おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

空自熊谷基地さくら祭

2010-04-05 | 自衛隊
4月4日(日)に航空自衛隊熊谷基地で毎年行われている“さくら祭”に行ってきました。

私もこのイベントを訪れるようになって今年で3年目。
昨年は北の弾道ミサイル問題で、飛行展示関係が全てキャンセルされてしまったので、今年は余計にそれらを見たい気持ちが強かったですね。

しかし…この日は朝から天気が悪くて、出かける際には折りたたみ傘を持っていくべきか悩む程。
さすがに雨は降らなかったけど、何時間も外にいて、正直凍えるほど寒かったです。

さくら祭自体は9時から行われていたけれど、私は飛行展示の時間に合わせて友人Yちゃんと11時に待ち合わせ。
今回はちゃんとレジャーシートやお菓子も持って行き、ゆっくり腰を下ろしてくつろぎながら、ヘリの飛行展示を見ました。

まずはCH47Jの機動飛行。


そしてUH60Jの救難飛行。


ヘリの飛行展示が終わると、次のブルーインパルスまではしばらく時間があるので、レジャーシートを早々にたたみ、食事に行こうとしたのですが、その前にちょっとお手洗いへ、と思っていたら…

恐ろしい程の大行列!!!

トイレがある建物(校舎)が数棟あるのですが、どこも同じように行列になっているので、ここでいいや、と思ったところに並んだのだけど、ちょっとこんな酷いの見たことない!って感じ…。
30分は並びましたよ。
切羽詰ってから並ぶようなことにならなくて、本当に良かったと心から思いました。
お子様も結構いたけど、最悪な状態の子がいなかったのにはホッとしましたね。

2階にもトイレはあるでしょうに、この酷い状態を放置して対策を講じてくれないことには疑問を感じてしまったな。

 桜はまだ満開ではありません

食事を取るため、ようやく厚生センターへ行ってみたら、なんと食堂が閉まっている…orz...
売店も、デイリーヤマザキに変わってるし。
あったかいうどんかラーメンが食べたかったので、ガッカリだぁ…。

せっかくなのでグッズを見てみたけど、あまりの人の多さ・混雑ぶりに、早々に退散しましたよ。
今年は例年になく人が多いような気がする。

さて、ブルーインパルスです。






校舎と校舎の狭間にいて、ちょっと視界が悪かったのが難点でしたが、機体は建物に隠れることなくちゃんと見ることができました。
演目は2年前より少なかったかな?
(ハートを射抜くのがなかった)

ブルーインパルスの展示が終わると、次のT-7練習機が飛来するまでに30分の時間があるので、車両が並んでいる方へ行ってみることに。

おお~!これはもしや…

PAC-3(地対空誘導弾・弾道ミサイル迎撃用)ですよ!
PAC-3部隊は、①レーダー装置 ②射撃管制装置 ③電源車 ④アンテナ・マスト の4つの車両で成り立っているそうです。


今日は3台のみの展示。

PAC-3の展示場所の目の前に体育館があり、普通に中に入れるようだったので、並べられていたパイプ椅子に座ってしばし休憩。
時計を見ながら航空機が飛んでくるタイミングを計っていたのに、予定より若干早く飛来音がすると、あわてて飛び出して行く有り様です。

C-1輸送機の時は本当に油断していて、ゆっくり飛んできていたにもかかわらず、ピンボケ写真1枚しか撮れませんでした。
が、さすがに最後のF-4戦闘機だけは気合を入れて外で待ちましたよ!

艦載機としての用途もあるF-4ファントム戦闘機。
最初は時速400kmで、着艦する際に拘束機に引っかけるためのものを出して進入してくる、という放送がありました。(←専門用語が聞き取れず、あいまいな言い回しですいません)

それを聞いて、空自所属の戦闘機で、当然着艦できるような空母もない日本なのに、不必要な部品(^^;)でもちゃんと標準装備されているんだ~!って単純にびっくりしましたね。

行ってしまったらもう戻ってこないと思っていたのに、旋回して今度は時速600kmで上空を通過。


そして最後に、時速800kmで1機づつ飛んで行きましたが、さすがにこの速度になると「これぞ戦闘機!」という轟音を残していきましたよ。
速度で音って全然違うものなんですね~!(聴き比べって中々できないし)
それと、アフターバーナーって言うのかな…あんなにはっきりエンジン部分の炎を見たのは初めてかもしれないです。
まわりが住宅地の割には低い高度を飛行していたので、良く見えたのかも。

くもり空と寒さには参りましたが、今回の飛行展示にはめちゃくちゃ満足できました。
全然お花見にはなっていなかったけど、自衛隊イベントの幕開けを飾る楽しいさくら祭でしたね。


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平成21年度自衛隊観艦式予行2日目 

2009-11-10 | 自衛隊
すっごい今さら感があるんですけど…。
一応記録も兼ねているので思い出しながら書いておきます(^^;)

10月23日(金)、観艦式予行2日目。
横浜出港の訓練支援艦てんりゅう(艦番号4203)に乗艦します。
前日一緒に艦艇見学をしたAさんと一緒に。


横浜新港のゲートの前での待ち合わせ時間は7:00
関内のビジネスホテルに前泊していたとはいえ、徒歩20分以上かかる場所だったので、朝が弱い私には色々厳しいっすよ。
そりゃ、わざわざ他県から来るAさんの方が大変なのはもちろんなんだけど。

夜、気持ち悪くて全く眠れなかったので、どうなることかと思っていたけど、なんとか体調の方は回復していて良かった…。

早めに行ったつもりでも、受付時間よりも前に来ている人の場所取りスキルは高いわけで…
毛布を貰って、艦橋上の左舷側~と言っても海側の手すりサイドは空いてなかったので艦橋構造物寄りで、明らかに右舷側が見えないところ~を確保しました。

そこから艦内見学へ。
まずは機関室兼応急指揮所。

すごく新しい印象で、ちょっとびっくり。
平成12年竣工なので、そこそこ新しいフネだからなんだろうけど。
画面がタッチパネルになっている上、すごくきれいに使われているからかな?

艦内を動き回っていると、おみやげ売り場らしきものがあり、そこで観艦式用に作られた切手セットが売られていました。
これ、初日に持っている人がいて、「何なんだろう?」と気になっていたのですよ。
限定2000セットで作られたとか言ってて、この日この艦艇での割り当てが数十セットとか言ってたかな?
2種類あったうちの1種類だけ購入しました。
 真ん中が切手セット 1800円
切手が800円分なので、しおり(金色のやつ)を付けました、とのこと。
相変わらず艦艇グッズの方は売ってくれないみたいです。

甲板上に出て後部に回ると、訓練支援艦だけに、対空射撃訓練支援装置一式が…

そういえば、昨年の呉の展示訓練で、この艦艇を見たんだわ。

 8時に行われる自衛艦旗掲揚も見ることができました。

出港してからは、艦橋上の確保した場所に、しばらくじっとしていました。
今回は場所が狭い上に、身動きが取りにくい所にいたので、見えるものだけを見るつもりで。
幸いにも前方はそこそこ見えるので、まあいいかな、という感じ。
てんりゅうは、観閲付属部隊の最後尾を航行するので、前を行く艦艇の並びがきれいに見えることだけは良いかな。
 
11時を過ぎると、そろそろ観閲が始まります。


右側の2艦が観閲部隊(先導艦いなづま・観閲艦くらま)、真ん中の列が受閲部隊、左側の列が観閲付属部隊です。


受閲航空部隊の、これはUS-1AとUS-2(左の2機)
予行1日目と違うラインナップだったのはなぜだろう?
(初日はUS-1Aが2機と、白いUS-2が1機だったのに…)

右舷側で行われている観閲が終わると、今度はUターンして左舷側で訓練展示。
 各艦艇入り乱れてます

 潜水艦潜航浮上
最後部を航行する我が艦艇から見ると、さすがに遠くて見えにくいったらありゃしない~!
予想はできていたので、それほど期待はしていなかったけど。

 ミサイル艇からIRデコイ発射

 LCAC
前日に、輸送艦の中に格納されているのを見ただけに、あれがコレとは思えない、というのが正直なところ。
海上を航行しているのを見ると、実物の大きさが実感できない感じです。

 ミサイル艇高速航行

 US-1A模擬離着水
初日に思ったのですが、なぜ今回は「模擬」なんだろう??
海面スレスレを低速で飛ぶだけで、実際の着水は行わないという…。
3年前の予行初日だったか、離水の時間が遅れたので、その後に飛んでくるP-3Cの展示ができなかったという失敗があったせいかな、と思ってしまったのだけど真相は闇の中…。
機会があったら自衛官の方に聞いてみよう…。

 P-3C IRフレア発射

航空機の展示が終わると、あとは帰るだけ。
フネがスピードを上げ始めたので、高い場所にいた私たちは結構強風に煽られて、吹っ飛ばされそうになるわ寒いわで、早々にこの場から立ち去ることにしました。

これも3年前の経験からなのですが、横須賀や木更津よりも奥に位置する横浜へ帰るフネは、全て同じ時間帯に帰港しなければならない都合上、猛スピードで航行していくのです。
それが面白くて、予行は横浜出港で応募したのですよ。

風を避ける意味もあって、後部甲板にやってきました。
 艦艇が起こす波もすごい!

 ベイブリッジの真下を通過

帰りは格納庫で、東部方面隊・音楽隊の演奏を聴くことができました。
ヘリ格納庫がある艦艇には、どこかしらの音楽隊が乗っていたみたいですね。
(多分…ですが。うらがにも乗っていたので)


訓練展示を行っている間は、受閲艦艇部隊旗艦のあしがらが観閲部隊の最後尾につくので、ずっとあしがらを真横に見ていられたのが嬉しかったな。
本当は、翌24日に横須賀へ行き、一般公開であしがらの見学をしたい気持ちもあったけど、さすがにこの3日間で疲れ果てました。
恐ろしく睡眠時間が不足しているし…。

でも、なんだかんだ言って楽しかったです。
また3年後、ですね。
次こそは観艦式本番日を当てなきゃ!!

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平成21年度自衛隊観艦式予行1日目

2009-11-02 | 自衛隊
もうすでに1週間も前の話になってしまいましたが、今回も自衛隊観艦式“予行”に参加してきました。
本番日の応募にはハズレてしまったので、今年は予行2日間の参加です。

初日の10月21日は、ジパ友のHさんからのお誘いを受け、横須賀出港の掃海母艦「うらが」に乗艦します。
8:20まで、という乗艦時間に間に合わせるために乗る地元の電車は5:48発。
家を出る時間には、まだ星が瞬いていて、しかも、寒い。

が、横須賀に到着する頃にはすっかり青空で、好天に恵まれた良い1日となりました。
8時頃だと、一般客はもう大体フネに乗り込んでいるせいか、受付ががらんとしているのが逆に焦る。
3年前は結構混み合っていた記憶があったので、正直ちょっとびっくりしました。


「うらが」は今回“観閲付属部隊”として航行するのですが、このポジションでの航行は初めて。
(前回は受閲先導艦と観閲部隊のフネに乗艦)


付属部隊だけに、観閲部隊と並走するのはわかっているのだけど、右舷と左舷のどちら側を確保すればいいんだっけ…?
ま、とりあえず基本の左舷でしょ!っていうことで、出港後は前甲板の左寄りを確保しました。
先に出港していく観閲艦くらま

出港後、30分程たつと、横浜出港で観閲部隊のこんごうが後方に見えてきました。
しばらくは、こんごうを斜め横に見る形で並走します。
AM9:39

それから1時間程たつと、木更津出港で、うらがの後ろを航行する潜水艦救難艦ちはやが…。
隊列を作るまでは、結構自由航行ですね。
AM10:39

観閲が行われる時間は12:00~12:20
観閲付属部隊の右前方から、うっすらと受閲部隊の隊列が見えてきました。
AM11:53 前を行くのは護衛艦まきなみ
…そう、受閲部隊と縦にすれ違う「観閲」は、観閲部隊とその付属部隊の間を受閲部隊がすり抜けていく形だったのです。
うわ~っ!っと、慌てて右舷側のスペースを確保。
AM11:56

受閲艦艇部隊は、旗艦あしがらを筆頭に、はたかぜ・さわかぜ(祝砲発射担当)、ひゅうが・さざなみ(ヘリ発艦担当)、ゆうばり・ゆうべつ(ボフォース発射担当)、潜水艦そうりゅう・わかしお・なつしお(潜行浮上)など。
すれ違う、受閲旗艦あしがら(左)と観閲随伴艦こんごう(右)
朝、横須賀で出港していくあしがらを一瞬見た時もそうだったけど、関東で航行するあしがらを見ることができるのは本当に嬉しいな。

ひゅうが(左)と観閲艦くらま(右)
観閲部隊から見ると、受閲艦艇の登舷礼が見えている場面なのだけど、我々観閲付属部隊は位置的に真裏になってしまうので、全く見えません(^^;)

観閲航空部隊SH60JとUH60J
US-1AとUS-2
F-15J
他にも、対潜哨戒機P-3Cや輸送機C-130H、CH-47Jなどが参加していました。

一通りの観閲が終わると、転舵。
観閲部隊が方向転換します
付属部隊も、同じく転舵して向きを変え、今度は訓練展示を見ることになるのですが、なんと今度は…観閲部隊を真ん中に挟んだ向こう側で、受閲部隊が展示を行うことになり…

見る舷側が逆になった上、距離が遠く、しかも展示が観閲部隊の艦艇にかぶって見辛いことこの上ない orz...
見学の場所取りもままならないし、そもそも場所を確保したところで見えにくいという事実は変わらないわけで。
この日乗ったのは前から2番目の艦艇ということで、観閲艦くらまに並んだ位置だったから、まだマシな方と言えるのかもしれないけど。
祝砲発射
ボフォース対潜ロケット弾発射
海面にボフォース着弾

…実は展示が始まる頃になって、ひとつ不安なことが発生していまして。
カメラの電池のメモリが、残り1コになってしまっていたのだ!!
原因は充電の失敗。
充電器と電池の接触が悪かったようで、コンセントに充電器を差し込んでもちゃんと充電されていなかったようなのです。
うらがに乗り込んで、撮影を始めた早々に、メモリが1コ減ってしまったから、これはヤバイと思っていたら案の定…。

そして、

↑この、ひゅうがからのヘリ発艦の写真を撮った直後に「充電して下さい」という画面に代わってしまい、今日の撮影は終了…orz...

このあとも、もちろんたくさんの展示はあったのですが、潜水艦の潜航・浮上などは、並走するくらまにすっぽり隠れてしまい、ほんの一瞬しか見えなかったのですよ。
やはり写真を撮るなら、観閲部隊の艦艇じゃないと…って、しみじみ思いました。

展示が全て終了したあとは、基本的に帰るだけなので、私とHさんは艦内の見学へ行くことにしたのですが、正直言って、我慢していた体調は最悪な状態。
出港した直後から「あれっ?」って思っていたのですが、なぜか艦艇の「揺れ」を、ものすごく感じていたのです。

もしかして「船酔い」…??

いやいや、艦艇乗艦歴4年にもなるのに、過去1度たりとも酔ったことはないし、今年の、あの荒波にもまれた海上保安庁・観閲式でもギリギリ我慢できた私が船酔いなんて…。
でも、本当に気持ち悪くて、艦橋の上部にいた自衛官の方に、Hさんが念のためフネの揺れについて聞いてくれたところ、掃海母艦は護衛艦じゃないのでフィンスタビライザーが付いていない、という衝撃の事実を知ることとなったのでした…!(ガ~ン)
そして、高い所にいると、その分揺れが大きくなるから、できるだけ艦内の低い場所にいた方がいい、とアドバイスをいただきました。

気が付けば、後部甲板に敷かれた何列ものマットの上には人がごろごろ、足の踏み場もないほど横になっていましたよ。(多分皆さん私と同じ症状…;)
私も船底にある食堂へ行き、椅子に座って横須賀に着くまでほとんど眠っていました。

うらがには以前も体験航海で乗ったことがあったけど、その時は全くこの揺れに気付かなかったのですよ。
今回のことは、本当に衝撃的だったなぁ…。

フネを降りて久々に行った厚生センターでは、「ブルーウォーターネイビー」という毎年購入しているカレンダーを買いました。
そして、外の出店では観艦式バージョンのパンの缶詰を購入です。


この日は、誘っていただいたHさんとも久々に会えて、1日とても楽しかったけど、帰りの電車の揺れすら気持ち悪くなる要因になっていてきつかった。
普通に立っているだけで、体がなぜか揺れているんですよ。

翌日は、いつも長崎観光に付き合ってもらっているWさんが、予行2日目乗艦のため九州から来るので、ジパ友のAさんと3人で、横浜の一般公開を見に行くことになっています。

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護衛艦「くらま」衝突事故

2009-10-27 | 自衛隊
本日午後8時前、下関の関門海峡で観艦式帰りの「くらま」と韓国のコンテナ船が衝突し、火災が発生しました。

メールで友人から連絡が入って、あわててYahoo!トピックスを見ましたが、写真を見ると艦首部分から赤い炎が。
その後写真が追加され、結構詳細なフネの状況がわかってきたと同時にTVのニュースを見たら、思いっきり艦首がえぐれていてその部分が燃えているのがはっきりわかる。

…うわぁぁ~!

テレビ朝日のニュースによれば、韓国籍のコンテナ船の右舷側に衝突の痕跡が残っているらしく、コンテナ船側の過失の可能性が大きいので護衛艦側は有利なんじゃないか、とのこと。
が、その後見た日本テレビのニュースでは、記者があたご事件のことを引き合いに出して、
「観艦式終わりの気のゆるみが原因であれば、許されないことです」
とかなんとか言ってたよ。

すっごーい。
もっともらしいことを言えば格好つけられると思っているのかも知れないけど、あまりの浅さにびっくりするわ。
こんなレポートだったら私にだってできる!
とりあえず自衛隊を非難してればいいんだから。

バカみたいに浅いこと言うばかりじゃなく、報道する人間はもっと慎重に言葉を選んでくれよ、って思う。
想像でものを語るのは止めて欲しい。
とりあえず自衛隊をバッシングだけしておけば、っていう日本人の感覚、なんかおかしいです。

原因等は海上保安庁の調査にお任せするとして、くらままで長期間ドック入りするはめになるとすれば、今動くことができるDDHは「ひえい」と「ひゅうが」だけ?
とはいえ、ひえいは退役間近の艦艇だし、しらねは火災の件で未だにドックの中…。

自衛隊も大変だ。

写真は先日の自衛隊観艦式予行1日目のくらまです。
(潜水艦は、最新鋭のそうりゅう)

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観艦式予行初日を終えて

2009-10-23 | 自衛隊
昨日、観艦式予行で、掃海母艦うらがに乗艦してきました。
観閲付属部隊の2番目を航行するフネなので、観閲艦隊のこんごうやくらまを見るには非常にいい位置。
が、展示を見るには艦閲艦隊が間に入る格好で邪魔になり、正直イマイチでした。
残念!

そんなことよりも…
うらがに乗って衝撃だったのは、めちゃくちゃ揺れること!
フィンスタビライザーが付いていないため、揺れの制御ができないそうですorz...
波が高いわけでもないのに、横揺れ縦揺れですっかり船酔いしてしまいました。
今年の海保・観閲式でも船酔いしなかった私が…。

うらが、ぶんごに乗る方は要注意です。
高い所に行けば行く程、揺れは大きくなるので、できるだけ船底に近い食堂などに避難した方がいいでしょう。

そんなわけで、私は未だにちょっとしたことでも気持ちが悪くなってしまい、最悪な状態が続いてます。

で、今日22日は、九州から来たWさんと、明日一緒にフネに乗るAさんと3人で、横浜大桟橋に接岸されている輸送艦おおすみの見学をしてきました。
輸送艦を見るのは初めてで、格納庫に収納されたLCACの巨大さには本当にびっくり!

そして明日に備え、今日は横浜に泊まります。
今でも若干、胃の具合がよろしくないので、明日の航海に不安がよぎったりするのですが…。

予行初日、一般公開のレポは、また後日。

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もうすぐ観艦式

2009-10-17 | 自衛隊
来週からいよいよ観艦式ウイークとなりますな。

10月9日に発送されたらしい乗艦券は、友人宅に予行(23日)の当選通知…といっても中身はチケット2枚のみ…が届きはしたものの、本番日の乗艦は今年も叶いませんでした。

23日に乗る艦艇はてんりゅうです。
横浜新港からの出港。
観閲付属部隊なので、イベントを見るには距離が遠いかなぁ…。

とりあえず、今日はその友人に会い、チケットを受け取ってきたので、初めて本物の券を見てみましたが、色々と工夫してるようですね。
券をカードケースに入れて乗艦し、帰りに退艦確認用の切れ端を残したまま、係員の方に返すとか…。

名前の欄に、記名はされていませんでした。
毎回、前回の反省をもとに改良されているということなのかな。

前日の22日に一般公開を見に行く予定を入れたので、急遽横浜に宿泊することにしたのですが、さすがにこの時期の宿泊予約は厳しく…orz...
前日に空いていたはずのホテルが今日にはなくなっていた、という事態が!
…その代わり、ではないですが、前日には空き室検索に掛からなかったホテルの空きがあり、ようやく押さえることができたという…(^^;)
ラッキーでした。

後日、21日が当たったという友人から声を掛けていただき、幸運にも2日間、観艦式予行に参加できることになりました。
嬉しい!
けど、前回の観艦式の経験上、めちゃくちゃ体力使うのがわかっているので、正直今から戦々恐々している感じです。

********

ところで、今日はサッカーの友人たちとの「マニア会」に参加してまいりました。
サッカー、と言っても、もう我々の中でサッカー観戦に行っているのは私くらい。
(充分私も現場観戦はご無沙汰なのですが…)
私たちがサッカーに夢中になっていた時代のヒーロー、名波浩の引退試合に関しての話や、今ハマっていることの話をしたり。

名波の引退試合に関しては、1/10に静岡のエコパスタジアムで行われることになっていますが、これの先行予約を名波のオフィシャルファンクラブで取るか、ジュビロのサポーターズクラブで取るか、の軽い打ち合せをしたのですよ。
友人が入会しているFCの詳細がまだ出ていないらしく、SC会員の私は、今後の友人からの連絡待ち状態になっています。

是非ともいい席をGETして、名波の最後を見送りたいですね…。

今日は、池袋の串揚げ屋さんを会場にして飲み会をしてきたわけですが、メニューに「揚げアイスクリーム」というものがあったので注文してみました。

なんというか、結構厚い衣に包まれたアイスクリームで、どうやってこの衣をアイスに付けたのか?という疑問は残りましたが、面白いメニューではありました。

それから嵐ファンの友人が持っていたペンライト。

これはスゴイ!!
見せてもらった時、メチャメチャ面白くて一人でウケてたんですけど…(^^;)
笑いすぎてごめん、Tちゃん。
点滅もするという優れものでした。

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7/26 仙台港体験航海

2009-07-29 | 自衛隊
7/26(日)、宮城地本の仙台港体験航海で、護衛艦「いなづま」に乗艦してきました。

実はこの体験航海、自分で応募した分に関しては全て外れてしまったのですが、フネ友のAさんが当選したということで、同行させてもらえることになったというわけ。
本当に感謝!です。

当日の体験航海は、午後(13:30)からで、一般公開が午前中というスケジュール。
(夜には出港してしまうからなのだそう)
一般公開時間に合わせて、仙台に9:00に到着する新幹線で行き、仙石線で多賀城まで行きました。

そこからシャトルバスで仙台港まで行くのですが、昨年同じ仙台港で行われた「横須賀マリンフェスタ」での埠頭とは対岸で遠いのなんの…。
駅から埠頭まで、車で23分位かかっていた、という(^^;)

とりあえずは、いなづまの見学です。

珍しく、主砲筒先端にカバーがかかってないけど、どうしたんだろう?
サービスかな?(どんな)
ここでも砲弾のダミーが置いてありましたが、先週見たいかづちと同じタイプの艦艇だし、艦番号も近いので(105と107)装備に大きな違いがあるわけでもないんですよね~。

そして後部甲板にはヘリコプター。

長崎にいた、横須賀所属のいかづちに、館山の航空隊からヘリが載っていることからも、当然このいなづま(呉所属)は…と思って聞いてみたら、やっぱり大村の航空隊のヘリが搭載されていました。

私が横須賀に行くたびに(ひゅうが、しらせの一般公開時)、いなづまが横須賀にいるのを見ていたので、
「艦艇が横須賀にずっといる時、ヘリはどうなるんですか?」
と聞いたら、館山に間借りさせてもらう、ということでした。

甲板上から見た、石炭の山
今回は地本主催の体験航海なので、陸自車両も数種類展示されていましたが、ちょっと関東ではお目にかかれない車両もありましたよ。


「94式水際地雷敷設車」…海岸線に地雷をまく、水陸両用車です。
形を見ると、車でありながら船も兼ねていることがお解かりいただけると思うのですが、当然運転する人は船舶免許も持っているらしいですよ。
運転席には浮き輪も装備されていました。

艦橋に上がってみます。

右側の窓から海を臨む、の図。

いなづまの艦橋で思い出すのは、昨年の呉地方隊展示訓練でこのフネに乗艦したこと。
ひととおりの展示が終わって艦橋脇のウイングに行ったら、急に雷雨に見舞われて艦橋に逃げ込んだのですが、人でごった返している中、ウイング近くにあった引き出し式の椅子を見つけ、ちゃっかり座って雷雲が去るのを待ったのです。
“あそこに座ったな~”と、懐かしく思いました。

それから艦橋内ではこんなものを発見。

窓のところにぽっと置いてあった、VLSと魚雷発射管の装填表示盤ですが、一般人の目に触れさせてはいけないものには、覆いがかけてあったり、紙を貼ったりしていたので、多分これは「うっかり」隠し忘れたものなのでしょう。
だから一応、モザイク処理で(^^;)
…もちろん、私が引っ張り出したわけではありませんので念のため!

午前中の見学が終わると、体験航海開始までは2時間半あるので、駅まで一旦戻り、再度港までシャトルバスで行こう!と思っていたのに、駅行きのシャトルバスが全然来ない。
目の前で何回も行き来しているバスは、近くのキリンビール工場の特設駐車場までを往復するバスばかりなのです。

実際、駅への便を使う人は見事なほど少人数で、1台しかバスを用意していないということだったので、目の前でそのバスに行かれてしまったら、今度乗れるのは50分後という恐ろしい事態に。
港に帰る時間が気になりすぎて、結局駅前のコンビニでさっさとおにぎり・ドリンクを購入し、とんぼ返りで港に帰るはめになりました。

さて、体験航海の方ですが、乗艦券を持ってない人でも、乗艦枠が余れば乗せてもらえたみたいです。
「券を持っていない方はあちらに並んでいて下さい」と言っていたので。
持ち物チェックをしたあと、1日艦長が乗艦してから一般の人間の乗艦になるとのこと。

実は午前中に艦橋見学をしている時、この1日艦長がいたんですよ。
女性で2佐の肩章をつけていたので、えらい女性幹部が視察にでも来たのかと思ったら、思いっきり若い女の子だったので、
「なにこれ。コスプレ??」
と半分本気で思ってしまったくらい。
Aさんに「1日艦長とかじゃない?」と言われて初めて納得した、というマヌケな話なんですけど。
過去の体験航海で、こんな1日艦長の存在に出会ったことがなかったものですから。

乗艦後は海側の日陰に腰を下ろしていましたが、ちょうど出港した客船「いしかり」が目の前を通り過ぎていきました。

名古屋ー仙台ー苫小牧という航路を運行するフネみたいです。
全長192m、14,300tは、「ひゅうが」と似た大きさ、と言ったら語弊があるでしょうか。

航海前半は、後部甲板にいることが多かったのですが、驚くのはウミネコの多さ。

フネを追いかけてくるうえ、人間の手からスナック菓子をくわえていくなんて本当にびっくりする。

航海後半は艦内に。
食堂に行ってみたら、相変わらず人がガラガラ…。

これでも多い方だと思いました。
昨年のマリンフェスタで乗ったむらさめでは、食堂に3人位しかいなかったし。
やっぱり仙台の人って特殊だと思います。

こちらは機関室兼応急指揮所。

やっぱりモニターが4つも付いてます。
外の様子や、機関室内部のチェックができるようになっている。
先週乗ったこんごうのモニター数(1つ)が妙に少なく感じられたものですから…。


ここは艦首に近い通路。
壁が斜めになっているのがおわかりでしょうか。
この先が、錨鎖の格納庫になっているのかも…。
そして、通路の左側は弾薬庫になっているみたいです。

実質の航海時間は1時間。
やっぱり短く感じてしまうけど仕方ないですね~。

この日は午後3時から雨の予報になっていたけれど、本当にフネを降りた直後から、パラパラと雨が降り始めてしまったのですよ。
駅に着く頃には本降りになっていたので、下艦のタイミング的には良かったのかな~って思いました。

おみやげは、ずんだじゃがりこ。
楽しかったけど、やっぱり仙台(多賀城)は遠いなぁ…(^^;)と、つくづく感じた1日でした。

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7/18、19 長崎港体験航海(その2)

2009-07-23 | 自衛隊
体験航海2日目。

前日の疲れもあって、なかなか起きられない…。
朝食付きのツアーだったので、それだけのために早く起きなければならないのも辛い。
しかも、レストランはなぜか外国人ばかり。(英語圏の白人)
非常に居心地が悪かったです。
ここ、日本なのに…(T_T)

今日の航海はのんびりするつもりでした。
初日におおよその見学はしているし。
ほとんど後部甲板で、海を見ていました。
天候の方も結局、心配された雨は降らなかったし、青空まで見えてきたので一安心でしたよ。

出港すると間もなく、軍艦島へ向かう観光船が左舷側を通り過ぎて行きました。

やはり島へ上陸できるようになったせいか、人がぎっしり!
こちらに向かって手を振る人が多数いたので、隊員さんも手を振ってあげていました。
イージス艦が航行する写真を撮れるなんて、あのお客さんたちラッキーだなぁ~。

2日目に気が付いた艦内の某所。

医務室、ではなく、正式名称なんだったっけ…?
それはどうでもいいんですけど、こんな風に扉で区切られている場所にあるんだ~って思ったのです。
ジパング(アニメ)を見すぎているので、どうしてもそっちのイメージが強くて。
「あれ?全然違うじゃん!」
って思いました。

今日の三菱重工ドックには、104「きりさめ」が追加されていました。
右がきりさめ
奥まったドックにも1隻、補修点検している護衛艦がいたし、訓練のローテーションを組むのもなかなか大変なんでしょうね。

2日目の航海も無事終了したので、今日明日と行われているという海保の体験航海(展示訓練)の巡視船を出迎えに行こう!と、水辺の森公園の岸壁に向かおうとしたら、なんと!戻ってきてしまった~。

ちっちゃい巡視船を何隻も従えていて、これはおもしろい…。
ドクロマークを付けたフネもいましたよ。

PL05でじま
とりあえず、急いで岸壁に行きました。
接岸シーンを写真に撮りたかったので…。

1200tくらいだと、タグボートなんか使わずに、人力で接岸させるんですよ!
(陸で待機している人が、思いっきりロープを引っ張ってました;)
この「でじま」という巡視船は、潜水士がいる船なので人気がある、とかWさんに聞きました。
(…合ってるかな?)

午後の一般公開まで、夢彩都(ショッピングモール)でまた時間を潰して、再びのこのこと埠頭へ出かけていきました。

こんごうの前甲板には、いかづちのように主砲弾の見本がなかったので、近くに立っていた幹部の方に話しかけてみました。
当然「用意してないですね」という答えになることはわかっているんですけど。
76mmの10Kgに対して、127mm砲弾は重さが38kgもあるのだそうですよ。
実弾を使った訓練の話とか、細かいお話をいろいろ伺いました。

で、話の流れで観艦式の話題になって…
海外へ行く艦艇もあれば、ドック入りする艦艇もあるので、おのずと参加艦艇は絞られてくるとのこと。
こんごうは…観艦式参加です!(想像通り!)
それから、もう少し具体的なお話も聞くことができたのですが、これはまだオフレコにしておきますね。
もう募集も始まっているので、私も応募しなくちゃ…。

ちなみに「いかづち」の方は、多分不参加、なのかな。
いかづちを横須賀でほとんど見たことがなかった、という話をした際に
「インド洋へ行っていたので」
とお聞ききしたついでに隊員さんが話された内容で、そう思ったのですけど…。

こんごうの甲板を後部に向かって歩いていた時に気付いたのですが、護衛艦の対艦ミサイルは、最近ほぼ90式の国産に変わっているのに、こんごうはハープーンのまま…。

この2種類は互換性があるとか雑誌で読んだことがあったので、かたくなにハープーンにこだわる理由は何だろう?と思い、近くにいた隊員さんに聞いてみたら、ミサイルのことはあの人が詳しいので!と案内された方は、なんとミサイル長(1尉)!

すごく声が大きくて明るく、面白い方でした(^^;)
で、質問の答えとしては、単に古い艦艇なので、新しい90式に対応するシステムがない、ということでした。
お隣のいかづちは新しい艦艇なので、どちらにも対応できるシステムになっている、という、言われてみればその通りな答え。
素人丸出し、というか、中途半端な質問をしてしまい恥ずかしかったけど、逆にこんな質問をされたのは初めてだと言ってました。

ちなみに、ハープーンは3回方向を変えることができるけど、90式は1回しか方向転換できないんですって。
(3回も変えてたら、当然速度もかなり遅くなるらしいのですが)

それからVLS(垂直発射装置)のこと。
中はミサイル丸出しの状態ではなく、筒に入っているので、蓋をあけてもミサイルが見えるわけではないとのこと。
「蓋を開ける展示って、今までにやったことありますか?」
と聞いてみたら、当然ないのだけど、ミサイル長としてもそれをやってみたくて、一度上司に提出する論文で提案したそうなんですよ。
だけど、速攻却下されたそう!

蓋とその中身にこだわる私にミサイル長は「開けてみてもいいですよ」と言って下さったので、立入禁止のロープの中にあるVLSの蓋を、手で思いっきり開けようと奮闘してみましたよ。
開閉に関しては、ちゃんと制御されているものなので、びくともしないのは当然としても、蓋に手を掛けることができたのが嬉しかったし面白かったな~!
(普通はこんなこと絶対できません!「触らないで下さい!」って怒られる~)

最後にいかづちのヘリ甲板で、ヘリパイの方とお話を。
いかづちは横須賀の艦艇なので、当然ヘリも館山から来ているとのこと。
これは、当たり前のことだよね~、と思いつつも確認したかったので念のため聞いてみました。
SH60K

それから、「空へ」という空自救難ヘリの映画で、急に護衛艦に着艦することになった時の難しさに関して、海自のヘリパイ的にどうなのか聞いてみたところ、
「簡単ですよ~」
だって。
夜間ならともかく(じゃ、アニメの「よみがえる空」の場合は、本当にすごいんだ!)昼間なら、空自のヘリは拘束機にピンポイントで噛ませる必要がないし、降りるだけでいいんですからね、とのこと。

その後、ヘリ格納庫内に置いてあったスタンプを押していたら、隊員さんがお子様にあげるためのシールとボールペンを下さいました。
これはうれしいぞ!

そんなこんなで、私の長崎港は終わりを迎えたのでした。
私は夜の飛行機で帰ったけれど、この2艦は翌朝出港するとのことでした。


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7/18、19 長崎港体験航海(その1)

2009-07-22 | 自衛隊
7/18,19に長崎港で行われた、長崎地本の体験航海でイージス艦「こんごう」に乗るため、今年もまた長崎に来てしまいました!

本当は、今年はいいや…と思っていたのだけど、参加艦艇がイージス艦と聞いては動かざるを得ません!
募集期間が短かったこともあってか、2日間共に乗艦券を手にすることができました。
ラッキー♪

当日は、いつものWさんと一緒に乗り込みます。
わ~っ!本当にイージス艦だよ…(*^-^*)
8:45までの乗艦、9:00出港で、約2時間の航海とのこと。
初日は天気もよく、本当に暑かったです。

艦橋は、外から見てもかなり人がいるようだったし、上りのラッタルも詰まっている様子だったので、とりあえず下へ。
食堂やグッズ売り場を見た後、機関室兼応急指揮所で出港時のやり取りを聞きます。

モニターが1つしかなくて、しかも外の様子が映らないんだなぁ。
当然艦橋以外は外を見る必要もなく、自分が担当する計器類を指示通りに操作すればいいだけの話なので、モニターなんて必要としないのはわかるけど。
新しい艦艇のモニターでは、外の映像もあちこち映していたからちょっと意外だったのです。

暑いけど甲板上に出てみると、前甲板で速射砲とCIWSの展示をするとのこと。
人がなだれのように移動するのを見て、即座に反対の後部甲板へ移動。

すると今度は前甲板での展示終了後、後部甲板でラッパ隊の展示が始まりました。

こんごう隊も結構上手かったですね。
(私の中では、むらさめ隊に次いで2位かな)

乗客は家族連れがほとんど。
700人募集ということだったけど、私たちのようにハガキの乗艦券を持っている人なんて全然いなかったです。
(ハガキにふられた番号は120番台だったけど…)
色画用紙に印刷したような乗艦券はどこで配布されたものなんだろう?
これ、毎年疑問に思っています。

折り返し地点で反転すると、航跡がきれい!

相変わらず、長崎の海は青くてきれいなので絵になります。

一応前甲板にも行ってみました。

そういえば、最近は一般公開でも127mmの速射砲をこんな近くで見る機会なんてなかった。
改めて見ると、ホント大きいな~と思いますね。

航海も後半になってきたので、いよいよ艦橋へ向かいます。
ビルの6階相当の場所まで、ラッタルをいくつも上っていく形。

ちなみに、一般公開ならばイージス艦の艦橋へは上がったことがあります。
最初が3年前のちょうかいで、次が2年前のあたご。
久し振りに来てみて、その狭さについ
「こんなに狭かったっけ?」
って思っちゃいました。

艦橋の後部にある通路(左右ウイングをつなぐ通路)を取っ払って艦橋の広さに余裕を持たせたのがあたご型の作りなんだな…。

ところで、艦長席(赤い椅子のとこ)の前に、パソコンが置いてあったのですが、マウスパッドがジパング…(^^;)

これは、艦長の趣味なのか?それとも単なるシャレなのか??
ちなみに私もコレ持ってます。。。
(イブニングの付録)

さて、いよいよ入港が近付いてまいりました。
艦橋脇にいたので、三菱重工の造船所を見下ろしてみると、昨日は1隻も見えなかった護衛艦が…いる。

右の112「まきなみ」は昨日の夕方か今日の朝来たのだろうけど、ドックの中に入っている109「ありあけ」は、水を抜いた低い位置に入っていたのでわからなかったわ。

まぁ護衛艦の修理点検はともかく、夏頃から始まると思われる19DD起工の準備とかされてるんじゃないかな~?と期待していたのに何もなくて、肩透かしをくらった気分ですよ。
2番ドックの左にある2番バースでは、鉄板が山積みになっていたりしたのだけど、ここはもっと大きな自動車運搬船とかを作るみたいなので…。

入港接舷作業には30分程かかるので、航海自体は1時間というところかな。
短いけど楽しかったです。

11:00にフネを降りて、午後の一般公開は13:30~16:30
時間になるまで、埠頭近くにあるガストで食事です。
…と言ってもかなり混んでいて、テーブルに着くまでの時間的道のりが果てしなく遠かった。
久し振りに会ったWさんとゆっくり喋っていたら、結構な時間になってしまったので、あわてて一般公開に行きます。

順路があって、まず107「いかづち」の内部に入ってから「こんごう」に行かなければならない感じ。
甲板からラッタルを上がってすぐに、いかづち艦橋内に入ります。
 
艦橋…こんごうに比べるとやっぱり広いよ。
人がいなくていいな~と思ってたら、この直後、読売旅行のツアーバッジを付けた団体が入ってきたんですけどね。
ホント、どこにでも出没するよね、読売旅行って。

いかづちの前甲板、主砲の後ろに76mm砲弾(見本)が置いてありました。

重さ10kgという話だったので、持ってみたら重い…!
見た目より全然重かったです。
重さもそうだけど、この砲弾を作っているのが「ダイキン工業」だということに、更なる驚きを覚えました。

この前甲板から、そのまま後部へ行くことはできず、順路はお隣のこんごうへ。

艦内に入ったら、体験航海中には気付かなかった「主席幕僚室」のドアが開いていました。
見張りの方がいたので、特別に公開してくれた様子。

もちろん個室(幕僚は1佐)です。
中をじろじろ見ていたら、幕僚ご本人が戻ってこられたので公開終了!

こんごう艦内から出て、いかづちの後部甲板へ向かいます。
格納庫内にあったヘリが、甲板に出されていました。
麦茶サービスもあったので、いただいていたら一般公開終了時間となってしまいました。
フネを降りて後部から写真を1枚。


電飾は20:00~というので、また時間を潰してから、埠頭となりの水辺の森公園端にやってきました。
前回手ぶれでいい写真が撮れなかった反省を踏まえ、今回はコンデジ用の三脚を用意してきたので、ブレのない写真だけは撮ることができました。

Wさんを見送ってから再び公園に戻り、1時間も電飾を見ていた私(^^;)
蒸し暑かったけど、護衛艦を見ているだけでなんか癒されるんですよね…。
でも、ホテルへ帰るとさすがに疲れでぐったり、でした。

つづく

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5/31 横須賀軍港めぐり

2009-06-02 | 自衛隊
しらせ見学後、軍港めぐりの予約を入れるため、ダイエー前にあるチケット売り場へ向かいました。
ヴェルニー公園から見える、その乗り場には長い行列が…。
12時出港の乗客です。

乗船情報のボードを見ると、1時の回が“残りわずか”になっていたので、その乗船券を購入し、待ち時間でお昼ごはんを食べました。
朝食も食べておらず、暑さで喉もカラカラ…飲食物が喉と胃にしみ渡りました~!

乗船30分前に並び始めたけれど、もう結構な人数が並んでまして…
しかも、今回乗る船は2階中央部分に部屋があるタイプ。
場所取り、大丈夫かな~?と心配したけど、無事、前方右舷側を確保できました。
前方中央の座席も空いてたけど、そんなものは当然無視!

いよいよ出発です。
ブログでも何回か紹介しているとおり、航路は米軍基地脇を通り抜けて長浦港に入り、水路を抜けて吉倉桟橋の前を通っていくというもの。
まずは米軍基地側に横付けしている潜水艦。

お子様が手を振ると、艦上で作業している乗組員の方が手を振り返してくれます。


手前の米イージス駆逐艦、カーティス・ウィルバー(DDG54・改修工事中)の向こう側に、ひゅうがが見えてきました。

DDH181ひゅうが
いつ自衛隊の桟橋へ戻れるのだろう…?
しらせ見学前、自衛隊の門の前に並んでいる時「ひゅうがはどこに?」という質問をした一般人に、列の整理・案内を担当していた自衛官の方が、
「米軍の岸壁に間借りしています。…って、本来あそこは日本の土地なんですけどね」
と言って、笑いを誘っていました。

ところで、しらせを見学している時から周辺を航行している海保の船がおりまして…
MS01きぬがさ
正式には「消防艇」だけど、放射能を測定するために、こうして航行しているのだとAさんから聞いたのですが、実際、米軍基地の岸壁に、原子力潜水艦が2隻寄港しているという説明が観光船でもありました。
原潜その1
通常の潜水艦より一回り大きい、と言っていたけど、さすがにこの位置からは大きさが測れない…。


…という感じで、米軍エリアを離れてしばらくすると、自衛艦隊司令部がある長浦港に入って行きます。
まず見えてきたのは、護衛艦隊旗艦のDDG170さわかぜ(写真は省略^^;)
その後方に、DDG171はたかぜとDD125さわゆき


いつもこの場所で目にする、DD122はつゆきとDD123しらゆきは、それぞれ船橋と横浜で、本日は広報のお仕事です。
続いて潜水艦救難母艦ちよだ(AS405)

珍しく真ん中の救難艇が、前方に格納されてる…。
もちろん、遠目でしか見たことはないけど、いつも真ん中の空洞になっている場所にしっかり納まっているイメージしかないので、「あれ?」って。(ただの思い込み?)
そして、真夏のオリオンを見ていた時に、ふと思い出したのがこの救難艦でした。
あの時代にコレがあればな~、と。

さて、今回の軍港めぐりの第二の目的は、いよいよ最後の時が近付いた「たちかぜ」(DDG168・退役済)を見ること。
Aさんの情報によると、某公式サイトに、多用途支援艦えんしゅうが、6/1にたちかぜを牽引して横須賀を出港していくという情報が出ていたそうなのです。

…じゃ、今日が最後じゃん!
いよいよ標的艦として?
だから、たちかぜを使った訓練へ出港する前の準備で、こんなに艦艇が勢揃いしていたり、きりしまのCIWSに銃弾を装填していたり、うみぎりのヘリ甲板でペンキ塗りをしていたんだ…!
(最後のは関係あるのか不明だが…;)

白い縦線だけだったたちかぜが、こんな状態になっていました…。

赤い印が痛々しい…。
良く見ると、扉になにか書いてあったり、こんな涙マークが…。

最後だから何を描いてもいいよ、って言われたら、やっぱりこういう絵になるんだね。
3年前の観艦式予行で、このたちかぜに乗せていただきました。
…さようなら。


手前にある、呉の多用途支援艦げんかい(AMS4304)の右が、えんしゅう(AMS4305)

それから、珍しい船が停泊していました。

サルベージ船ですが、ほとんどお仕事で港を出払っているので、こんな風にのんびり停泊しているのは珍しいそうです。
3,000tの物体を持ち上げることができるという、恐ろしいクレーンの真下を通ってきました。怖い!

ついでに特務艇はしだて

長浦港エリアを抜けると、見えてくるのは…
吉倉桟橋

一般公開で自衛隊の敷地内に入ることができても、勝手にその辺をうろうろできるわけではありません。
奥の桟橋は立ち入り禁止になっていたので、一番向こう側に停泊している旧しらせは、軍港めぐりで海側から見るしかないのです。


退役後、その去就があれこれ取り沙汰されていましたが、結局スクラップにされることが決定したようで、この姿を見ることができるのも、残りわずかとなりそう。


旧しらせの向かいには、この3隻。
左から、DDH142ひえい、DD155はまぎり、DD110たかなみ
しらせを入れると、こんな画像↓


そのお隣には、あめ型3隻。

左から、DD107いかづち、DD101むらさめ、DD102はるさめ

そして最後に、一番手前側のラインナップですが、海側から見ると艦尾をこちらに向けた“入り船”状態になっております。

左から、DD158うみぎり、DD105いなづま、DDG174きりしま、AGB5003しらせ

以上、所要時間45分の軍港めぐりでした。
お値段は1,200円です。
通常は2時の回が最終なのですが、日が伸びたせいもあり、イベント関係が催される日はそれ以降も臨時便が出るみたい。
詳しくはHPでご確認下さい。

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5/31 しらせ一般公開

2009-06-01 | 自衛隊
週末2日間の一般公開のうち、2日目の31日に、新しらせを見学するため横須賀へ行ってきました!

今回も家を6時過ぎに出て、横須賀に8:49に到着するスケジュール。
天気予報では、午前中は曇りだけど午後から雨で、雷雨の恐れもあるという話。
…長傘はジャマなので、折りたたみ傘でいいや。
ついでに、バッグが重くなるからと、水分や日焼け止めを持って行くのを止めたら、なにやら横須賀に到着する前に電車の中に陽射しが…。

どうせ一瞬でしょ?と思っていたら、しらせ見学と軍港めぐりが終わって、帰途に着くまでずっとこんな天気だったのでした orz...
確かに雨よりはいいけど。
なぜか、しらせ見学に行く日は、毎回暑さとの戦いになるなぁ。

ところで、開門前に並んだ私とAさんは、今回もさほどの待ち時間なしで中に入ることができました。
目の前に広がる桟橋には…なぜか過去にないほどの護衛艦が停泊している。

 158 うみぎり(呉)
 105 いなづま(呉)
 174 きりしま(横須賀)
 5003 しらせ(横須賀)
========================
 107 いかづち(横須賀) Ⅱ
 101 むらさめ(横須賀) Ⅱ
 102 はるさめ(横須賀) Ⅱ
                 Ⅱ
 142 ひえい (呉)    Ⅱ
 155 はまぎり(大湊)   Ⅱ
 110 たかなみ(横須賀) Ⅱ
============Ⅱ
 5002 旧しらせ(退役)

吉倉桟橋のラインナップです。
どうも週明けに訓練で出港するらしく、これだけの艦艇が並んでいる模様…。
(全隻出港かどうかは不明)
ちなみに、ひゅうがは相変わらず米軍の岸壁に間借り状態。


といっても、残念ながら見学可能なのは「新しらせ」だけなので、艦内で撮影可能区域になっていた場所の写真をいくつか紹介します。
やっぱでかい!ひゅうがとは違うデカさ


左:観測隊長公室 右:観測隊寝室


左:観測隊喫煙室 右:理容室(バーバーしらせ?) 

観測隊公室

ここまで、主に観測隊の皆さまが利用する予定のお部屋を見学しています。
11月に南極へ向かうまで、この艦艇の乗組員ではない観測隊が入居(^^;)する前の、まっさらなお部屋公開!というところなのでしょう。

こんな所にエレベーター?
…普通の引き戸の脇に昇降機のスイッチが付いています。
中は当然見られなかったけど、どういう構造になっているんだろう??
謎だ…。

観測隊居住区を過ぎると、今度は艦橋です。
中に入るとすぐ目に入るのが、可動式ジャイロコンパス。

普通の艦艇と違って、目視のためのウイングが艦橋の外にないから?
(ウイングにも通常ジャイロコンパス置いてあるし…)
それとも、一定の場所に固定されていると、邪魔になる場合があるから可動式にした?
新しい艦艇は、みんなこんな構造になっているのに、私が見落としていただけ…とかいうオチならすいません ;

艦橋内部
人がごちゃごちゃしてるので、奥行きだけ感じて下さい ;

「艦橋応急警報箱」
…護衛艦にも同じようなものあるけど、なぜ“箱”という??

艦橋をいったん出ると、いやでも隣のきりしまが目に入る。
「イージス艦を見おろすなんて、なかなかないよね」ってAさんが言ってたけど、本当ですよ。
そこで、CIWSの動作確認や弾込め作業をしていたので、思わずじっと見てしまったなぁ。
(思いっきり弾倉ベルトを巻き上げてた!)
砲身の先にカバーも付いていないので珍しい光景
(↑似たような画なら、漫画のジパングで見たことありますが…^^;)

上部見張所
途中で見上げることができました。
ちょうど1年前、退役した5002しらせの最後の一般公開が行われた時、しらせ艦内ツアーの一環で、この塔の中に入ることができたんですよね~!
あれは貴重な体験だった…。

医務室
すっごく広くて近代的です。奥に手術室があるのはわかりますか?
写っていないけど、手前には病室もちゃんとあるのですよ。
町の診療所にも負けない程の設備が整っている、というお話でした。


さて、後部甲板まで降りてきました。
甲板は広いけど、ヘリ格納庫は横幅がありすぎるせいか、奥行きがないように感じられます。
ここでは南極の石とか、皇帝ペンギンの実物大ぬいぐるみ(エンジンを製造したHITACHIの寄贈)が置いてありました。

…どうでもいい話なんですが、ぬいぐるみがあまりにデカイのでびっくりしてたら、皇帝ペンギンの大きいものは、身長130cm、体重45kgにもなるそうなのですよ。

 スノーモービル「しらせ1号」

私たちが降りる際に、外の列を見たら、今回はこれ位。

係の方が持つ、待ち時間のボードには“30分”と書いてありました。
ひゅうがの時と違い、うまくはけているようです。

しらせグッズは艦内では売っていませんでした。
作っていないのか、今回は間に合わなかったのか、作る気がないのかはわかりませんが…。
ただし、業者が今回もお店を出していて、そこでピンズやタオルを売っていましたよ。
で、つい買ってしまったのが、このTシャツ。
バックプリントです
渋い紺地に、若干カーキがかったクリーム色のデザインが気に入ってしまったので…。
しかし、Mサイズはやはり大きかった orz...

今回のしらせの乗員は、旧しらせからの移動が1/3で、残りはしらせ経験者という話。
初めての艦艇勤務が今回のしらせ、という方はいないそうです。
(それほど大変なフネらしい…)

やっぱり新しいフネは塗料の匂いも芳しく、ピカピカでいいですね!
暑くて喉もかわいたけれど、すごく楽しい一般公開でした。


しらせ見学を終えた私たちは、軍港めぐりの船に乗るために基地を離れ、ダイエー手前の乗り場に向かうことにしました。

つづく

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横須賀より

2009-05-31 | 自衛隊
海上自衛隊横須賀基地で行われた、しらせ一般公開に行ってきました。
天気予報がはずれ、超いい天気で暑くて暑くて…;
しらせはもとより、護衛艦勢揃いの吉倉桟橋はまさに壮観!
軍港巡りもしてきたので、写真と記事は順次UPしたいと思っています。

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自衛隊●●式のこととか…

2009-05-22 | 自衛隊
フネ友のAさんには、いろいろな情報をいただいております。
メールでわざわざ教えてもらったり、Aさんのブログを見たり…。

で、今回「お?」と思った情報は、3年に1度のお楽しみ、自衛隊観艦式のことですよ。
観艦式本番日が10月25日なのは、前々から言われていたことだし(10月最終日曜日は鉄板)、予行を含めて、当然前回と同じ日程なんだろう、と思い込んでいたら…
若干、3年前の日程とは違ったものになるような情報が、とある地本サイトに出ていたそうなのです。

「自衛隊観艦式:10月20日~25日 ※24日(土)は 青少年体験航海、艦内一般公開」

期間が短くなってる!!
しかも、一般公開は1日だけ?
青少年限定日(と言いつつ限定ではなかった件)がなくなって、“体験航海”に格下げされてる…!

いやいやいや、そう来たか!って感じです。
じゃ、予行は20日(火)と22日(木)の2日間というわけですね。
24日(土)は、観艦式不参加艦艇での体験航海を催しつつ、参加艦艇では一般公開を行う、と。

確かにそうすれば、燃料の節約もできるし、マニアの苦情(青少年以外も乗ってるじゃねーか!など)もかわせるしで一石二鳥ですね。
あとは募集開始を待つだけ、と。

しかし、いつものことながら、情報が出ているところは出ているのに、大半が10月下旬とか、日にちを明らかにしていないのはどうかと思いますね~。
昨年度の終わりには、日程どころか参加艦艇だって決まってるくせにぃ~。
ちなみに、観閲艦は今回も「くらま」です!
(他に該当するフネもないしね)

観艦式に関する情報元が気になる方は、Aさんの記事から地本サイトに飛べますので、見てみて下さい。


それから、新しらせのことですが、以前から
「横須賀就役を見に行く!」
と、この場で公言してましたが、行くのをやめました(^^;)

状況がわからないし、横須賀は時間もお金もかかる場所なので…。
それに、先日出た情報で、動いているしらせを見ることができるとわかったので、そっちにしよう!と。
(追記:横須賀入港は5/25。ソースは某新聞の記事です)

海自HPにも出ている、「カナダ艦艇の訪日(晴海入港)に伴うホストシップ(しらせ)の派出」という記事に、“6月1日12:00入港”と書かれているので、これを見るのもいいな!と思いまして。
晴海なら、ターミナルからいい写真が撮れそうだし♪
ついでに(ついでなのかよ?^^;)カナダの補給艦も見られる!


それから訂正することがあります。
ひゅうが就役の時だったか、しらせ引渡しに関する記事の時に、
「19DDはゆき型の代艦だから、また横須賀就役を見ることができそう」
とかなんとか書いたのですが、新しいDDは、ゆき型ではなく「きり型」の代艦なんだそうですよ!

ゆき型の方が古いから、てっきりそうだと思ってたのですが、とんだ思い込みでした。
ちゃんと読んでいないのがバレてしまいましたが、J Shipsの今出ている号に、そう書かれています。
「ゆうぎり」(DD153)よりも「はつゆき」(DD122)の方が7年も新しいのに。

(でも、新鋭艦を大湊へ…ですか?←超失礼;それとも、また転籍?)

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砕氷艦しらせ 引渡し式・自衛艦旗授与式

2009-05-13 | 自衛隊
海上自衛隊の公式HPにようやく情報が出ました。

地元(舞鶴)新聞の報道では、4月27日頃に日にちが明らかにされていたというのに、公式の方では1週間前にならないと掲載できないんですね。
まぁ、いつものことだけど。

当日の時間割を見てみると、あしがらやひゅうがの時と違い、出港は結構ゆっくりしてる…。(15:00~15:25)
造船所と就役地が近かった最新2艦とは違い、今回は舞鶴→横須賀と距離があるから中1日と見て、22日の朝に横須賀入港というパターンなんだろうか?

時間が読めないのは厳しいけど、入港行事がある以上、朝の9時前に入港っていうのは考えられないよね??
一応入港を見てから、軍港めぐりで海側から新しらせを見る、というのが理想なのですが…。

岸壁は、ひゅうがが着けた一番手前の岸壁ということかな。
(未だにひゅうがは、米軍基地の岸壁を間借りしてるとかいう話だし…)
でも、あの岸壁は、ひゅうが専用岸壁の工事が終わるまで、ひゅうがの定係留岸壁になるようなことが、J Shipsに書かれていたんですけどね。

いよいよ感も増してきて、本当に楽しみになってきたけど、横須賀に行く日にちと時間のことを考えると、ちょっと悩むところ。
予想を外したら、目も当てられない状態になりそうなので~!

■5/14追記

横須賀での「しらせ一般公開情報」出ました。(詳細は地方隊HPにて)
は、早いですね~ ;
ひゅうがに続いて「皆さんのご要望に答えなくては!」という横須賀総監の意向なのでしょうか…。
もしくは、「横浜で公開する前に、まず横須賀でやることがあるだろうが!」という圧力がかかったとか…?
うれしい企画ですが、私は別イベントの結果待ちです(^^;)
(多分こっち=横須賀に行くことになりそうですが ;)

■5/23追記

22日の横須賀行きを回避した私ですが、結局、25日に横須賀入港となるようです。(ソースは某新聞の記事。ネットのニュースはきちんとチェックしないとね^^;)

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ヘリ護衛艦ひゅうが一般公開(その2)

2009-04-12 | 自衛隊
ひゅうが一般公開レポの続きです。

甲板後部に移動する途中に、黄色く塗られた車が展示されており、お子様の記念撮影スポットになっていました。
この車はヘリの牽引車です。


Aさんが係の方に質問していたのを、なにげに聞いていただけなので、聞こえた内容に関しては若干怪しいのですが、ヘリの移動に関しては通常この車両を使うわけではなく、リモコン操作で動く機械(名称は忘れた~)を用いるとか。
その“機械”は、展示されているヘリの拘束機代わりに車輪部分に置かれていました。


また、ヘリ関係の要員が、初めて艦艇内勤務になったとかなんとか…。
もちろんヘリと、そのパイロットはこれまでどおり館山だそうですが。

で、ここに展示されているヘリコプターですが…

機体にひゅうがのマークが入っていたので、
「まさか、ひゅうが専用ヘリ?」
なんて思ってしまったのですが(それにしては旧塗装の60Jだけど…)、実はこれ、除籍されたヘリで、ひゅうが運用にあたっての様々なデータを取るためのものなのだそうです。

そうこうしているうちに、甲板を降りる人の列がとんでもないことになってきたので、私たちもそろそろ並ぼうか、ということになりました。


並びながら、最後部にあるVLS(垂直発射装置)を見ることもできますし。
っていうか、並びながらでないと、ちゃんと見えない状況になっていたのですよ。


自衛艦旗が近すぎて、ここからミサイルを発射した場合、旗が燃え落ちそうな気がするのは私だけだろうか…。
ところで、このVLSに納められているものは、アスロック(12セル)と発展型シースパロー(4セル×4発)
確か、この発展型シースパロー(ESSM)は、ひゅうがが初搭載のはずです。

ところで、列に並ぼうとした際に、
「エレベーターで下に降りたい方は前に来て下さい」的な放送があったのですよ。
え!エレベーターに乗れるの?と、思ったのですが、何やら人数限定みたいなことも言ってたので、並んでいる人で出口に近い人が動く様子はなかったし、とりあえず普通に列に並んでいたのですが、その最中に再度放送があり、今度は
「出口の直前で、エレベーターを希望する方は分かれていただきますので、必ず列には並んで下さい」

…そりゃそうだよね。
こんな長蛇の列に、素直に並んでいる人たちより、後から降りたいと思った人の方が先に降りられるなんて変だもん。
もちろん私たちは出口手前で列を離れ、エレベーターの方に向かいました。

すると、あの巨大なヘリ用昇降機(“その1”での写真、白い枠線を参照)にたくさんの人を入れて、一気に下り始めたのですよ~!
下がり始めた







左は艦橋構造物

全員が降りた状態

今度は上がっていきます



上がりきった状態

光が漏れているけれど、雨が降っても当然中に雨水が漏れることはないそうです。
いやいや、本当にすごいですよ!
降ろされた場所は「航空機格納庫」
これは早い時間態に帰った人とか、エレベーターに乗らずに艦内から降りた人はかわいそうだなぁ~。

後部にも同じようなエレベーターがあって、そこは立ち入り禁止になっていたのだけど、とにかく巨大な空間です。
前方が、私たちが降りてきたエレベーター

この格納庫では、グッズ販売が行われていました。
就役から1ヶ月も経っていないのに、早っ!!
ラインナップとしては、キャップ(すでに品切れ)、バスタオル、スポーツタオル(3~4色あった)、ステンレスマグカップ(2種)、ネックストラップ、Tシャツ(2色×サイズ4~5種:胸にマークのみ)

タオル類は捺染ではなく、織りで模様を付けるタイプなので、納期に1ヶ月以上かかるはず!
これは相当前から準備していた様子ですよ。
…っていうか、そもそもなんでこんなに堂々とグッズを売ってるの??

昨年度、むらさめ艦内で聞いた時
「艦内でグッズを売ってはいけないことになったのです」
って、はっきり言われたのは何だったんだろう?
呉でさえ、こそこそ秘密のお部屋で売ってたくらいなのに。

とりあえず私は蓋がついたステンレス二重構造のマグカップを購入しました!
お値段1,800円
裏表2箇所に名入れがしてあります!
Tシャツも欲しかったけれど、Sサイズは男性用のSだというので断念。

このグッズ販売、なんと格納庫内2箇所で行われていたんですよ!
しかも、どちらもものすごい勢いで売れてた…。
スペースが広いと、何かと効率よく展開できますね~。


疲れたし、お腹もすいたので「もうそろそろ出ようか?」ということになって、外へ出てみると、なんだかものすごい人の塊が…。
12:45でこの状態

どうやら、当初の順路どおりに人を入れようとすると、時間がかかりすぎるので、艦内を省略してもいいという希望者を、さっきの昇降機で甲板に上げてしまおう、という作戦に出たようです。
(私たちが降りてきた直後は、空の状態で上がっていったけど、外に出る前に1度だけ一般人が大量に乗っているのを見て「人を乗せて上げ始めた~!」とびっくりしたのです)


これはひゅうが最後尾の写真。
内火艇格納庫と、下の方に三連装魚雷発射管がこそっと見えてます!
ステルス性を考慮していてステキじゃないですか~。
救命いかだも、甲板のすぐ下に並べられていて、外から見えにくい状態になっているのです。


この写真にも写る“ひゅうが専用岸壁”の工事はどうなってるんだろう?
一旦完成したかと思われたのに、水があった部分を埋めているし、ヘリポートがあった芝生部分が潰されているのは、当初考えていた岸壁が現実に即さないものだったから?
これだけはホント謎なんですよね~。

そんなこんなで私たちは、ようやくひゅうがを後にすることにしましたが、本当に楽しかったなぁ♪
この艦は、広報艦艇の度合いも強いと思うので、よその港へお邪魔した際には、是非見学されることをお勧めしますが、その際は是非朝から並ばれますように。
でないと、こんなことになってしまいます↓

…(^^;)
(実際、Aさんのご友人は2時間待ちだったとか)


■4/19 訂正
専門家の皆さんは、私の記事を読んで「え?!違うよ」と速攻思ったかもしれませんが、勘違いがあったので訂正させていただきます。
ESSMに関し、「確か、ひゅうがが初搭載のはず」と書いたことに関してご指摘をいただきました。
ESSMは、平成16年度からむらさめ型2隻で試験運用後、平成17年度以降、逐次予算化されているようです。(世界の艦船2005・3より)
ひゅうが(=平成16年度予算DDH)に関しては、その建造にあたっての記事で“ESSMがいよいよ搭載される”という内容のものを印象深く記憶していたので、同時期に行われる可能性がある既存艦への“換装”という概念が欠落していたのです~!
断言はしていないつもりでしたが、思い込みのカキコをしたことで誤解を招いてしまった可能性がありました。ホントにごめんなさい!
ちなみに、むらさめ型がシースパローを積んでいることを知らなかったわけではありません。
(ジパングに出てくるイージス艦みらいのヘリ格納庫は、むらさめ型と同じもので後部VLSも同じくMk48、アニメではここからシースパローが発射されてましたので)

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