近頃は殺虫剤が強力になって虫が住みにくくなったが、昔は本にも虫がついた。
本についた虫は紙魚、衣類についた虫は衣魚、両方とも「しみ」と呼ぶ。
虫なのになぜ魚という字を書くのか。それは、身をくねらせて動き回る姿態かららしい。
パソコンに虫がついたという話は聞かないが、筐体を穀物から取ったもので作るようになったらどうだろうか。
固いものでも、食べて毒にならなければ、それを何とかして齧ってやろうとする虫も現れると思うのだが。
賞味期限切れのトウモロコシなど畜産飼料にしていた穀物からも、デンプンを採取して繊維質を結合させれば、難燃性バイオプラスチックができるという。
カシューナッツの殻も、もっている油けが都合よいらしい。
Nucycle と呼ぶ新種の植物性プラスチック、実用技術の完成も間近いそうである。
http://www.nec.co.jp/environment/features/28/index.html
頭も、風通しが悪くなれば虫がつくから、せっせと使ったほうがよさそうである。
コンピュータが開発される初期の頃、プログラムは配線の組み合わせで作られていました。
当時の演算素子は真空管で、配線もむき出しの部分が多かったのでしょうね。その裸の配線部分に虫が飛び込んで短絡したためプログラムの動作が狂うことが多々あったそうです。
このことから、プログラマーによるプログラムミスをバグ(Bug)と呼ぶようになりました。
そのバグの部分が滅多に使われなかった場合、何年か経過して始めてバグが見つかるということもあります。
毎日のように届くWindowsやアプリケーションソフトのアップグレード通知は、実はバグが見つかった場合も含まれているのではないかと思っています。
下手なプログラマーの単純なミスまで「バグ」というわけではありません。
バグの由来は電気回路でしたか。
福島を襲ったあれは Big monster でしょうか。