナル盤。とりわけ、スコット・ラファロ(b)の音にほれぼれでした。

マスターがお好きだというビル・エヴァンス「Quintessence」。

ビル・エヴァンス「Green Dolphin Street」。フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムスも面白い。

ロックのアルバムもたくさんあります。ピンク・フロイド「狂気」を一部かけてくれました。オリジナルのようですが、2枚ありました。

遅いランチをいただきました。カレーと珈琲です。チョコレートがお茶うけに出てきます。

カレー。ご飯ものがあったので、驚きました。美味しかったです。

珈琲。たっぷりです。楽しい時間を過ごしました。マスターのオリジナル盤コレクションが素晴らしいので、また寄りたいお店です。

【SLOW HAND】

住所:長野県上伊那郡箕輪町大字中箕 11945-6
           JR飯田線木ノ下駅前 
営業時間:12:00~21:00 月曜定休
電話:090-9665-6270


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
SLOW HAND (mobu)
2023-05-31 23:58:49
スロー・ハンドと言えばクラプトンの
ニックネームになっていた時代が
ありました。
店名はそこから来てるのかな。
それにしても凄いお店が現存して
いるのですね。
オリジナル盤はともかく、ハモンド・
オルガンがある店というのは、
初めて見ました。
今どきは電子オルガンというか、
エレクトーンというかそれらの
キーボードが置いてある店はあると
思うのですが、本家の楽器があるのは
こだわっていますね。
以前、ジミー・スミスを調べてた時に、
ハモンドオルガン置いてある店が
少ないのでオルガニストはオルガン
運び入れるわけにもいかないし、
出演できる店が少ないのが問題だと
いう記事を見た事があり、
そんなことを思い出しました。

エバンスのオリジナル盤。
「グリーン・ドルフィン・ストリート」
は個人的名盤ですが、ピンク・フロイド
のダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン(狂気)が聴けるのは2度びっくりですね。
ビルボードのチャートに長年いる
モンスター盤ですがお店で聴いて
みたいものです。
返信する
ギターたくさんあります。 (azumino)
2023-06-01 12:05:28
mobuさん こんにちは

オーディオと音楽のお店ですが、レコードやCDをかけるだけでなく、ライブやジャムセッションも行っているアクティブなお店です。

ギターもたくさん置いてあるので、「SLOW HAND」はエリック・クラプトンからきているのかもしれません。マスターは、自分でお店の内外装などを手掛けているので、そんなことも、意味に込められているのかもと思います。

ハモンドオルガンB3は、長野県内ではこちらのお店だけでしか見たことがありません。今回行ったら、買い替えてあって、びっくりしました。また、アップライトピアノも導入して、ライブに備えています。6月に、名古屋からオルガン奏者を呼んで、ライブをやると話していました。

オーディオ、レコード、楽器などなど、面白いお店です。今回、お客様がたくさんいないと、いろいろと聴けるので、時間をみながら出かけました(笑)。マスターは気さくな方で、楽しいお店です。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。