おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡324

2007-08-31 | ジパング
コンビニでモーニングを立ち読みしたら、あれ…今週のジパングは巻中カラーじゃん!
ということで、購入決定!
…なんですけど、今週は正規の売場ではないところで買ってみました(^^;)ゝ
露天の古本市場、みたいな…;;
お値段はなんと100円!
ジパングしか読まないので、見た目が汚れてなければこれで充分!ですわ。

ところで本編ですが、とにかく「安堵」の一言でした。

20発の誘導弾を1箇所に撃ち込まれ、若干の損傷と負傷者が出た大和艦内。
これくらいの攻撃にはビクともしないと言う部下に「では何発まで耐えられるのだ?」と問う野尻。
残り弾数5となったSH60J内の尾栗は、大和に更に接近しようとする林原を制し、みらいへ帰還することを命令する。
これ以上の危険を回避し、再度挑戦するための勇気ある撤退だと説明。
その時、SHが米軍偵察機の機影を捕捉する。

*********

大方の予想通り、誘導弾では大和の機関にダメージを与えることはできませんでした。
「そんなこと最初からわかってる結果だ」
と言ってしまうのは簡単だけど、少なくとも野尻大尉に精神的な揺さぶりをかけることはできました。
楽観的な部下に対して野尻の発した「では何発まで耐えられる?」という言葉には、私もはっとさせられましたね。
危機管理的な観点から見るに、これは至極全うな考え方です。
自分の信念とは別のところで、事態を冷静に見極められる人物と受け止めました。

みらいを始めとする現代の兵器を目の当たりにした人間は、これまでのところ、概ねみらい(=角松)の進もうとする方向に理解を示すようになります。
今後の野尻もそうあってほしいと思ったりして…。

SH60J内部では、半ば捨て鉢になった林原と青梅を、尾栗が指揮官として諫めました。
弾頭残数が2割となったところで一時期撤退の勧告です。
本人も言うように、“引くことも勇気”なんですよね…。
使命感に燃えるのはいいけれど、燃え尽きてしまうことのなんと愚かなことか…。
尾栗の言葉の一語一語が本当に心に染みましたよ。

角松・菊池・尾栗の3人の誰かについて行け!って言われたら、私は間違いなく尾栗について行くなぁ~!
そう思わせるだけの人格が、今の尾栗には備わっていますよね。
「尾栗はあの性格だ。(草加に)丸め込まれる恐れがある」
…そう梅津艦長に言わせた、あの頃の尾栗じゃありません!

ところで、最後にSHのレーダー上に現れた米軍偵察機の機影ですが、やっぱりちょっと気になります。
何をどのように報告するのだろう?ってね。
草加搭乗の水偵がこのレーダー上にないってことは、現段階でのハエはグールド搭乗のこの偵察機ってことになる。

米軍の目的は日本軍でも、グールドが偵察機に乗り込んだ目的は「日本軍に所属しない日本人と巡洋艦」だから、大和の針路を報告した後に、SHを追尾する可能性も大いにあるわけで…。
思い出すのは小笠原での一件です。
…このままでは佐竹は帰れない。奴らをみらいに案内することになるからな…
偵察に出た「うみどり」が二式水戦に捕捉され、攻撃を受けた場面。
今回もそれと同じようなことが起きる可能性がありますよね。

が、反対にそれを利用しようと思えば…。
満身創痍のみらいには、米軍であっても利用しない手はないわけで…。
みらいを知りたいグールド、原爆を止めたい角松。
多少のズレはあるけれどお互いの利害は一致するようなしないような?
(ま、一応“する”という方向で…^^;)

次号のSH60Jと偵察機の追いかけっこに勝手に期待!です。

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8/25 ヨコスカサマーフェスタ’07(その2)

2007-08-29 | 自衛隊
さて、ヨコスカサマーフェスタ、午後の部です。
友だちとの集合場所に早めに着いてしまったので、厚生センターに行って新しいグッズを探したり、お昼のカレーを食べたりすれば良かったのに、午前中術科学校の見学に行っていた友だちから「これからバスでそっちに向かいます」というメールを貰って、何を考えていたのかその場に留まってしまった私。

というのも、今までだと厚生センター前までシャトルバスが来ていたので、すぐに到着してしまうだろうというイメージがあったから。
が!今年はその奥の方まで一般公開やら出店など、多種多様のイベントが行なわれていたので、さらにその奥までしかバスが来なかったのだそうです。
友だちが、バス停から長い道のりを歩いてくることも知らず、勝手に一人待ち続けて「腹減った…」とつぶやく私なのでした。

そうこうしているうちに、正規の集合時間にAさん(はたかぜ甲板で遭遇した方とは別人です!)Tさん、Wさんが集まってきました。
この日、名前だけは聞いたことがあるWさんの御友人マイタケさん(“単なるマニア”という話だったけど、どんなだ…?)を紹介していただけるという事だったのですが…
紹介された時の私はまさに驚愕&絶句状態(^^;) ←理由を公の場で語れないのが残念!
…とは言っても、別にマイタケさんはお忍びの芸能人ではありません。

私の個人的な衝撃は置いといて、
午後は私、Aさん、Tさんが体験航海、南極マニアのWさんと御友人マイタケさんはしらせ見学へと向かいます。
(あれ、なんでマイタケさんだけイニシャルじゃないんだろう?ま、いいか…)
午前中はたかぜに乗ったので、午後はしらゆきに乗りたいな~、と2人に言い含め、早めに列に並んでもらいました。
早めでないと、またはたかぜに乗るはめになってしまうので…!
なんとも身勝手な人間ですいません。

←これは一般公開担当艦。左から「うらが」「しらね」「あすか」

念願叶ってしらゆきに乗艦したはいいけれど、こちらははたがぜより小さいにもかかわらず、かなりの人数が押し込まれている感じだったのですよ。
甲板上は人でいっぱい!
(あとで、やはり600人以上の乗艦者数と聞きました…はぁ…)
「しばらく動けないね」と、日陰でまどろむ私たち。
ようやく出港、という段になってもタグボートによる方向転換にやたらと時間がかかっている…。

それもそのはず、午前は出船状態で接岸されていたからスムーズに出港できたけれど、その航海から帰ってきて入船状態になっていた船体を、180度回頭させなければ出港できないわけです。
交通艇やボートに乗って同じ港内をめぐる催しもあったので、大きな護衛艦を方向転換させるために慎重に曳航する必要もあったのかと。
とにかく時間がかかった!

今回は艦内に入ることもなく、早めに飛行甲板に移動し、海自の制服を着て記念撮影なんかしたりして…。
私は立入検査隊の防弾ベストを着用させてもらいました。
ハンガーに掛かったベストを片手で持とうとしたら、その重さに危うく腕ごと持っていかれそうになり焦ったのなんの!
でも、着てしまうと結構なんとかなるものです。
検査隊員の方に警棒を持たせてもらい、帽子もお借りして気分はすっかり立検隊員!
その艦艇の乗員から選抜され、特別な訓練を受けて編成されるのが、この立入検査隊なのだそうです。
不審船を発見した際にその船に移乗して調べるという危ない任務ではあるけれど、自ら志願する人は多いみたいですね。
なにしろカッコいいし!

その後、しらゆき名物“海上自衛隊ファッションショー”が始まるというので、我々は定位置の最前列を確保(^^;)
今年は司会進行担当幹部の演出力の賜物か、すごくおもしろかったのです!!
トークもいかにも小慣れている感じ。
←まずはお馴染み「戦闘服装」…靴下の中に作業ズボンの裾を入れなければいけない。
「彼は趣味でこうしているわけじゃありません」ですって(笑)
頭にかぶるテッパチは銃弾から頭を守るもの。
「実際に当たったことがないので、当たったらどうなるかは知りません」って何なのよ?!(爆)

←消火服装。これは軽装タイプ。

←立入検査隊。銃器も持ってます!の図。
これから「どのように犯人(仮)に立ち向かうか」のシュミレーションが始まります…。

←演技中(笑)これは立ち回りの後、手錠をはめるところ。
「こうすると簡単に手錠は締まります」と、幹部自ら犯人役の隊員の手首を楽しそうに締め上げてました。

←より犯人をいたぶる時は、仰向けにします。
「腕が甲板に付いて熱いから」って拷問ショーですね~!

ファッションショーが終わる頃にはもう帰港です。
でもって、またここからが時間を要するのですよ~。
はたかぜの乗客が降りてからしらゆき…岸壁に降り立つころには4時になっていました。

が、降りた直後、何かを配っていたので受取ってみると、それは「親愛なる海へ」という海上自衛官募集広報用CD-ROMだったのです!

うおっ!ラッキー♪

…こんな感じで今年の私のサマフェスは終わりました。
念願どおり体験航海三昧の1日は過ごせたけれど、来年はもう体験航海はいいかな、って思いましたね。
本当にそれだけで1日が終わってしまったことに改めてびっくりという感じで。
今年くらいイベントが分散化されていれば1ヶ所に人が集中することもないし、効率よく色々な艦艇や催しを見学することができたと思います。
あ~あ、ちょっと後悔したかも。

←閉園間際のしらせ。沈みかけた太陽に船体が映えています。

後にWさん、マイタケさんと再度合流し、汐入付近のファミレスで5時間近くマニアな話をしていました。
(…っていうより「聞いていました」が正しい?!)
楽しくて時間を忘れそうだったけど、その結果家に帰れなかった前科があるので今回は後ろ髪を引かれる思いでみんなと別れました。
そして横須賀とも…。
今度は9/22に、またここへ来ることができることを信じてます!

楽しかったよ、サマフェス。
コメント (6)
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8/25 ヨコスカサマーフェスタ’07(その1)

2007-08-27 | 自衛隊
8/25(土)に海上自衛隊横須賀地方総監部で行われた「ヨコスカサマーフェスタ」に行ってきました。
毎年8月末に行なわれるこのイベントに私が参加するのは今回が3回目。
今年は午前・午後と、2回の体験航海に当選したので(1枚は家族名義の分です。念のため)艦艇の一般公開の見学は捨てて、1日のんびりと船に揺られる予定です。

幸いにも、この日は朝からやや曇りぎみ。
AM9時・横須賀着を目標に家を出た6時半前という時間には、まだ肌寒いくらいの気温でしたが、徐々に天気が回復してくる様子…。
今回は変なところが日焼けしないように、首が隠れる服装で行きました。

海上自衛隊へ向かう道を歩いていくと、まだ開門直後だというのにかなり大勢の人が敷地内にいます。
おっ?
手前に掃海艇が…しかも人が大勢乗り込んでる…!
こ、これは見学しなければ…!!

←のとじま

体験航海(午前の部)の受付終了時間までは1時間あるので、1隻だけで停泊していた掃海艇「のとじま」をゆっくり見ることができました。
今まで横須賀では掃海艇の公開なんてしたことなかったんじゃないかな。
去年、一般公開担当艦の掃海母艦「うらが」の裏手にひっそりと泊まっていた「すがしま」をじーっと怪しく覗き込んでいた私の念が届いたのかも~!

掃海艇の体験航海は主に瀬戸内海でしか行なわれていないようなので、いつか行きたい!見たい!乗りたい!と思っていたんですけどね。
見学ができるだけでも思いがけないことで、嬉しかったなぁ。

←掃海装置

前甲板にある20mm機関砲とか、後部甲板の掃海装置とか(これってレールで出し入れするんですねぇ~)、木製の船体とか…!
木を踏みしめる音がするんじゃないかと、思わず甲板で何度もジャンプしてしまいました。
(そんな軟弱な木は使ってないらしく=当たり前だ=期待したような音はしませんでしたが)

艦橋や食堂も見ましたが、こじんまりしていてほのぼのしますね~。

←のとじま艦橋

中で働く人にしてみれば、ただ狭いだけの空間なのかもしれないので、これは一般人の戯言ということで…(^^;)
時間を気にしつつ、「のとじま」を後にしました。

6月の一般公開の時にはその存在に気づかなかったのですが(っていうか、明らかになかった!)Hマークを○で囲んだヘリポートにSH60Kが置かれていたり、今年のサマフェスは明らかに今までと違う…。

←のとじま甲板からの景色

一般公開艦艇へと向かう一本道も、去年までのような展示&物販用のテントがほとんどないので広々すっきりしています。
艦艇一般公開のメインである「しらせ」(最後のお勤め…)や米軍イージス艦が停泊している桟橋も、思いのほか長蛇の列になってなかったのは意外でした。
どっちかというと、この時間帯は体験航海の艦艇へ向かう列の方が長かった、かも。

今回の体験航海担当艦は昨年同様「しらゆき」と「はたかぜ」です。
早めに並んだ順に「しらゆき」「はたかぜ」と乗艦していくので、我々一般人に艦艇を選ぶ権限はありません。



「はたかぜ」に乗った私は出港までの間、艦内を見て回ることに。
…はたかぜに乗るのも2回目だし、別に目新しいところも…と思っていたら、

おおっ!!?
なんと調理室が公開されてました!



衛生上、一般人を厨房に入れるのはまずいのでは?とも思ったけど、「どうぞ!」と言われれば入らないわけにはいかないでしょう(^^;)
映像でしか見ることがなかった場所に足を踏み入れちゃいました!
大きな釜や柄杓がリアルです。
その後、グッズを見ようと入った食堂で、また珍しいものを発見!

はたかぜのパッチが売られている…!

残り3枚だったので、あわてて1枚を確保。
私の目の前であっという間に完売してしまいました。
しかし、艦内でパッチが売られているのを見るのはこれが初めてですよ!
珍しいものが買えて嬉しいなぁ~♪(650円)

出港する様子を写真に撮っていると、目の前にジパ友のAさんが…。
いや~、この偶然にはびっくりしました。
いつ横須賀に来ても、なぜか必ずフネの中で会うことができるのがAさんなのです。

で、航海中私は、できるだけ涼しいところを見つけてぷらぷらと甲板上を歩いたり写真を撮ったりしていました。
武器の展示(ターターミサイルとか5インチ速射砲とか)も、今さらあまり目新しくないし…。
とにかく、このフネに650人以上乗艦しているという話でもわかるように、人が多すぎてちょっとうんざりするレベルだったのですよ。
かえって、向こう岸に停泊している掃海艇2隻や多用途支援艦すおうが一般公開されている様子が気になって気になって…。

←僚艦しらゆきの帰港

午前の体験航海が終わると12:00です。
友だちと12:30に待ち合わせて、今度は午後の部の体験航海に臨むのですが、この時点で暑さと空腹と疲れのためにもうふらふら…。

つづく

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「THE 戦艦」経過報告/DDH181ひゅうが

2007-08-24 | 日々つれづれ
土曜日に購入したニンテンドーDSソフト「THE 戦艦」は、少しづつではありますが進行しています。
毎日疲れて眠いので(^^;)できる時に1時間づつくらい…。

最初は武器の操作に手間取ってばかりで、1つ目の戦いである「ハワイ沖海戦」すら何回やってもクリア出来ずじまいだったのに、休憩を挟んでゲームを再開させてみると、自分でも気付かないうちに左手で十字キーを動かしていて…
「あれっ?…これって十字キーで左右・仰角の操作ができるじゃない~!!」
(そんなことは普通に説明書の操作方法に書いてあったのだった)

それから私は、少年兵のごとく武器の角度調整のためハンドル(=タッチペン)をくるくる回すこともなく、サクサクゲームを進められるようになったのですよ。
(あの苦労は何だったのか…onz)

が、海戦によってクリア条件が定められているので(たとえば「敵の損害70%以上」とか「友軍の損失30%以下」とか)この基準を割り込んでしまうとその場で敗戦扱いになってしまいます。
針路によっては変な潜水艦や偵察機が現れたりするし、ま~刺激があって楽しめますわ。

今、「第三次ソロモン海戦」(1943年)までクリアしたけれど、はっきり言っていつ終わるの??って感じ。
…まさか1945年?(あと2年…?!)
戦い方によっては歴史が変わるようなことも書いてあるので、とにかく今は先の見えない戦いの日々をなんとか乗り切り、日本を早期講和に導いて…

って、私は草加かよっ?!

多分まだ1/3しか終わってないはずなので、最後まで帝国海軍魂でがんばっていきます!
どんな終わり方をするのか、今から楽しみ♪

***************

話は変わって、23日進水の新造ヘリコプター護衛艦のこと。

はっきり言って、すっかりこの日だということを忘れてました。
昨日夜9時からのNHKニュース9を見ていて、いきなり流れた進水式の映像にあわててしまいましたよ!
(あ~っ!そういや今日は23日!と)
これまで写真で見ていた鉄のサビたような茶色の船体が、すっかり護衛艦グレーに塗られていて、それだけで出来上がりに一歩近付いたような嬉しさを感じました。

艦名は大方の予想通り「ひゅうが」と命名されましたね。
以前「ひりゅう」か「ひゅうが」と書いたのですが、実はこの時には「○o○○」という音を持つ艦名とわかっていたのです。(ひらがなを隠すシートの大きさでバレバレだったみたい!う~ん、甘いな)
でもって、昨日TV映像を見終わったあとで気になったこと。
それは「艦番号」
映像に映った番号が、私の視界に半分しか入ってこなかったけど、確か…

ヘリコプター護衛艦なのだから、既存の番号に続いて145にすべきところ(あたごだって、ちょうかいの続き番号である177になっているし…)なんと181と書かれていたのだった!
あ~(眩暈が…)

「DDH181ひゅうが」ってマジっすか?
一応このタイプのヘリ護衛艦は2隻までの建造予定なので、次の艦艇は「DDH182」だよね…。
ジパングを描き始める時、かいじ先生はきっと「みらい」の艦番号182を、しばらくは実存しない番号という前提で設定したと思うのに、こんなに早く182が作られようとは思ってもみなかったんじゃないかな。
しかもみらいはDDHという設定だし。

気の早い話として、次のDDH182の艦名は「いせ」になると言われているようですが、正式に命名されるまでは「みらい(仮)」と言いたいですね~!

…以上、ジパおたの戯言でした。

ヘリコプター護衛艦「ひゅうが」に関するニュース報道はこちらでどうぞ!
(多分30日までは見られるはず…)

←ひゅうが(某所からの拾い物)

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ジパング 航跡323

2007-08-23 | ジパング
久し振りですね~「ジパング」
そのせいでもないと思うけど、休載前の緊張感もどこへやら。
予想通りというか、普通に考えて当然というか、草加の水偵とグールド搭乗の偵察機がこの海域に姿を見せ始めましたよ!


大和に攻撃を加える尾栗搭乗のSH60J。
林原が草加の水偵を発見、尾栗の指示により「みらい」へ報告するが、角松の答えは“今は大和に集中しろ。水偵が邪魔を仕掛けてくるようなら撃墜せよ”
(当然草加はしばらく傍観の構え)
その頃米軍偵察機も、レーダーで海上の大和とみらいを捕捉。
艦隊に報告すると、そこには隻眼となったカーネルが…。
この戦いの中に存在する「異物」を追いかけるカーネルとグールド、みらいと草加の存在がこの海域で繋がろうとしている…。


まずはこのタイミングで姿を現した米軍の偵察機に感謝!です。
これで、私の中にあった「尾栗死亡フラグ」が限りなく0に近付いたような気がしたので~(^-^)/
今まであれだけ不安に駆られていたのが嘘みたい。
一時期「グールドの乗った米軍偵察機の出現に期待するしかない!」と祈るような気持ちでいたのに、考えてみりゃこのタイミングで現れなきゃ一体どのタイミングで出てくるんだ?!と、まぁ結果論ではありますが思ったりしました。

とは言え、まだ水偵ほど近付いているわけじゃないのがアレなんですけどね(^^;)
しかし、眼球破裂という大怪我をおっていながら、数時間後には平気な顔をして通信機の前に立っているカーネルは只者じゃないと思いました。
漫画ってすごいですね!(←別に嫌味ではない)

来週は、再び尾栗と青梅の格闘編に戻るのだろうけど、ヘリの動きと誘導弾の軌道に水偵パイロットもびっくり、追いついた米軍偵察機もびっくり、グールドだけ冷静に写真撮影…っていうのはさすがに翌々週くらいかな~?
誘導弾が、ある程度の威力を結果として残してくれなきゃ話が進まないしね。
大和に起こるであろう何らかのアクシデント(排気口がダメージを受けることがアクシデントと言わずして何と言おうか?!)がどんなものなのかが期待されます♪


だけど、本来偵察機って早めに打ち落としておかないといけないものですよね?
水偵を「放っておけ」っていう角松も、意外と大和がやられる様を草加に見せて精神的なダメージを与えるのが快感だったりして!
…これは冗談としても、まわりをブンブン飛ぶ小うるさいハエは叩き落した方がいいに決まってる。
大和に撃ち込む1発よりも、後々必ず“価値ある1発だった”と言える日が来るものを!

今私がやっているDSの「THE 戦艦」というゲームも、時々米軍の偵察機が飛んでくるけれど、これを撃ち落しておかないと展開が相手方に有利になってしまうのです。
確かにそれはゲームだからなんですけど…実際の戦争に於ける偵察機の影響って、いったいどれくらいのものがあったのでしょうね。
草加やグールドみたいな特殊な人間が搭乗してることはないだろうから、戦局を大きく左右するようなことはないだろうけど。

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SIMPLE DSシリーズ 《THE 戦艦》

2007-08-19 | 日々つれづれ
先日予告したとおり、ニンテンドーDSのゲームソフト「THE 戦艦」を購入しました。
中古品を扱っているショップへ先に行ったものの取扱いはなく、やっぱマイナーなタイトル&内容だしな~と、新品の購入先であるビックカメラへ行ったはいいけど、ここでも売ってなかったらどうしよう…?
かなり心配でした。

ずらりと五十音順に並んだDSソフトのタイトルの中に「THE 戦艦」の名前を見つけることができず、あああ~!やっぱりない!注文するしかないのか…(涙)と一人で万事休してたら、何の事はない、新商品のコーナーに置いてありましたとさ。

10日発売のJ Shipsの広告に「発売中」と書いてあったので、少し前に出たものとばかり思っていたのですよ。
ちなみに8/30にはPS2のソフト(SIMPLE2000シリーズ)で「THE 最後の日本兵」というタイトルが発売されるそうです。
これは太平洋戦争ものではなく、日本が占領されたという仮想現実の中で戦うゲームですね。
だから正しくは“最後の自衛官”だと思うのだけど、これではインパクトが足らないんですかね?

で、「THE 戦艦」の方ですが、家に帰って早速やってみましたよ。
説明書をざっと読み、画面に出る操作盤を取りあえず把握し、いざ出陣!!

結果…
ワケ解らんうちに100%損傷GAME OVER…
は、はぁ~~??

最初からこうなることがわかっていて始めたんですけどね(^^;)
説明書なんて、読み込んで頭に入れたつもりでも実は全然わかってないことが殆んどじゃないですか。
だから、失敗から学んでいった方が効率がいいかな、って思ったわけです。

再度説明書をよく読むと、私の最大の問題点は、武器の発射方法が全く把握できていない点にありました。
武器を選び、発射ボタンを連打すれば発射され続けるものと思っていたのです!
ところが、これは「PS2ゲームソフト・ジパング」ではなく「THE 戦艦」なのです!!
イージス艦「みらい」ではなく、駆逐艦「涼月」なのです~!
だから、弾薬が切れたら当然自分で補給レバーを動かさないと弾が補填されない…(^^;)
もちろん弾切れ後は補給時間と称するロスタイムもあって、レバーが下がらなかったりするんですよ!
これがイラつくのなんの!

敵戦闘機に対する機銃攻撃も、ほんとに当たらないし…。
左右と仰角をそれぞれ、タッチパネルをペンでくるくる回して調整しなければいけないのに、そんなことやってたら敵機はさっさと飛んでいってしまう。
「男たちの大和」で見た「右40度!仰角45度!」とか中村獅童に言われて、ハンドルをくるくる回してる少年兵の姿と自分がダブりました(^^;)

何回もチャレンジして、ようやく敵戦艦と航空機数機を落とすことができたけれど、もう少しというところで敵の敷設した機雷に触れたか何かでダメージ100%になってしまう!
(敵にも70%以上ダメージを与えておきながら、ですよ~!惜しいっ!)
…っていうか、何で機雷が出てくるのさ?

これで、針路が自分で取れるゲームなら文句はないのですが…。
プレイヤーは専ら射撃手に徹しなければいけないので、航海のことに手出しすることができないのがね。
(間違って味方を撃ってしまうと「こらっ!友軍機を狙うとは何事か!」って怒られたりします;)

なんとかこの機雷敷設海域を抜けて、最初のミッション「ハワイ沖海戦」を終了させるのが当面の目標です。
戦いに勝利すると国力・資金力も増強されるし、多分艦艇も選べる?
(大和・武蔵もあるよ!)

ま~気長に遊んで腕を磨きますわ(^^;)

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横須賀サマーフェスタ体験航海(午前の部)同行者募集

2007-08-18 | 自衛隊
8/25(土)に横須賀の海上自衛隊で行なわれる「横須賀サマーフェスタ」の体験航海券が当たりました。
が、同行者の枠(1名分)が余っているので「護衛艦に乗りたい…」という方がいらっしゃればご連絡下さい♪


■体験航海の詳細
・場所:横須賀地方総監部吉倉桟橋
・受付:午前9:15~10:00
・出入港予定:午前10:30~正午

■連絡先
atsuoku●@mail.goo.ne.jp
(●部分に数字の8を入れて下さい)

■受付終了
8/20(月)24:00まで

一緒に乗って乗艦後別れてもよし、お話できれば尚よし、という感じです。
(ちなみに、私は午後の部にも参加します)
不明な点があれば、ご質問下さいね!
応募者多数の場合は抽選とさせていただきます(^^)
…と、言いたいところなのですがー

時々自分のブログで、余ったチケットや同行者に関する告知をすることがあるけれど、残念ながらどなたからも連絡をもらったことがないので、“抽選で”なんてエラソーなこと言えないのが悲しいところなんですけどね。
いつも直前の、それこそ緊急告知になっているのも原因かと思われますが…(^^;)
今回はまだ約1週間あるので、いいんじゃないですか~?

サマフェスの体験航海に関しては、毎年参加方法が変わっていますがどういう判断でこんな状態になってしまっているのでしょうね?
私が初参加した一昨年は青少年とその付き添いだけが当日先着順で、という方法だったと記憶してます。
で、昨年は先着順に配布。
今年は往復はがきで事前応募。

一昨年は最初から乗艦資格なし、ってことでショック受けて「よし、来年は友人の甥っ子を借り出して、付き添い枠で乗るぞー!」と目論んでいました。
乗りたい人は当然そのくらいのこと考えるでしょ?
(ちなみに、毎度子供限定で行なわれる潜水艦見学で、その作戦を実行したことはありません!やっぱ実際にそれをやるのは抵抗があるしね…)
そしたら翌年は先着順…!
おおーっ!!願ったり叶ったり!!
約1時間で2隻分(午前・午後)の枠が埋まってしまうほどの、ものすごい行列ができてました。
私も朝5時過ぎに家を出て横須賀まで約3時間、そこそこ列の前目に並ぶことができて無事乗艦券GET!
…でも、察するにこれは整理係の方々の負担が大きすぎたのでしょうね。
結局いつもやっている、御馴染みの往復はがき応募が当日の負担も少なくて最良と判断されたのでしょう。

とりあえず当選はがきが届いてほっとしましたよ。
今のところ午前の同行者はいませんが(^^;)

**************

今日は涼しくて過ごしやすい1日でした~!
たったの1日で気温が10度以上下がるっていうのもアレですが…(^^;)
ほんと一時でもこんな日が過ごせて幸せ…☆
来週の土曜日も、せめて30度くらいでお願いできたら…。

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J Ships Vol.29

2007-08-14 | 本・雑誌
3ヶ月に1度のお楽しみ、年間購読している「J Ships vol.29」が届きました。
今号の特集は「海上自衛隊の旗艦」
今回は久しぶりに付録が付いていなかったけれど、内容充実で見所満載です。

■海上自衛隊の旗艦

・これが16DDHだ!~進水式直前レポート

少し前に某写真週刊誌にも出たようですが、ヘリ空母とも言われる新型ヘリコプター護衛艦の建造途中の姿が公になりました。
それ以前にも、どこかから撮影された建造初期の写真を見たことがあるのですが、今回は「ここまで出来上がったか~!」という嬉しさでいっぱい!
…そりゃ、今月の23日が進水式っていうくらいだから中味はともかくとして、外面だけはかなり立派ですよ~!
当日は化粧直しもして、さぞや立派な姿を見せてくれるのでしょう。
この前の大阪湾のイベントの時にもFさんに言ったのだけれど、横浜港をめぐる観光船ってないのかな?(当然、16DDHのウォッチングですよ!!)
…って、調べてみたら横浜の外れ、IHIの方まで行く観光船なんてありゃしない~!(泣)
こればかりは仕方ないですねえ。
で、進水式には艦名も発表されるのですが、これは写真からシートで隠された艦名が4文字であることがわかっています。
これまでのヘリ護衛艦は山岳名の3文字だったので、密かに(あかぎ…)なんて思っていたけど、やっぱり艦影が一新されたので名前も変わるんですね~。
噂によると「ひりゅう」「ひゅうが」が有力とか??
これは当日のお楽しみですね。
で、これも噂の範疇を越えるものではないけれど、16DDHは横須賀配備になるとかなんとか…。(本当かよ?オイっ!)

旗艦特集のその他の記事としては、
・徹底取材「しらね」
・海自護衛艦隊の旗艦たち
・役割と運用
・世界の艦隊旗艦
・連合艦隊 栄光の旗艦物語
なんていうものがありましたが、実はまだ読んでません(^^;)
ま~後日ゆっくりと…。

特集以外では、こんな記事がカラーの写真付きでありました。

■SBU海自特別警備隊
6/28に、これまでその存在がベールに包まれていたSBU(海自特別警備隊)がマスコミ公開されたとのことで、訓練の様子などが写真で紹介されています。
なんか単純にかっこいい…!
でも、時期的に警察のSATの公開とかぶったとかで、扱いが本当に小さかったと書いてあったような…。
SBUに関しては、何ヶ月も前に報道ステーションでその映像が流れた時があって、私は録画済なんですけど~。
っていうか、呉で普通に訓練しているらしく、一般人の目に晒されまくってるそうじゃないですか!
(どこがベールやねん!って話です;)
これが軍隊とは違う、自衛隊の限界なんだろうな~と考えさせられました。

■あたご一般公開
6/3に横須賀市制100年記念行事の一環として行なわれた護衛艦一般公開時のものです。(当然私も行きました!かっこいいよ、あたご)

■防衛大学校第一学年護衛艦訓練見学
陸海空の3自衛隊が、まだ進路の決まっていない防大1学年の学生にアピールする行事の一環なのだそうです。
で、海自の場合は艦艇に学生を乗せて、艦隊組んで出港…。
7/10に行なわれたそうですが、こんな大掛かりなものをやっているなんてびっくりしました。展示訓練と言っても過言ではない!
(学生、しかも防大生相手のリクルート活動にしては派手すぎ…)

■港めぐりシリーズ~呉を極める
とうとう呉の登場です!
私は恥ずかしながら、未だ呉に行ったことがないので、今後の参考になります!
写真撮影のポイントやショップ、観光スポットまで網羅された内容で、これは充実してる!
るるぶなどの観光雑誌では、ここまでマニアな紹介の仕方は絶対にしないから、呉に行く予定がある方は必見だと思いますよ。

■海上保安庁観閲式
5/26に東京湾で行なわれた海保観閲式のレポ。
ページ数がそれほど割かれていないのが残念ですが、おおよその雰囲気は伝わるかな~という感じ。
実際に参加した方が数十倍楽しいのは言うまでもありませんが…!

■韓国イージス艦セジョンデワン進水
5/25に進水式が行なわれたそうですが、かなり大きな写真付きで紹介されていました。
見た目は米国イージス艦アーレイバーク級フライトⅡAにそっくり。(艦橋が低くてヘリ2機搭載の格納庫付き)
…ってことで、私の好みではありません。
日本に対抗して、このクラスのイージス艦を6隻建造するそうですよ。
しかも、対地巡航ミサイルを積むそうです。
当然標的は日本・中国…と書かれていました。
あっ、そ。
どうぞご自由に。

雑誌の内容には関係ないけど、表紙裏の広告で “ニンテンドーDSソフト「THE戦艦」2800円”っていうのがあり、思わず目をこらして見てしまいました。
もうすでに発売中とのこと…。
シューティングゲームのようですが、太平洋戦争時の艦艇で戦えるみたいです。
画像もそこそこきれいっぽい感じ。
土曜日にちょっと出掛けるので、そこで売っていたら買ってみます。
PS2のジパングと、どっちが面白いか非常に楽しみ!
(…って、ゲーム機違うし、比べてちゃいけないかな…? ^^;)


最後に、いつも言っていることなのですが、私は出版社の回し者ではありませんので悪しからず御了承下さい♪
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8/5 平成19年度呉地方隊展示訓練(その2)

2007-08-12 | 自衛隊
わが「やまゆき」の前方を航行するのは「うみぎり」です。
後部にはヘリを載せている…まさかコレ発艦させないよね??という期待もあったけど、残念ながら期待だけで終わりました。
展示としては、
・輸送艦「くにさき」からのエアクッション艇発艦と高速航行+ぐるぐる回転
・ヘリコプター発着艦
・ヘリからのIRフレアー発射
…こんな感じ?
しかも、我が艦艇からはどれも遠かった…!!

パンフレットにあった航空機の展示が全くなくて「中止?この天気で?」と、なんだか狐につままれたような感じ。
本来、本番日初日だった昨日4日に予行が行なわれたそうなのですが、この日も航空機は飛ばなかったと聞いていたので「予行がないと飛ぶこともできないのか!」と、ぶちぶち文句言ったりして。
(…後から、多々の条件が合致しないと飛ぶのが難しい海域と聞きましたが、当日の現場ではそんなこと知る由もなく)

←展示航行中

それでも徐々に姿を現し隊列を整えていき、右に左に展開される艦船を見ているだけで楽しかったです。
友人が乗っている、大阪出港の「やまぎり」を見つけて「姿見えないかな~!」なんて思ってみたり。
…実際にはすれ違う隊列の間隔が開きすぎているので、とても人を判別できるような距離ではなかったのですけどね。

しかし見ていると、どの艦艇もものすごい人を乗せていて難民船のようでしたが、何でこの「やまゆき」だけはこんなに余裕なんだろう?
これだったら4日の乗艦券を持っていた人も乗せてあげられたんじゃない?とFさんと話していたのですが、それはどうやらこの艦艇限定の状況だったみたいですね。

←後続のくろべ。やまゆき自衛艦旗と共に

展示が終了すると艦首を離れ、艦尾に移動して後続の艦艇の並ぶ様子を眺め、その後艦橋へと移動しました。
やっぱりここはものすごい人口密度だ…。
艦橋内もウイングも、それほど広いとは言えないので、空間を見つけてなんとか居場所を確保という感じ。
だいたい左舷側、速力通信機脇にいて艦橋内での航行に関するやりとりを聞いていました。

←艦橋内部

そんな中で特に気になったことが1つだけ…!
速力機を担当されていた海士長さんが発する「赤」「黒」という単語です。
私の頭の中は?マークだらけ。
前後の内容から、ある程度の推測ができる言葉も時にはあったりする、これらの専門用語ですが、この赤・黒に関してはさっぱりわかりませんでした。
質問もできたらしたかったんですけどね~。
帰港直前で忙しく仕事をされていた皆さんに軽々しく声をかけることは、さすがにできませんでしたよ。

←帰港。接岸作業中

やまゆきよりも先に航海を終えた、まつゆきとせとゆきの後部甲板と、接岸作業に入ったやまゆきの前甲板担当科員の方々の仕事ぶりを見つつ、艦橋ウイング直下の甲板に降りて、今度は入港してくる訓練支援艦くろべを後方に眺めていました。
普段は一般客など入れない、鎖で仕切られている狭い甲板部分の、まさにその鎖が外されていたので、私が微妙にじりじりと足を踏み入れてくろべの写真を撮ろうとしていたら、
「写真ですか?(鎖の外に)どうぞ。入り船で写真が撮れることはなかなかないですからね」と幹部の方が声をかけて下さったのです。

←くろべが入港します

…呉は頭が固くて融通が利かない、というネット書き込みを事前に読んでいて、変な先入観があったのですが、このやまゆきに関しては全然そんなことなかった!
広島カープをこよなく愛するとか言って、航海途中に球団歌を流していたあたりから「あれ…?」とは思っていたのですが(^^;)

くろべがタグボートと並んで入港してくると、その前方すれすれを横切っていくプレジャーボートが…。
面白半分でやっているのでしょうが、本当に危ないことこの上ない。
昔あった「なだしお事件」のことが頭をよぎりました。
こういうふざけた輩をきちんと取り締まることはできないのでしょうか?
こっちも威嚇してやればいいのに…。
自衛隊をナメんなよ!!

ともあれ、これで呉地方隊の展示訓練も終了です。
約6時間の航海が終わり、我々も陸に戻ってきました。
帰りのシャトルバスの長い列に加わり、帰途につきます。
2日間の予定が1日に縮小された今回の展示でしたが、とても堪能できました。
呉地方隊の皆さま、本当にありがとうございました!

****************

おまけ

←600という数字が見えます

航行中に潜水艦が見えてきたので写真を撮ったのですが、あとでそれを見てみると、平成20年3月竣工予定の「SS600もちしお」でした。
テスト航行中だったと思われますが、もしかしてサービス航行だったのかな…?
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8/5 平成19年度呉地方隊展示訓練(その1)

2007-08-11 | 自衛隊
大阪湾で行われる、海上自衛隊の呉地方隊展示訓練に参加するため、神戸港の摩耶埠頭にやってきました。
最寄り駅は阪神電鉄岩屋駅。
そこからシャトルバスに乗って摩耶埠頭へ向かいます。

←本日の乗艦券

私たちが乗艦する「やまゆき」の出港時間は9:30
その30分前までに乗艦しなければいけないので、余裕で8:30には埠頭に着いていたわけですが、バスに乗車する時も埠頭で受付を行なう時も、人で混雑するということは全くありませんでした。
ちょっと意外…。

パンフレットと整理番号札をもらって、早速見学場所を確保するためのチェックを兼ねた見学を始めます。
いつもなら、大勢の人に先を越されて舷側の最良ポイントは押さえられてしまうのに、この日は人が少ないせいか、艦内全体がのんびりした雰囲気なんですよね~。
(それでも艦橋ウイングや上部甲板は人が一杯でした)
前甲板に行った時、地面、じゃなくて甲板上のハッチが開いているのを発見!

←下のハッチがそれ

ここから中に入っていいの?…っていうより絶対に入りたい!!
(こんなとこから降りたことないしぃ~~!)
…ということで、ラッタルを降りて第一甲板の下の区画(第二甲板?)へ行きました。
ここも通路の端から端まで歩けたので、こんなに?って思ってしまったのですが…。

同じ「ゆき型」である横須賀所属の“DD123しらゆき”には2度乗っているけれど、この“やまゆき”と随分印象が違うのは、艦艇の見学のさせ方に大きな違いがあるからだと実感しました。
ゆき型にも艦橋上部甲板があることに、人がたくさんいるのを見て初めて知ったくらいですし、錨鎖が巻き上げられた出港後は、立ち入り禁止のロープが外されて、艦首ギリギリの位置まで自由に行くことができたのです!



これはすごいことですよ~!(←かなり興奮状態;)
横須賀圏内では考えられないし。
呉では当たり前なサービスなのでしょうか?
…ということで、当然のように私たちは艦首先端部を確保。



これなら展示が始まって、左右どちらの舷側で展開されても視界が遮られることはないぞ!
(まぁ、そこまで突端部分ではなかったので見えにくい時もありましたが…^^;)


話は前後しますが…
出港直前に後部甲板から右舷側を歩いていくと、岸壁で音楽隊の演奏が始まりました。
へえ~!気合入ってる…。



その代わり、お馴染みの「帽振れ」が全くなかったのもある意味驚きでしたよ。
もちろん演奏中の音楽隊の方々ではなく、それ以外の岸壁に残る自衛官の方です。
直立不動で見送る姿も、この場合珍しい光景だったかも。

訓練海域は淡路島沖で、12:30から1時間の予定とパンフレットに書かれていました。
それまでは、のんびりと海風に吹かれて…
っていうレベルの風では正直なかったのですが、艦艇がスピードを上げた時のこの突風がたまらなかったりするんですよね!
日差しはきついのにこの強風のせいで鳥肌が立ってしまったくらい寒かったりもして。
あわてて長袖の羽織りものを着ましたが、襟ぐりが大きく開いていたために後で大変なことになってしまいました…。
長時間の航海では日焼け対策を怠ることなかれ!

つづく
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8/4 神戸へ行く!

2007-08-08 | 旅行・イベント
5日に大阪湾で行なわれる、海上自衛隊・呉地方隊訓練展示の参加艦艇に神戸から乗艦するため、ジパ友のFさんと一緒にのぞみに乗って神戸に行ってきました。

…本当は4日の大阪港出港の艦艇と併せて、2日間楽しく航海~♪の予定でいたのに!
台風関連での中止だったから、呉からの出港の都合や予行の関係もあり、4日の展示中止という結論に達したのでしょうが、3日に大阪入りする予定だった私たちの予定も狂って、いろいろ大変でしたよ。
4日の乗艦券だけしか持っていなかった人からすると、5日の展示に参加できるだけで幸せなのは確かなんですけど。

新幹線の“のぞみ”に乗るのは実は初めて。
サッカー観戦でよく新幹線には乗るけれど、静岡には“ひかり・こだま”しか止まらないから…。
新幹線回数券も、今は「のぞみ回数券」なんてないんだ!って、びっくりしてしまいました。
下車駅は新大阪。
あえて新神戸にしなかったのは、回数券の金額と所要時間に天と地ほどの差があったからです。
片道数千円も違う割には、終着駅のJR神戸駅まで時間的に全然変わらないし。

この日の予定としては、ホテルに荷物を置いてから神戸港へ行き、観光船でクルージング!
時間が合えば、入港してくる護衛艦を見ることができるかも…という心躍るような情報を関西出身のジパ友Aさんからいただき、できれば3時発の便に乗りたいところだったけど、このあたりの地理に不慣れな我々には無理っぽかったので、あっさり4時の便に切り替えました(^^;)

乗り場に向かう道すがら、多数の浴衣美人に遭遇…。
そういえばこの日は花火大会があるらしく、ターミナル付近にものすごい人が集結しています。
まじで恐怖…。
私は人ごみが大の苦手なんですよ!!

ま、とりあえず私たちは4時出港の観光船に乗りに来たので…本来の目的に集中!です。



Fさんがネットで調べてくれた「ファンタジー号」(45分・料金1人:1200円。ペア割引あり)に乗り込みますが、船の構造がAさんの言ってたものとは明らかに違うので、不安になってきたりして…。
外を見渡してみると、奥に違うタイプの観光船があってその乗り場はなぜか長蛇の列。
全方向が見渡せる上甲板もあって、「あっち、かも…?」
ですが結局、両方とも海上を埋め立てて作ったという神戸空港近くを折り返す航路で、さほどの違いはなかったのですよ。
それよりも、実はこの2隻以外にも観光船があって、そっちの方が護衛艦のいる摩耶埠頭近くまで運行する船だったということの方がショックだった~!

いや、ま、護衛艦は翌日になれば好きなだけ見られるし!(と、自分に言い聞かせてみる^^;)
観光船は潜水艦の建造現場脇を通るので、それを見ることができたのが良かった。



2隻停泊中。
自衛艦旗を掲げているのでメンテナンス中でしょうか。
確認してみると、現役の潜水艦は全て神戸の造船所で建造されており(川崎重工もしくは三菱)現在も平成20年竣工予定の1隻がここで作られています。

観光船から降りたあとは、花火見物の場所取りの人たちと一緒に広場の一角に座っていましたが、何せ時間がありすぎる…。
お土産でも見に行く?というFさんの有難いお言葉に甘えて、近くのショッピングモールに行きました。
ここもものすごい人でしたが…!
明日の帰り、お土産を買う時間が取れない恐れがあったので、一気に購入したらものすごく重い~!
お腹も減って、花火見物よりも飲食を優先させてしまいました。
ごめんね、Fさん!!

5日はAM7:45にホテルを出発して摩耶埠頭へ向かう予定です。

********************



いよいよ展示訓練の参加艦艇「DD129やまゆき」に乗艦するため、摩耶埠頭にやってきました!
レポは後日お届けします(^^)
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ジパング 航跡322

2007-08-03 | ジパング
尾栗たちのオペレーションがとうとう開始されました。
ここからの展開が、また長そうな雰囲気をかもし出してますね~。
しかも、来週はモーニングの発売がなく、次号はジパングがお休みですって。

SH60Jより放たれた地対空誘導弾は大和排気口を立て続けに直撃。
その報告がみらいに送られるが、排気口の構造上この程度の攻撃では意味をなさないことを“誰よりも知っているのは尾栗だ”と角松。
そして大和からも、対空砲火が。
が、それを易々とかわす林原操縦のSH60J。
誘導弾の残り弾数22で、この後活路を見出せるのか?

排気口途中の鋼鉄の厚さが30cmって…。
いや、今までもコメント欄でそれらに関しては散々教えていただいていました。
でもやっぱりね、

「絶対無理じゃん!!」

…不可能を可能にする(と言うより“可能になる!”)のがジパングなのだと思っても、それこそ精神論でどうにかなるものではないからねぇ~。
林原は大和からの攻撃を「余裕でかわせる」ような口ぶりだったけれど、それすら本当かな??って、思わず疑心暗鬼に駆られてしまう。

残り22発を打ちつくすまでに、絶対思いがけないアクシデントが起こって情勢がどちらかに大きく傾くんですよ。
それがみらい側であってほしいけど…。
(相変わらず姿をみせない草加はどうした?米偵察機に乗り込んだグールドは?)

それにしても、みらいは本当にSHの無事な帰艦を待つだけなんだ…。
これもきっついな~。

結構最近は淡々と話が進んでいるので、ジパング休止明けに新たな展開が見られることを希望します。
…当然、尾栗の死以外で!
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8/4呉地方隊訓練展示中止です!

2007-08-02 | 自衛隊
今週末の訓練展示参加のために、今日から夏休みを取っていたのですが、唯一心配だったことが現実になってしまった~!

4日の訓練展示は中止。
代わりの艦内見学や体験航海もないとのことです。
そして、当たり前ながら4日の乗艦券では5日の艦艇に乗ることはできない…。
詳しくは呉HPをどうぞ…。

台風は当日には日本海へ通り過ぎて、多少うねりもあるスリリングな航海が体験できると思っていたのに…。
残念!!
ホテルもこれからキャンセルしなきゃ。

4日に大阪で一緒に乗ることになっていた友人が、5日の神戸に同行することになりなんとか護衛艦に乗ることだけはできるのかな、っていうところだけど、まだまだ予断は許さない状況です。
台風の進路や速度次第では5日も?ってことが充分ありえるから怖い…。
当日の朝、FM放送を聞いて「中止で~す」なんて言われたら遠征組はどうしたらいいのか???

その前に、4日、大阪へ向かう新幹線が動くかどうかを祈ろう。
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演劇集団 円「オセロー」鑑賞

2007-08-01 | 旅行・イベント
7/29(日)に新宿・紀伊国屋ホールで行われた、演劇集団 円の「オセロー」を見に行ってきました。
この日は楽日で、お休みにも重なっているため、若い女性も多数…。

お目当ては多分、というよりほぼ“朴璐美さん”でしょう。
私も実はそうなので(^^;)偉そうなことは言えないのですが~。
ロビーにはお花やプレゼントも多数ありました。

ストーリーは、

都市国家ヴェニスを遠く離れた前線基地キプロス島。
高潔なムーア人の将軍オセローと若く美しいデズデモーナの幸せな結婚は、オセローを逆恨みするイアゴーの奸計により愛の悲劇へ。

イアゴーの言葉の魔力により、心の中に嫉妬という怪物を植え付けられたオセローは、妻の不貞という不安と恐怖に取り憑かれ、その情景の妄想にさいなまれはじめる。そして嫉妬心は一層ふくらみ、ついには最愛の妻の殺害というおぞましく、痛ましい出来事へと駆り立てられて行く…

愛することの賢明さには欠けたがあまりにも深く愛したオセロー、奸計に弄ばれた末、自ら手に掛けたデズデモーナに口づけしながら息絶える姿には、人の心の脆さ、それでもなお人間の尊厳を守ろうとする願いが…

(以上、ちらしより抜粋)

演劇やシェークスピアに詳しい方にはお馴染みすぎて、今さら…という作品なのかもしれませんが、文学に遠い私にはかえって新鮮でした。
誰もが学生時代に1度はシェークスピアに触れる機会があると思うのですが、たいがい挫折するんですよね。
…って、一方的に決め付けるのもナンですが!

主役のオセローを演じたのは金田明夫さん。
その相手役、デズデモーナが朴璐美さんです。
円からのDMを貰って、チケットの申し込みをしたあとに、フジテレビの「ごきげんよう」を見た時、たまたま金田さんが出演されていて、このオセローに主演される話もしていました。
「あ、そういえば…」なんて、朴さん以外の出演者にはほとんど興味がなかったので、改めて金田さんのお名前を頭に刻み込んだわけです。

金田さんといえば、TVドラマに出演される際には名脇役のイメージが強いのですが、やはり舞台となると存在感がありますね。
TVの画面に映る限られた芝居ではなく、我々の目の前で繰り広げられる舞台での芝居は、役者本来の力が制限されることもなく、力ある役者さんにとっては実力が存分に発揮できる場所なのですよね。
円の舞台を見るたびに、素人の目ではありますが「やっぱスゴイなぁ~!」と感心させられるのです。

その相手役をする朴さんも女優としてすごい人だといつも思います。
声優としてではなく、女優としてもTVに出てほしいのですか…。
(あ、金田さんの時の話と矛盾してる;でも、これも本心)

楽日だったせいか、終演後のロビーに思いがけず朴さんが出てきて下さり、私も握手してもらうことができました。
以前も某トークショー(お芝居関係です)に参加した際、間近で拝見した時にも思ったのですが、とにかく細くて白くてキレイ!
細いだけじゃなくて、出るトコは思いっきり出てます!(羨ましい体型…)
ファンの長蛇の列がいつまでも続いていました。

朴さんがきっかけという動機が不純な観劇ですが、たまにはお芝居もいいですね~!
そんなことを思った今回のオセローなのでした。

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