おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

10/14 横須賀港外国海軍艦艇オープンシップ(その2)

2007-10-21 | 自衛隊
イギリス艦艇の見学を終えると、今度はお隣に接舷されているオーストラリア艦艇の見学です。

●オーストラリア・フリゲート艦「パース」
ヘリ格納庫の手前に立てかけられていた幹部紹介のパネルを見てびっくり!
なんと艦長は女性です。

…外国の軍隊はさすがに進んでるなぁ~。

しょっぱなから驚かされたこの艦艇には、まだまだ「へえ~!」なことがありました。

まずは通路を行く途中で開放されていたドアの向こう。
シャワールームです。(幹部用)

これくらいなら見せても差し支えないってことなんでしょうけど…。
通路を挟んだ対面にはバスルームもありました。(こちらは開いていなかった)

通路をさらに進むとラッタルが…。
そこで人が詰まっていて、上に進めないようです。
ようやくラッタルを上がることができても、やっぱりそこで人が詰まっている…。


その場所は、一言で言えば“踊り場”のような場所ではあったのだけど、いたる所に所狭しと防弾ベストとヘルメットが吊り下げられていたのですよ。

乗員全員分と言ったら言い過ぎかもしれないけど、本当に大量でびっくり!

奥の方には、スクリーンと椅子が置かれた“簡易・作戦司令室”のようなスペースもありました。
その場でベストとヘルメットの試着をさせてくれていましたが、着た男性は「重い…」と言っていましたし、ヘルメットも顔をアクリルで覆うものだったので、さすがに軍隊は海自とは違う、と感じましたね。

そして、その奥の部屋に入っていくと…
なんとそこはCIC!
もちろん写真撮影禁止です。
モニターの電源が落とされていたので最初は気付かなかったくらい、日本の護衛艦のCICのイメージとは程遠いものでした…。
で、ここを通り過ぎて今度は艦橋に向かう、と。
…え!CICは単なる通路扱いですか~!と、ここで更にびっくり。

艦橋内部も、結構あっさりした作りになっていました。

護衛艦は配線とか余計なものがむき出しになっているイメージがあるけど、外国の軍艦にはそれがなくて、計器類もフロントガラス周辺にコンパクトにまとまっている感じ。

この「パース」内部にはヘリ格納庫から入ったので、最後に前甲板を見る形になりました。
でもって、主砲。

主砲弾の種類なども説明してくれていたようですが、英語がわからないので近寄れませんでした。
はぁ~~(ため息)


●フランス・フリゲート艦「ヴァンデミエール」
この艦艇も見学はヘリ甲板から。
格納庫の中にヘリがいたけれど、操縦席が甲板の方を向いているのはどうしてなんだろう?
(ってか、どうやってこの向きに格納したんだろう?)


ヘリ甲板の下の甲板に、水兵さんがいました。

制服がかわいらしい…!
国旗同様3色なんですね~!(ちょっと日本人には着こなせない制服だと思いました;)

水兵さんがいる下の甲板に降りてから、艦内へ入って行きます。
外国艦艇3隻の中で1番小さな艦艇のわりに、内・外の通路が広くて驚きました。
特に中の部屋が公開されていたわけでもなかったので、この艦艇に関してはあっさり見学が終了してしまったのですが、廊下のショーケースにはこんなものが…。

フランスっぽいものもあり、なぜこんなものが?!的なものもあり…(^^;)
艦艇のパンフレットを、唯一配っていたのがこのヴァンデミエールでしたが、グッズ販売もしてくれればなぁ~と残念に思いました。
(ケース内にあるパッチが欲しい…)

主砲はこちら。

側面に「TE PARI」というプレートが貼ってありましたが、これは何を意味するものなんだろうか?

前甲板から後部甲板へ戻って見学終了です。

最後に、オーストラリア艦艇の水兵さんに写真を撮らせていただきました。
にこやかに応じて下さり嬉しかったですね~!


16:00の終了時間まで、多少の時間があったので「まきなみ」の見学をすることにしたはいいけど、甲板のみの見学でがっかり…。
関東の人なら、たかなみ・おおなみの見学で、なみ型の内部は見尽くしているからいいのかな。

ヘリは格納庫の中に入っていましたが、2週間前と同じ、機番18のSH60Kでした。

担当制っていうわけじゃないと思うけど、ある程度の期間まではこの艦艇に、という指示を受けて飛行科が乗り込んでくるのでしょうか?
…来年長崎に行けたら是非聞いてみよう!

まきなみとあすかの間には…
前日ニュースで見た、立入検査隊が貨物船に乗りつけたゴムボートが係留されていました。

これであのスピード出したら、乗っている人たちは放り出されそうで、さぞかし怖いだろうなぁ~!と思いましたよ。

2時間という短い時間でしたが、充実したオープンシップとなりました。
本当に貴重で、面白く、楽しい時間が過ごせました!(^^)
滅多にないイベントだったので、参加して本当に良かったです!
コメント (4)
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10/14 横須賀港外国海軍艦艇オープンシップ(その1)

2007-10-18 | 自衛隊
10/14に横須賀新港で行なわれた外国海軍艦艇オープンシップ(一般公開)に行ってきました。

前日からテレビニュースでも報道されていましたが、大量破壊兵器の拡散防止構想(PSI)の一環として、伊豆大島沖で行なわれた多国間海上訓練に参加した約40カ国の中から、イギリス・オーストラリア・フランスが自国のフリゲート艦を一般公開してくれたのです。

【写真左から】イギリス「モンマス」
       オーストラリア「パース」
       フランス「ヴァンデミエール」

公開時間は14:00-16:00
…たったの2時間か~!と最初は思っていたのですが、見学の流れがスムーズだったので、2時間という時間が意外とちょうど良かったのですよ。

私は13:10頃に現場に行ったのですが、すでに長蛇の列。
それでも13:45頃には港内に入ることができました。
手前に日本の護衛艦「まきなみ」と試験艦「あすか」が…。

一般の方は、普通にこちらから見学というコースを取っていましたが、艦艇好きと思しき方々は、護衛艦には目もくれず一目散に外国艦艇へ向かっていました。

私は…まきなみにはついこの間乗ってきたばかりだし…ね!(^^;)


と、いうことで
まず最初にイギリスのフリゲート艦「モンマス」に乗り込みます!
(入場の際にもらったチラシには「カメラ・かばん・携帯電話の持ち込みはできません」と書いてあったけど、特に問題はありませんでした)

外国艦艇に乗ると初めに気付くのは「におい」
言葉では説明しにくいのですが、モンマスではちょっと香辛料っぽいにおいがしたような…。
もちろん厨房から漂ってくるお食事のものではありません!
各国で微妙なにおいの違いがあることに、必ず気付くはずですよ~!

どの艦も、基本的に甲板をぐるっと回ってから艦内に入り、艦橋まで行ってから再度外に出て、ヘリ格納庫などを見たあと、後部甲板からお隣の艦艇に移る、というのが見学コースです。
←モンマス・ヘリ格納庫

艦内の、床の材質とかラッタルの角度・幅の違いなどは、かなり気になりました。
どうでもいいようなことなんでしょうけど、普通だからこその面白さっていうところでしょうか!
甲板上の構造物に関しては、やはり主砲、ですね~。
多国籍のフネを同時に見るに付け、色々な種類があるものだと改めて思ったりしました。
このあたりは後日、J Shipsのバックナンバー「世界の海軍」の号を参照して勉強してみます。


ここからは、各艦艇で目を引いたものを写真で紹介します!

●イギリス・フリゲート艦「モンマス」
対艦ミサイルの発射筒の向きって、護衛艦は内側に向けてクロスしているけれど、海外の艦艇は外向きが多かったりするんですよね。
モンマスの場合はまさにそれ。
で、設置の位置が低いので、発射後の熱風(?)を逃がすための通路ができていました。

↑…こ、こんなので大丈夫なの?(^^;)


こちらは艦橋。
艦長席付近にある計器類です。
…って、艦長席が日本の護衛艦と同じ場所にあるとは限らないじゃん!


ヘリ甲板では置かれているヘリだけでなく、修理・点検作業の様子を見ることができました。
尾翼近くのローターを全部外したり…。
ヘリの種類がわからないので、疑問が解決できずにちょっとストレスたまります。
(日本のように説明板があるわけでもなく、質問ができるわけでもなく)

格納庫の中では、軍人さんたちの装備品の展示やグッズ販売もありました。
期待していたパッチもなく、欲しいと思ったものは残念ながらなかったなぁ~。


次は、オーストラリアの…といきたいところなのですが、ちょっと中断。
「次回へつづく」ということで!
コメント (3)
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9/30 長崎港体験航海(その4)

2007-10-09 | 自衛隊
長崎港2日目の記事なので、タイトルの日付を変えました(^^;)
いよいよ「まきなみ」艦橋へと向かいます。

が、中は相変わらず人でごった返しているので、艦橋脇のウイングに速攻逃れてしまいました。
ウイングから続く艦橋後部の甲板は広く、人もまばらでものすごく居心地がいい!
帰港までの私の居場所はここに決定!です。
マストもこの甲板上に建っていて、すぐ上って行けそう…。
マストの根元には鐘がありました。

(これは何のためにあるんでしょうね?護衛艦にはこっそり付いているようですが)

この甲板の、一段下にある甲板にはデコイ弾発射筒があります。

ここも決して狭くはないし、なみ型は艦内も甲板も広くてゆったりしていますね!

体験航海も終わり、くらまに接舷する作業が完了するまでのんびりとこの場所にいました。
楽しかった2日間の体験航海はこれで終了。

こちらは、くらま後部甲板上のSH60J(こちらもローターがたたまれていました)



午後からの一般公開まで多少時間があるので、埠頭のベンチで休みます。
ホテルは既にチェックアウトしているので…戻れない~。

今日の一般公開は、多用途支援艦あまくさ(AMS4303)を見学するのが目的。

“多用途支援艦”…って、どんなフネなんだろう?

1週間前の横須賀マリンフェスタの時に、観閲艦「はしだて」の随伴艦として航行していたのが、同じ多用途支援艦のすおう(4302)で、初めて見るこのフネに興味を持ったところ、同型艦が目の前に現れたという状況です。

公開時間になり、意気揚々とあまくさに乗り込んでいきました!
まずは艦橋。
内部は狭いけれど、裏手のスペースが広々してる…。
艦橋脇のウイングから、そのまま前に張り出した通路を通って逆側に行けるんですよ。(外から窓が拭ける!)

やっぱり戦闘艦と違って、独特な構造になっていますね。

後方の甲板にはクレーンが付いています。
これで陸自の車両を積んだりするそうです。

「主に何を支援するんですか?」って聞こうと思っていたけれど、実例写真がたくさん貼ってあったのと、私より先にこの場所へ来ていた人が乗員さんの説明を受けていて、話が全部聞こえていたので特に聞くこともなくなっていました。

クレーンの1段下の広い甲板の片隅に、制服試着コーナーがありました。
が…!
私の目に入ったのは制服よりも、カポック!!

オレンジの救命胴衣や立入検査隊の防弾ベストは試着したことがあるけれど、本物のカポックが試着コーナーに置いてあったのは初めてではなかろうか?!
もう目が釘付けです…。

「これも試着できるんですか?」と私。
「できますよ。制服もありますけど」と隊員さん。
「いえ、是非こっちで!」とカポックを指差す私。
クロスしている紐に足を通し、ファスナーを閉め、留め金を付けてもらいました。
自分のカメラだけでなく、ちゃんと一眼デジカメで撮影したものを写真にしてもらえるとのこと。
すごーい!サービス満点です。

カポックは結構重かったですよ。
で、大きい!
これって、S/M/Lのサイズ、あるのかな?
前だけでなく、後ろ姿の写真も撮ってもらいました。

写真のプリントアウトを待つまでの間、応急指揮所を見学、配電盤などを見ていたら、試着コーナーにいた1曹にいきなり、
「お姉さん、マニアでしょ」と言われたので、
「マニアじゃありません」と即答。
その方によると、マニアは見るところが違うのだそうですが…?
(何が違うのかさっぱり…)

そんなマニアな私(?)に普段公開しない場所を見せて下さるということで、本当にマニアックな場所の扉の中を見せていただきました。
(機密とは程遠い場所ですので念のため!でも写真は控えておきます ^^;)

一般公開終了時間ぎりぎりまで、いろいろとお気遣いいただいた1曹に感謝です。
ありがとうございました!


そんなこんなで、私の長崎港2日間はあっという間に終わりました。
1週間経った今でも、思い出すとあの楽しさがよみがえってくる感じ…!
来年も行きたいな~とつくづく思いました。

最後にまきなみみやげを。

うちわは乗艦者に配っていたものですが、艦艇単独のものなのでびっくり!
パンフレットもページ数が多かった…。(予算が余っている??)
パッチは紺と黒の2種類があって、各1000円でした。
(写真は黒バージョン)

まきなみは今週末、横須賀新港で外国艦艇と一緒に一般公開されるんですよね。
興味がある方は是非見学してみて下さい!
コメント (10)
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9/29 長崎港体験航海(その3)

2007-10-07 | 自衛隊
「まきなみ」の体験航海が終わると、そのままお隣に停泊している「くらま」の艦内見学へと向かいます。
まずは甲板をぐるりと回って後部ヘリ甲板へ。
格納庫に入ると、右側の入口から中へ入れる模様です。

格納庫に隣接するこの場所はヘリ搭乗員の待機室でしょうか?
電子レンジもありましたよ~!

で、列に続いて歩き、乗員さんの指示に従ってラッタルを上っていくと、いつの間にか行き止まりになってるし、案内の方もいない!
ど、ど~すんの??

行き止まりのドアの中は艦橋で、前にいた方が中を覗くと一般客は誰もいない模様…。
でも声をかけると「(中に)どうぞ」と言ってくださり、私たちは晴れて艦橋内に入ることができました。

でも…多分ここは公開エリアには含まれていなかったんですよ。
予定外の見学者にも、いやな顔ひとつせずに応対して下さった航海科の1曹には本当に感謝しています!


これは昨年の観艦式で、当時の安倍晋三内閣総理大臣が使用した双眼鏡。
(名前の入ったテプラが貼ってあるのがわかりますか?)
紫色は総理大臣用の色です。
さすがに観艦式の観閲旗艦だけあって、他にも偉い方々が乗り込まれるようで、“○○幕僚”という双眼鏡の棚までありました。

双眼鏡といえば…
双眼鏡の当て布は航海科の方がミシンで縫って作っているそうです。
(さすがに総理大臣用のものは外注に出したらしい;)
他の科員の縫い物も航海科が…?って思い質問してみたら、さすがにそれはなく、ミシンを航海科に借りに来るんですって(^^;)
へえ~~!

そうこうしているうちに、この日の一般公開終了時間が迫ってきました。
電飾が行なわれるまで3時間もあるので、一旦ホテルに戻って時間をつぶすことに。

今回のイベントは長崎地方協力本部の主催なので、当然(?)海自だけでなく陸自の車両も展示されていましたよ。(軽装甲機動車)


艦艇の電飾は夜7時から。

横須賀でも、ヴェルニー公園から電飾を見たことがありますが、はっきり言ってこんなに近くで見ることはできないし、そのキレイさと言ったら…!
Wさんと別れてからも、1人でずっと見ていました。
とにかく…!感激の一語に尽きます。
しつこいようだけど、長崎に来て良かった~!!

***********

翌日(9/30)、体験航海2日目。
この日はAM9:30からの航海なので、昨日の疲れが残っている朝はつらいし眠い。。。
しかも、朝食を終えて部屋に戻ろうとすると、雨が…土砂降り…;
傘、持ってきてないんだけど~!(泣)

乗艦時間ギリギリの9時までホテルにいて、傘がいらなくなる頃合いを見計らって埠頭へ向かいました。
この日、雨が降ったのは朝のこの時間帯だけ。
曇り空ではあったけれど、結果的にとても快適な1日でしたね~!
それより気になるのは、埼玉に帰ってからのことです。
 天気:雨、降水確率:80%、最高気温:18度
…まじスか?
ま、まあそれは帰ってから考えることにして…(^^;)

この日の体験航海では、前日に行けなかった艦橋へ行こう!と思っていたのですが、ざっと見たところ満員状態…。
早々に諦めていつものヘリ甲板に行きました。

今日のヘリはローターをたたんだ状態で甲板に置かれています。

*この日のトピックス
①軍艦島を見た!

(昨日はこの時間、艦内にいたのです)
正式名称:端島。石炭で栄えた島だそうですが、その衰退と共に人口も減り、現在は廃墟状態で立ち入り禁止。
NHKの番組で何回も見ましたが、実物を見るのは当然初めてです…!

②ヘリの展示がパワーアップ

昨日以上にまきなみ左舷に近付いて、ずっとホバリングしていてくれました。
ヘリ搭乗員の方がドアを開けて手を振ってくれます。
なんだか、ものすごく贅沢な体験できてませんか?私…。

前甲板にいたわけではないので放送を聞いていただけなのですが、速射砲の展示も、ただ砲身をぐるぐる回すだけではなく、目標を○km先…と仮定しての説明がなされていたようです。
み、見たかった…!

展示関係が全て終わると、艦橋脇のウイングの人が徐々に少なくなっている模様。
よ~し、艦橋へ行くぞ!

…と、意気込んだところで次回へつづく(^^;)

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9/29 長崎港体験航海(その2)

2007-10-03 | 自衛隊
今回は長崎港の体験航海初日の様子を、写真を中心に紹介します。
撮影した写真を全部紹介できないのが残念ではありますが…。

まずはトップの写真。
29日朝、くらまが入港・接岸後、まきなみが入港してきた場面です。
時間は9:00前くらいだったかな?
そして…

くらまに横付けします。
この後、埠頭では長崎地本による入港歓迎行事が行なわれた模様。
(そこへはあえて見に行かなかった)
この場所からは、対岸の三菱重工長崎のドックも良く見えます。

手前が来年3月就役予定のDDG178あしがら。その向こう側にはDDG176ちょうかいが見えます。
SPYレーダー部分がシートで覆われているので、SM3仕様にするための改修工事に入っていることがうかがえます。

この日のまきなみ体験航海は13:30から。
30分前くらいに現場に行きました。
まきなみのヘリ甲板には哨戒ヘリSH60Kが積まれています!

聞くところによると、ここへは訓練の帰りに寄ったのでヘリが搭載されているのだとか。
…へ~、そういうのもアリなのか!って新鮮な驚き…。


ひとまず艦内に入って見学。
機関室に入ると、出港準備にかかるところでした。
モニターに映るカメラの画像や、スクリューを動かす指示(軸ブレーキ脱←アニメ・ジパング4話でお馴染み)がとても新鮮です!
GOサインを出す時は、この部署でも「てー!」って言うんですよ。(撃つわけでもないのに)
「初めて知った…」とWさんと顔を見合わせてしまいました。

それから、機関長が座っているこの椅子。
網目の背もたれに機能的なデザインで、とってもおしゃれです!

次は士官室。

以前おおなみの士官室を見ましたが、なみ型はどれもこんな感じですね。
微妙に内装が違うような気もするけど。
打ち合わせなども行なうテーブルが写っていますが、序列により座る場所は決まっているそうです。
   ② ④ ⑥
 ①
   ③ ⑤ ⑦
…こんな感じ。
同じ階級でも、厳格に序列が付いているそうですよ~!怖っ!
アニメ版ジパングの場合は、①に梅津艦長②が副長・角松、③には砲雷長・菊池、⑤に航海長・尾栗、という位置でした。
④は機関長だったかなぁ…?(設定資料に席順が細かく載っていたけどよく覚えていない ;)

甲板に出ました。
さすがに沖へ出ると海が青い!
見慣れた東京湾の海の色に比べるときれいすぎて…ひたすら感激です。

機関停止状態から一気に27Ktへ加速する、急速航行展示(という名称だったような…?)が始まった直後の写真です。
水色の部分は、スクリューで海水を攪拌したことによってできたもの。
(その部分から航跡が続いているのがわかると思います)

その後、大村航空基地から飛んできたヘリSH60Jの展示が始まりました。

航行中の護衛艦のまわりを旋回、ホバリングなどして、乗艦客を楽しませてくれました!
これは、まさにホバリングの最中です。

ヘリが行ってしまうと、今度はヘリ格納庫でファッションショーが始まります。
(佐世保の冬服への衣替えは10/10なのだと言っていました)
横須賀でファッションショーと言えば「しらゆき」なのですが、佐世保では「まきなみ」なのかな?

観客の真ん中に通路を作って、パリコレよろしく歩く形式。笑えます!
ヘリ搭載艦のショーらしく、航空関係のものが見られたのは珍しかったですね。
こちらはヘリ誘導員の方の制服。


これは普通の消火服装ではなく、航空機火災専用のものなのだとか。
へ~!そんなものがあるのか…。
他にはヘリパイの制服、青と紺の乗員作業服、一種夏服など。
モデルはなぜか全員独身でした(笑)

航海も終盤にさしかかり、入港用意の号令がかかってしばらくすると、左舷側に三菱重工ドックが大きく見えてきます。
イージス艦2隻がとても近くに…!

改修中のちょうかい(176)で気付くのは、あしがら(178)に比べて海面から浮いていること。
燃料を全て抜いているので軽くなっているせいです。
また、錨鎖とCIWSの銃身もありませんでした。
多分VLS部分もぽっかり空洞になっているのでしょうね。

埠頭に戻ってくると、接舷作業にかかります。
この作業にはしっかり30分程かかるので、桟橋が掛けられるまではまったりヘリでも見ているのが正解かも。

この写真はサンドレットを投げた場面。
くらまに自艦を密着させるための最初の作業、って感じかな?

午後から天気が良すぎて、案の定日焼け跡がくっきり orz
でも、ものすごく気持ちが良くて堪能できました!
ヘリも見られるなんて思っていなかったので、下総を捨てて長崎に来たのは正解だったと心から思いました(*^-^*)

初日の体験航海に関してはこれまで。
次回、夕方の一般公開編につづく!
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帰ってきました!

2007-09-30 | 自衛隊
長崎から地元に帰ってきました。
しかし…さ、寒いっ!!
1日中雨が降っていたみたいだし、なんだか急に冬が来てしまったような寒さ。
いや~びっくりしました。

話は長崎に戻りますが、今日もまきなみの体験航海に行って来ました。
1人だったので、午後からの一般公開も含めて、どうかな?(楽しめるかな?)と思ったけど、蓋を開けてみればやっぱり楽しかった!(^-^)
この日のレポも、後日UPしたいと思います。
今日は疲れのせいか、ちょっと眠い。。。

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9/29長崎港体験航海(その1)

2007-09-30 | 自衛隊
昨日夜、長崎へやってきた私は、今日長崎港に入港する護衛艦くらま・まきなみ、多用途支援艦あまくさを見るため、宿泊しているホテルから徒歩2分の水辺の森公園に行きました。

一緒に体験航海する約束をしているWさんの到着を待つ間、先にちょっと覗いて…と思っていたら、すでに「くらま」と「あまくさ」接岸完了。
残る「まきなみ」が「くらま」に横付けする準備をしようとしているところでした。

接舷作業をしている松が江岸壁の対岸には三菱重工のドックがあって、来年3月就役のイージス艦「あしがら」と、多分SM3搭載のため改修工事に入った「ちょうかい」が見えています。わ~、長崎ならではの豪華ラインナップです!

午前中は護衛艦の入港行事があるので、一般公開と体験航海は午後からというスケジュール。
雲空だった天候も、徐々に晴れ間が見えてきて、今日もどうやら日焼けとの戦いになりそうな気配です。

松が江埠頭に行くと、陸自の車両も置いてあり、「あ、そういえば今日は長崎地本のイベントだった」と気付かされます。
空自の方もいらしてましたが、さすがにこちらはパンフレットのみ。

体験航海は護衛艦まきなみです。(DD112)
なみ型での体験航海は初めてなので、かなり楽しみにしていたのですが、実際乗ってみると、これが想像以上に楽しかったのですよ~!
はっきり言って、先週のマリンフェスタを上回ってる(^^;)
「長崎の体験航海って、いつもこんな感じなの?」ってWさんに聞いたら、「いつもよりパワーアップしてる…」とのこと。
サービス満点というか、心憎い演出というか、すごく楽しませてもらいました!
艦載ヘリSH60Kを積んで来ているという時点ですでに驚きなのに、更に大村航空隊からヘリを飛ばし、まきなみの上空を何度も旋回、ホバリングと大サービス!
まきなみも、一度速度を停止状態まで落としてから27ktでの急速航行、という航行展示を行ってくれました!
これは本当に面白かった(^^)

あと、ファッションショーもね。
一般客の真ん中に、モデルのステージ(単なる通路、とも言う…)を作るという発想が新しい!っていうか笑える(^^;)

海は青くてきれいだし(先週の東京湾とは大違い)、ドックのイージス艦も間近に見られるし、言うことなし!

ただ、小さな子連れ客が異様に多くてびっくりしましたよ。
噂どおり、ハガキで乗艦する人間もほとんどいなかったし…。
乗艦券の問題さえクリアできれば、長崎港の体験航海はオススメです。

(夜は電飾もあります!嗚呼、最高!!)

※携帯書き込みなので、写真は後日まてめてUPします!

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横須賀マリンフェスタ’07(その2)

2007-09-28 | 自衛隊
23日、マリンフェスタ2日目です。

この日は前日と打って変わって曇空。
携帯の天気予報を見ると、午前から降水確率60%とか書いてある…!
(と、言っても↑は埼玉限定の天気予報ですが ;)
傘も合羽も用意してないし、今日も「はたかぜ」だし~!(ヘリ格納庫がないので逃げ場が…)

でも、空を見ると急な天候の悪化はなさそうな雰囲気も漂っています。
とにかく乗り込んで、雨が降って来たらその時考えようと腹をくくりました。

今日はサッカー友だちのYちゃん、ブログで知り合ったRさんと3人で乗艦します。
厚生センター内にあるampmへ行き、お昼ご飯を購入。
前日、Hさんがおにぎりを購入した際に、「消費税分安いみたい」と言っていたので今回買ってみたら本当に安かった!
機会があったら、是非このコンビニを利用してみて下さい(^^)

体内への補給物資を購入後、はたかぜへと向かうわけですが、昨日と違い、たくさんの艦艇が係留されていてびっくり。


昨日沖に佇んでいた「みょうこう」までもが「きりしま」に横付けされています。
きり型に至っては3隻も…。
横須賀でいったい何が行なわれるんだろうか…?

そして、今日は強風のためか波が高く、岸壁にぶつかる白波…。
これは…もしかして今日の航海、揺れまくり??(密かな期待)
←波、わかりますか?

が、乗艦し出港してみると、揺れよりも風が…。
普通にしていても山姥状態なのに、自然の強風+航行の際の強風=暴風になっているんですよ~!!
特に私たちは今回、前甲板に陣取っていたので髪はもうぐちゃぐちゃ、立っているのも辛い状態です。
観艦式の時の「さわぎり」には負けるけど(^^;)それに匹敵するくらいひどい風でした。

ところで今日の米軍基地。
キティホークの姿が見えません。
ブルーリッジだけがひっそり残っていて…。
あとで知った話ですが、この日キティはファミリークルーズに出ていたとか…。
実は、今日のはたかぜも同じようなものでした。
とにかく家族連れが多くて、乗艦者の数は昨日どころではなかったし、ハガキは1枚で2名の乗艦枠になっているのに、どう見ても4名様で来ているのですよ。
隊員さんのご家族もいらしていたようなので、そのような括りで乗艦させていたということでしょうか。

しばらくすると、艦載兵器の展示が始まり、ターターミサイルの真下に座っていた私たちは、そのままの姿勢で見上げていました。
←ターターミサイル

速射砲・アスロックに関しては、もうどうでもいいや状態。
艦艇が集まってきて、隊列を作る状態になっても、はたかぜの前甲板・艦首部分はせり上がっていて前が見えにくいし、「昨日見たし…いいや」と最初から捨ててる、というか。
私がこんな風なので、Yちゃん・Rさんにはご迷惑をかけました(^^;)

天候の方もいまいちで、写真を撮ってもグレー一色、景色全てが霞んでいるような状態でした。
一通りの観閲が終わったあとに、空砲が発射されるので、また前甲板と後部甲板の砲塔近辺が規制されます。
10分前からの告知があって5分3分1分とカウントダウン的にお知らせが。
今日は、向かって左側(海方面)に豪華客船(?)が航行していたせいか、昨日と反対の右側(陸側)に向かって発射していました。
これも思いがけないことで、左舷通路にいた私は正直がっかり…。

展示が終わるともう入港準備です。
(猿島が見えるような場所で行なわれていたので、時間的にもそんなところでしょうね)
後部では音楽の演奏が行なわれていて、接岸後、一般客が降りている中でも一部のお客さんの前で続けられていました。
ファゴットのソロなどは滅多に聴けるものではないので、時間があればちゃんと聴きたかったなぁ…残念。

はたかぜの接岸作業中、この日航空自衛隊小松基地の航空祭に行っている友人Cちゃんから写メが届きました。
その写真がコレ ↓
←機種不明(戦闘機はわからない ^^;)

私も負けじと目の前に入ってきたイージス艦の写真を撮って送信しました!
空自には負けられませんからねっ!

今回も自衛官の方々の盛大なお見送りを受けて横須賀総監部をあとにしましたが、総監らしき方が「どこから来たの?」と気さくすぎる雰囲気で声を掛けていたのが印象的でした(^^;)
(去年のサマフェスの「総監と写真を撮ろう」のコーナーでもこんな感じだったなぁ~)

「はしだて」もヘリポートの近くに接岸されていたし、潜水艦もヴェルニー公園から見渡せる、例の定位置に戻ってきました。
潜水艦入港の、この光景はちょっと珍しかったかもしれません!
←潜水艦の上に立つ乗員の方々

2日間の展示訓練の参加、とても有意義でした。
横須賀も今年はこれが最後でしょうね…寂しいな。
Yちゃん、Rさん、お疲れ様でした。
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【緊急告知・修正版】9/30長崎港体験航海乗艦券の件

2007-09-27 | 自衛隊
9/28 AM1:15 修正
「乗艦券をお譲りします」という趣旨の内容をこのページで掲載したのですが、現時点でお譲りできるハガキが到着していないため、残念ながらこちらの件、終了とさせていただきます。

どなたかと一緒に乗れれば良かったのですが…。
28日は仕事が終わったあと、自宅に戻らずに空港へ直行するので…。
今回のことで不快な思いをさせてしまった方もおり、申し訳なく思っています。

一応、書いた記事の足跡だけは残しておきますね。。。

*************

9/29、30と、長崎港で海上自衛隊の体験航海が行われるのですが、30日の乗艦券が1名分余ってしまいました。
「護衛艦に乗りたい」という方はご連絡下さい(^^;)

条件としては「当日、長崎港で受け渡し可能な方」
日にちもなく、今現在私の手元にないので(友人から本日夜に郵送で受取予定)当日お渡しするほか手がないのです。

興味がある方は、下記アドレスまでご連絡下さい。
29日夜までにご連絡いただければお返事いたします。
 ・連絡先メルアド→ atsuoku■@mail.goo.ne.jp
※■部分に数字の8を入れて下さい!

※写真は29日のものですが、お譲りできるのは30日(日)AM9:30出港の分になります。ご注意下さい!

当日の詳細は長崎地本HPにて!
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横須賀マリンフェスタ ’07(その1)

2007-09-25 | 自衛隊
今回は22日の体験航海の様子を。

とにかくこの日に関しては、天気が良すぎて不安がいっぱいでした。
私が乗艦する「はたかぜ」にはヘリ格納庫がないため、日焼け覚悟で乗らなければいけなかったから…。
「日焼け止め塗ったんだから、大丈夫でしょ?」
って思うのは間違えで、汗をかくと流れてしまうので、日焼け止めはSPF値に関係なく小まめに塗りなおしする必要があるのです!
8月頭の大阪湾で、日焼けの恐怖を思い知らされた身としては、その失敗を繰り返したくない思いで頭がいっぱい(^^;)

毛布をもらって後部甲板に移動する、その通路の日陰はもう人で埋め尽くされています。
でも、ここも出港準備で退かせられるんですよ…。
前甲板も立ち退かされるのは同じ。
結局、日当たりのいい後部甲板か右舷側通路しか行くところがないという…(涙)
とりあえず、後部5インチ速射砲の微妙な日陰にHさんと腰を下ろしました。

「今日は人が少ないな~」
そう思ってしまったのは、8月末に行なわれたサマーフェスタの体験航海がぎゅうぎゅう状態だったせいでしょうか。
出港間際に結構人が乗ってきたけれど、それでも後部甲板の舷側には思ったほど人がいませんでした。
乗艦前に、乗艦券をお渡しするブースがあったのですが、ハガキ当選券の山と、茶色で印刷された横長の券の山があったのですよ。
この茶色の方は招待券???
だからハガキの競争率が高くなってしまったのか??
…人数が少なく感じられたのは、こんな所(招待券がらみ)にも原因があったような気がします。

で、いよいよ出港です。
先に出港して行ったのは思いもかけない艦船でした。
その名も「特務艇はしだて」
来賓をおもてなしする為の艦艇ですが、世界の艦船増刊号の中の写真でしか見たことがなかったので、いきなり現れて本当にびっくりしましたよ。
招待客をたくさん乗せている様子が見て取れました。
←ASY91はしだて

我々一般人を乗せた艦艇で先陣をきるのは「しらね」
が、出港直後、黒い煙を2度吐き出し、そのあと白い煙と共に「ボンッ!」という音が轟いて超びっくり!
す、水蒸気爆発?
そこに乗っていた方はさぞかし驚いたことでしょうね(^^;)
←しらねに何が起こったか?

「しらね」の後に、我が「はたかぜ」が続きます。
出港後に米空母「キティホーク」が見えるよ、とAさんから教えてもらっていたので右側を見ていると、あ、何か大きな物体が…。
「あれがキティホークじゃない?」と浮かれて写真を撮っていたら、その左側にもっと大きな物体が姿を現しまして…。
艦載機を載せたこちらがキティホークでした。あらら。
←右:ブルーリッジ 左:キティホーク

「はたかぜ」のあとに「たかなみ」が続いて出港し、しばらくはこの3艦での航行が続きます。
時々「右に曲がるので左に傾きます」とかいう放送が流れる度、日陰がだんだんなくなっていくので、私たちは「ああっ!日陰が~っ!」と言いながら日陰を求めて右往左往してました。

でも、基本的には「左舷側」
今まで体験した展示訓練は、必ず左舷側で展示が行なわれていたので、そろそろ始まる?という頃になると左側に場所を確保して、はたかぜの前後を航行する数隻の護衛艦の列を眺めていました。
(ここまでに時間がかなりかかったのと、右手に横浜が見えるという放送があって、いったいどんな航路なんだ?という疑問を持ったりしました。東京湾を内側に入って、ぐるっと戻る感じで航行?)

が!です。
なんと、例の「はしだて」が観閲艦で、我々護衛艦群が受閲艦隊なのだとわかり、あわてて右舷に詰め寄る私たち…。
大失敗、ですわ=!!
「左舷を確保、だよ!」と、エラソーにHさんに語っていたというのに、恥ずかしいったらありゃしない(^^;)

しかも、観閲艦は止まっているようで、「え?移動式じゃなくて停泊式なの?」と更にびっくりしたという…。
(これは翌日の航海で、微速ながら動いてるのかも…と思い直しました)
沖泊めされていたイージス艦「みょうこう」も、観閲艦の仲間だと思ってしまったくらいナイスな位置にいたんですよね…。
(175な艦番号を良く見るまで、朝岸壁にいた「きりしま」だと思っていたあたりも…^^;)
←DDG175みょうこう(舞鶴から何しに来たの?)

ヘリはSH60JとKの3機編隊で飛んでいました。


あとは、バラクーダというボートみたいなやつが高速で通過…。
←潜水艦とバラクーダ

祝砲発射は、我が「はたかぜ」の前後の速射砲から1発づつ。
耳を塞ぐのを忘れたら、空砲でもものすごい衝撃と音がどーんと来ましたよ。

これを以て展示訓練終了です。
艦列が折り返す時に見ることができる、広がる視界の中に連なる護衛艦は壮観だったなぁ…。
展示内容としては、正直若干物足りなさもあったけれど贅沢は言えません。
普通の体験航海よりも長く、見どころある航海だったわけですから。
Hさんに護衛艦クルーズを体験してもらえたことも良かった!

護衛艦を降りた私たち一般客を、横須賀総監部の門近くでお見送りして下さる自衛官の皆さま方の長蛇の列にはさすがに驚かされましたが…(^^;)
←圧巻!門まで続く自衛官の壁

出口に近付くにつれ、肩章の線の数が増えていき、最後には真っ金…その中にある桜の数まで数えてしまいました!

初日終了。
明日もこのマリンフェスタに参加して、また「はたかぜ」に乗艦します(^^;)
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横須賀マリンフェスタ ’07(その0.5)

2007-09-24 | 自衛隊
9/22、23の2日間、横須賀マリンフェスタの体験航海に行ってきました。
22日の航海概要は前回ざっとご説明したとおり!

ってことで、今回はその体験航海レポの序章です。

横須賀のホテルに荷物を預けて、ジパ友Hさんとの待ち合わせ場所ヴェルニー公園に行きます。
横須賀線にトラブルがあったということで、若干遅れる連絡をもらっていたので、その合間を縫って腕・首まわり・足の甲に日焼け止めを塗りまくり!
それくらいこの日の天気は良すぎました…(^^;)
私が乗艦するのはヘリ格納庫がない「はたかぜ」なので、ちょっと先が思いやられる状況です。

そうこうしているうちにHさん到着!
2人で海上自衛隊横須賀総監部内へと向かいました。

吉倉桟橋には「きりしま」「たかなみ」「しらね」(写真・右から)、その左側に「はたかぜ」が停泊しています。

…おっ、と!
1年前の観艦式に初お目見えして以来、イベントでお馴染みになっている「ちびしま」発見!
しかも、ますますパワーアップしているあたり…(^^;)



ちびしま担当の自衛官がいて、写真を撮って下さるのです。
帽子も貸し出していて、それを被って撮影するための列もできていました。
すげ~!大人気じゃん…。

さらに!
こんな看板も出現していました。



文字、見えますか?

1.74 護衛艦「ちびしま」
DDG “KONGOU”Mini Class
(建造・横須賀造修補給所) H18.9.2竣工
主要要目
基準排水量 0.725t
主要寸法  (長さ・幅・深さ・喫水)
        3100×740×820×400
船型     平甲板型
主機械    人力×6
馬力     微力
速力     0.3kt
主要兵装  イージス装置半式
        高性能20mm機関砲半式×2
        127mm単装速射砲×1
        3連装短魚雷発射管×2
        記念撮影用システム一式
定員     大人1名 もしくは子供2名

…すごく笑えます(^^)
ここまでやってくれると、次回への期待もますます高まってしまうわけですが!

今回はここまで。
(この紹介がメインであるが故の、今回のタイトルです)
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横須賀マリンフェスタガイド

2007-09-23 | 自衛隊
22日の横須賀マリンフェスタに参加してきました。
実は今、横須賀の某ホテルで、明日の体験航海二回戦に備え、休んでいるところなのですが、とにかく今日は暑くてぐったり…(^^;)
明日は天気・気温共に落ち着くようなので、少しは楽な航海になるかも!

ところで、今回は明日参加される方への、簡単なマリンフェスタガイドをお送りします。
(携帯からの投稿なので簡潔、迅速に!)

●艦艇の並び
受閲艦艇:125→123→143→171→110→682→683+潜水艦
観閲艦艇:91、4302
沖泊めの175も、まるで参加艦艇のように見えます。
…と、言うのも
観艦式でいうところの「移動式」ではなく「停泊式」だったから。
いや~、正直びっくりしました。
我々が観閲を受けるので、観閲艦は進行方向の右舷側に見えます。
出港直後に見えるキティホークも右手なので、場所取りは右がいいかも…。
(左舷側も、艦列はきれいに見えますけどね)

●祝砲発射
はたかぜから2発
時間は14:44頃

●航空機
SH60J及びK 合計3機

…こんな感じでしょうか?
特務艇はしだて(91)を生で見たのは初めてです! 偉い方々をたくさん載せているんでしょうね~!

最後に乗艦券のこと。
招待券とハガキが半数づつ、って感じでした。
人数はサマーフェスタの時の半数位かなぁ…。

以上、23日の乗艦の参考にしていただければ幸いです!
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防衛省市ヶ谷ツアー(休日開催)再び

2007-09-09 | 自衛隊
9/8(土)に行なわれた防衛省・市ヶ谷ツアーの休日特別開催に、また行ってしまいました。
平日は毎日行なわれていて、事前申込みをすれば参加できるものなのですが、社会人にとって平日参加はなかなか難しい。
…ということで計画された(と思われる)休日開催も、多分今年は今回で2度目。
前回の6/2に引き続き今回も参加…してしまったのは、前回見ることができなかったヘリコプターの展示エリアを見ることができると聞いたからなのです。

今回のことを教えてくれたジパ友Aさん、Fさんと一緒にJR市ヶ谷駅で待ち合わせし、防衛省へ向かいます。

しかし、今日も腹が立つほどいい天気。
台風一過ということで、風はあるけど陽射しもやたら強くてムダに体力を使いそう~!
ただでさえ休日開催の人数は多くて(約100人)、歩くにしてもだらだらしてて疲れるのに…。

ほとんどの行程は前回見ているので(前回のレポはこちらです!)、不謹慎ではあるけれど、早く見てない場所に行きたいな~と思いながら各見学場所を見ていましたが、狭い部屋に100人も入ると身動きが取れないところに、写真撮影ポイントの説明が入ると人を押しのけて携帯カメラを突き出す奴がいて本当に頭にきた!
ガラスケースの中に入っている展示物の説明の時も同じ奴が同じことをしていて「なんだ?このキモヲタは???」と、その神経を疑いました。
ああ怖い…こんなオタクにはなりたくないよ!

ところで、市ヶ谷記念館の展示ケースの中にあった栗林中将の写真に関して、今回あった説明を記しておきます。
下の有名な写真、おかしな部分があるのに気付くでしょうか?

実は栗林中将は硫黄島に赴いた後、大将に昇進していたというのです。
確かに昇進は伝えられた“はず”なのに、本人には伝わっていない…。
本人というよりも硫黄島に届かなかったというべきなのかもしれませんが、歴史的にも中将として名前を残すこととなりました。

が、この写真…襟の階級章は星3つの“大将”になっているんですよね。
なのに、袖には星2つ。
中将のままです。
襟の星の並びも等間隔でなく不自然、ということで、この写真には修正が施されているという結論が見えてくるわけです。
誰がそれをやったかということは当然ながらわからないそうですが。

見学の後半を過ぎ、前回通らなかったところを行くと、おお~ここがヘリ置き場!
(ヘリ展示場、というより置き場という方が適当な気がする…;)


機種はUH-1H「ひよどり」平成14年に廃止された多用途ヘリだそうです。

ここでの時間を取ったためか、このあとのメモリアルゾーン(自衛隊殉職者慰霊碑)の見学はほとんどなし。
アンケートを書いて見学終了、となりました。
(最後に防衛省名入れボールペンがもらえます!)

今日の感想…「やっぱ、平日(に行くべき)だなぁ~~!」
↑それは最初からわかっていることだって。
でも、やっぱり楽しかったですよ。
休日開催も、多分この先定期的にやってくれそうなので、防衛省のHPは要チェックです。
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日本テレビ「リアルタイム」海上自衛隊・着水脱出訓練

2007-09-08 | 自衛隊
少し前の話になりますが、日本テレビの夕方のニュース番組「リアルタイム」の“リアル目線”で海上自衛隊・ヘリパイ候補生の着水脱出訓練の様子が放映されました。
放映日は8/16。
遅い夏休みを取っていた人は新聞のラテ欄を見て気付いたかも!
パナソニックのスゴ録に“自衛隊”って登録している人なら自動録画されていたものを見たかもしれません。

私はというと…
当日の夜、会社から帰って新聞を見て知ったクチ。
「うわっ!やられた~!」 onz…
うちのHDレコーダーは東芝なので、パナソニックみたいな便利な機能は付いていない。
yahoo!のmy番組表の方には語彙登録しているから、毎日きちんとチェックしてればいいんだけど、それもなかなかね(^^;)

以前も観艦式の映像を紹介したことがあるけれど、この「リアルタイム」という番組は、特集で放映された映像を、一定期間経過後にHPで公開するのですよ。
先日そのHPを見てみたら、おお~出てる出てる!
9/21まで閲覧可になっているので、興味ある方はこちらでどうぞ~!


ところで今、横須賀にはイージス艦「あたご」がまた来ているそうですね!
…く~!見に行きたいっ!
残念ながら今日8日は、また防衛省ツアー(休日特別公開)に行くので…。
(だったら9日に見に行け、って言われると困るんだけどさ。大体あたごはいつまで横須賀に滞在してるんだ??)

こんなにしょっちゅう横須賀に来てるなら、横須賀の子になっちゃえばいいのに。 > あたご

←6/3のDDG177あたごin横須賀
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8/25 ヨコスカサマーフェスタ’07(その2)

2007-08-29 | 自衛隊
さて、ヨコスカサマーフェスタ、午後の部です。
友だちとの集合場所に早めに着いてしまったので、厚生センターに行って新しいグッズを探したり、お昼のカレーを食べたりすれば良かったのに、午前中術科学校の見学に行っていた友だちから「これからバスでそっちに向かいます」というメールを貰って、何を考えていたのかその場に留まってしまった私。

というのも、今までだと厚生センター前までシャトルバスが来ていたので、すぐに到着してしまうだろうというイメージがあったから。
が!今年はその奥の方まで一般公開やら出店など、多種多様のイベントが行なわれていたので、さらにその奥までしかバスが来なかったのだそうです。
友だちが、バス停から長い道のりを歩いてくることも知らず、勝手に一人待ち続けて「腹減った…」とつぶやく私なのでした。

そうこうしているうちに、正規の集合時間にAさん(はたかぜ甲板で遭遇した方とは別人です!)Tさん、Wさんが集まってきました。
この日、名前だけは聞いたことがあるWさんの御友人マイタケさん(“単なるマニア”という話だったけど、どんなだ…?)を紹介していただけるという事だったのですが…
紹介された時の私はまさに驚愕&絶句状態(^^;) ←理由を公の場で語れないのが残念!
…とは言っても、別にマイタケさんはお忍びの芸能人ではありません。

私の個人的な衝撃は置いといて、
午後は私、Aさん、Tさんが体験航海、南極マニアのWさんと御友人マイタケさんはしらせ見学へと向かいます。
(あれ、なんでマイタケさんだけイニシャルじゃないんだろう?ま、いいか…)
午前中はたかぜに乗ったので、午後はしらゆきに乗りたいな~、と2人に言い含め、早めに列に並んでもらいました。
早めでないと、またはたかぜに乗るはめになってしまうので…!
なんとも身勝手な人間ですいません。

←これは一般公開担当艦。左から「うらが」「しらね」「あすか」

念願叶ってしらゆきに乗艦したはいいけれど、こちらははたがぜより小さいにもかかわらず、かなりの人数が押し込まれている感じだったのですよ。
甲板上は人でいっぱい!
(あとで、やはり600人以上の乗艦者数と聞きました…はぁ…)
「しばらく動けないね」と、日陰でまどろむ私たち。
ようやく出港、という段になってもタグボートによる方向転換にやたらと時間がかかっている…。

それもそのはず、午前は出船状態で接岸されていたからスムーズに出港できたけれど、その航海から帰ってきて入船状態になっていた船体を、180度回頭させなければ出港できないわけです。
交通艇やボートに乗って同じ港内をめぐる催しもあったので、大きな護衛艦を方向転換させるために慎重に曳航する必要もあったのかと。
とにかく時間がかかった!

今回は艦内に入ることもなく、早めに飛行甲板に移動し、海自の制服を着て記念撮影なんかしたりして…。
私は立入検査隊の防弾ベストを着用させてもらいました。
ハンガーに掛かったベストを片手で持とうとしたら、その重さに危うく腕ごと持っていかれそうになり焦ったのなんの!
でも、着てしまうと結構なんとかなるものです。
検査隊員の方に警棒を持たせてもらい、帽子もお借りして気分はすっかり立検隊員!
その艦艇の乗員から選抜され、特別な訓練を受けて編成されるのが、この立入検査隊なのだそうです。
不審船を発見した際にその船に移乗して調べるという危ない任務ではあるけれど、自ら志願する人は多いみたいですね。
なにしろカッコいいし!

その後、しらゆき名物“海上自衛隊ファッションショー”が始まるというので、我々は定位置の最前列を確保(^^;)
今年は司会進行担当幹部の演出力の賜物か、すごくおもしろかったのです!!
トークもいかにも小慣れている感じ。
←まずはお馴染み「戦闘服装」…靴下の中に作業ズボンの裾を入れなければいけない。
「彼は趣味でこうしているわけじゃありません」ですって(笑)
頭にかぶるテッパチは銃弾から頭を守るもの。
「実際に当たったことがないので、当たったらどうなるかは知りません」って何なのよ?!(爆)

←消火服装。これは軽装タイプ。

←立入検査隊。銃器も持ってます!の図。
これから「どのように犯人(仮)に立ち向かうか」のシュミレーションが始まります…。

←演技中(笑)これは立ち回りの後、手錠をはめるところ。
「こうすると簡単に手錠は締まります」と、幹部自ら犯人役の隊員の手首を楽しそうに締め上げてました。

←より犯人をいたぶる時は、仰向けにします。
「腕が甲板に付いて熱いから」って拷問ショーですね~!

ファッションショーが終わる頃にはもう帰港です。
でもって、またここからが時間を要するのですよ~。
はたかぜの乗客が降りてからしらゆき…岸壁に降り立つころには4時になっていました。

が、降りた直後、何かを配っていたので受取ってみると、それは「親愛なる海へ」という海上自衛官募集広報用CD-ROMだったのです!

うおっ!ラッキー♪

…こんな感じで今年の私のサマフェスは終わりました。
念願どおり体験航海三昧の1日は過ごせたけれど、来年はもう体験航海はいいかな、って思いましたね。
本当にそれだけで1日が終わってしまったことに改めてびっくりという感じで。
今年くらいイベントが分散化されていれば1ヶ所に人が集中することもないし、効率よく色々な艦艇や催しを見学することができたと思います。
あ~あ、ちょっと後悔したかも。

←閉園間際のしらせ。沈みかけた太陽に船体が映えています。

後にWさん、マイタケさんと再度合流し、汐入付近のファミレスで5時間近くマニアな話をしていました。
(…っていうより「聞いていました」が正しい?!)
楽しくて時間を忘れそうだったけど、その結果家に帰れなかった前科があるので今回は後ろ髪を引かれる思いでみんなと別れました。
そして横須賀とも…。
今度は9/22に、またここへ来ることができることを信じてます!

楽しかったよ、サマフェス。
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