おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

「牛角」のお得情報

2009-04-30 | 日々つれづれ
待ちに待ったゴールデンウィーク…!
…ってわけでもありません。

私自身は毎日GW状態ですから~ orz...

しかも、なぜか今週に入ってから、どういうわけだか、変な無気力感にさいなまれてます。
どこかにお出掛けなんて、とんでもない話。
明日は、予約購入した「空へ-救いの翼-」の特典ディスクでも見るか…。
(まだ封を開けてさえいないという…;)

TVも、私が好きなお笑い系バラエティー番組やニュースを、なんとなく見ているばかりで、“こんな時間のつぶし方してる私って…”と、気分は落ち込むばかり。

愚痴はこれくらいにして。
昨日のテレ朝23:15枠バラエティ番組「シルシルミシル」のメインテーマは、焼肉で御馴染みの「牛角」
…私は肉を食べないので、全くご縁がないレストランではあるのですが、番組内でお得情報があったのでご紹介します。

5/2~6の期間、牛角全店対象で、最初の注文時に「シルシルミシルを見た」と言うと、1グループに1人前の“牛角カルビ”をサービスしてくれるそうです。
(詳細は番組HPにも出ていますので参照のこと)

GW中に出かける予定の方は、このサービスを利用してみてはいかがですか?

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鋼の錬金術師FA 4話

2009-04-29 | 鋼の錬金術師
放送日は外出していたので、録画したものを視聴しましたが、3話がアレだったので…正直4話には期待してなかったんですよね。
が、始まってみたら意外に、良かった…。
違う意味で肩透かしくらったような気分でした。

今日の話は…
マスタング大佐に紹介された生体練成の第一人者、ショウ・タッカーの家を訪れるようになったエルリック兄弟が、その一人娘・ニーナとふれあいの機会を持つが、国家錬金術師の査定が迫っていたタッカーは、自分の娘と飼い犬のアレキサンダーを、人語を話すキメラとして練成してしまう。
それを知ってしまったエドは?そして、国家錬金術師を付け狙うスカーは?
…という内容。

正直、「急に、どうしちゃったんだろう?」ってくらい変わりましたよね。
絵も原作に近くありながら、前作アニメの伊藤絵にもかなり影響されているような感じの作画でした。
今期のヒューズは未だに違和感バリバリだけど、スカーはかなりいいです!

人物以外の静物(テーブルに置かれた物体とか本とか)も、ベタ塗り感しか印象になかったこれまでとは違い、前作で多用されていた艶っぽさがある塗りになっていたのが良かった。

演出的にも…これは元々原作どおりなわけですが、同じ原作どおりの3話と比べれば雲泥の違いがありましたな。
(まぁ、元々の尺の違いはあるにせよ、です)
…っていうか、違和感なく普通に見れる、っていうのは今回みたいなことを言うのではないか、と思うと同時に、そんな普通のことが“素晴らしく”感じられてしまう鋼FAってどうなのよ?と思ったわけです。

「原作どおりにアニメ化するだけなら、アニメ化する意味がない」
そんな辛らつな意見もあるけれど、私は変な勘違い(原作改悪、とも言う)が作り手になければ、原作どおりで結構!な派かも。

漫画とアニメは表現方法が違うのに、画面に書き文字を入れて、それを動かしてみるとか(2話の大総統のトコとか、3話までの全てにあった)、平気でそんな薄ら寒いことやる演出はありえないと思っているので、それがないだけで精神衛生上、良かったと言える!

贅沢を言えば、漫画で読み手が“自分なりの行間を読む”ところを、アニメは時間的な“間”を入れたり、漫画で飛ばさざるを得なかった“行間”を、創造する工夫をして欲しいと思う。
それが際立っていたのが鋼の前作で、原作と違った展開になっていながら評価されていたのはそのせいだと思うから。

今回のクライマックスの、キメラにされたニーナを見て、エドがタッカーにキレるシーンでは、ニーナに服を引っ張られていないのに、エドはなぜ後ろを振り返ったんだろう?という疑問を抱きました。
原作どおりでありながら、セリフも所々カットされてたし。

…ん~、そこまで言ったら贅沢言い過ぎかな。

ニーナ役も、子役かよ~っ!と心配してたような悪い印象はなかったけど、やっぱり子供特有の、セリフ後の声が抜ける感じが気になった。
それより、マスタング組の人々の声にはかなりの違和感があるなぁ。
非難の的だった大佐なんか気にならないくらい、ハボック・ブレダ・フュリーの声がイヤだ。

次回は予告を見る限り、また作画崩壊の予感。
いい時は続かないのね。

しかし、DVD特典にずるいものを用意してきましたね!
CM見て、思わず「きたねえ~~っ!」と叫んだ自分がいた…。

「盲目の錬金術師」

大丈夫、本編で失敗してるスタッフが、特典アニメごときに力入れて、立派な作品に仕上げられているとは思えないし!
…そう思い込むことにしました(^^;)

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’09 海上保安庁観閲式(その2)

2009-04-28 | 旅行・イベント
観閲式で、高波に揺れまくる巡視船の話のつづきです。

訓練を見ている最中も、船は高波のため大揺れ、何度となく波しぶきにも襲われて頭から海水を浴びる始末。
(ただ、私たちの陣取った場所が前甲板で、胸から下が鋼板に覆われたエリアだったので、全身ズブ濡れになることだけは避けられた)
小型船はこんな状態に;

そんな時アクシデントは起こりました。
私たちの斜め後ろにあった、接岸時にロープをくくりつけるために使用するかのような、ちょっと高めな台座に座っていた男の子が突然嘔吐!
甲板上に吐かれた嘔吐物が跳ね上がり、私の友人の背中とパンツに…!
うわっ!っと、自分の足元を見たら、こっちにも跳ね上がってる…orz...

しばしの間、展示どころじゃなくなったので、「高速・機動連携訓練」(PS船隊編)は多分見てません(^^;)
(空砲だから実弾じゃないとかなんとか放送してたような…)
当然写真もなし。

男の子のお母さんは、友人の服をタオルで拭きながら、それはもう平謝り状態。
汚れた甲板は、駆けつけた海保の方が雑巾で拭いて下さいました。
隣のグループの方からもウェットティッシュをいただいたので、服の汚れを拭くことができ本当に助かりました。(ありがとうございました!)

こういう時って、気持ちの持って行きようがないからホント困りますわ。
「気持ち悪い…」って、ちゃんと親に言ってたのかな~?とか、つい厳しいこと言いたくもなるけど、責められないし、しょうがないことだもんね。

十数分の空白の後、海自艦艇との連携訓練は見ることができたので良かった。
護衛艦しらゆきと、PL42でわ

以上で総合訓練は終了です。
最後は訓練参加船艇とヘリのごあいさつ。
MH964みほづる(三保)
…解りづらいけど、乗っているのはカニのぬいぐるみです…;

PS02さろま(根室)
こちらは北海道なので、納得の(?)花咲カニです。

PL62はかた(福岡)
これは、今年3月に就役した、はてるま型の最新巡視船ですかね?
(巡視船に関しては、J Shipsの付録に付いてくる、「海保船艇ハンドブック」しか資料を持ち合わせていないのだ。しかも少々古いので、PL62は空欄になっているという…;)

PS14あかぎ
これも新しい巡視船ですね。
しかし…船底見えてますけど…(^^;)
こんな状態でも、乗員の方は甲板上に立ち、我々観閲船の客に手を振ってくれるんですからありがたいです。

これから船は帰途につくため、再び前甲板を封鎖し、スピードを上げて航行するとのこと。
船酔いしたYちゃんのこともあるし、中に入って最下層にあるじゅうたんの間に行こうか、とラッタルを下ろうとしたところ、係の方に
「下は重症者の方しか入れません」と制止されてしまいました。
周りを見渡すと、船酔いを訴える人が大勢いて、奥の救護室には人が列をなすほど。
廊下にパイプ椅子を置き、とりあえず座ってもらっていました。

気が付くと、船内に放送が流れていて…
おおっ、これは麻生総理の訓示じゃないですか!
パンフに入っていたちらし
出港前に、このちらしを見て「わっ!麻生総理が観閲式に来るという噂は本当だったんだ!」って、ちょっと笑っちゃったんですよね~。
後でAさんに教えてもらったasahi.comのHPを見たら、麻生さんへのインタビューが、無駄に一言一句正確に書き起こされていたので更に笑えたという…;
訓示自体は音声が若干小さくて、正直よく聞き取れなかったのが残念でした。

船内にいると、少し暖かくて私まで酔いそうだったので、また甲板に出てみたのですが、なにせ速度を上げて帰投する真っ最中。
風圧で左舷側に出ることは不可能な状態に加え、船の揺れも相当なもの。
右舷側を通ってヘリ甲板に行ってみたものの、揺れのため、ちょっと普通に立っているのも困難だったので、仕方なく内部に戻っていきました。

埋立地が見え始めると、もうすぐ晴海埠頭。
陸が近付くと、さすがに波も穏やかになってくるし、スピードも落として、ようやくこの船にも平穏が訪れてきた感じ。
甲板に出ても、まったく問題はありません。
帰港準備

今日乗ったPLH07せっつ(神戸)

いろいろ大変な観閲式でしたけど、ホントこんな体験は滅多にできるものではありません!
(6年前の、海自観艦式予行でこんな日があったという話だけは知っている)
おもしろかったですよ!
これをまた体験したいか?と言われたら、ちょっと考えちゃいますけど。

海上保安庁の関係各位、本当にどうもありがとうございました。

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’09 海上保安庁観閲式(その1)

2009-04-27 | 旅行・イベント
4/26(日)海上保安庁観閲式及び総合訓練を見に行ってきました。
前日の悪天候による中止を受けて、催行が心配されましたが、天気だけは良かったので普通に決行。
ただ、天気予報での波の高さだけが不安の種だったのですが…。

出港直後こそ「そんなに波はないじゃん!」とのん気なことを言っていたものの、沖に出てからの高波による船の揺れ、波しぶき、それら乗船条件不良による船酔い者続出の難民船状態に、それはもうびっくり。
訓練内容も、「放水展示訓練」と「密輸容疑船追尾・捕捉訓練」が中止になったほど、波が高かったということです。

私自身は全然酔いもせず、結構この揺れを面白がっていたのですが、ちょっとしたアクシデントに見舞われまして…(^^;)
その話はのちほど。


さて、私はこの日、サッカーの友人3人と乗船。
出港するまでは、ヘリ格納庫や船の最下層にある休憩エリア(じゅうたん敷き)にいて、その後、ガラ空きの左舷側でタグボートの出港作業などを見ていました。
しばらくすると、立入禁止のロープが張られていた前甲板・船首エリアを開放するという情報を得て、人が何重にも集っているロープ前で待機。
ロープが取られると共に友人のCちゃんがダッシュして、40mm機銃・台座脇の右舷側を確保してくれました(^^;)
Cちゃんの機動力に感謝!
海保マスコット・うーみん

13:15の出港後、観閲式が開始されるのは14:35~。
受閲船隊が見えてきました。
PLH31しきしま(横浜)

PLH04はやと(鹿児島)以下続々と巡視船艇が続きます

PL119すずか(尾鷲)
波が高くなってきたことが解ると思います…すごい波しぶき!

PL42でわ(秋田)

PS13つくば(銚子)
水平線と船の傾き具合をご覧下さい。
180トンという小型の巡視船では、波の影響をモロに受ける様子です。
保安官は大変だ…。

続いて、関係機関船艇です。
海上自衛隊・護衛艦DD123しらゆき
後ろにいた若者が、彼女に対してなのだろうか…しきりに、
「やっぱ自衛隊の護衛艦はカッコイイなぁ~!」を、連呼してました。
ならば是非海自にご入隊下さい。

水産庁・漁業取締船 白竜丸

海保の巡視艇や、関係機関船艇も含めてですが、100トン以下の小型船艇は今回の観閲式参加を見送ったようですね。
やっぱり普通に考えて、この波では逆に転覆しかねないという判断なのでしょう。

続いて、受閲航空機隊です。
MH686うみたか
↑パンフレットの参加航空機に名前がないヘリなんだけど…;
同型ヘリだから代替でもいいじゃない!ってことなのかな。

MA722みずなぎ(羽田)

LAJ501うみわし(羽田)

こちらは外国海上保安機関航空機です。
C-130
これは、アメリカのコーストガードの航空機だそう。

観閲式終了後は、総合訓練の展示開始です。
が、最初にも書いたとおり、荒天のためいくつかの訓練が中止となり、最初の「放水展示訓練」も消防艇が不参加のため中止になりました。

「ヘリコプター編隊飛行訓練」は行われましたが、次の「人命救助訓練・海上防災訓練」では、火災想定船から火の手は上がったけれど、その消火は行わず(自然に鎮火しました^^;)、船から逃げた人をヘリが救助するという訓練のみ。
ヘリ、人命救助中

次に行うはずだった「密輸容疑船追尾・捕捉訓練」も当然中止。
これが観閲式で一番おもしろい催し物なんだけどな…。
小型船艇やゴムボートで容疑船を追い掛け回すのは、この海の状況ではさすがにムリだ。
容疑船に接舷して、もし犯人と保安官が大捕物を繰り広げたら、間違いなく両者共に海に放り出されていたでしょう。

それほど海は大荒れ状態で、友人も「気分が悪くなった」と言い出した頃に事件は起こりました。
この巡視船の、海面への沈み具合を見て下さい!

つづく

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海保観閲式前夜祭?

2009-04-25 | 旅行・イベント
「前夜祭」と言っても、実のところ海保は全く関係ありません(^^;)
観閲式に参加するため九州から東京にやって来たフネ友のWさんと、Aさん、私の3人で、24日にマニアな東京めぐりツアーをしたお話です。

■まずは予約を入れておいた「防衛省市ヶ谷台ツアー」

13:30からの午後の部に参加します。
私はこれまで、時々行われている“休日開催”(通常市ヶ谷台ツアーは平日のみ)に2度参加経験があるのですが、平日は初めて。
開いている売店に入れるだけで嬉しいかも~!

やっぱり平日は人数が少ない…と思いながら待機所にいたら、なんと!群馬からバスで来た団体が一緒にまわることになるという orz...

敷地内禁煙だと言われてるのにタバコを吸いながら歩いたり、人を押しのけて前に出たりと、ジジババの暴走っぷりに辟易しました。
(あ~、もうヤダ!)

それはさておき、まず庁舎A棟を通り抜けて市ヶ谷記念館に向かうのですが、A棟に入る直前にVIPが到着したらしく、止められたままエントランスの方を見ていたら、浜田防衛大臣が中に入っていった…!
おおっ!すごい。
さすが防衛省だ!

えーっと、このツアーのメインは「市ヶ谷記念館」の見学なのですが、すでに2度も見ているので私は特に…。
この講堂は、終戦後の東京裁判が行われたことでも有名です。


館内の展示品をざっと見てみたところ、今回目についたのはこれ↓
「義足」
今後、ジパングの角松にどうかと思いまして…。
(今のところ、角松の足がどうなるかについては不明なのですが…^^;)

その後は、厚生棟の中に入り、弾道ミサイルの脅威に関する映像を見てから広報展示室を見学。
ここは初めて入る場所なので嬉しかったけど、とにかく狭い場所に人が多すぎて;


下におりると売店があり、ここで15分休憩です。
群馬の人々はスターバックスに群がっていましたが、私たちは自衛隊グッズやおみやげ物を物色です。

最近「これだ!」というグッズがないなぁ…と思いながらも、迷彩柄で「防衛省」と印刷の入った巾着袋を購入~!
自衛隊では御馴染みの、激辛が入ったお菓子ももちろん買いました。

■2番目に行く場所は「渋谷・自衛館」

渋谷には行く理由がほとんどないので、基本的には行きません!
が、今回は「自衛館」に行こうか!っていう明確な目的のもと、久し振りに渋谷下車しました。
夕方だったので、渋谷駅はものすごい人だ~ orz...

が、宮益坂にあるここ自衛館は、閑散としていた…。
といっても、確かに新年度は始まっているし、広報館として今ごろが一番ヒマなのは確かなんですよね。

ここは本来、自衛隊に興味がある若者向けの場所なので、マニアな人々が行くのはどうなのかな?と思っていたのですが、クイズに答えて会員証を作ってもらったり、その会員証に貼る写真を撮るため制服を着てみたりと、最初の遠慮はどこへやら(^^;)
ノリノリで、ついでに記念写真まで撮ってもらいました~!
写真は、こんな台紙に入れていただけるんですよ。


私個人の写真はこれ↓ (^^;)

数ある制服の中から、記念写真用としてはめったにお目にかかれない海士長の肩章付きのシャツと帽子です!
敬礼の角度は大丈夫かな~?海自は45度でしたよね?

私たちがいる間に、スーツ姿のおじさんが、やっぱりコスプレ写真を撮ってもらっていたし、結構気軽に入っていい場所みたいです。
興味がある方は是非行ってみて下さい!

■最後は「中野ブロードウェイ」

当初、“自衛館”では時間がつぶせない、という情報をもらっていたので、じゃあそのあとはどこに行こう?ということになり、中野ブロードウェイは?という恐る恐るの提案に賛同していただいて現地へ赴きました。

特に用事があったわけではないけれど、あの独特な雰囲気がWさんにも面白いのではないかと思ったのですが…結局実りが1番あったのは私だったみたいで気が引ける(^^;)

まんだらけの販売用ショーケースに、普通にアニメ「トリニティブラッド」のAR台本があったのです…。
普通に考えたら、オークションに掛けられてもいい作品だと思うのですが、そうでもないのかなぁ?
いつの日か、再び訪れるかもしれない、東地宏樹さんからサインがもらえる時のために、速攻ご購入~♪

ひととおりまわった後は、喫茶店でおしゃべりに花を咲かせて前夜祭終了。
Wさんは2日間共、Aさんは25日の観閲式に参加だったのですが、天候不順で中止になったと夜になってから知りました。
…まぁ、この天気と寒さには、色々と耐えがたいものがあるのは確かだ。
私が参加する26日も、当日朝の案内待ちですしね~。
(4mの波っていうのは結構厳しいと思うのですよ)

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ジパング 航跡400

2009-04-25 | ジパング
連載400回。
単純に計算しても、足かけ8年ですか~!長っ!
記念すべき今週号なのに、話の展開よりも気になったのは…

*************************

迫り来る米軍の駆逐艦隊を見て、「きさまの負けだ」と草加に言い放つ角松は、さらに起爆装置を止めるよう命じるが、草加は発光信号で、自ら駆逐艦隊に通信を送る。
「本艦左舷への接舷を許可する。10時方向より接舷せよ」
位置的に、4時方向から接近するみらいとは真逆となり、みらいの応急レーダーは、大和の巨体に阻まれた駆逐艦隊をロストしてしまうことになる…。
みらいの針路上には積乱雲が発生し、そのままスコールに突入することに。

*************************

さすが草加。
万策尽きても尚、自分の信念を貫こうとあがき、最後の瞬間まで諦めることなく、現時点で考えうる可能性に賭けるこの姿勢。

でも、次から次へと草加(作者)が繰り出す“奥の手”には、さすがにちょっと食傷ぎみとなって参りました(^^;)
「もういいから先に進もうよ~」みたいな…。

草加の奥の手は、4時方向にいるみらいに対して、米駆逐艦隊を10時方向から大和に接近・接舷させ、みらいからのミサイル発射を阻止しようというもの。
実はこれ、あくまでも、草加が送った発光信号の内容を読み取った角松が、単にそう判断しただけのことなんですよね。

では、なぜ角松がそう思ったのか?といえば、読者は「これまでの状況から」と即答できるわけですが、実際には読者と角松が知る状況を、同じように草加も知っているなんてことはありえないから、さすがに今回の内容に関しては、どうしても「んなバカな?!」って思えてしまうのです。

いや、角松が考える「草加の狙い」だけではなく、それ以外にもツッコミどころ満載の今週号ですから、話を複雑にして変な方向に行くよりも、もうそろそろ単純に話を進めてくれないかなぁ…とつい思ってしまうのですよ。

* ツッコミどころ その1「発光信号って??」
…何語ですか?
っていうか、モールス信号の・-を光で表すものだということは解るけど、英語と日本語は違うでしょ!それとも日本語は、ローマ字読みにすればOK?って、思ってたら、なんと日本語はイロハをアルファベットの並びに置き換えているものと判明。
それをすんなりと英文で送ってる草加や、同じく判読できる角松は、さすがエリート将校!ってことですかね(^^;)

* ツッコミどころ その2「何で知ってる?水上レーダーの弱点」
角松は草加に「墜落したSHの、水上レーダーを2次利用して大和の動きを把握しているのだよ!」なんてことは言っていないはず。
しかもそのレーダーが、山(大和)に隠れた向こう側までは及ばないものとか、何で草加が知りうるのだろう?
それに、今まで読者が見てきたみらいのレーダー画面は、角松が言うような2次元的なものじゃなかったし、しっかり上空から捉えているような画像だったじゃない。
今さら大和を挟んだ向こう側に行かれたらロストする、なんて言われても…(^^;)

* ツッコミどころ その3「みらいは米軍を巻き添えにしない?」
なぜ角松はそう言いきれるのだろう?
米軍が近付く前にミサイルを撃ち込めばいいだけの話だし、そう仕向けるよう自身が通信機を通して、あることないこと喋っていたのでは?
そもそも原爆を無力化することが最優先であるはずのオペレーションで、上官(角松)の命すら奪おうとしている時に、駆逐艦4隻たらずの米艦隊のことなんかいちいち考えていられるかっつーの!

しかも、別にみらいは、大和を目標にした「砲撃戦」をするわけじゃないし。
設置された目標に、ピンポイントで突入してくる対艦ミサイルは、どこに米軍がいようが関係ないでしょ。
むしろ、ミサイルの針路の向こう側にいてくれた方が、かえって攻撃の邪魔にならなくてよろしいかと。
(ハープーンは海面すれすれを航行し、目標手前でホップアップ、目標直上から進入するミサイルですからね)

* ツッコミどころ その4「粉砕骨折はどうなった?」
先週、今週と、だんだん元気を取り戻しているように見えてしまう角松。
いくら“痛みを感じていられるうちは正気でいられる”としても、どうなのよ?と思ってしまった。
「きっと、アドレナリンが出まくってるから痛みを感じないんだよ!」って、友人Aさんが言ってたけど、どれだけ出てるんだ~!って話になるし。
痛み止めと添え木だけで完治しそうな勢いです w

それと、ツッコミではないけれど…
航行し続ける大和に、米駆逐艦はどうやって接舷するんでしょうね。
草加が機関を止めるのって、有り得ること?
(ストーリー的に、ということと、技術的に、の両方の点で)
止まらないと接舷どころじゃなくなるし、止まったらみらいが追いついてしまいます…。

そのみらいの針路上には積乱雲が。
ここで誰もが「タイムスリップ再びか?」と、心躍らせたんじゃないですか?
(もしくは「タイムスリップで現代に戻って終わりでいいよ~;」とか^^;)

実際は、この積乱雲の影響で、ミサイルが発射できない状態になるとかいう展開かと思われますが。
(本来の武器使用とその誘導が、どの程度気象に左右されるものなのか、素人には皆目見当もつきませんが)

“また運が草加に味方する展開なのか~”と思うと、もういっそのこと、米艦隊に原爆起爆で早期講和の道へ進む、草加の描くジパング始動でいいよ~!と、思いたくもなる私なのだった(^^;)

今週はGW前の合併号につき、次号発売は5/7です。

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軍艦島観光

2009-04-22 | 日々つれづれ
今日、新聞のTV欄を見たら、あちこちのTV局の報道(情報)番組で、長崎の軍艦島観光のことを取り上げるようなので楽しみにしていました。
今日から本格的に一般公開が始まったんですよね~。

実は2日前に関連記事をネットのニュースで見てまして。
「軍艦島観光ルート披露会 波高く上陸できず」っていうタイトルだったのですけど。

その昔、炭鉱で栄えた軍艦島(端島)は、その炭鉱の閉山と共に立ち入り禁止になっていたが、観光用に遊歩道が作られ、35年ぶりに上陸できることになった。
その披露会で、元住人らを乗せた観光船が島に上陸しようとしたが、波が1m以上という長崎市の安全基準を越えたため、上陸を断念。
島の観光地化に向けて、気象の不安定化という課題があることを浮き彫りにした。

…こんな内容。
現在は海運会社1社が1日2回運行、料金は市が徴収する見学料300円を含む4,300円で、今月中にもう1社も運行を始めるそうです。

ニュースで言っていたのですが、長崎港大波止から軍艦島まで片道50分かかるそうですね。
上陸といっても、かなり短い遊歩道しかないので、せいぜい30分いられればいいとこなのかな?
全体的には“朽ち果てた廃墟”って感じだけれど、鉄筋コンクリートの古いものは、大正時代のだという話だからびっくりしますわ。
コンクリートの中に貝殻が混じっている、とも某ニュース番組で言ってたっけ。

ちょっと行ってみて、足を踏み入れてみたい場所だけど、お値段的に躊躇する部分もありますね。
天候に左右されるっていうのも…。
ん~、でも年に数回長崎に行って、そのたびに1時間の長崎港クルーズをする身としては(←三菱重工のドック目当てですが;)、話題作りという意味でももってこいですからね!
やっぱり気にはなりますわな。

写真は一昨年、長崎港の体験航海でまきなみに乗った際、撮影した軍艦島です。
クルーズに関しては、「やまさ海運」HPへどうぞ!

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鋼の錬金術師FA 3話

2009-04-20 | 鋼の錬金術師
原作の1話、アニメ前作の1・2話に相当する話。

東部の町・リオールは、レト教の教主・コーネロによって支配され、彼が行う“奇跡の御技”は、死者すら生き返ると信じられていた。
その教えを信じ、死んだ恋人の復活を願う信者・ロゼに、奇跡の技は錬金術で、死者は生き返らないと説くエドとアルは、法則を無視したコーネロの練成に“賢者の石”が使われているのではないか、と疑問を抱く…というストーリー。

確かに、前作アニメに比べれば、内容だけは原作に近かった。

でも…

アニメとしては終わってる orz...
これ、最低最悪だわ。
見ていて絶望感を感じてしまうアニメって正直初めてよ。

リアルタイムで見ていて、ものすごく感じたのは、絵が全然動いてないこと。
動こうとすると、カットが変わって別の絵になったり、アップになったり、ギャグ絵になったり。
とにかく不自然さが際立つほど動かない。

画面を2分割とか3分割するのも、やたら多かったしね。
ああすれば、確かに作画は楽だわ。
でも、何でもかんでも顔の表情出しときゃいいってもんじゃないでしょ。
アニメなんだからさぁ。
今時、出来が悪い漫画だって、顔並べてるだけとか素人みたいなことやらないって。

尺が足らないから苦肉の策で、みたいな考えで、あんな手抜きを思いついたんだろうけど、繰り返しされると「…くどい!」って思うよね。

作画については、もう毎回のことなので今更文句も言い尽くした感があるけど、背景に関しては、特に今回は酷すぎて印象に残った。
狙いで描いてるにしても、酷い。
歪んだ建物(先週のエド・アルの家もだったけど)とか、ベタ塗りされた色に目が行ってしまって、不快感が残るんだけど。

声優さんの演技に関しても、今回は前回のように感情を出しすぎないように、っていうのがあるらしいけど、聞いててすごく違和感がある。
エドは絶えずイライラしてる風に聞こえるし、アルも天真爛漫さがない、っていうか…。
原作と同じ内容でありながら、そう感じられないのは、あの演技のせいもあるように思う。

アニメはアニメでしか表現できない方法で作品を作ってほしいのに、漫画的手法を取り入れてみました~!とか言って大失敗したサンプルのような作品だった。

次回はタッカーとニーナの話。
ニーナの役を、9歳の子供がやるって本当ですか?
…何を狙ってるんだろう。まじ止めてもらいたい。

もう発売が決まっているDVD。
1話を見た時点で思ったけど、DVDはどんな特典が付いていたとしても買いません。
グッズも然り。
反対に、前作を懐かしく思い出して、せんべい缶(全巻収納BOX)を引っ張り出してDVDを見始めてしまう有り様ですよ。
旧作の株を上げてしまう新作って、作品としてどうなんでしょうね。

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ジパング 航跡399

2009-04-16 | ジパング
やっと現実を知った草加。
甘い…甘すぎる。

********************

カーネル指揮下の1個中隊は、4隻の駆逐艦に分乗し、20Km先の大和に強襲移乗すべく航行していた。
草加は角松を抱えながら機関科主倉庫を脱出し、短艇格納庫でゴムボートを確認後、安全に大和から脱出するために露天甲板に上がる。
が、そこで草加が見たものは、接近中の駆逐艦隊だった。
「この大和に、何を仕掛けるつもりだ?!」
一方、みらいのハープーンは未だその静けさを保持したまま…。

********************

米駆逐艦が仮に30ktで、20km先の大和へ向かったとする。
そうなると、仮に大和が停泊した状態でも、「20分強」で辿り着くことができるわけで、実際は大和も米艦艇に向かって航行している(10ktで固定、だっけ??)ことを考えれば、更にその時間は短縮される。

原爆起爆までは、残り59分。

草加にしてみれば、甲板から目にした駆逐艦4隻の存在そのものが想定外だったから、あんなに呆然と立ち尽くしてしまったわけですよね。
米艦隊本体へ、どかーん!と原爆ごと特攻していくつもりが、なぜこんな小粒な部隊に先に接近を許してしまっているのか?
あと1時間あるから、まだまだ余裕で脱出できるはずだったのに…と。

角松を抱えて主倉庫を出るまでは、自分の作戦に隙なし!と本気で思っていたのかな。
「みらいは絶対に撃てない」
そもそも、こんな風に言い切ってしまうなんて草加らしくないし、かなりの違和感は感じたのですが。
そりゃ、今回の冒頭に書かれていたように“出来ることをやり尽くした”後は、信じることしか他に道はないのかもしれないけど。

が、米駆逐艦隊の接近という現実を見て、瞬時に自分の置かれている状況を理解した様子なのは、さすが草加!というところ。
(みらいばかりに気を取られすぎていた点には、反省を促したい)

とはいえ当初は、
「地球よりも重い人の命を、目的のため止むを得ず犠牲にする時、人は眼前に、理屈では渡れない暗くて深い河を見る」
と言い放ち、重傷を負う角松の存在が、暗くて深い河、すなわちみらい乗員によるミサイル発射のネックになると、信じて疑わなかった。

「理屈で渡れないとしたら、何で渡る?」
と角松に問われ、明るく
「さァ?」
と答えていた草加は、米駆逐艦が迫るこの現状こそが、みらいが河を渡ろうとする理由だと、草加なりに悟ったようです。
(実際は、それほど米艦隊は関係ないと思うのだけど)

今更焦っても、とにかく時間がなさすぎる!
みらい乗員が覚悟を決めたことは、最終ページからもひしひしと伝わってくるし、草加に逃げ道は残されていません。
草加がじたばたする姿は見たくないし、本人にもそのつもりはないと思うけど、これからどうするつもりだろう?

原爆の時限装置をいったん切り、捨てた通信機でみらいと再交渉…している時間もあるかどうか。
角松をかかえて、ラッタルの上り下りするだけで10分やそこら経ってしまうだろうし。(甲板に置き去りでもいいけど、ハープーン直撃でダメージはあるかも)

単純に考えれば、今後はこんな展開?
 ・草加、みらいと通信するが、ハープーン発射は止められず。
 ・駆逐艦隊、ハープーン着弾を視認「サジタリウスだ~!」と大騒ぎ。
 ・沈まない大和に移乗する米兵が角松発見で、原爆の存在を知り、主倉庫へ。
 ・カーネルと草加のご対面…

…今週は、予想以上に話が進みませんでした。
全ては次週、連載400回目に大きく話が動くことに!…わざとしているとか?!
巻中カラーもあることですし、楽しみに待ちたいと思います。

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就活はつらいよ

2009-04-15 | 日々つれづれ
先週の木曜日・9日は、雇用保険受給のための失業認定日だったので、大宮ハローワークへ行ってきました。
認定申請には時間指定があり、たいがいが午前中の早い時間帯です。
(午後もあるのかもしれないけど、当たった事がないのでわからない)

私は通常、その認定の時間帯よりも20分位早く行き、先に求人検索を行ってしまいます。
紹介状の発行をしてもらうための、順番待ちの番号札を受け取った時点で、「45分待ち」と張り紙が貼ってあるので、20分かかる認定時間で紹介状をもらうまでの45分の半分を消費でき、時間を有効に使うことができる!という目論みだったのですが…。

現状は更に厳しく…
45分どころか、1時間待っても自分の番号が呼ばれることはありませんでした。

たかが紹介状の発行のために、求人票を出している企業へ確認の電話を入れるくらいなのに、何でこんなに時間がかかっているんだろ??

そう思っていたら、私の隣の席で相談をしている人は仕事の応募だけでなく、住居関係の相談までしていて、ハローワークの××という書類を持って市役所に行ってみて下さい、とか、そんな話までしていたのだ。

…なるほど。
メディアで報道されているように、単に仕事を見つけるとか、実際そういうレベルの問題じゃなくなってるわけね。
待ち時間の異様な長さの理由がようやくわかったような気がしました。

でもね~、スーパーのレジ打ちでもそうだけど、少ない数専用のレーンを1本でもいいから作ってもらえれば、紹介状だけもらえればそれでOKな人を、どんどん流すことができると思うわけですよ。
本当に、この現状、もう少しなんとかならないかな~と思わざるをえません。


ところで、肝心の就活の方ですが、ようやく本日、とある会社へ面接に行ってきました。
が、先日面接の電話をもらった際に、
「ハローワークから聞いていると思いますが、近々会社が移転するんですが、車通勤は可能ですか?」
と、いきなり言われてびっくり。
…そんなこと何も聞いてませんから!
何で車通勤と決め付けられてしまうのかも謎だった。

「何も聞いていないので、面接時に詳しく伺えますか?」
と私が言ったことに気分を害したのかは知らないけれど、一通りの通話が終わったあと、電話をガッチャリ切られて更にびっくりですよ。
(態度悪い。こんな切り方する会社あまりない)

今日も面接前に、会社の方針に対するこちらの考えや自己PRを、膨大な数量書かされて、それだけでうんざりしてしまったり…。
確かに事務系ではあるけれど、かなり特殊な業種なので、お節介ながら、こういった会社では中途ではなく新卒を採用したほうがいいような気も。

自分ができそうなことと、できることでは、全く違う。
前職ではそれをいやというほど思い知らされたので(できないことまでさせられたから辞めたんだけど)、自分がこれまで長くやってきた仕事にこだわって探すべきなんだと、今日改めて思った次第です。

まだまだプー生活からは、脱出できそうにありませんわ~。
そしてまた旅行の計画を立てる私(^^;)

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鋼の錬金術師FA 2話

2009-04-13 | 鋼の錬金術師
【「今期の鋼サイコ~!」という方は、即このブログを閉じて下さい。傾向的に、あえて言うなら“アンチ”です;】

一応…多少の期待を持って、鋼の2話を見てみました。

この回は、エド・アルが幼い頃、亡くなったお母さんを生き返らせようとして、錬金術で暗黙のうちに禁止されている「人体練成」を行い、“あちら側”へアルの身体とエドの左足(アルの魂を鎧に定着させるため、後に右腕も)を持っていかれてしまったが、マスタング大佐に焚きつけられ、機械鎧(オートメール)を装着し、国家錬金術師の資格を得る、という重要な話だったわけですが…

う~~ん…

正直言って、やっぱり私はコレ、ダメかもしれないです。

原作どおりに「真理」が出てくるし、国家錬金術師資格試験では、大総統に練成した槍を向ける。
これが見られるだけで、前作アニメの上を行った!…と思うであろう自分を想定してた。

でも、見てて全くそんなワクワク感が起きなかった。
なんか、ここぞ!という決めの場面が全くなくて、エピソードを流しているだけっていう印象しか残らないんだよね。

幼児期の、お母さんとのふれあいも全く描けていないから、わざわざ禁じられた人体練成をしようとする理由が、子供の興味本位みたいな、あっさりしたものになってしまっている。
そもそも、お母さんが一瞬出てきてしゃべったと思ったら、次のカットではもうお墓っていう演出には、驚き以外の言葉が見つからないよ。

今回は明らかに絵もいまいちだったし。
あれで「原作に似せてるので…」とか言われても、それは言い訳にしか聞こえないレベル。
原作はもっときれいですから。
細かいことを言えば、指先とかね。
「舐めとるのか??!」って、マジ思う。

ピナコばっちゃんも「なにこれ…」って思ったし、ヒューズの横顔なんて、素人のやっつけ仕事でしょ。

色彩設定もダメ。
なんであんなにベタ塗りな印象しか残らないんだろう?
透明感が全然ないんだよね。

音楽も、全然印象に残らない。
荘厳すぎちゃって…。
ずっとこんな調子なのかな、って、今回の話が話だっただけに特に感じてしまった。
曲が良い悪いの問題じゃなく、“合わない”のだと思う。

一言で言えば「演出が悪い」「見せ方がヘタ」

これで次回はリオールの話になるわけでしょ?
前作では、2話使ってじっくり描いたけど、実際は1話でも納まる話。
(しかも、本来ここで初めて説明すべき内容を、1話で説明しちゃっている部分もあるし)
どう作ってくるのか、悪い意味で興味津々です。

**************

原作の方も、コミックス22巻がつい先日発売になりました。
噂によれば、原作は今年中に終わるとかいうことですが、ここ数巻の話は進展しているようで全然進展してない感じ。

詰めの部分に入り、細かい部分も丁寧に作りこんでいこう、という意図は伝わってくるものの(複雑で壮大な内容を、まとめにかかっているわけですからね)、読み手側とすれば、「出口が見えない迷路に迷い込んだまま」な印象しか持てないわけです。
「出口はまだなの?…あ、そう」って。

読者のほとんどは、エド・アルが身体を取り戻せるか?っていう部分を最終的な目標ととらえているのだろうけど、ホムンクルスと“お父様”を何とかしない限り、最終ステージにも辿り着けない今の状況が、だらだら感を生んでしまっている気がする。

でも、こちらにはがんばってついて行きますよ。

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ヘリ護衛艦ひゅうが一般公開(その2)

2009-04-12 | 自衛隊
ひゅうが一般公開レポの続きです。

甲板後部に移動する途中に、黄色く塗られた車が展示されており、お子様の記念撮影スポットになっていました。
この車はヘリの牽引車です。


Aさんが係の方に質問していたのを、なにげに聞いていただけなので、聞こえた内容に関しては若干怪しいのですが、ヘリの移動に関しては通常この車両を使うわけではなく、リモコン操作で動く機械(名称は忘れた~)を用いるとか。
その“機械”は、展示されているヘリの拘束機代わりに車輪部分に置かれていました。


また、ヘリ関係の要員が、初めて艦艇内勤務になったとかなんとか…。
もちろんヘリと、そのパイロットはこれまでどおり館山だそうですが。

で、ここに展示されているヘリコプターですが…

機体にひゅうがのマークが入っていたので、
「まさか、ひゅうが専用ヘリ?」
なんて思ってしまったのですが(それにしては旧塗装の60Jだけど…)、実はこれ、除籍されたヘリで、ひゅうが運用にあたっての様々なデータを取るためのものなのだそうです。

そうこうしているうちに、甲板を降りる人の列がとんでもないことになってきたので、私たちもそろそろ並ぼうか、ということになりました。


並びながら、最後部にあるVLS(垂直発射装置)を見ることもできますし。
っていうか、並びながらでないと、ちゃんと見えない状況になっていたのですよ。


自衛艦旗が近すぎて、ここからミサイルを発射した場合、旗が燃え落ちそうな気がするのは私だけだろうか…。
ところで、このVLSに納められているものは、アスロック(12セル)と発展型シースパロー(4セル×4発)
確か、この発展型シースパロー(ESSM)は、ひゅうがが初搭載のはずです。

ところで、列に並ぼうとした際に、
「エレベーターで下に降りたい方は前に来て下さい」的な放送があったのですよ。
え!エレベーターに乗れるの?と、思ったのですが、何やら人数限定みたいなことも言ってたので、並んでいる人で出口に近い人が動く様子はなかったし、とりあえず普通に列に並んでいたのですが、その最中に再度放送があり、今度は
「出口の直前で、エレベーターを希望する方は分かれていただきますので、必ず列には並んで下さい」

…そりゃそうだよね。
こんな長蛇の列に、素直に並んでいる人たちより、後から降りたいと思った人の方が先に降りられるなんて変だもん。
もちろん私たちは出口手前で列を離れ、エレベーターの方に向かいました。

すると、あの巨大なヘリ用昇降機(“その1”での写真、白い枠線を参照)にたくさんの人を入れて、一気に下り始めたのですよ~!
下がり始めた







左は艦橋構造物

全員が降りた状態

今度は上がっていきます



上がりきった状態

光が漏れているけれど、雨が降っても当然中に雨水が漏れることはないそうです。
いやいや、本当にすごいですよ!
降ろされた場所は「航空機格納庫」
これは早い時間態に帰った人とか、エレベーターに乗らずに艦内から降りた人はかわいそうだなぁ~。

後部にも同じようなエレベーターがあって、そこは立ち入り禁止になっていたのだけど、とにかく巨大な空間です。
前方が、私たちが降りてきたエレベーター

この格納庫では、グッズ販売が行われていました。
就役から1ヶ月も経っていないのに、早っ!!
ラインナップとしては、キャップ(すでに品切れ)、バスタオル、スポーツタオル(3~4色あった)、ステンレスマグカップ(2種)、ネックストラップ、Tシャツ(2色×サイズ4~5種:胸にマークのみ)

タオル類は捺染ではなく、織りで模様を付けるタイプなので、納期に1ヶ月以上かかるはず!
これは相当前から準備していた様子ですよ。
…っていうか、そもそもなんでこんなに堂々とグッズを売ってるの??

昨年度、むらさめ艦内で聞いた時
「艦内でグッズを売ってはいけないことになったのです」
って、はっきり言われたのは何だったんだろう?
呉でさえ、こそこそ秘密のお部屋で売ってたくらいなのに。

とりあえず私は蓋がついたステンレス二重構造のマグカップを購入しました!
お値段1,800円
裏表2箇所に名入れがしてあります!
Tシャツも欲しかったけれど、Sサイズは男性用のSだというので断念。

このグッズ販売、なんと格納庫内2箇所で行われていたんですよ!
しかも、どちらもものすごい勢いで売れてた…。
スペースが広いと、何かと効率よく展開できますね~。


疲れたし、お腹もすいたので「もうそろそろ出ようか?」ということになって、外へ出てみると、なんだかものすごい人の塊が…。
12:45でこの状態

どうやら、当初の順路どおりに人を入れようとすると、時間がかかりすぎるので、艦内を省略してもいいという希望者を、さっきの昇降機で甲板に上げてしまおう、という作戦に出たようです。
(私たちが降りてきた直後は、空の状態で上がっていったけど、外に出る前に1度だけ一般人が大量に乗っているのを見て「人を乗せて上げ始めた~!」とびっくりしたのです)


これはひゅうが最後尾の写真。
内火艇格納庫と、下の方に三連装魚雷発射管がこそっと見えてます!
ステルス性を考慮していてステキじゃないですか~。
救命いかだも、甲板のすぐ下に並べられていて、外から見えにくい状態になっているのです。


この写真にも写る“ひゅうが専用岸壁”の工事はどうなってるんだろう?
一旦完成したかと思われたのに、水があった部分を埋めているし、ヘリポートがあった芝生部分が潰されているのは、当初考えていた岸壁が現実に即さないものだったから?
これだけはホント謎なんですよね~。

そんなこんなで私たちは、ようやくひゅうがを後にすることにしましたが、本当に楽しかったなぁ♪
この艦は、広報艦艇の度合いも強いと思うので、よその港へお邪魔した際には、是非見学されることをお勧めしますが、その際は是非朝から並ばれますように。
でないと、こんなことになってしまいます↓

…(^^;)
(実際、Aさんのご友人は2時間待ちだったとか)


■4/19 訂正
専門家の皆さんは、私の記事を読んで「え?!違うよ」と速攻思ったかもしれませんが、勘違いがあったので訂正させていただきます。
ESSMに関し、「確か、ひゅうがが初搭載のはず」と書いたことに関してご指摘をいただきました。
ESSMは、平成16年度からむらさめ型2隻で試験運用後、平成17年度以降、逐次予算化されているようです。(世界の艦船2005・3より)
ひゅうが(=平成16年度予算DDH)に関しては、その建造にあたっての記事で“ESSMがいよいよ搭載される”という内容のものを印象深く記憶していたので、同時期に行われる可能性がある既存艦への“換装”という概念が欠落していたのです~!
断言はしていないつもりでしたが、思い込みのカキコをしたことで誤解を招いてしまった可能性がありました。ホントにごめんなさい!
ちなみに、むらさめ型がシースパローを積んでいることを知らなかったわけではありません。
(ジパングに出てくるイージス艦みらいのヘリ格納庫は、むらさめ型と同じもので後部VLSも同じくMk48、アニメではここからシースパローが発射されてましたので)

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ヘリ護衛艦ひゅうが一般公開(その1)

2009-04-11 | 自衛隊
今日は本当に暑かったですね…orz...
海上自衛隊の横須賀基地で行われた、ヘリコプター護衛艦「ひゅうが」の一般公開に行ってきました。

9:30からの公開だというので、私は家を6時過ぎに出て、Aさん、Tさんと共に8:49着の電車で横須賀に来ました。
同じ時間の電車に乗ったマニアの皆さんが、改札通過と共にダッシュして行きます~!(ひえええ~~;)

私たちは、もちろん普通に歩きながら行きました。
どうせまだ門は開いてない時間だし(^^;)

それでも少しづつ前進しながら、係の方の指示通り、4列になって荷物チェックと金属探知機ゲートをくぐってから、目的のひゅうがへ向かいます。

今日も厚生センター前で、業者さんがお店を出していたけれど、ひゅうがは就役からまだ1ヶ月もたっていないし…と思いながらもチラ見してみたら、おお~!もうピンズが売っている!携帯ストラップも…。
仕事が速いなぁ!
「ひゅうが一般公開記念」と名入れされたボールペンも売っているということでしたが、それはさすがになんとなく微妙だぞ(^^;)


ひゅうがに近付くにつれ、その真正面に近付いていく。


お隣に停泊している艦艇は呉の「いなづま」
昨年の、呉地方隊展示訓練で、Aさんから譲り受けた当選ハガキで私が乗ったのが、このいなづまでした。
珍しくもその航海中、雷雨に見舞われてしまったので、艦名のこともあって印象深い艦艇なんですよね。
呉から何しに来たんだろう??

そんなことはさて置き、いよいよ内部に入ります。




最初に目についたのが、この艦名と歴代艦長名が書かれたプレート。
写真が飾られているのは珍しいかも…。
(日本の護衛艦では初めて見た。海外の艦艇にはよくあるけど)

その後、順路どおりに進むと「多目的区画」と書かれた広い部屋がありました。


ここには大きなモニターが8つ以上あり、災害派遣時などは対策室などとして使ったりすることも想定されているようです。
通常時はテーブルが置かれ、これまでの護衛艦では食堂で行われていた打ち合わせがここでできるようになった、と係の方がおっしゃっていました。
←“日向”だけに…

それとは関係ないことですが…個人的興味で質問をしてみたのですよ。
「ひゅうがは、観艦式に出ますか?」と。
そしたら結構あっけなく、
「どんな形でかはわかりませんが、出ることは決まっています」
と教えてくれました。

おおっ!!それは嬉しい!
…でも、多分お披露目艦艇になるだろうから、受閲艦で3機同時ヘリ発着とかさせられそうな予感。
となると、当然一般人は甲板の性質上、乗艦できなさそうな気も。


通路はとてもきれいです。
普通の護衛艦に比べて、すごくすっきりしている印象。
壁が白いせいでしょうか?

区画を横切って、向こう側の通路に行くと、もう出口。
そこは飛行甲板です。


ひたすら広い!!
甲板上に引かれた白い線の部分が、航空機用昇降機(エレベーター)なんですよ。
とにかく私たちは、このだだっ広い甲板を、隅から隅まで見て歩かなければいけません!
まず前方から。


甲板の先端部分右舷側にCIWSがあるのですが(写真:左)、その脇あたりから後部を撮影したものがこちら(写真:右)。
長ーーーい!
後ろが見えません。
全長197mだもん、当たり前ですね。(幅は33m)

今度は艦橋構造物前にある案内表示板のあたりに行くと、ロープに
「ラッパ演奏をご覧になりたい方は、声を掛けて下さい」
という小さな表示が。
…ということで、その表示を直している方に「お願いしまーす」と声を掛けたら、なんと我々は、リクエストをした2組(人)目だったとのこと。

ラッパ要員が艦橋から、あと2人降りてくるというので待っていたら、リクエストをした私たちをよそに、3人でラッパを吹きながら行進して行ってしまうではありませんか!
「ちょっ!!どーゆうこと?」と、あわてて彼らの後ろを追って行く私たち。
そんな私たちって、なんか、まぬけ(^^;)


甲板後部を一回りして、最終的には止まって演奏を聴かせてもらいましたが。
ちなみに、真ん中の方は女性。
これまで「護衛艦」という艦種に、女性は勤務することができませんでしたが、規定が変わったため、このひゅうがから、20人の女性が乗艦するようになったそうです。

甲板上にだいぶ人も上がってきており、また甲板から降りるための列も、かなり長くなっていたこともあってか、ラッパを聴くために集った人も多数おり、私たちは「やれば人が集まるんだから、声がかかるまで待たないで、時間を決めて演奏すればいいのにねえ~」
なんて言ってたら、後で「●時からラッパ演奏を…」というアナウンスが入り、思わず顔を見合わせた私たちなのでした。

ところで、今回艦橋の見学をさせてもらえなかったのは、ひゅうがの特殊な艦内構造によるものだということが、先ほどの航海科の2曹とAさんとの会話の中で発覚しました。
なんと、ひゅうがには艦橋へ通じるラッタルが1つしかないとのこと!
だから、これだけの見学者を艦橋に入れたら、吐き出す経路が確保できないんですって。

…艦内の人にとっても、そんなのでいいのかなぁ?
(設計ミスとかじゃなく?)

今後一般公開が行われることになっても、そういうわけで多分艦橋には行けませんので期待なさらぬよう。
人間あきらめが肝心です…。

その代わり、ひゅうがならではの、素敵なアトラクションを体験することができるので、私的には大満足でした。

つづきは後日!

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鋼(前作)の原画(コピー)

2009-04-10 | 鋼の錬金術師
先日、新作・鋼の錬金術師について、「少しだけ」語ったあとに載せようと思っていた原画コピーが、自分の予想に反して「かなりたくさん」語ってしまったが為に載せられなくなってしまったので、今日は原画だけ載せることにしました。

以前も書いたように、鋼の原画コピーに関しては、それはもう山ほど持っているんだけど、その中でも好きなものを紹介しますので、ちょっと見てみて下さい。

テーマ『人体練成』





















枚数の都合により、結構省略しました。
で、これなのですが、実は前作3話の原画ではなく、PS2用ゲームで使われている原画なのですよ~。
違いが気になる方は、是非確認してみてください♪

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ジパング 航跡398

2009-04-09 | ジパング
歴史…っていうか、自衛隊にもかかわる重要人物登場~!!
またなんとなく、この先に続く未来が楽しみになってきたかも…。

**********************

カーネルが駆逐艦に移乗し、その針路を大和へ向ける。
一方草加は、角松の状況を理解したみらいに対する、これ以上の通信は不要、と通信機のスイッチを切った後、捨ててしまった。
そして工具を使い、積荷に挟まれた角松の右足を抜くことに成功すると、ゴムボートで脱出するため、角松を担いで短艇格納庫へ向かう。
みらいでは、SHが残したレーダーが、米艦隊から分離した4隻の艦艇を捕捉していた。
その目的を“大和への強襲乗艦”と判断した麻生は、ハープーンの発射ボタンを前にして、未だなお迷っていた…。

**********************

“麻生さん、今更何を躊躇しているの?”
…って正直思いました。
きっとこの数分の迷いが、運命を分かつ一因になるのでしょうね。

ためらうことなくミサイルをちゃっちゃと打ち込んでおけば、カーネルたちの目の前に弾道をさらすことなく、大和を直撃することができたかもしれない。
主倉庫の中にいる角松は…その時積荷がどっちに動くかで、より地獄を見ることになるかもしれませんが(^^;)、あんな「外は海」な舷側に移動する最中よりは、ずっと落着いていられるような気がするんだけど。

一瞬“麻生さんは発射を止めようとするのかな?”とも思ったけど、カーネルの独白、
「原爆は大統領に」
「勝利はミッチャー司令、あなたに」
「そして“ミライ”は我が手に」 ←特にココ!
を事前に読んでいたから、発射しないことはありえない!と確信しています。

カーネル個人の興味は、みらいよりも“大和の中にいる異物”に対しての方が強い!と、彼の言動からなんとなく思い込んでいたのに、その口からミライという名前が真っ先に出てきたら、期待に沿わないわけにはいかないってものでしょう!
(かいじ先生は、当然そのつもりでカーネルにみらいを語らせたと思われる)

これは、ハープーンを打ち込まれたにもかかわらず、沈まない大和に米軍が乗艦してきて、結局、原爆もみらいも米軍の手に落ちる、ってパターンへと突き進んでるような気がするんですけど。
(私これ、先週と同じこと言ってるけど、今週は尚更そう感じる;)

草加もさ~。
ここにきて何でそんなに詰めが甘いの?

角松の状況を伝えたからOK、って、無線機を切るまでは、まだ許容範囲よ。
だけど、起爆スイッチ解除のための暗号プラグは、たった1本を残して、まだセットされたままですが。
…つまり、残り1本を水中から拾って差し込めば、原爆の起爆を止められる状態なわけで…。

念には念を入れるなら、主倉庫を脱出する時に、全てのプラグコードを再びバラバラにするはずだけど、草加がそうした様子は全くありませんよね。
これが米軍に原爆が渡るフラグなのですよ、きっと。


今週号で、個人的に「ちょっと、それは…(^^;)」と思った部分。
①あんな工具で、骨が砕けるような重さの木箱が動くはずないよ~!
②今週の角松には、痛みを通り越した何かがあるらしい;
 →決して揚げ足取りではありませぬ!!

それから、米海軍の実在の人物、アーレイ・バークが登場しました。
現在の米海軍所属の、イージス駆逐艦のネームシップで御馴染みですよね~。

実はこの方、米極東海軍司令官の参謀副長(当時・少将)として、朝鮮戦争関係で戦後日本に来ています。
朝鮮への上陸作戦を行うに際し、日本海に仕掛けられたソ連製の機雷を除去する必要に迫られ、海上保安庁(当時)の掃海部隊に派遣要請したそうです。

機雷による犠牲を出しながらも、予想以上の日本部隊の活躍に瞠目し、のちの海上自衛隊誕生における、最大の支援者になった…

そんなエピソードが、以前読んだ「自衛隊の誕生~日本の再軍備とアメリカ」(中公新書・増田弘 著)に書かれてありました。
イージス艦名と共に、その本の記憶があったので、バーク登場で「おおっ!」っと思ったわけです。
(ただし、戦後しばらくは、露骨なジャパンバッシングをする程、嫌日家だったとか)

アーレイバーク級イージス艦の流れを汲む、日本のイージス艦みらいを、このアーレイ・バーク大佐も見ることになるのかな。
何らかのきっかけで、戦時中から日本びいきになってくれればいいけど!

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