安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ラッセル・マローン LOVE LOOKS GOOD ON YOU

2019-03-16 20:03:00 | ギター

先週の日曜日に安曇野市で用水掘に出ました。田んぼに水をかけるのにに先立って、水の通りをよくするために、たまった泥や支障となる樹木などを除去する作業です。僕は、スコップで泥をあげる作業を3時間ほどやりましたが、それで終わりではなく、続いて野天で宴会になり、作業より飲む方が疲れました(笑)。自宅へ戻り、いくらか朦朧としながら聴いたアルバム。

RUSSELL MALONE (ラッセル・マローン)
LOVE LOOKS GOOD ON YOU (HIGH NOTE 2014年録音) 

   

ラッセル・マローン(g)の4年ぶりのアルバムで、High Note レーベルから初めて出されたものです。その後、High Noteから2作が出されています。歌手のダイアナ・クラールの伴奏をやっていることで知られていると思いますが、来月(2019年4月)、東京丸の内のコットンクラブに出演予定なので、注目を集めるとよいのですが。

メンバーは、ラッセル・マローン(g)、リック・ジャーマンソン(p)、ジェラルド・キャノン(b)、ウィリー・ジョーンズⅢ(ds)。リック・ジャーマンソンは、ちょっとマッコイ・タイナーからの影響が感じられますが、オーソドックスで、ウィリー・ジョーンズⅢは、がっちりとしたビートを送り出していて、気持ちがよい。

曲は、マルグリュー・ミラー作「Soul Leo」、ラッセル・マローン作「Love Looks Good on You」、サド・ジョーンズ作「The Elder」、アイザック・ヘイズ作「Ellie's Love Theme」、ジェリー・ゴールドスタインの「Your Zowie Face」、ジョー・チェンバーズ作「Mirros」、ジョージ・コールマン作「Amsterdam After Dark」、J.R.ジョンソンの「Lift Ev'ry Voice and Sing」、フレディー・ハバード作「Suite Sioux」の9曲。新しめのものが多く、凝った選曲です。

ラッセル・マローンの柔らかな音色によるコードの響きやアドリブラインに魅せられました。名曲「Amsterdam After Dark」やリズムが変化する「Suite Sioux」では、マローン(g)の多彩なソロに加え、リック・ジャーマンソン(p)のソロやウィリー・ジョーンズ(ds)の切れ味がよくリズミカルなドラムが面白かった。スローテンポの曲も印象的で、マローンの自作「Love Looks Good on You」や「Millors」では、叙情豊かで繊細なギタープレイが素晴らしい。

【安曇野明科の風景など】

用水から北アルプス方面。真ん中辺りに立っている人達も作業を行っています。以下、作業の合間にスマホで撮影したものです。

作業を行った用水の一部

ごく小さい花が。咲いていました

わさび畑の近くです。

打ち上げの用意をしているところです。総勢20名くらいでの宴会になり、お酒の量が半端でなくでたようです。



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