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安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

音楽を楽しむ部屋の模様替えと、カートリッジDENON DL-103と昇圧トランスの導入

2020-06-02 19:45:25 | オーディオ

(この記事は、amebaブログに2020年5月8日に投稿したものです。4月29日から5月10日までamebaブログに投稿した記事を順次gooブログに移していますが、これはその9回目)

連休中に、安曇野市の音楽を楽しむ部屋の模様替えを行いました。換気扇について全く使用せず外部の音も入ってくるので撤去し、そこを塞ぐ作業を中心として家具の移動などを行いました。

また、レコードの再生について、前から持っているMCカートリッジのDENON DL-103の活用と、新たに昇圧トランスの導入を行いました。部屋の模様替えとオーディオラックの整備はIさん、昇圧トランスの導入はTさんのお世話になり、お二人に感謝しました。

換気扇を撤去したところです。撤去前の写真は撮り忘れました。

桟を取り付けて、内側から板を取り付けたところ。

断熱材を入れて、厚みを調整しているところ。

内側からビスで板を張り付けて終了。この板はきちんと処理されたものです。プロもびっくりの仕上がりではないでしょうか。

上記写真は、ラックが三段になっているのですが、最下段にあるアンプの上部に隙間が十分なくて、長時間使うと熱がこもる嫌いがありました。そこで横板を一枚抜いて、二段にする作業をIさんに行ってもらいました。

ラックの変更が完成。二段目になりますが、プリメインアンプの上の空間が広くなったので、放熱も充分できそうです。

カートリッジは、オーディオテクニカのMMのものを使っているのですが、それに加えて、MCのDENON DL-103を使ってみることにしました。

使用しているプリメインアンプのPMA2000REにもMM/MC対応フォノイコライザーがついていて、背面の切り替えボタンにより、MMとMCカートリッジのどちらにも対応可能です。さらに、DL-103専用の昇圧トランスをTさんから提供していただいたので、アンプのものではなくて、それを使うことにしました。写真右奥に見えます。

DENON AU-301という製品で、カートリッジのDL-103専用のトランスだそうです。木片を置いてその上に設置しました。

DL-103で再生。クリス・コナーの歌声が一層生々しく聴こえるようになりました。スネアやハイアットなどドラムスやベースも繊細さが増して、細やかな再生ぶりにになりました。

後方にあった電子ピアノを横に持っていきました。

別室に置いてあった3人掛けのソファーを持ってきて、壁にほぼつけて設置。ソファーが仰々しくて、カジュアルなものに替えたいところですが、経済的なこともあるので活用できるものは活用します。書棚の一段目にレコードが入るので、よく聴くものを中心に一定枚数をそこへ収納しました。

ソファーの位置からオーディオ装置を撮影。ソファーの位置が若干後方へいったので、前方の空間が若干広くなりました。

(安曇野市宅のオーディオ機器)

レコードプレーヤー:デノン DP-400
カートリッジ:デノン DL-103   昇圧トランス:デノン AU-301 (変更点、追加しました)
カートリッジ:オーディオテクニカ AT150E/G
CDプレーヤー:パイオニア PD-70AE
プリメインアンプ:デノン PMA-2000RE  
スピーカー:JBL L100 Classic


Iさん宅でタンノイスピーカーとオルトフォンカートリッジでブルーノート盤を試聴

2020-05-25 16:13:08 | オーディオ

(この記事は、amebaブログに2020年5月4日に投稿したものです。4月29日から5月10日までamebaブログに投稿した記事を順次gooブログに移していますが、これはその6回目)

連休前半に友人のIさん宅を訪問して、タンノイのスターリングで音楽を楽しみました。ホレス・シルバーのブルーノートリバティ盤などを持参しましたが、ジョー・ヘンダーソンのテナーがことに生々しく聴こえました。
 
カートリッジは、オルトフォンのSPUで、前のモデルらしいのですが気に入っているそうです。スピーカーのせいもありますが、ことに弦や木管楽器の質感がよく出ているように思いました。楽しい時間を過ごしました。

Iさん宅のオーディオ装置。細部は別として、大まかには機器は前回と同じでした。

スピーカーが座る位置の高さに合わせてセッティングされています。

英国のオーディオメーカー、TANNOYのSTIRLING。コルクを使っているモデルです。レベルの調整は特にしてありません。

アンプ類など

プレーヤー本体はテクニクスの製品です。

レコードに重しを乗せていますが、効果があるようです。

デンオンのCDプレーヤー

プリメインアンプはラックスマンの真空管のものを使用。

Iさんがかけてくれたカール・ベーム指揮ウィーンフィルによるブルックナー交響曲第4番。オリジナル盤で、ほれぼれするようなウィーンフィルのサウンドが聴けました。DECCAレーベルへの録音です。

僕が持参したホレス・シルヴァーの「Song Fro My Father」(Blue Note)

リバティー盤の音符レーベルのものです。

ヴァン・ゲルダーの刻印が入っています。結構いい音が聴けました。

これも持参したアート・ブレイキー「The Freedom Rider」(Blue Note)。ホレス・シルヴァーのものと同じく、リバティの音符レーベルでヴァン・ゲルダーの刻印入りです。

Iさんがコーヒーを淹れてくれました。豆を関西から取り寄せているそうです。コクと香りが素晴らしいコーヒーでした。
 


オーケストラの低音再生のためにアンプを「デノン PMA-2000RE」に替えて「JBL L100 Classic」を鳴らしました。

2020-03-25 20:01:24 | オーディオ

昨年6月にスピーカー「JBL L100 Classic」を購入し、安曇野市宅で音楽を楽しんできました。全般には良いのですが、オーケストラの再生について、低音にもう少し厚みがほしく、低弦各部の動きを明瞭にしたいと思い始めました。アンプは「ローテル RA-05」で、管弦楽の低音再生には若干力不足かもしれません。 

松本のジャズ喫茶「アンの家」で話したら、マスターや常連のTさんから長野市宅で使っている「デノン PMA-2000RE」が電源部が充実しているから使ってみたらと勧められました。そこで、先日運んできて、セッティングをTさんに行ってもらいました。結果、低音がより出て鮮明さも感じられます。Tさんとマスターに感謝。

(安曇野市宅のオーディオ機器)

レコードプレーヤー:デノン DP-400
カートリッジ:オーディオテクニカ AT150E/G
CDプレーヤー:パイオニア PD-70AE
プリメインアンプ:ローテル RA-05 ⇒ デノン PMA-2000RE  (変更点)
スピーカー:JBL L100 Classic

(変更前)

いままでの機器の設置の様子です。

ラックには、上にプリメインアンプ「ローテル RA-05」、中段にCDプレーヤー「パイオニア PD-70AE 」を置いてあります。

(変更後)

とりあえずアンプを入れ替えたところ。アンプが大きくて、目の前にあると圧迫感があり視覚的にもよくありません。

ラックの上にプリメインアンプ「デノン PMA-2000RE」 

(ラックにアンプを収納し、レコードプレーヤーをラックの上に設置。)

そこで、デノンのアンプをラックの最下段に収納し、上にはレコードプレーヤーを棚から降ろして置きました。バランスがとれて、よさそうです。

上から撮ったところ。

(Tさんが持ってきてくれた木片で、スピーカーの位置を5cm上げました。)

ここからは嬉しい番外編です。Tさんが木片を買って持ってきてくれて、スピーカーの下に挟み、スピーカーの位置を5cm上げました。聴いている高さとの調整ですが、これも効果があって、音の拡がりも出た感じです。

木片をかまして、高さを上げたところです。木の色はスプレーで変えられますが、当面このままでいきます。

(アンプを入れ替えてスピーカーの高さを調整した後、試聴で聴いたアルバムと簡単な感想)

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をイリヤ・カーラー(vn)の演奏で。ヴァイオリンの音が艶やかにちょっと太めに聴こえます。

   

幻想交響曲の第5楽章を聴きました。古い録音ですが、SACDでもあり、低弦部の再生がよく、コントラバスとチェロの音が分離しきれいに聴こえ、さらに、低音が充実したことによって、鐘の音など高音部も鮮明さがました感じです。

   

ミリアム・ガウチのイタリアオペラのアリア集。もともときれいな声の歌手ですが、そこに柔らかさも加わり、一段と素晴らしい。

   

最新の録音で、シーネ・エイの「DREMAS」をCDで聴きました。ベース、ドラムスともに、一層鮮やかな再生ぶりです。

ECMのオリジナルレコードで、チック・コリアの「Retrun to Forever」を聴きました。音もよいですが、演奏がすごい。

隣の部屋から、いつもと違う角度で撮影。うまくラックに収まって、全体にきれいに見えます。ラックの製作者Iさんにも感謝。


甲府盆地のオーディオとレコードのお店へ 【オーディオ喫茶「ハーモニー」、中古レコード店「Buggin' Out」と「レイドバック」】

2020-03-06 20:06:23 | オーディオ

先週の日曜日の午後、甲府市に出かけたので、少し足を延ばして、甲府盆地のお店を訪ねました。オーディオ・喫茶の「ハーモニー」は2回目の訪問でしたが、ちょうど販売用のコントロールアンプの試聴が始まったので、一緒に聴かせていただきました。

山梨市の中古レコード店「Buggin' Out」には初めて寄りました。ジャズはあまりありませんでしたが、ロックやリズム&ブルースなどは品揃えが豊富のようでした。締めは甲府市の「レイドバック」でした。レコードを探していると時間の経つのも忘れます。

【サウンドライフ ハーモニー】

住所:山梨県笛吹市一宮町竹原田1823 
電話:080-6733-5134
ホームページ:dourakuhouse.com

外観

お店の内部。前回(2019年10月)行った時と基本的には変わりありません。

持参したCDをかけてもらいました。ウェス・モンゴメリーの「Live at Half Note」です。SACDですが、CDとしても使えます。

三菱の16cmフルレンジスピーカーから音が出ていました。

こちらは、マスター自作の販売用プリアンプです。購入予定の方が来店して、試聴が始まりました。

アンプの内部も見せていただきました。真空管です。

面白かったのは、CDプレイヤーからの出力でもレコードプレイヤーからの出力でも音量が変わらなかったことです。通常はレコードプレイヤーの方は小さな音になりますが、同じ音量になるように設計してあるそうです。

モカベースのブレンド珈琲をいただきました。お客様も増えてきたので、次の目的地に向かいます。

【Buggin' Out】

住所:山梨県山梨市上栗原904−4
電話:050-1297-1327
ホームページ:buggin-out

3年ほど前にオープンした中古レコード・CD店です。

入口

店内。7インチレコードの在庫も多かった。

壁にはいろいろなジャンルのレコードが飾ってあります。アン・バートン(vo)の日本盤が2枚ありました。

【LAIDBACK】

住所:山梨県甲府市中央5-3-21
電話:055-235-5127
ホームページ:laidback

甲府の街の中にあり、ライブなどで甲府へ行った際には必ず寄ります。

(2軒のお店で購入したレコードから)

   

ジョン・コルトレーン「COLTRANE LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD」  (Impulse)

   

モノラル盤です。RVG刻印入りですが、溝がないのでオリジナルではなくセカンドなどかもしれません。

   

ジェリー・マリガン「Something Borrowed Something Blue」(Limelight)

日本盤です。ズート・シムズ(ts)が参加しているので購入しました。


軽井沢で唯一のジャズの流れる喫茶店「だぁーちゃ」  (ジャズ喫茶 長野県北佐久郡軽井沢町)

2020-01-17 20:04:12 | オーディオ

軽井沢とその周辺には、「だぁーちゃ」の他に「サッチモ」、「Bird」、「ジェニー」とジャズをかけている喫茶店があったのですが、それぞれの事情により閉店して今も健在なのは「だぁーちゃ」だけになりました。

店内には、スピーカーのパラゴンからゆとりのある音でジャズが流れています。軽井沢にお住まいの方が立ち寄る街の喫茶店として機能していて、ケーキや珈琲もなかなかよいです。できるだけ続けていただきたいお店です。

建物外観

看板。いままで「だーちゃ」だと思っていたのですが、正確には「だぁーちゃ」でした。

入口。貼り紙には、冬季の営業時間のお知らせが記載されていました。

店内。お客様お二人がいましたが、話も弾んでいて、常連客のようでした。

パラゴン。見かけることもありますが、その度に芸術品のようなスピーカーだと思わされます。

   

CDプレーヤーなど。

たてかけてあるものとは、別の音源がかかっていました。

ケーキと珈琲。

食べ応えがありました。

上からみると、クリームが反対側に隠れているのがわかります。

濃い目のものを淹れてもらいました。抽象的なデザインが面白い器を使っていました。

ストーヴ。

薪のストックがすごい。これだけ誂えるのはたいへんです。

お店の前からの浅間山景色。

【だぁーちゃ】

住所:長野県北佐久郡軽井沢町追分1441-7
電話:0267-45-3951
ホームページ:だぁーちゃ (食べログのページです。)