理想国家日本の条件 さんより転載です。
[ 2016/10/18 23:00 ] http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-2101.html より
今月13日、タイのプミポン国王陛下(ラーマ9世)が崩御され、
タイ全土が深い悲しみに包まれています。
タイ政府は1年間の服喪期間を発表しており、
崩御後30日間は、黒か白の服装の着用を国民に求めています。
現在タイでは、国王陛下の崩御に関するニュースが連日報道されていますが、
その中で、現地のメディアがこぞって取り上げているのが、
天皇皇后両陛下が13日夜から3日間、お気持ちとして喪に服されたこと。
両陛下は14日の午後に河相侍従長を通じてタイ大使館に弔意を伝え、
天皇陛下はシリキット王妃宛てに、私的に弔電も送られたそうです。
この報道に、タイの方々から多くの感動の声が上がっています。
その一部をまとめましたので、ごらんください。
タイ「対日観が変わった」 親日国タイで社会現象となった映画『クーカム』
■ なんてありがたい……。
天皇陛下が僕らの国王をこんなに大切に想ってくれていたとは……。 +7
■ 心温かい友人が、僕らに寄り添ってくれている。 +8
■ 日本の天皇陛下が3日間の喪に服してくれたのはすごい事だね。 +636
■ 天皇皇后両陛下、ありがとうございます……。国王陛下万歳! +2
■ 天皇皇后両陛下、何卒ご自愛くださいませ🙏🙏 +3
■ 両陛下のお心遣い、本当にありがたい……。 +4
■ 天皇陛下は国王陛下にとって、真の友人だった。
■ ありがとうございます。
タイ国民の哀しみを、両陛下も理解してくださっている。
■ 国王陛下と天皇陛下は盟友同士。天皇陛下は皇太子時代に、
ティラピアを50尾タイに寄贈してくれたこともある。 +70
(※タイの食糧事情が厳しいことを知った皇太子時代の今上天皇は、
プミポン国王陛下にティラピアを50尾贈られ、養殖を提案された。
今ではタイ全土でティラピアが食されるようになっている。
なお、上記のエピソードから、タイ華僑が「仁魚」と漢字をつけた)
■ ちょうど今日関連ニュースを見たよ。
今では全国にティラピアが流通してるね。しかも安値で。 +12
■ 国王陛下と天皇陛下の関係性と友情は、
子ども達にとって模範となるものだと思います。 +21
■ タイと日本の友情の厚さは、タイ国民の心に深く刻まれている。
国王陛下、天皇陛下、万歳……🇹🇭🇯🇵🙏🏼🙏🏼🙏🏼 +5
タイ「涙なしには観れない…」 日本国民とタイ国民の強固な友情にタイ人が涙
■ タイ国民と共に喪に服してくれるなんて……。 +1
■ 国王陛下と天皇陛下の間には、深い友情があったからね。
■ 国王陛下、天皇陛下、万歳。日本国民が幸福でありますように。 +3
■ 天皇皇后両陛下万歳。
皇室のますますのご繁栄を願っています。 +3
■ タイ国民の一人として、両陛下のお心遣いに感謝します。
日本は、タイ国民の哀しみを共有してくれている。 +15
■ "どもありがとうございますm(_ _)m"(原文ママ) +2
■ 第二次世界大戦の時も、両家は良い関係だった。
■ 陛下が皇太子時代にティラピアを寄贈してくださったことを、
私たちは絶対に忘れません。 +1
■ 日本はこの国の最高の友人だ。本当にそう思う! +17
タイ「日本がもっと好きになった」 日本人にタイのイメージを訊いてみた
■ 天皇皇后両陛下、ありがとうございます❤️🙏🏻 +26
■ やっぱり私、日本のことが大好きだ❤️ +1
■ 天皇陛下は、私たちの父親の心の友ですね。
■ 天皇陛下が私たちと共に嘆いてくれている。
それなのにタイには不謹慎な人間もいる。
そういう人たちのことが本当に理解できない。 +1
■ タイにティラピアを送ってくれたのは天皇陛下だったはず。
今ではタイ全土で食べられるようになってますよ。 +9
■ うん、ティラピアはタイ国民にとって重要な魚だ。
■ 天皇陛下が3日も喪に服してくれたとは……。 +67
■ 天皇皇后両陛下、どうかいつまでもお健やかに。 +9
海外「俺の国にも皇室があれば…」 天皇皇后両陛下のお姿に外国人が感銘
■ 両陛下のお心遣いを、僕たちはずっと忘れません。 +96
■ "タイの人々は 皇帝 の非常に感謝します."(原文ママ) +11
■ 両陛下が喪に服してくれても私は驚かない。
多くの日本の友人も国王陛下の旅立ちを悲しんでくれたから。
日本にも王室があるから、共感できるんでしょうね。
■ 私たちの父親は、こんなにも愛されていたんだ。 +2
■ エンペラー・アキヒト、エンプレス・ミチコ、万歳。
あなた方と日本国民が共に悲しんでくれていることを、
私たちは心から感謝しております。
本当に、本当にありがとうございました。
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皇室とタイ王室の縁は深く、両陛下のご即位後初の外遊先もタイでした。
プミポン国王陛下は日本製品の品質に信頼を置かれており、
王宮内を移動する際の自動車としてホンダ・アコードを選ばれ、
3代にわたって使用されていたこともあったそうです。
謹んで御冥福をお祈り申し上げます。
両陛下 タイ国王死去に異例の形で弔意
両陛下 タイ国王死去に異例の形で弔意
天皇皇后両陛下は、14日午後、東京のタイ大使館に河相侍従長を遣わして、プミポン国王が亡くなったことへの弔意を伝えられました。両陛下が、このような形で弔意を表されるのは異例のことです。
両陛下は13日夜、国賓として来日中のベルギーの国王夫妻にお別れのあいさつを済ませ、お住まいの御所に戻ったところで、プミポン国王の死去の知らせを聞き、半世紀以上にわたる国王との長い親交から、お気持ちとして、13日の夜から3日間の喪に服されているということです。
プラーニン(仁魚)とは?
今上天皇陛下(平成天皇という名は崩御後のおくり名になるので、即位中の天皇陛下はこのように呼ぶ)が、皇太子時代にタイのプミポン国王からタイの食料事情の悪さについて相談を受け、ティラピア(ナイルティラピア)を50匹タイに寄贈し、それがきっかけでティラピアがタイの国民的食用魚になった。ティラピアはタイ名でプラーニン(仁魚)と名付けられ、現在も広く親しまれている。
ナイルティラピア
日本名はティラピアとテラピア、どちらでもOK。もともとアフリカと中近東に分布したが、食用にするため世界各地の河川に導入された。雑食性で淡水、汽水の様々な環境に適応するが、冷たい水には棲まない。味は白身であっさりしていて美味。日本では沖縄などで自然繁殖している。日本での流通名として、イズミダイと呼ばれることもある。
陛下のお魚「プラーニン」より一部
http://koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-580.html
タイの大衆的な養殖魚となった “ プラー・ニン ” の誕生の背景には、
今上天皇 ( 平成天皇 ) が皇太子 ( 明仁親王 ) だった頃の逸話がありました。
《 タイ仏暦の2507年 》 西暦 1964年12月
日本の皇太子と美智子妃殿下がタイ国をご訪問された折に、
タイ国王から “ タイ国民の蛋白質不足問題 ” の話を拝聴。
《 タイ仏暦の2508年 》 西暦 1965年3月25日
魚類学者でもある皇太子は、タイ国王の抱える問題解決の一助として、50尾の “ テラピア・ニロチカ ” ( イズミダイ ) を贈呈。
《 タイ仏暦の2509年 》 西暦1666年3月17日
タイ国王は、チトラダー宮殿内の池で50尾を飼育。
3~5cmに育った約一万尾の稚魚を漁業局に御下賜。
その折に、
“ テラピア ” のタイ語名を “ プラー・ニン ” ปลาืนิง と御命名され、この養殖魚をタイ国民の蛋白源として広めるように御下命。その後、僅か6ヶ月で300g以上にも生育する雑食性の “ プラー・ニン ” は、タイ全土に普及、今や、タイ国民の重要な蛋白源の役を果たしています。
タイ国王が、この魚の名前を “ プラー・ニン ” と命名されたのは、
日本の皇太子名の “ 明仁 ” の “ 仁 ” の音読みから採られたとあります。
タイ王室と日本の皇室の良質な関係が、
次世代にも引き継がれることを祈念したいと思います。
( 注 )
プラー・ニン ปลาืนิง ( 意味合い : 明仁親王から提供を受けた魚 )
プラー ปลาื = 魚 、 ニン นิง = 明仁親王の名前の一字
(コメント)
2010年の最初の記事は何にしようかとあれこれ考えた末、天皇陛下のお魚の話題に落ち着いた。依然として亡国の民主党政権が続いており、小沢の家で大新年会だとか、あまり明るい話題はないが、皇室の良い話でも読んで気晴らしにしていただけたらと思う。
プラーがタイ語で魚、ニンが明仁陛下の「仁」で、プラーニンとうタイ名になったようだ。漢字で書くと仁魚となる。ティラピアという魚は、日本ではこっそり回転寿司の代用魚になったり、白身魚のフライになったりしているようだが、タイでは国民全体に広く愛されており、学校の授業でその由来をきちんと教えているところが素晴らしい。プラーニンにまつわる話は、日本の皇室とタイの王室の親密ぶりも窺えて、とても興味深い。
天皇陛下はご自身がアメリカから持ち帰ったブルーギルが国内で大繁殖したことについて、会見で遺憾の意を表明されたことがあるが、プラーニンはタイの人達の栄養状態を改善し、広く喜ばれ、陛下の徳を高める結果となったようである。
こういった逸話も、知らぬは日本人ばかりなりで、せいぜい一部のブログで紹介されたり、極稀にテレビで放送される程度なのだから、日本の社会がいかに歪んだ状態にあるか、理解出来ようというものである。
タイ国民の国王への尊崇の念は強く、そのつながりでタイ王室と親密なつながりのある日本の皇室にも、相応の敬意を払ってくれることが多い。
日本人よりタイ人の方が日本の皇室について詳しいのは国際的な恥なので、タイに仕事や旅行で訪れる際は、プラーニンの由来ぐらいは一般常識として、是非覚えておきたいものである。
http://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/509f7801da9e0f60533ed8d1f0f720bc
タイ「対日観が変わった」 親日国タイで社会現象となった映画『クーカム』