おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

8/23,24 長崎港体験航海

2008-08-30 | 自衛隊
すでに1週間前の出来事になってしまいましたが、8/23,24に行なわれた長崎地本主催の体験航海に参加するため、長崎に行ってきました。

先日も報告したとおり、乗艦券は当たる前提で早い時期からツアーを押さえたため、結果的にハズレた状態で長崎旅行に行かなければならなかったところ、救いの神・Nさんのご好意により乗艦が叶ったという現状。
…ほとんどが地元に配布されていて、ハガキ応募で1人分だけ応募できる去年までの方法ならまだしも、ネット応募だと4名までOKな今年の方法では、当選率が下がるのは目に見えている…。
来年の長崎港はちょっと考えなくちゃいけません。
まじで。

23日(土)はフネ友のWさんと一緒に護衛艦いそゆきに乗艦します。
出港までは食堂でまったり。
出港用意!の号令がかかると、あわてて甲板上へ行きました。
目当ては三菱重工のドックにいる「あたご」

22日の時点では本当に姿が見えなかったのに、この日の朝見たら、いきなり出現していたという…。
これ、本当の話ですよ!
9月上旬までしか、ここ長崎にはいないというので、大好きなあたごを見ることができて良かった…。

それから「くらま」

随分前からドック入りしているのに(今年の2月から)、この期に及んでなんであんなに“改装工事やります!”っていう状況になってるんだろう??
あとでNさんに聞いた話によると、この「延命工事」は今後1年かけて行なわれるとのこと…。

…え?

DDH群には事情がいろいろあるようです…(^^;)

後部甲板に行くと…ヘリがいる。

以前、ゆき型がヘリを積んでた!というブログの記事を読んだことがあったけれど、本当なんだ…!と思い、ヘリ要員の方に聞いてみたところ、
「数十年ぶり、です。編成替えがあって、ゆき型にもヘリを標準装備することになったのです」
とのこと。
へえ~~!

そうだ!
ついでに、あのことを聞かなくては…!!
ジパング航跡366で、林原がやった裏技が実際に可能なのかどうか聞いてみました。

「変なことを聞いていいでしょうか~?実は今、ジパングという漫画でヘリが大活躍してるんですよ」と、私。
「へ~、そうなんですか?」と、ちょっと嬉しそうなヘリ要員の方。
「自分よりも上空にいる米軍の戦闘機をレーダーで捉えるために、ひっくり返るんですけど、そういうことって実際には可能なんですか?」

ひっくり返るんですか?とびっくりされたようだったので、
「私も、いくらなんでもそれはないだろうっ!って思ったんですよ~」
と言って一緒に笑っておきましたが。
真面目な話、それはありえないと思う、ということです。
「バンク制限」というものがあって、45度の傾きがせいぜいだろうとのこと。
通常、真下にあるものに向けて発するレーダーを上空に向けた場合、正確に探知できるかどうかも疑問だと言ってました。

とは言っても、
「正確なところはパイロットの方が詳しいので、パイロットに聞いてみて下さい」
と言われてしまいましたが…。
翌日パイロットの方に、反転できるかどうかのところまでを聞いてみたところ(レーダー云々はさすがに聞くことができなかった…)、SHではそれをやるシステムにはなっていないけれど、詳しいところはちょっと…、ということでした。
うぬぬ…これも機密事項なのか!
 SH60K

 なのに説明板ではSH60Jに…;

珍しさと嬉しさから、ずっとヘリ甲板にいたらあっという間に体験航海が終わってしまった…。(1時間半くらい?)
5時間以上の展示訓練続きだったせいか、やたら短かった感は否めない。
一応ヘリ格納庫では、ラッパ吹奏、手旗実演、消火服装への早着替え、などの展示があったけれど、それだけだったなぁ。
 早着替え競争中

フネを降りたら、地本のテントの中で何やらイベントが行なわれている模様。
何やってるんだろう?
覗いてみると、細長い風船を膨らませて動物や剣に加工する風船職人の自衛官が、お子様たちに囲まれている図なのだった…。
しかも、その職人は3佐!(肩章を見よ!)


するとWさんが、この3佐、観艦式の時にくらまに乗っていて、そこでもこの技を披露していたという。
ご本人にお聞きしたところ、やはり宴会芸としてのキャリアは相当長く、もう1つの芸・ジャグリングはキャリア3年ということでした(^^;)
佐官で宴会部長なんて、こんな方実際にいらっしゃるんですね~!

夜は明日ご一緒するNさんと待ち合わせ、3人で稲佐山の展望レストランで夜景を見たあとお食事です。

対岸の山の、テレビ塔があるあの場所へは、途中からタクシーなどの乗り物でしか行けないと聞いてびっくりしました。
…実際駅からタクシーで行ったわけですが…。
長崎は初乗り運賃が500円なので、まだ耐えられる金額だといえますが…(とはいえ、一銭も支払っていない私…orz...)

24日はNさんとご一緒しますが、昨日に比べて人が多いこと…!
なんでだろう??
昨日は天気がいまひとつだったので少なかったのでしょうか?
っていうか、今日は暑すぎる~!
 後部の1段下の甲板

まずは今日も食堂へ。
すると、いそかぜのパンフレットが置いてあるところに今日はクリアーファイルも置いてある…。(もちろんGET)
応急指揮所へも行きました。

あ、なんか狭い気がするのは気のせいだろうか?
(2回続けてあめ型に乗ったので、その感覚だと思う…)
 エンジンの説明板

2日間共、艦橋にも行かずにヘリ甲板で「海」「ヘリ」「あたご」を見続ける、奇妙な体験航海になってしまいました。
(それになんと、地本テントではシールとクリアファイル配りまくり…昨日はそんなことなかったのにぃ…!)
 テントで配っていたクリアファイル。豪華!
(ちなみに、食堂に置いてあったファイルはシンプルなタイプでした)

そして、午後は出港していくいそゆきを見送るところまで。
 出港用意

 方向転換中

 汽笛と共に去っていく


こんなに天気が良く暑い1日だったのに、帰る先の埼玉では雨だという…。
実際の大雨にも閉口しましたが、実は出発日の朝、キャスターバッグに付けていたはずの南京錠を紛失してしまったので(ヴィトンの南京錠なので諦めきれない…orz)暗い夜道、濡れた歩道を睨みながら、とぼとぼガラガラと歩いて帰りました。


○9/13追記
いそゆき搭載の哨戒ヘリを「SH60K」と記載しましたが、正しくは案内板のとおり「SH60J」でした。
勘違いの原因は「世界の艦船10月号」の記事にて!
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ヘリに初搭乗しますっ!

2008-08-28 | 自衛隊
今日から遅い夏休みを取ります。
そのため休み前日の昨日は、遅れに遅れた発送物(作成者の都合上;)をラミネート加工した上で梱包する作業などして、すっかり残業となってしまいました。
本来到着させなければいけない日にちを10日以上過ぎているので、休み前に発送しておかないと、超・まずいわけですよ。

疲れきって、ようやく夜の11時頃家にたどり着くと、郵便受けに入っていたチラシ類にまぎれて、1枚のハガキが…。
海のイベントはほとんど終わっているし、戻ってこなかったハガキが今ごろ到着したのだろうか?と思って裏面を見てみたら…

うわぁ~~~っ!!!

あたっ、あたっ…当たったぁ~~!

9/28に行なわれる、自衛隊記念日の体験飛行搭乗券ですっ!
6月位に投函していて、応募の締切り日すら知らなかった…。

艦艇と違って、航空機は応募した該当者しか乗れないし(←多分…)複数応募も不可なので、ポンと1枚出したやつだったのですが。

今まで、ヘリに乗りたくて色々なイベントに応募したけれど、まったく当たらなかっただけに、信じられない気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいですっ!
真っ暗な玄関先で、一人きゃーきゃーと踊りまくってしまいました(^^;)

乗るのは「CH-47J」チヌークです。
 ←空自熊谷基地で

同時募集のC-1輸送機ではなくチヌークで応募したのは、当選人数が多かったこともあるけれど、やっぱり回転翼機に乗らなきゃ意味がない!って思っているから。
まっすぐ上に上がっていく感覚ってどんなものだろう?って興味深々なのです。
(長崎でWさんに聞いたら、上にというよりも進む際に前傾する感じが面白いとか…)

最終的にはSH60JかKに搭乗するのが目標、いや野望でもあるのですが…。
それはまたいずれ…!
今は1ヶ月先のイベントが楽しみで仕方ありません(*^O^*)/
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からだ巡茶1本無料

2008-08-26 | 日々つれづれ
またまた始まりますよ!
「からだ巡茶」の無料プレゼントです。

今回は、8/27~28の2日間。
からだ巡茶のHP内で、日めくりカレンダーをめくると詳細がわかるようになっていて、QRコードを携帯で読み取ってから接続してクーポンQRを取得後、専用自販機「シーモ」にかざすと1本無料で「からだ巡茶」がもらえます。

…前回と同じ紹介内容ですね(^^;)
HPはこちらからどうぞ!

クーポンは約1ヶ月間有効なので、私は前回のクーポンを長崎で25日に使いました。
朝からあまりに暑くて、水分が欲しかった時に、ちょうどシーモの自販機があって、からだ巡茶があったから!
(からだ巡茶が入っていない自販機も当然存在しますので、その点に関してはあらかじめご了承下さい!)

先着4000人なので、このブログを見てくださる多くの方に、無料でお茶が行き渡るようにと願っています!

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長崎→東京

2008-08-24 | 旅行・イベント
2日間の体験航海が終わりました!
楽しかったけれど、今回は時間が短かったような…。しかも、今日はめちゃくちゃ暑かったorz

去年は軍艦島が見えるあたりまで航行したのに、今回はそこまで行かず、約1時間半の航海でした。
ゆき型のヘリ甲板にSH60Kを積んできたので、ヘリ要員の方々に、かねてからの疑問をぶつけさせていただきました(^^;)
…このあたりの内容は、また後日!

今年の体験航海も、多分今回で打ち止めです。
これからは航空機関係の季節…応募しているイベントに当たればいいな~!

さて、これから埼玉に戻ります。
天気は雨で、気温も22度って本当かな~?!
(日本の広さを実感する…)
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ジパング 航跡369

2008-08-23 | ジパング
か、角松…。
やっぱりこの人に具体的な策はなかったらしい…orz
希望的観測を語るだけで指揮官と言えるのか~?
SHの危機が続くというのに!

*********************

みらいへと向かう米軍攻撃機に対し、SH60Jは雲間からハンドアローを打ち込み、隊長機他2機を落とす。
その事実は、みらい監視員からCICを通じて大和内部の角松らにも伝えられたが、ハンドアローの射程距離(5キロ)を考えると接近戦にならざるを得ない…。
発砲許可を与えてはいないと憤る桐野をよそに、林原は作戦終了と戦線離脱を宣言。
だが、米軍機に発見され、下からと上空から挟まれたSH60Jの林原は対ヘリ戦闘経験のない戦闘機を振り切ってみせると言い切る。

*********************

SHからの射撃は、みらいからのそれを装ったカムフラージュなので、上と下から米軍機に挟まれた状態で再度ハンドアローを使うことはできない、と言う林原。
「対ヘリ戦闘の経験はゼロ」
…そりゃそうかもしれないけど、反対にヘリだって戦闘機と戦ったことあるの?ってことですよ。

「振り切ってみせますよ」というセリフも、同じ言葉を吐きながら佐竹1尉が日本軍機を振り切れなかった場面を彷彿とさせて、読者をいや~な気分にさせますね。
ヘルキャットの時速が600Km/hなのに対して、シーホークは270km/hとのこと。
何をどう振り切るというのか?
速度でかなわない相手に、特殊な運動性で対抗したとしても、普通に考えたら数的に無理があります。

みらい方面に引き付けて、CIWSと主砲で攻撃する合間にSHはハンドアローで…という発想も、今のところは皆無。
草加が言うように、林原の責任感に任せっきりになっているこの状況がおかしいのです。
(桐野は、林原に気押されているばかりで結局何もしていない!)

角松も…
大和内部にいて、具体的な状況が見えない状態では、当然リアルタイムでの指示など出しようもないのはわかる。
でも、主人公っていうのは、ここぞという時に効果的な一言を吐いたりするものなんですよ~! なのに、
「きっと…帰ってくる」
って、信じて待つことしかできない司令官なのかよっ?

…そういや佐竹の時も、ぎりぎりまで攻撃命令を出さずに、結局森という犠牲者を出したっけな~!
同じ轍を踏むのか?!

今回「これは本物の危機なのかも…」と私が思ってしまったのは、草加の表情が前回に比べて険しくなっていたことから。
敵(あえて草加のことをそう呼ぼう)にあっさり心理状態を読まれているというのもアレですが(^^;)、反対に言えば、予言者・草加の表情まで変えさせるほどの状況に陥っているということなわけです。

最後のページの欄外に
“林原の決意の前に、15機の米軍機が立ちふさがる”
と書いてあるけれど、実際には上から6機、下から6機なのです。
元々18機でみらいに向かっていた米軍機のうち、3機が墜落、12機がSH60Jの視界に入っているとしたら、残りの3機はどこにいて何をしようとしているのでしょう?

次回はこの3機がSHを脅かす存在になって…

あ、ちょっと考えたくないです。

…とりあえず次週は「作者取材のため休載します」だそうなので、冷や冷やしながら再来週を待ちたいと思いますが、林原の寿命が1週間だけ延びた、とかいう結果だったら嫌かも~!

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何度目かの長崎旅行

2008-08-22 | 旅行・イベント
またまたまた(以下、省略;)長崎に来ています。

今回の目的は、23、24日に行われる体験航海。
が!なんと私はネット・ハガキ両方の応募にハズレてしまったのです~~orz

が~~ん…。

旅行の予約は約3ヶ月前から入れていたのに…。
大勢の人たちを乗せて出航していく護衛艦を、寂しく埠頭で見送る私の図が頭の中を駆け巡った時でした。

捨てる神あれば、拾う神あり。

昨年の長崎港体験航海でお知り合いになったNさんから、乗艦券をお譲りいただけるという連絡が…!
ご本人は23日には乗らないのに!
 ←きらりんっ☆ 輝いて見えます(^^;)
しかも、埼玉に送ってもらっては間に合わないので、宿泊ホテルへ送ってもらえるようお願いしてしまうという私のあつかましさ。
ほんとに申し訳ございません!!
もうNさんお住まいのK県には足を向けて眠れません!

ところで、今日はお昼頃大村空港に着いたのですが、長崎市内に入るとなぜか土砂降り…。
そんなバカなっ!
(…いや、予報どおりという噂も;)
小降りになるまで停留所近くで待ってから、すぐそこに見えているホテルまで歩いていったのですが、荷物を預かってもらい、小旅行気分で向かった眼鏡橋近辺を散策していたら、また雷の音と共に大雨がぁ~orz
 ←大雨に襲われる前に撮影した眼鏡橋
今日は雨が降ったので川が濁ってしまい、川面にめがねがきれいに映らない、と地元のおじさんが言っていました。

土砂降り→避難→小降り→土砂降り→避難、と繰り返し、いたずらに時間が過ぎていくことに苛立ちを隠せない私。
体験航海担当艦艇の護衛艦いそゆきを見るために松ヶ枝埠頭へ行きたかったのに、この天気でたどり着くことができるのか…。

が、辛くも雨は小康状態を保ち、埠頭が見渡せる水辺の森公園まで行くことができました。
 ←携帯からなので画像いまいち…
風が強くて波も荒いけど、明日どうなるんだろうか?
…不安はつきません。

それにしても、去年の3隻寄港(体験航海は1隻で、他は一般公開)に比べると、1隻っていうのも寂しいものがあるなぁ…。
そんなことを言ったら「贅沢言うな!」って怒られそうだけど。

それから気になったのが、対岸の三菱重工長崎造船所のドックに入っていると教えてもらっていた「あたご」の様子。
公園側から見たところ、あたごらしき姿はない。
第2ドック脇の立神岸壁にはDDH144くらまがいて、ドックの中にはヘリ格納庫を海側に向けた護衛艦が入っているのですが、艦影からしてもイージス艦ではありません。
公園からは見えない第3ドックか、八軒屋岸壁にいるのかも…。
明日、いそゆきから見ることができると思うので、楽しみにしています。

**********

ところで…先日Aさんから、
「今日発売の、鋼の錬金術師20巻の帯に書かれている新作アニメというのは、どうやら原作に忠実な内容らしい」
…というメールをいただいたので、空港で早速購入しました。

コミックスの中にはそれに関するちらしが入っており、QRコードが付いていたけれど、そこから得られる情報は何もなし。

個人的に、あのアニメの後半(原作に追いつけなかった部分)には不満が残ったので、今だからこその原作忠実版!というのは願ったり叶ったり!なのですが…
同じスタッフと声優で作ってもらえるんだろうか?という不安がありますね~。
(最初からやるらしいので、違うかもしれないという不安も…)

それから、鋼とは違う件で、
スクエニ誌掲載の「黒執事」という作品がアニメ化され、10月から放映されるそうなのですが、そのアニメに東地宏樹が「バルド」という役で出るので、ちょっと見てみようかな~と思いました。
(3番目に名前が出てるので、そこそこな役ですよね??)
…公式HPを見ろ!って話ですが。(スイマセン;)

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J Ships Vol.33

2008-08-18 | 本・雑誌
8/11に発売されたJShips
自宅には10日に送られてきましたが、それから1週間なんとなく忙しくてパラパラ読むのが精一杯。
半分放置していたという状態…。(あ~あ;)


今号の特集は「日米の“空母”」
原子力空母ジョージ・ワシントンの横須賀配備に関連した特集だったのでしょうが、肝心なジョージ・ワシントンの配備は、当初の予定の8/19から大幅に遅れる予定とか。
5月に起こった火災の影響だそうです。
そういえばこの事故、原子力空母の火災ということで、放射能漏れの危険性云々と結構大きく報道されていたっけ…。

私は元々あまり空母には興味がないので(だって、自衛隊にはないものだし…)「世界の艦船」で特集された時も頭からスルーだったのですが、J Shipsの取り上げ方は、毎回言うようだけど面白くて興味を引く内容になってるんですよね~。

・戦後日本と米空母年代記
・極東アジアと空母
・日米空母発達史
・日米“空母”決戦録

…などなど、歴史をからめた内容も写真付きで説明されているからわかりやすい。
ま、日本の空母といったら戦時中のものしかないわけだけど。
そして当然のように、“ヘリ空母”と呼ばれるDDH181のことも書き加えられていたりして。

特集は空母ですが、今号の巻頭は「リムパック2008」
リムパックとは、2年に1度ハワイ周辺海域で行なわれる“環太平洋合同演習”
今回は10カ国が参加して、6/29~7/31の期間行なわれたそうです。

日本からの参加艦艇は、まきなみ(DD112)はるな(DDH141)せとぎり(DD156)きりしま(DDG174)なるしお(SS595)
ミサイル発射訓練のレポが非常に興味深かったです。
P-3Cにハープーンを装着して発射、というだけでも「え!?」って驚くべきものなのに、ミッション担当機がシステムトラブルに見舞われ、急遽報道陣を乗せた予備機が発射実施することになった様子などが書かれていました。

P-3Cだけでなく艦艇でも発射トラブルは何回かあったようで、つい
「海自、大丈夫なのか~?」
と、心配してしまいました(^^;)

それから6/24の、「さざなみ・中国海軍軍港に初入港す!」という記事。
中国で日本の海自艦艇がどのように迎えられたのか?というレポートになっていて、中国メディアでの取り上げられ方なども書かれていたけれど、これに関しては表向きの内容に終始している印象。

読売新聞の論説欄に書かれていた裏側によると、中国の駆逐艦・深センが先に晴海に来航した際には、数々の非礼な振舞いがあったにもかかわらず海自側が目をつぶったといういきさつがあったのに、今回さざなみが中国に寄航した時も、どういうつもりなのか相変わらず海自を、言い方を変えれば“日本”を見下した態度を取っていたそうです。

日本も、船乗りの常識をわきまえない国に対しては、毅然とした態度で臨んで然るべきでしょう。
日中友好のためだから…などと日本が譲歩する必要など全くない!と本当に頭にきたことをよく覚えています。


港めぐりシリーズは、「四日市&衣浦」

そして今号の目玉は「海上保安庁観閲式・ダイジェストDVD」という付録!
もちろん記事の方でも扱っておりますが、このDVDはダイジェストと言いながらも、収録時間約2時間というセルDVD並みの内容となっております。
巡視船に火炎瓶を投げつけるゲリラ(役の海上保安官)とか、迫真の演技がもう1度見られるなんて…!

この付録のせいか、値段は通常よりも若干お高めの\1,550ですが、内容を考えたら全然お買い得なんじゃないですか?

****************

話は変わりますが…
実は先日(8/15)、前回から対象記事も変わっているからと思い(最新の10記事)、2度目の「ブログ通信簿」をもらってみたのですよ。
そうしたら…

…年齢が8歳も老けてしまった orz
通信欄の内容はほとんど変わっていないのに、私の目指すべき道が軍人から海上保安官になっていた!!
…っていうか、何で「自衛官」という単語がないのかが不思議…。



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平成20年度横須賀地方隊展示訓練(その2) 

2008-08-16 | 自衛隊
ヘリ甲板にいた一般客に、乗員さんからの声がかかりました。
「ヘリが着艦するので、申し訳ありませんが(格納庫の)中に入って下さい」
…やっぱり戻ってくるの~っ?
やった♪

が、我々は格納庫の奥(2/3くらい)に押し込められた挙句、毛布を敷いたまま姿を消した人たちの荷物や残骸にスペースを阻まれて…
「いないのが悪いんだから、前に行こ!」
とりあえず毛布を折ったり丸めたりしながら前進し、座っている人たちの後ろを確保。
格納庫シャッターの支柱がちょっとジャマかな、という場所ではあったけれど、着艦を見るにはまずまずの場所です。

が、意気揚々と待ち構える私たちに、非情のアナウンスが…。
「ヘリ着艦は30分後です」
…そ、そんなに~!
でも、この場所を離れるわけにもいかないし、その気もない!
しばらくは、後部に続く艦艇や航跡を見ながらHさんと話などをしていました。

DD102はるさめが、当艦むらさめの左に移動していきます。


むらさめの後に続くのは、今回の観閲艦・護衛艦さわかぜと、試験艦あすか。


取り舵で回頭する際には、はまぎりも見えてきました。
航跡がきれい!
 手前・さわかぜ 奥・はまぎり

後に、むらさめの進行方向右に移動したさわかぜから、空砲発射の音が聞こえてきました。
すごい音には違いないけれど…
昨年は空砲担当艦のはたかぜに乗って、それはもうものすごい衝撃(音と振動)にびっくりしたので、本当の空砲のすごさは実施艦艇に乗っていなければわからないかも。

そしていよいよヘリが艦艇に近付いてきて、着艦します。
ここからは、連続写真でその様子をどうぞ!(^-^)/
















へりを乗せた艦艇での体験航海はしたことがあったけれど、実際にヘリが発着艦する艦艇に乗り、それを目の前で見たのはこれが初めてです。
もう、すごい!とか、かっこいい!っていう単純な感想しか出てきません。
 誘導員の指示に従って、右に左に向きを変えます。
これは観客へのサービス展示でしょうか?

 エンジン停止
航海後の一般公開時に係の方に聞いたのですが、この、先が開いた筒状のものは消火剤を撒くためのものなのだそうです。
エンジン始動や停止などの時には発火の恐れがあるので、必ず消火器の待機を行なうのだとか。

ここからは、着艦後に行なわれる作業いろいろ。
 ローターをたたむ
これも、全て誘導員の指示によって行なわれるんですね~。

 ベアトラップのレールに蓋をする

 柵を起こす
ヘリ発艦で柵を倒す時は自動、起こす時は手動のようです。
ちなみに、呉で乗った同じあめ型のいなづまには、写真に見える柵に着いたワイヤーがなかったので、柵を倒す必要がない時はワイヤー無の固定状態にしておくのでしょうね。

 ラッパ吹奏展示
他の艦艇で聴いたどのラッパ隊よりも、このむらさめ隊は上手でした。

さて、甲板上の展示が全て終了すると、私たちはアイスを食べに食堂へ行くことにしました。
だいたいこの時間帯の食堂は、冷房が効いている事もあって混みまくり状態なのが常なのですが…
実際はこのとおり ↓

…ありえない!

他の艦艇ではどうだったのでしょうか?
Hさん曰く「仙台市民は護衛艦に乗ったことがないから、こういう場所があること知らないんだよ」
いや~、中に入れば必ず突き当たる場所だし…。
不可解だ。


展示訓練終了後、同じ艦に乗っていたのに艦内で会えなかったAさんと合流し、1時間後の一般公開も見てきました。
甲板前部は101むらさめ、後部は102はるさめの公開という内容。
そういえば前甲板を全然見ていなかったなぁ。


はるさめの後部に行くと、おお~!後ろに特務艇はしだてが…!
 右:はしだて 左:輸送艇2号
実は昨年のこともあり、はしだてが観閲艦だと思い込んでいたのに、全く航行している姿が見えなかったから、どうしたんだろう?と思っていたのですよ。
Aさんにそのことを話したら「今回は警備部隊で、遠く離れた所にいたよ」
…パンフレットを見たら本当にそうだった(^^;)

そして、一般公開メインのヘリ見学です。

コクピットにも座らせてもらえて大喜び!
操縦桿にさわれただけで嬉しかったりしてね(*^-^*)
ただし、計器類の撮影は禁止でした。

その後は、係の方とお話させていただき、IRフレアーの発射方法とか覗き窓に関すること、館山のことなどをお聞きしました。
他にも聞くことあったような気がするけど、何だったっけ…?
ジパングに関係することで…。
その時は思い出せなかったのに、帰りの新幹線の中で急に思い出しましたよ~!
自機よりも高度な位置にいる敵機の索敵に関することですっ!
あ~あ、例の真相を確認するチャンスだったのに。
残念!

今回の展示訓練、最初はテンション下がり目でしたが、ヘリの展示を見ることができたので結果的に大満足だったなぁ~!
艦艇の、というか今回のイベントのまったり感もなかなか体験できないものだと思うし…(^^;)

本当に楽しかったし、面白かったです。
コメント (3)
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世間はお盆休みだそうですが

2008-08-15 | 日々つれづれ
私は仕事です…orz

しかも、夜中まで~~(泣)
都内某所でまたイベントがあり、受付業務と終演後の後始末をやった後に移動、打ち上げに仕方なく参加し(^^;)途中で抜け出して帰りました。

この1ヶ月で3回もイベントやって、そのたびに不愉快な思いをしてる…。
当然お客様にではなく、スタッフの社員にです!
ぶちまけられるものなら、何もかも全部ぶちまけたい位なのですが、話が長くなるので…残念!
(段取り悪い・責任転嫁・社員同士の罵りあい etc...)

普通の会社で事務しかしたことのない人間にとって、今の仕事の業種はちょっと異様です…。
かなり中途半端で、会社として何を目指しどこに進もうとしているのか、全くわかりません。
2ちゃんねるにスレッドが立つような店舗を経営する会社なので、何かあったら社員もその標的にされるんじゃないか?とさえ、思える部分もあるのですよ。

ストレス溜まる!
人前で愚痴すら言えないんだからっ!
ちなみにイベントの場所をここに書いて、ネット検索に引っ掛かることをも恐れております(^^;)
…だから書かないけれど、写真を見れば解る方は解るかも。

この日は北島康介の200m決勝の生放送も見たかったのに…。
五輪サッカーの観戦とか言ってたのが遠い昔のような気がする。
(「行かなくて正解だったね!」というメールが友人Mから来た…;まぁ、確かにその通りだった…^^;)

イベントが終わって打上げ会場にタクシー移動したのですが、何でこんなところに…orz という場所。
この業界ノリ、勘弁してほしいです。
世間一般から見れば、「勘違い」とかいうレベルなんだけどな。
働かせてもらっておいて、こんなことを言うのもなんですが…。

噂によると、昨年は大晦日もイベントやったとか。
ポカ~ン。。。
一般人にふさわしい“場所”に戻るべきか?
悩みは尽きません。

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平成20年度横須賀地方隊展示訓練(その1)

2008-08-12 | 自衛隊
8/9(土)、横須賀地方隊展示訓練の参加艦艇に乗艦するため、仙台に行って来ました。
当日は朝4時半起き…。
過酷な日帰り旅行です。

在来線でJR大宮駅まで行き、新幹線ホームに行ったら…
やっぱ想像してたより人が多い!
なのに、仙台で降りた人のなんと少ないこと…!
皆さん更に北へ北へと向かわれるようです。

今回は、海保の観閲式でもご一緒したHさん(仙台在住)をお誘いして、一緒に「むらさめ」に乗艦します。
仙台駅構内で待ち合わせ、仙石線に乗り込みますが…
すごく画期的なドア手動オープンスイッチが!

押すタイプではなく、センサーで感知するんですって。
しかも派手な色で光るんです!
すごいなぁ~。

多賀城駅で降りた私たちは、シャトルバスに乗って現地へ向かいますが、車内で言われた言葉が
「黄色い乗艦券をお持ちの方が先に下りて下さい。黒い乗艦券の方は後から…」
…黄色?黒??
当方ハガキなんですけど…。
「ハガキの人もいるんだよ」と別の自衛官の方がフォローして下さいましたけど、地元に配った券がほとんどだということがこの時点で判ってしまったという…。

港に着いた時点で、乗艦締切り30分前だったのに、何?この閑散とした受付は~?

他の乗客が早々に乗り込んでいて、私らが遅すぎるというわけでは決してなかった!
とにかく人が少ないのです。
ヘリ格納庫の日陰部分には、当然毛布を敷いた方々が多くいらっしゃいましたが、艦内に入ってしまうと誰もいない…(^^;)
更には食堂。
暑さを避けるために冷房の効いた食堂で休んでいる人多数、という図が一般的なのに、この人口密度の低さは異様です。

(これでも、まだ多い方。展示終了後の食堂の人口密度…coming soon!)

ここで一応乗員の方にグッズのことを聞いてみました。
すると意外なお返事が…。
「事情があって、艦内でグッズ類を売ってはいけないことになったのです」
いったいどんなお達しが?!
(だから呉の某艦艇では、秘密の部屋でひっそりとお店が開かれていたのかも…)

今回乗ったむらさめの後部甲板にはヘリ(SH60K)が積まれていました。

そのせいもあって、甲板への立入制限区域が多く、呉で乗った同じあめ型のいなづまと比べてものすごく狭い印象を受けました。
出港直後は前甲板も全て立ち入り禁止。
行くところがないので、護衛艦初体験というHさんを連れて艦橋へ行きました。
が、さすがにここは混んでいた…(^^;)

Hさんは海保マニアだし、仙台に海自が来ることはほとんどないとのことで、護衛艦自体にも一般人を乗せての航海方法にも、びっくりされていました。
艦橋脇のウイングで、双眼鏡で見張りを行なっている隊員さんの周りを一般人がわさわさと囲んでいる状況や、通路を剥き出しで這う電線やパイプなどに。

私たちは艦橋を抜けて、左ウイングから艦橋後部の甲板へ行きます。
この場所も、展示訓練が始まると人で溢れかえる場所です。
が、普通に2人分のスペースがありました(^^;)
しかも、最初はそこそこ人で埋まっていたその場所も、むらさめ後部甲板からのヘリ発艦や陸自ヘリOH-1の飛来が終わると、ほとんどガラガラ状態になってしまったのですよ…。
…なんで??
 陸自観測ヘリOH-1

 哨戒ヘリSH60K発艦!

まぁ~、確かに位置が高かったせいもあって風は強く吹き付けて寒かったし
「こんなトコいられないよ」
っていう気持ちも解らないことはないのですが…。
 強速航行中で風強し
実際、見下ろすにはいい場所なのですが、前は艦橋・後ろは煙突などの構造物に挟まれて、展示が始まったら意外に見難い場所かもしれない、と思い、ヘリ甲板へと戻ることにしました。

「ヘリもいなくなったし、広々としているに違いない!」
と、思っていた私が浅はかでした…。
相変わらずベアトラップより後ろには行けなかったのよ。

ヘリ発着用の倒れる手すりのせいかと思っていたけど、これ…ヘリ戻ってくるのかな~?なんていう期待もありました。

さすがに後部甲板は人だかり状態で、徐々に連なってくる護衛艦が見え始めると写真撮影会状態です。


一応P-3Cも飛んできたけど、遠すぎて正直「何コレ?」って感じ。
最大ズームでこれですよ。↓
 ちっちゃ!

呉の写真なんて最大じゃなかったのにこれです。↓
 近いから大きい!

 とりあえず登舷礼
むらさめは、受閲部隊先頭艦でした。

 多用途支援艦えんしゅう

 護衛艦はるさめ(観閲先導艦)

 護衛艦はまぎり・訓練支援艦あすか

 はるしお型潜水艦

 今回の観閲艦さわかぜ

艦艇も、とにかく距離が遠すぎて、陣形云々どころの話じゃないのですよ。
う~~ん…。
これはどう評価したらいいのだろうか…。
昨年参加した「横須賀マリンフェスタ」よりも、更に内容・質共に落ちている印象なんですけど~!
海域を気にすることなく派手に展示を繰り広げることを(勝手に)妄想して楽しみにしていたのにぃ!

その時点では、かなりテンション下がりっぱなしの私でした。
その時までは。
 ヘリ甲板の動きがあわただしく…

つづく
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東地宏樹さん舞台「アノセイシュンノウタ」を観る

2008-08-10 | 旅行・イベント
9日に横須賀地方隊の展示訓練に参加するため仙台に行ってきたので、本来はそちらの記事を先に書くべきなのですが…
写真の整理がつかないため、今日の出来事を先に書いてしまいましょう(^^;)

********************

本日10日、新宿シアターサンモールで6日から行なわれていた舞台「アノセンシュンノウタ」を観に行ってきました。
最近は声優として活躍されている東地宏樹さん出演のお芝居です。
今日は楽日ということもあって、東地さんの演技もさることながら、その後にお楽しみがあるのだろうか?という期待と不安が入り混じった今回の舞台。

チケットを取っていただいたPさんと劇場前で、開演30分前に待ち合わせをし、新宿駅から歩いて行ったのですが…
数回行ったことのあるサンモールに、いつになっても着かない。
「早く着きすぎちゃうかも~!」と思っていたのに、かなりまずい時間になってしまいました。
あわててPさんにメールをし、折り返しの電話をもらって場所を聞いたけど、具体的な場所がわからない~(焦;)
携帯で地図を見たら(最初から見ろ!っていう話なのですが…)今いる場所は道路を1本奥に行ったところ。
まずい…このまま歩いていたら、開演時間を過ぎてしまう!
私の分のチケットを持っているPさんに迷惑を掛けるわけにはいかない!

迷うことなくタクシー利用…orz...

30分以上歩いた挙句、こんなことになってしまうなんて、なんて間抜けな私!!
家を出る前、場所を確認しなきゃと思っていたのに、昨日の疲れ(仙台日帰り)で朝バタバタしていたせいもあり、パソコンを立ち上げる時間がなかったのと、行ったことあるし~!という過信が招いた今回の事態。
Pさん始め、Tさん、他の皆さん、ご迷惑をお掛けしました…。

ところで舞台の方ですが、これがまた素晴らしくて正直びっくり。
ま、出演者の方々や、その所属先を見れば演技の方はある程度想像できるものだったのですが…。
一言で言うと、「凝ったシナリオと迫力の演技」
舞台を見慣れていない私が言うのもおこがましいのですが。

《ストーリー》
1996年に突如中止となった人気ヒーロー映画『鞍馬天狗』
その公開中止の原因ともなった“真剣を使っての立ち回りシーン”で起こった傷害事件からこのドラマは始まる。
“青春”と呼ぶにふさわしかった1996年と“現実”と呼ぶにはせつなすぎる2008年が9人の男と女のなかで交錯する。
(公演ちらしより)

東地さんが演じたのは、1996年に鞍馬天狗役で活躍していたキラメキ(木下浩之)の吹替えで、映画のクライマックス部分を演じていた時に、誤って真剣で相手役を切りつけてしまい、現在は傷害罪で刑務所に収監されている元・役者役。
現在は落ちぶれているキラメキと、元・キラメキ組の一員でありながら、今はそれぞれの道を歩んでいる人間たちの、それぞれのドラマ。

そして、とある精神的ダメージを克服できないまま撮影に臨み、事故を起こしてしまったことを悔いながらも、年月の経過と共にそれを忘れていく自分が許せない。
だから刑務所を脱獄して、かつての仲間たちに謝りたい…
…そう願う人物が東地さんの役どころです。

芝居の中で、同部屋となった詐欺師(佐藤せつじ)と話をする場面などは、ゆっくり静かに語りかけるような口調が、まさにジパングの草加そのもの!
うわぁ~、これ草加口調だよ…と、まず感動。

「私、もうすぐここ(刑務所)を出るんです」
それが刑期を終える出所ではなく、脱獄だとわかった瞬間、
「プリズン・ブレイクかよw」と、内心誰もが心の中で突っ込んだハズ!

回想シーンなどで、実際に東地さんが殺陣をされたシーンには惚れ惚れしましたよ。
そしてラスト、脱獄時に腹に銃弾を受けながらも仲間たちのもとへ帰り、そして死んでゆくシーンには思わず涙。。。
東地さん演じる人物だけではなく、他の登場人物たちの、これまでの人生の苦難が思い起こされて。

すごく笑えて、すごく切ないお話でした。
…これ、映像(DVD)にならないのかな~?って思いましたよ。
それ位いろいろな要素において良かった舞台でした。
1度しか見なかったのは失敗だったな…後悔先に立たず。

舞台終了後、我々“東地宏樹応援ブログ”「ぼっちる~む」組は、出演者が退出される出口あたりで待機。
一応一目だけでもご本人が見れたらラッキー!位な気持ちで待っていたのですが…

本人登場!!
…まじ?

突撃!とばかりに列を成し、ごそごそと持ってきたプレゼントを用意します。
すると…前にいるTさんAさんが写真を撮ったり、サインを貰ったりしているではありませんか~!
ま、まじで~?!

近くで声を聴けているだけで夢見ごこちなのに、コレは何と言う出来事なんでしょう?
私の順番が来て、プレゼントをダシにして話しかけ、ダメ元で持ってきたジパングとトリニティブラッドのAR台本を2冊重ねにして、
「サインいただけますか?」と差し出すと、

東地さん「お~、ジパング! …これ草加って書いた方がいいのかな」
私    「もう、お好きなように書いて下さいっ!」
Aさん  「まだ原作ではジパング続いてますよ」
東地さん「この前、稲田さんも来てくださったんですよ」

…こんな会話がありました♪
ちなみに、トリブラの台本には“アベル”と書いて下さいました。

 

近くで見る東地さんは…
ものすごくお肌がきれいでびっくりしました!
毛穴がない!
やばい~、私の毛穴が…(恥;)

握手もお願いしたのですが、これがまた柔らかい手で、骨ばった私の手がかなり恥ずかしかった…(^^;)
あ、更に一緒に写真も撮っていただきました。
もうやりたい放題ですわ。
ご迷惑をお掛けしました…東地さん。

しかしです。
正直こんなにきさくな方だとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。
(もっと神経質な方かと思いこんでました)
夢のような時間を下さって本当に感謝しています。

昨日今日と、本当に素敵で楽しい時間を過ごすことができました。
明日もなんとか生きていけそうです!
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ジパング 航跡368

2008-08-08 | ジパング
うわ~~っ!林原っ!! 決意するなっ!
…今週はこの一言に尽きる。

**********************

カーネルの、みらいに対する揺さぶりが続く。
艦名だけでなく、目標が大和であること、ロングレンジ攻撃を封じている理由…
そして情報を持つみらいに対し、潤沢な戦力を持つ米軍に協力せよ、と命令する。
迫る米軍機に対し、みらいがダメージを負い軍用艦としての能力が無くなったと知られるわけにはいかない、と考える林原らSH60Jクルーの決意とは?

**********************

思っていたよりも米軍は極悪でした…orz...
…そりゃ、そーだ。
彼らの本来の目的は“拿捕”だもんね。

それにしても、
カーネルの脳内で構築されただけのはずの「みらいの被害状況」にしては、正確かつ尤もすぎるのが、正直外野からの傍観者としてはちょっと笑えたりする。
いくらなんでも、あそこまで言い当てちゃうのか~?(苦笑;)みたいな。

確かにヘリでしか攻撃していないのは、みらいのレーダーが使い物にならないからだけど、「J Ships」で散々言われていたように、ミサイルをアウトレンジで打ち込んでもビクともしない装甲を持った大和が相手なのだから、熱源に向かってピンポイントで攻撃できるハンドアローで、ヘリから至近距離での攻撃を行なうのは結果として間違っていなかったわけですよね?

なのに…
みらい乗員全てがその事実を忘れて、米軍(カーネル)の言葉に呑みこまれている。
危険な精神状態だと言えましょう。

しっかし!
先週は、米軍と協力してもいいかも…なんて考えていた私だけど、
「貴艦に選択肢はない」
とか、上から目線で物を言われるのは、はっきり言ってかなりムカつく!!
みらいの皆さんにも、早く目を覚まして欲しいと、こちら側の世界でいらいらが募るばかりの私です。

この米軍の通信は大和内の角松にも転送され、更に大和もそれを拾っている状態。
草加はカーネルの存在を認知し、不敵な笑みさえ浮かべている。
ゲームじゃあるまいし、「おもしろい展開になってきた…!」なんて楽しんでいる場合じゃないはずなのにね。
「みらいが米軍に組することはない」という、確固たる自信を持っているかのようです。(←多分それは間違っていない)

が、肝心の角松だけは周囲の動揺をよそに沈黙を貫いていますね…。
そんな中での、あの林原や桜井たちSHクルーの独白と表情ですよ。

これはマジでヤバイ…。
佐竹の海鳥特攻シーンが読者全ての脳裏に浮かんだはず!

しかし!!
これは死亡フラグではなく、単なる角松始動への前振りではないでしょうか?
(じゃなくちゃ、角松は単なる無能な指導者として認定されてしまうでしょうよ ^^;)
そのための次号巻中カラーで、角松が華々しく活躍(=っていうか、単に無線で指示)するための布石なんですよ~!

…そう信じたい。

実際には18機の戦闘機なんて、十分引き付けてから主砲やCIWSで攻撃しても、問題なく落とせるんじゃないかと思うけど、実際はどうなんでしょ?
そして、読者の間では未だに結論が出ていないSPYレーダー3面故障説にも結論が出るのかな…?
(全面故障、っていうのは状況から考えても有り得ない、との意見が多かったわけですが、今のところそういうことになっているようですね。う~ん…)

今週は合併号のため、次号の発売は再来週です。

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新幹線の指定席が…/からだ巡茶1本無料

2008-08-07 | 旅行・イベント
9日に仙台に行くので、念のため新幹線の指定席を取ることにしました。
私の場合、東京始発ではなく大宮からの乗車になるので、満席になると1時間半立って行くことになる…

それだけは避けたい!!

で、仙台に7:45に到着する「はやて71号」(東京発6:00)の席を確保しようとしたところ、なんと満席…!
ひえ~っ(汗;)
迷った挙げ句、指定席残りわずかという、8:00着の「やまびこ41号」(東京発6:04)の指定席を確保しました。

…こんな時間帯の座席が埋まるなんて、きっと周りの乗客はみんな横須賀地方隊展示訓練に参加する人々なんでしょうね~(^^;)
とはいえ、実際に新幹線ホームに行ってみると、混雑しているのは指定席だけで、自由席はガラガラなんてことも大いにあり得ることなんだけど!

当日新幹線に乗る予定の方は、くれぐれもご注意を!
(帰省も始まる頃ですし)

*****************

追加でお得情報を。

日本コカコーラ社のお茶「からだ巡茶」が無料でいただける情報です。
HPで時々告知されるのですが、HPの中に現れるQRコードを携帯で読み取り、お財布携帯が使える自販機「シーモ」にかざすと、「からだ巡茶」が1本無料でもらえるのです。

今回は7~8日限定、先着4,000人ですよ!
QRコードさえGETしておけば、交換期間は9月初旬まで有効です(^^)
さっき確認したところ、まだQRコードは消えていませんでした。
(前回は見たのが遅かったせいか「終了」状態…)

さあ、からだ巡茶サイトへ急げ!


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休日出勤だよ…orz...

2008-08-05 | 日々つれづれ
3日の日曜日、また会社のイベントで受付業務をやってきました。
場所はほぼ秋葉原。
“ほぼ”っていうのがビミョーなトコなのですが…(^^;)

朝から会社に行って(←何の意味があったのか??)、そこから現場に移動して、ちょっとした打ち合わせ。
イベントの主役たちのリハーサルが始まって、終わるころにはお客様が並び始める。
受付前に整理番号のチェックをさせてもらうけど、番号の重複が発覚(ガ~ン;)
…あとでそれは片一方の人の、会員番号と整理番号の勘違いが原因とわかったのですが。
並んでいた全員のチェックが済むと、ほぼ私の仕事は終わったも同然なのですが…

開演時間が過ぎても、パラパラと来場するお客様の受付、ロビーでたむろするお客様の動向をチェック。
(狭いロビーに無造作に置かれたダンボールの中身を物色して、自分の紙袋に入れる輩がいるのですよ。そんな所に普通置くか?っていう部分を含めて、非はこちら側にももちろんあるのですが;)

あらかじめ決められた時間になったら中に入り、物販の手伝いをすることになっていても、狭くて人で溢れかえった場所では、かえって邪魔になるばかりです。
(しかも、途中から加わるっていうのが流れを乱すようでイヤなのよ!実際、意味ない存在になってた…)

撤収作業が終わって会社に戻ると夕方の4時近くです。
イベントの主役とマネージャーには食事が出ていたのに、我々社員には水1本出ないときた!
もうあったまキターーっ!
っていうか、アリエナイ!!!

ムカついたから、通常19時定時のところ、18時まできっちり仕事して、
「18時で上がっていいですか~?昼休憩も取ってないしぃ~!!」
と言い残して、とっとと帰りました。

この日の代休取りますよ!
22日に!
数ヶ月前から休むつもりで、とっくに飛行機押さえてるし。

本当は代休よりも、夏休みをいつ貰えるのか?ということの方が重要事項なんですけど。
(すでに8月だというのに、会社は何を考えてるんだろう?)
14日には、またイベントが用意されていて“お盆休み”どころじゃない雰囲気だし。
…当然この日も受付と物販担当になるかと思われます(-。-;)

こんなに休みが潰されるとは聞いてない!
“仕事が生きがい”と考えていた時代は過去のこと。
今は趣味に生きるために働いているので、休みが潰される職場ならそれなりに考えなければいけません。

もう愚痴しか出てきませんわ。。。
(聞いてくださってありがとう。ペコリ)

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7/20 平成20年度呉地方隊展示訓練(その4)

2008-08-03 | 自衛隊
延々と続けてまいりました呉のシリーズも、ようやく今回が最終回です。
(長かった…;)

ひえい後部甲板(ヘリ甲板)では、カメラを持ったマニアの皆さんが、艦尾に張り付いて縦陣形の護衛艦を撮影するために必死。
微妙な隊列のバランスが、写真の価値を高めたり下げたりするのですから…。
私が撮った中では、この数枚が“ちょっといいかも…♪”という出来。
(所詮コンデジですので、一眼のレベルには到底及ばないことを最初に言っておきます)




陣形分かれた!

展示関係では、前日と同じだけど、LCAC。
(回っているLCACを連続写真で紹介したいところですが、いくらなんでもそれは無駄というもの…^^;)
LCACとSH60J



着水したまま、離水の頃合いを見計らっているUS-1Aとか…。


そして、これは見事!
海保チーム(巡視艇&ヘリ)の密着高速航行です。
この状態でずーっと航行していたのが、すごい技術だと思いました。


ヘリ、低い!

それから忘れちゃいけないF-4ファントム戦闘機。
写真はとりあえず1枚ぼーっと写っていたのがあったけれど、見るに耐えない写真なので載せません!
が、あちこちでささやかれていた通り、1機は通常の飛行だったのに、艦艇と艦艇の間を抜けていく機体だけは、海面スレスレをかっ飛ばして行ったのです。
「艦橋よりも低かった」という声はあながち嘘でもありません。
轟音もこの海域だからこそ、という感じですし、地上では決して見られないあの飛行、すごく贅沢なものが見られたという嬉しさがあったなぁ~!

(観艦式ではあんなこと絶対できないし、まして航空祭でも絶対ムリな飛行ですから、戦闘機ファンの方に話したら、さぞかし悔しがるだろうと思いますね)

さて、展示訓練も終わり、各艦艇が各々出港した場所へと散り散りになっていくと、今度は個別の艦での展示が始まります。
私はまた艦橋脇のウイングにいて、前甲板を見下ろしていました。


ひえいでは、前甲板に2門ある主砲塔をぐるんぐるん回して、ギャラリーを楽しませていましたよ。

が、私にとってはそんなアトラクションよりも、その時自分が立たせてもらった場所の方が驚き…。
ジャイロコンパスの脇の1段高いところで、お尻が手すりと同じ高さなので、そこに体重を乗せて写真を撮っていたけれど、そのまま下に落下しそうな程怖いポジションだったのです。

「危ないので降りて下さい」とよく注意されなかったな~、と反対にこちらがびっくりするほど隊員さんは一般人を放置してました(^^;)

港へ帰る道すがら、前方には潜水艦の姿が見えてきました。

港が近くなるとこのように浮上して、周囲を監視しながらの航行ということになるわけですよね、きっと。

そしていよいよ帰港です。

今日も最後までこの場所ウイングにいました。
(私の他にも数人が…)
そして今日も艦橋はこのとおりスッキリ!
(一般人がいないという意味で)


艦橋を出たラッタルの手前には、てっぱち置き場がありました。
(船務長のてっぱちが~!)


このひえいでも、艦橋からのラッタル下の出口では「こっちから出した方が早いよ」とかなんとか係の隊員さんに言われて、あっさり艦の外に出ることができました。


本当に暑くて大変だったけど、充実の2日間だったなぁ…。
最初は“6時間X2日間なんて、疲れて耐えられないかもしれない”と思っていたのに、楽しいことなら結構耐えられるんですよね!

次は8/9の横須賀地方隊展示訓練です。

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