街から遠いところに車で遠征するとき、スペアタイヤを積んでいないと不安です。
スペアタイヤをどういうものにするか、買ったときについてきた非駆動輪用テンパータイヤでよいか、5本揃えるか、スペアを積まずにランフラットタイヤにするか、迷う人もいればまったく無関心な人もいるでしょう。
コスパを8割に下げて5本揃えで回しながら使えばいちばん安心なようでも、タイヤ交換を安全にできる場所でパンクするかどうかは運任せになります。
パソコンのOSも、タイヤの5本揃えのようにいつも同じ状態のスペアを用意しておくことが、それほどだいじなのかどうかは疑問に思うところです。
OSのスペアがあっても、ハードウエアが故障した場合は、どうにも仕方がありません。
日進月歩のパソコンで同じ仕様のものを次に買うかどうか、たぶんその機会はないでしょう。
パソコンの不具合は、だいたいが使い方のまずさにかかってきそうな気がしています。
OSのスペアが安心材料になるかどうか、用心深い人を悪く言うわけではありませんが、スペアという言葉には、惜しんで使わないという意味もあるので、∵ か微妙な感じを持たされます。