うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

こんなことも:5 PCとOS

2019年01月12日 | ソフトいろいろ

古いPCと新しいOSの関係について考えてみました。

OSの起動は、新しいバージョンにすれば速くなるものと、誰もが常識のように信じているでしょう。
確かに、同じPCでOSを新しくすれば、そのときは速くなります。

ところが、OS入れ替えのときから、環境はどんどん変わっていきます。
最初に実験したときの環境を、維持し続けることはできません。
いちばん大きな変化は「更新プログラムのインストール」で、これによってPCの負荷はガクガクと増していきます。
はじめは驚くほど軽かったOSが次第に重くなっていき、古いPCほど大きな影響を受けます。
PCとOSは、その能力と機能のバランスを考えながら作られ売られているからです。

OSは、あちこちに見つかった傷の手当てをしながら肥大化してゆき、元に戻ることはありません。
リカバリーのつもりで再インストールしたところで、更新プログラムを拒否するのでなければ、速く走れたあのときを取り戻すことはできません。
更新なしにそのまま突っ走るのは不安です。
しかし膨大な更新プログラム群の中から、古いPCに合ったもの、どうしても必要なものだけを選択してインストールする方法を、私たちには見つけることができません。

結論は、新しいOSを使いたければ、それに適合した新しいPCを用意する方法が最適ということです。

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