安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

キース・ジャレット「JASMINE」、スターバックスコーヒーの「ルージュ オペラ フラペチーノ」。

2024-02-01 19:30:00 | ピアノ

先日、スターバックスコーヒーに寄って、「ルージュ オペラ フラペチーノ」を初めていただきました。チョコレートが主体ですが、レッドベリーのソースがかかり甘酸っぱさも感じられ、結構いけます。甘酸っぱい旋律も流れます。

KEITH JARRETT (キース・ジャレット)
JASMINE (ECM 2007年録音)

   

キース・ジャレット(p, 1945年生)とチャーリー・ヘイデン(b, 1937~2014年)というと、1970年代にキースが新しく編成したアメリカン・カルテットで共に活動したことが知られていますが、本作は、30年ぶりに共演したもの。

メンバーは、キース・ジャレット(p)とチャーリー・ヘイデン(b)だけで、二人のデュエットです。ジャレットの自宅にヘイデンが招かれ、そこにあるスタジオで二日間にわたり録音されたもの。テープは8時間分あって、本作の他に、その続編が「Last Dance」として2014年に発売になっています。

曲目は、次のとおり。

1  For All We Know (J. Fred Coots,  Samuel M.Lewis)
2  Where Can I Go Without You (Peggy Lee,  Victor Young)
3  No Moon at All (Redd Evans,  David A. Mann)
4  One Day I'll Fly Away (Will Jennings,  Joe Sample)
5  I'm Gonna Laugh You Right Out of My Life (Cy Coleman,  Joseph McCarthy)
6  Body and Soul (Frank Eyton,  Johnny Green,  Edward Heyman,  Robert Sour)
7  Goodbye (Gordon Jenkins)
8  Don't Ever Leave Me (Oscar Hammerstein Ⅱ,  Jerome Kern)
よく知られたスタンダード曲が選曲されています。新しい曲のジョー・サンプル作「One Day I'll Fly Away」だけは、スタンダードではないです。

収録曲を初めて見た時、それぞれの曲のヴォーカルヴァージョンが思い浮かびました。例えば、「For All We Know」は、ジューン・クリスティやべヴァリー・ケニーが歌ったもの、「Where Can I Go Without You」は、ナット・キング・コール、「Don't Ever Leave Me」は、ゴギ・グラントと。切ないトーチソングを含めた収録曲です。演奏は、原曲に合わせたテンポ設定により、まさにピアノとベースで歌っています。「No Moon at All」は、軽快ですが、これも原曲寄りで、僕のようなヴォーカル好きにはたまらないアルバム。

(参考)本作から「For All We Know」が聴けます。

재즈를 듣다 / For All We Know / Keith Jarrett / Charlie Haden / Jasmine / (youtube.com)

 【本作の収録曲が聴けるヴォーカルアルバムの例】

いずれも、大好きなアルバムです。

   

ジューン・クリスティ「The Misty Miss Christy」(Capitol)。「For All We Know」が収録されています。

   

べヴァリー・ケニー「Born To Be Blue」(Decca)。「For All We Know」、「Don't Ever Leave Me」が収録されています。

   

ナット・キング・コール「Love is The Thing」(Capitol)。「Where Can I Go Without You 」が収録されています。

   

ゴギ・グラント「The Helen Morgan Story」(RCA)。「Don't Ever Leave Me」が収録されています。

【スターバックスコーヒーのルージュ オペラ フラペチーノ(上田中央店)】

ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン

上田中央店外観

「ルージュオペラフラペチーノ」のPR立て看板。

店内では、出勤前のサラリーマンの方が目につきました。

「ルージュ オペラ フラペチーノ」。『”オペラケーキ”のように、それぞれの層で異なるチョコレート感を楽しめる、艶やかで高級感のあるフラペチーノ®』だそうです。

『ダークチョコレートパウダーとチョコレートチップ、アーモンドミルクをブレンドした、ほんのりビターで香ばしい風味の層に、ホイップクリームと甘酸っぱいレッドベリーグラサージュソースを平らに重ね、キラキラと華やかに輝く金粉パウダーを飾りました。』そうです。金粉には、驚きました。

ストローを使い、クリームを少し崩してみました。一般的なフラペチーノは、僕には甘すぎたり、冷たすぎたりする場合もあるのですが、この商品は、そのへんが良い塩梅で、リピートしそうです。

スターバックスコーヒーのホームページを開けたら、『ROUGE Opera Frappuccino」が真っ先に出てきました。ケーキの「オペラ」は、もともと大好きです。「オペラ」に注目して、フラペチーノを作るとは、スタバの商品開発力は素晴らしい。