一昨日の静岡トライアルマラソンを途中棄権した原因を自分なりに考えてみた。
元々フルマラソンを走り最後まで走り切れたレースは少なく後半歩いてしまう根性ナシである。フルマラソンは20レースほど出ているが歩かず走り切れたのは5レースしかない。
初フルマラソンは目標もなく、ただ走っただけだったので、4分45秒/kmのペースを刻み3時間19分で思っていたよりも楽に完走できた。その後はランナーの憧れである3時間切りを目標に挑戦するが後半は歩いてしまうレースが続き3時間を切ることができたのは6回目のフルマラソン挑戦の第4回静岡マラソンでした。
その後も何レース挑戦しても後半歩いてしまうのは癖でもあるように35kmあたりからスタミナがなくなって走れなくなってしまう。
その悪癖を克服すべく日曜日は30〜42kmを走ることを課して2年ほど経つが相変わらず悪癖は克服できていない。
今回のリタイアの原因はいつもの35km過ぎてではなく最初は調子よく4分で走れていて今日こそは2時間48分でゴールできると余裕を持って走っていたら急に20kmを過ぎたあたりから脚が前に出なくなってしまった。
体調も気温も風も天気も申し分ない条件で走れていた。同じ4分/kmを目指す集団の最後尾でいい位置で走ってもいた。
思いあたるのはシューズである。
今回はNIKEの厚底シューズ「アルファフライネクスト」を初めて履いてのフルマラソン。
厚底の中の厚底!
YouTubeでこのシューズのレビューをいくつか見てみると「20kmで脚が売切れる」という表現をしている動画がいくつかあった。
シューズの反発が強すぎるため、スピードが出てしまい、それを抑えようと無意識に上に跳ねてしまい無駄な脚筋を使ってしまうとのこと。
まさに私に当てはまるような気がする。
20kmまでは余裕がありすぎるくらい余裕で走れていたのに急に脚に力が入らなくなった。今までの歩いてしまうスタミナ切れとは明らかに違うリタイア。
なんとなく腑に落ちた。
リタイアの言い訳になってしまうが、シューズの選択の大切さを知った。
逆にハーフマラソンまでならスピードが出て良いシューズになってくれると思う。
今週末の「穂の国ハーフマラソン」には再度、アルファフライネクストを履いて挑戦する予定。
今日はハーフマラソンに向けて軽めのスピード練習。
途中リタイアしたとはいえ一昨日30kmを走っているので7kmを走る中の最初の2kmを3分50秒、1kmのんびり走って4kmの1kmを3分40秒以内と7kmのうちの3kmだけスピードを出して調整。
さすがに3月末で気温も上がり、楽なレースではなさそうだが楽しく走ってきたい。