ITという言葉はもう古いらしい。
谷崎潤一郎の細雪にB足らんという言葉が使われてはやったのはむかしのことだが、ITだけではC足らんなのである。
インフォメーション・テクノロジーだけでなく、IとTの間にコミュニケーションのCが入らなければすべてを言い尽くせないという。
ICTの最先端はスマートグリッドだが、電力網に応用するなら、それに関わる人は、多少は電力のことや電力系統のことを知っていなければならない。
むかしは電気屋を、強電屋、弱電屋などと区別して呼んでいたが、もうそんなことを言っていられない。
電気と電力網の最低限の智識を、あまり時間をかけずにICT技術者に理解してもらうために作ったというサイトがある。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110819/365943/?ST=rebuild
ICT技術者でなくても読めるので、私はICT技術者ではないとか、技術屋ではないとか、ないないと思わずにさらっと見ていただけば、エアコンの始動時には設定温度を下げておくとどんどん冷えるだろうというような錯覚に陥らないようになるかもしれない。
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