この2月26日にオープンしたコメダ珈琲の長野駅東口公園店ですが、先日寄ったところ、お客様が多く入っていて、繁盛していました。空腹だったので、定番のビーフシチューをいただきました。定番の曲が多いアルバム。
RED HOLLOWAY (レッド・ホロウェイ)
RED HOLLOWAY AND COMPANY (Concord 1987年録音)
レッド・ホロウェイ(ts, 1927~2012年)は、知名度は低いのですが、好きなテナーサックス奏者で、過去に3回取り上げました(該当記事へのリンク:1、2、3) 。ホロウェイは、晩年まで活躍し様々なレーベルに録音を重ねていましたが、本作は1987年に西海岸のコンコードレーベルに録音されたものです。
メンバーは、レッド・ホロウェイ(ts, as)、シダー・ウォルトン(p)、リチャード・リード(b)、ジミー・スミス(ds)。レッド・ホロウェイのワンホーン(楽器の編成に管楽器が一つだけ入っているという意味です。)アルバムで、シダー・ウォルトンの参加が嬉しい。
(英文表記)Red Holloway(ts,as)、Cedar Walton(p)、Richard Reid(b)、Jimmie Smith(ds)。
曲目は次のとおり。
1 But Not for Me (George Gershwin, Ira Gershwin)
2 Caravan (Duke Ellington, Irving Mills, Juan Tizol)
3 Passion Flowers (Billy Strayhorn)
4 Blues for C.J. (Red Holloway)
5 Well, You Needn't (Thelonious Monk)
6 What's New? (Johnny Burke, Bob Haggart)
7 Summertime (George Gershwin, Ira Gershwin, Dubose Heyward)
8 Tokyo Express (Red Holloway)
スタンダードが5曲、レッド・ホロウェイの自作が2曲、セロニアス・モンク作の有名ジャズオリジナルの「Well, You Needn't」。バラエティに富んだ選曲です。
レッド・ホロウェイ(ts)に、Concordレーベルの録音があったとは意外でしたが、なかなかの作品です。ホロウェイは、どの曲も切れ味鋭く吹き、下降フレーズに迫力があります。スタンダード曲の「But Not for Me」や「Summertime」もソウルフルで面白いのですが、2曲の彼のオリジナル「Blues for C.J.」と「Tokyo Express」も良く、前者ではファンク系のリズムを用い、後者ではエキサイティングなプレイが楽しめ、シダー・ウォルトン(p)のソロもスピード感満点です。バラードの「What's New?」では、ホロウェイはアルトサックスを吹いています。
レコードのラベル。オリジナル盤ですが、値段は安めです。
(参考)本作から「Summertime」が聴けます。
Red Holloway and Company - Summertime (1987)
【コメダ珈琲店 長野駅東口公園店】
住所:長野県長野市大字栗田2121
電話:026-225-9987
ホームページ:コメダ珈琲店
長野駅東口を出て、しばらく歩き、公園の中を横切ります。
子供たちがサッカーをして遊んでいました。
コメダ珈琲店外観
店内。一番奥の二人掛けのテーブル席に着席。
メニュー。
ビーフシチューとバケットパン
『じっくり煮込んだごろごろビーフのシチューに、ポテトサラダとチーズを合わせるのがコメダ流。』だそうです。
お肉
ポテトサラダ。入っていることを知らないとちょっと驚くと思います。
バケットパン
コメダ珈琲店では、いろいろなパンが提供されますが、このバケットパンは美味しく、中では最も好きです。ご馳走さまでした。