昨晩、右耳が膜を張った感じで聞こえなくなった。数日前から何となく右耳に違和感があるが放っておいていた。
左耳が聞こえているだけで意外に普通に生活できるので右耳が聞こえなくなっても問題ないか、くらいな大きな気持ちで過ごしていたが昨晩は聞こえが悪いだけでなく右耳周辺が重くなってきて右耳を触る機会が増えてくる。
左耳を塞いでテレビを見ると何を言っているのかわからず、右方向から喋りかけられると何を言われているのかわからず少しずつ生活に支障を感じ始めてきた。
突発性難聴の後遺症による耳鳴りやめまいのお客様の対応は何度もさせていただいているので何となく突発性難聴になってしまったんだろうなと思い、布団に入ってから耳鼻科受診を決意する。
なるべく早く受診してステロイド服用かステロイド注射をしてもらうのが治療のキモになるからである。
朝早く起きて午前中に予約の入っているお客様に連絡して予約時間を変更してもらい朝一で近所の耳鼻科を受診。
ずっと健康で過ごしているため、久しぶりに病院という施設に入る。
受付で「今日はどうされましたか?」と聞かれ、偉そうに「右耳の突発性難聴です」と勝手に自分で病名を診断して伝えてしまう。
ドクターはまず異常のない左耳を診る。
そして聞こえない右耳を診る。
するとドクターから「かなり耳垢が溜まっていますね、これじゃあ聞こえなくなりますね」と「は???、突発性難聴ではない」
これはかなり恥ずかしい!
「こびりついていますので剥がして取りますね」と言われて「痛くないですか?」
私は目と耳に異物を入れられるのにかなりの恐怖を感じるので子供のような質問をしてしまう。
「痛くはないと思いますが、少し痛く感じるかもしれません」
恥ずかしいことに恐怖で身体にかなり力が入りドクターに「かなり力入れますね」と言われてしまう。
耳の中に液体を入れられ耳垢を吸い出してくれたようである。
診察台から起き上がると川のせせらぎのような音が右耳に流れているが、先程まで全く聞こえていなかった聴力が戻っている。
先生の手元にピーナッツのような塊がガーゼに乗せられていたので「もしかしてこれが溜まっていた耳垢ですか?」と聞くと「そうですよ、持って帰られます?」と言われたので持って帰ることに。
こんな大きな塊が溜まっていたなら仕方ないと思えたが毎晩風呂上がりに耳掃除は怠らなかったのに溜まってしまうんだなと思った。
しかし偉そうに突発性難聴と勝手に自己診断して臨んだ耳鼻科。
聴力検査をしたりMRIをしたりステロイド注射をしたりで1時間半くらい時間を要するだろと思っていたのに10分足らずで診察終了。
結果としてはステロイド内服などもなく喜ぶべき結果なのだが何とも恥ずかしい結果になってしまった。
耳垢の写真は撮ったが、ブログ掲載は割愛させていただきます(汗)