おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ヤマハスタジアム・ラストゲーム

2009-11-29 | サッカー
J1リーグ第33節・ジュビロ磐田×サンフィレッチェ広島は、ジュビロにとってのホーム最終戦でした。

結局、この日も私はTV観戦。
…一応、スカパーのJ1ライブには入っているので、生中継だけは見るようにしているのですが、現場観戦しに行こう!とはさすがに思っていなかった。
降格することはないし、とは言っても、1つでも上を狙う!という順位でもない。
最近の試合展開はひどいし、正直新幹線を使って応援に行こうという気になれない現状だったわけです。

今期はあと何試合残っているんだろう?とか、全く考えることなくTVを付けたら、なんと今日がホーム最終戦で、戦力外通告を受けたゴン中山の、磐田でのラストゲームなのだということを知り、
「あ…!」
と、思わず愕然としてしまいました。

スポーツ紙で、横浜FCに移籍しそう、などという記事だけはチェックしていたのに、終了していないリーグ戦で必ず行われるであろうセレモニーなどについては、なぜか全く頭になかったのです。
今期、中山がベンチに全く入らなくなっていたこともあり、自分の中で中山の“選手”としての存在が希薄になりすぎていたのかもしれません。
そして、日常に於いてもサッカーは、興味の中心には決してなっていない現状があって…。
サッカーを“怠けている”状態だった私には、「中山ラストゲーム」は結構な衝撃だったのですよ。

とは言いつつも、既に試合が始まっている状態の今となってはどうしようもないわけだし、中山云々の前に、単純に勝敗の方も気になるし、まずはTVに映るジュビロを応援することに。
試合の展開としては、当初からジュビロがほぼ一方的に敵ゴールに攻め込む形。
でも、点が入りそうで入らない状態がしばらく続くと、なんとなく“いつものパターンになるのでは…?”といういや~な考えが浮かんでくるものです。
そして、それが現実になるという悪夢。

敵に、初めてのシュートで得点を許す、っていう最悪のパターンですよ。
結局、守りがいいチームには多少の攻撃力じゃ勝てない、っていうことで。
このあたりのことは、年頭からわかっていたことなのに、最後まで何も解決されなかったんだな…。
3点先取しながら追いつかれるとか、逆転負けとか、最近はとにかく目を覆いたくなる試合結果ばかりだった。

今日も、アナウンサーは
「早く同点に追いついて、ラストゲームの中山につなげたいところです」
とか言っててくれてたけど、肝心の選手たちが奮起しないことには、ね。
最後の数分、中山は出場したけれど、結局そのままの0-1で負けてしまいました。

試合後に、選手挨拶とホームラストゲームのセレモニーがあると言ってたけど、放送しているTBSチャンネルは、他のチャンネルと違い、いつもきっかり2時間だけの放送なので、その辺どうなっているんだろう?と放送時間を確認してみたら、この日は2時間半とっていたから驚いた。
ちゃんと考えていてくれているんだ…。

が、肝心のセレモニーが始まる時間が遅れた挙句、ずらっと並んだ選手1人1人の挨拶が始まって、すでに試合開始時間から2時間半になろうとしている!
ちょ~っ!ひどいっ!!
これだったら最初から延長なんてしてくれない方が諦めもついたのに、と思っていたら…

さすが中山。

そのまま放送が延長されたのです。
今期限りで磐田を離れることになった村井、茶野の挨拶のあと、生え抜きの鈴木秀人と中山に関しては、場内のオーロラビジョンに過去の映像が流れた上での挨拶となりました。
その後の場内一周の様子も最後まで見ることができ、本当に嬉しかった。
TBSチャンネル、本当にどうもありがとう。

本人も挨拶の言葉の中で言っていたけど、ジュビロで現役を終えるのも1つの考え方ではあったのだろうけど、やっぱり中山には最後の最後、できるところまで現役にこだわってほしい。
やっぱり、それが中山のスタイルだと認めざるを得ないから。

TVを見ながら泣きまくってしまい、目の周りが腫れてしまいました…。


写真は私が持っているユニの中で、一番古い磐田ユニです。
(サイン入り)

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お笑いライブチケットを取る

2009-11-28 | 日々つれづれ
先日のこと。

久し振りにネットの某所でオードリーの情報を漁っていたら、意味がわからない書き込みが多数あって、一瞬のうちに大きな不安に襲われた私。
どうやら数日間ご無沙汰していたために、ライブ出演情報を知らないままでいたようなのだ…orz...

事務所の公式HPには、事務所主催のイベント出演情報しか掲載されないため、イベント会社が主催する合同ライブのような催し物に関しては、自力で細かく調べるしかない。
私も一応、ぴあのプレリザーブ情報を仕入れるため、メルマガ登録だけはしていたのだけど、今回のライブに関してはその扱いがなくて、結局一般発売日当日の夜に知ったという大失態。

が、取扱いのあったぴあもイープラスも、チケットはどうやら瞬殺だった模様で、そうなら諦めもつくわ…と自分を納得させていたら、なんと会場のチケットセンターにはチケットが残っていて、電話で確保することが出来ているらしい。

え~~っ?

でも、こんな夜中じゃさすがにもう…(当然ホールの受付時間も終了している)と、半分諦めつつも、翌日朝一番で電話をしてみたら、

…残ってた!(涙;)

こんなことってあるんですね。
っていうか、やっぱり業者(ぴあとか)を使うと、その分手数料を取られるからってことなんでしょうね。
何%だったかな、チケット代金の5%くらいだったような。
だからできるだけ自前でチケットを捌きたい、って直売り中心にした結果、結局ホール窓口の方には意外にも残ってしまったっていう、ね。
ぴあで終了したら諦めるしかないと思いがちだけど、思い込みも甚だしいことだとわかりました。
(今回の、この「爆笑!お笑いバトル」に限ってのことでしょうが)

さすがに前の方の席はなかったけど、1人なので2階席でもいい席が取れました(^-^)v
1日に2回やるので、購入したチケットもちろん2回分です。
芸人のメンツも結構いいし、楽しみだな~。
個人的には、ななめ45°のネタが好きなので、生で見れるのが楽しみ!
オードリーは言うまでもありませんが。

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好きなお菓子を箱買い

2009-11-26 | 日々つれづれ
地元のショッピングセンターに「おかしのまちおか」というお店があります。
中野ブロードウェイにもこのお店があって、以前頻繁に中野に行ってた時には、安いお菓子をたくさん買い込んで帰っていたので、このお店が地元にOPENした時は嬉しかった!
本当に安いお菓子を大量に売っているお店なのです。

先日お菓子のストックがなくなったので、また買出しに行ったところ、今回は私の好きな「ブラックサンダー」というチョコレート菓子が売っていた!

これ、体操の北京五輪日本代表・内村航平選手が好きなお菓子ということでも有名なのですが、私も去年たまたまJR御徒町駅のコンビニで売っているのを買って食べたら、とってもおいしくて大好きになってしまったのですよ。

ただ、どこにでも売っているお菓子ではないところが残念なところ。
今回見つけたのも偶然で(「おかしのまちおか」のセール品は、“現品限り”なものがほとんどなので)、今度はいつ買えるかわからない…と思い、思い切って箱買いしてしまいました。

と言っても、1枚28円売り×20枚入りで1箱。
箱買いで560円です。
まだ10枚以上あるけど、追加購入しておこうかなぁ。


話は変わりますが…

今日、登録している番組観覧の会社へ、某TV番組観覧の申込みをしました。
平日なので一緒に行ってくれる人もいず、1人で申し込んだ後に、もう一度番組一覧を見てみたら、その番組が消えていた…。
申込み受付のメールは届いたので、受付枠の最後の1人だったのかも。

場所がちょっと遠いし、朝も早いので正直どうしようか悩んだけれど、行かなければ絶対に後悔すると思ったので。
12月初旬の収録だけど、感想などはまたいずれここに書きたいと思います。
約6時間の収録時間って、見ているだけでも結構大変でしょうね(^^;)

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週末のTV番組(11月第3週)

2009-11-24 | テレビ番組
この3連休は、友人に会うため日曜日だけ池袋に出かけ、それ以外は相変わらず自宅にこもっていました。
寒いのもあるけれど、とことん引きこもり体質なのですわ。
…ということで、週末のTV番組の感想です。

●21日(土)

①ぜんぶウソ#8「狂暴すぎる農夫との契り~農業にかける二人の男~」(日本テレビ 25:30~26:00)

バレーボールが延長になったため、30分遅れで放送。
女に騙されて借金を作り、自己破産して千葉の実家に戻り、農業を始める青年(若林)が、苗屋の前田さん(小沢仁志)に助けられながら、立派なねぎを収穫できるようになるまでのドキュメンタリー。(フェイクだけど)
今回は、前回放送後半部分の続きの話だったけど、正直あの風貌の前田さんが、このままいい人で終わるわけがない!と思っていたので、どんな最後が待っているのだろう?と、ものすごく怖かったのだけど…。
…あのオチw
やばい~~っ。ぜんぶウソで初めて笑ったわ!!
そっちかよ~~っ!ってw
普段は全く気にしてないサブタイトルにも、確かに結末を暗示する単語が入ってるんだよね(^^;)
やっぱ若林だと、そういうイメージなのかな?
“おっさん芸人が、抱いてもいいと思う若手芸人No.1”みたいな、ねw
(松本、Jr.、宮迫、あとはバッファロー木村?が若林を指名したそうで…)

②オードリーのオールナイトニッポン(ニッポン放送 25:00~27:00)

テレビ番組じゃないんですが…。
ちょっとこの辺で苦言を呈したくなってしまって。
もちろん面白いのは面白いんだけど。
聴いていて、今回ばかりはどうしたものかなぁ…と思ってしまいましたよ。
スイッチが完全に入ってしまっている状態の若林を止められる人は、あの現場にいないのだろうか?
先週から引っ張ってる川島海荷ネタ、春日じゃなくても不愉快になってくる。
素人の一般人が業界事情なんて知る由もないけど、絶対に海荷ちゃんの事務所の耳に入っているんじゃないかな。
今後何らかの機会があっても、オードリーとの共演NGなんてことになってしまったらどうするんだろう?
今回のことだけでなく、若林がボケまくって暴走モードに突入すると、春日のたしなめに対して今度は突っ込み返してくるから話が終わらないんだよね。
最近はスタッフも若林と一緒になって大笑いしてるから始末が悪い。
春日に「トーク警察発動スイッチ」を渡して、強制的に話を終了させるようにしないと…。
人見知り芸人の裏話と、春日が有楽町駅近くで鉢合わせしそうになった、ピンクベストを着て細目くん(春日のかぶりもの)をかぶった宴会帰りのサラリーマンの話は面白かったのに。
それから言いたいのは、コーナーが全く面白くないってこと。
スポンサーがらみのネタコーナーは仕方ないにしても、アメフトの小部屋以外は全然だめだわ。
コーナーがつまらないから、応募してくるネタもつまらないんじゃないの?
これじゃファン以外のリスナーがいなくなってしまうよ。
TVのオードリーとは違う一面が垣間見える貴重な番組なのに…。

●22日(日)

①スクール革命!「石田純一のモテ男学・吉川ひなののモデル学」(日本テレビ 11:45~12:45)

最初は面白かったんだけどね…。
なぜ今回はゲストで内容を分けたんだろう?
結果、話ばかりがだらだら続いて番組が終わる頃には飽き飽きしてた。
料理のコーナー、何で無くしたんだろう?
これがあるから番組のアクセントになって後半が更に面白くなってたのに。
石田純一に対する浮気チェックの仕込みも、長いわりに笑えなかったし、それどころか結構不愉快にもなったから。
芸人にドッキリかますならまだしも、バラエティ寄りとはいえ再婚控えた俳優なんだしさ。
ちょっと今回はダメな回だった。

②秒ヨミ!「自衛隊観艦式」(日本テレビ 12;45~13:30)

これ、本来は11/8に放映されるはずだったんだよね。(ソースはTV番組雑誌)
なのに延期されてしまったのは、多分くらまの事故のせい。
くらまに事故の非があるようなら、放映できなくなるので経過を見極めてたんだと思う。
内容は、取材スタッフが受閲部隊の祝砲担当艦「さわかぜ」に乗り込んで、予行の予行から本番までを撮影したもの。
販売される観艦式DVDとは別の視点で映されているので、本当に面白かった。
本番日にも、受閲艦艇に人を乗せるんだね…。
(甲板上に人を出さないだけ?)
天候不順で今回も戦闘機が飛ばなかったことはJ Shipsで知りました。

③JIN-仁-(TBS 21:00~21:54)

正直ここには文句を書きたくなかったのですが…
数々の妨害工作が内容的に重かったのと、仁のお気楽な性格が、やや中だるみしたストーリーの中で、若干イラつく存在になってきた感じ。
何でもかんでも緒方洪庵におんぶにだっこ。
材料費やら何やら、べらぼうにかかるのはわかりきっているのに、ペニシリンは湧いて出てくるみたいなところがあった。
緒方先生の死によって、ようやく気付いたみたいなので、次回からは新たな展開があるといいけど。
視聴率も、残念ながら大幅に下げてしまったようで、内容ってこんな即座に数字となって表れるんだ…ってびっくりしたよ。(16.8%)

④激☆音ボケ(東京MX 22:00~22:30)

ゲスト:名波浩
この番組、音楽系のはずなのに、なんで名波がゲストなんだろう?って本当に不思議だった。
番組スポンサーが「飯田産業」だから?
…でも、今年からはジュビロのスポンサー下りてるし。
番組アシスタントやっている子も、元ジュビロマスコットガールなんだってね。
う~ん…。
MCのノンスタイルが、どこまで名波に付いて来れるか不安だったけど、しょっぱなから名波の毒舌の洗礼を受けたせいか、進行自体はおとなしく、まともだったのでホッとしました。
ノンスタ井上が名波に聞く内容も、テーマに沿って質問する体なので仕方ないとは言え、名波ファンにとっての新しい情報って全然なかったような。
でもさ、この番組への出演情報、名波のFCから来てなかったらしいので、見逃した人は多かったのでは?(友人に教えたら、「知らない!」と言っていた)
私は芸人関係のサイトで、この情報を知ったのですが。

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アメトーーク「人見知り芸人」

2009-11-20 | テレビ番組
ジパングが最終回を迎えて早2週間。
あれからモーニングは購入しておりません。
コミックスも、12月に発売される43巻が最終巻とのことで、早速鋼の錬金術師24巻と共に予約しました。

…それはさて置いて、

最近私のまわりには何の話題もなく、ついTV番組を見た感想なんぞでブログを埋めようとしてしまいます。

昨日は「アメトーーク」
以前はどんなテーマでも、とりあえず欠かさず見ていたけど、やっぱり近頃はテーマを選んでしまうな。
面白くない時はとことん面白くないってことに気付いたので(^^;)

先々週のたむけんは見るのを止めたので、先週の思いついたこと言いたい芸人は見てみたけれど、これが最高につまらなくて、失礼ながらこの回に出ていた芸人さんに対しても、「つまらねえ奴…」っていう印象しか残らない回になってしまったような。
途中で、この内輪ウケの小宇宙に放り込まれたアンタッチャブルが、本当に気の毒だった。

多分、私は最近の大阪っていうか吉本が嫌いなんだと思う。
この番組に限らず、内輪ノリがあまりにも鼻につきすぎてしらけることが多いし。
非吉本の芸人が好きだから、余計気になるということもあるけど、とにかく喋り続けていることに対して、
「うるさいな…」
って感じてしまう。

ということで、
今回はようやくまともな企画キター!という「人見知り芸人」
公式HPの、予告動画を見ただけで面白そうだったもんね。
芸人のメンツ見て、プレゼン時にフリップにも書いてあった“真性・仮性”人見知りが誰か予想するのもおもしろそう。

で、実際見てみると、「あるある~!」と共感できるようなことばかりで本当に笑えましたわ。
なんか自虐というか、負の方向に向かっているテーマの時ってハズレなくおもしろいよね。(中学の時イケてない芸人、みたいに)
人見知り同士が「そうだよね」みたく言い合っていたり。
にもかかわらず、やっぱり番組の打ち上げには?という問いには全員無言で返すところとか…w

正直言って、中には“それ、作り話じゃないの?”っていうのもあったけどね。
私もかなりの人見知りなので、胡散臭い話には敏感です。
話のつじつまが合わないのもあったし。

若林の人見知り検証VTRは、見ているこっちもきつかったなあ。
初対面の人と2人きりになって、どうしようとか考えている間に話しかけるチャンスを逃してしまうんだよね。

でも、1対1よりきついのが、大人数での飲み会の席だったりする。
普段あまり親しくしていない人ばかりだと、自分からは絶対に動けないし。
1時間位たつと、私だけポツンと壁際で孤立しているパターンね。
元々地味で、人の印象に残らないタイプだと自覚しているので、かえって動きが取れなくなって、しまいには面倒くさくなっちゃう。

会話を広げるのも本当に下手です。
何か問いかけられても、一言返してそれ以上膨らませられないし。
好きなことや得意な分野なら、ひとりで延々と語れるんだけど、そういう会話とは一切関係ない世間話ができない。
だから芸人さんの、笑える話に持っていく話術ってすごいと思うんだけど、なかなかうまい具合に応用できないし、やっぱり難しい。

“あ、この人苦手!合わない…”と思ったら自ら会話を終了させることもあるけど。
人間性にはものすごく敏感なのです。
人見知りだけでなく、人間嫌いな面もあるのが厄介だな、と自己分析。

今回のこの企画はなんとなくDVDにも入りそうですね。
(番組冒頭の企画紹介時に字幕でそんな文字が…)
カットなしの完全版を出してくれるなら即購入するんだけどな(^^;)


話は変わりますが、今日から進研ゼミ中学講座のCMがオードリーになりました!
びっくりしたよ~!
いいとも!と、スポンサーになっているミュージックステーションの録画で、2パターンあるCMをコンプリートすることができました♪
でも、このCM本当にオードリーでいいのかなぁ??
若林なんて「だったらまず、お前が勉強しろ!」と、中学生から突っ込まれそうなのに。

オードリーに関しては、もう1本CMがあるような情報を見たことがあるんだけど、実のところはどうなんだろう?
(味の素のノ・ミカタではなく)
気になるところです。


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週末のTV番組(11月第2週)

2009-11-17 | テレビ番組
毎週、土曜日深夜から日曜日午前中にかけては、録画番組が多いのでHDDの整理が大変なのですが、先週末は特にいろいろと番組が重なってしまい大変でした。

●14日(土)

①CS日テレ+「LIVE!潜在異色 09秋」(22:00~23:30)
10月に行われた芸人のライブで、目当てはオードリー若林のピンネタと、若林&南海キャンディーズ・山ちゃんの漫才。
“漫才がすごかった”という感想を、オードリーと南キャンファンの両方が某所に書き込んでいるのを見て、ものすごく期待してました。
で、見てからの率直な感想は…「山ちゃんって、スゴイ!」
もちろん若林も良かったんだけど、トークが立つのは解っていても、これまで漫才では見ることができなかった山ちゃんの、頭の回転の良さを思い知った感じ。
相方が静ちゃんだと、漫才もそっち寄りにならざるを得ないだろうから尚更。
同じ事は若林にも言えるのだが。
あとはロンブーの亮の、落語「寿限無」
普段はカミカミの亮さん、っていう印象があったけど、これはすごかった!

②NHKBS2「電気グルーヴ・20anniv.ライブ」(0:00~1:30)
オードリーがコメントを寄せるらしく(春日が電気のファン)、録画しようとしたけれど、裏に日テレの「ぜんぶウソ」がカブっていて途中までしか録画できない!…と思っていたら、なぜかレコーダー(東芝バルディアS-303)がアナログBSを録画できない仕様らしい。。。
あわてて取説を見たけど、良くわからなくて録画を断念。
視聴のみに切り替えようとしたはいいけれど、なぜかTVまでがBS2を映すことを拒絶していた…orz...(BS1は映るのに!何故??)
あわてて居間に降りて行き1:00まで視聴したけど、オードリーは0:55頃出てきたよ。(ちゃんと裏番組と出演がかぶらないようになっているみたい)
約1時間、ドキュメンタリーを見ていて思ったのは、春日が電気好きな理由がなんとなくわかった、っていうこと。
春日とピエール瀧って、ある意味“似てる”んだよね。

③日本テレビ「ぜんぶウソ」(1:15~1:45)
バレーボールが延長になって、15分遅れで始まりましたが、1:00からANNを聴いているので、録画はラジオ終了後に見る。
(ラジオはラジオで、今日も若林が暴走していて、それに結構イラついてしまう自分がいる(^^;)春日も大変だなぁ…と思ってしまう私は春日寄りなのかも)
前半は活動家(春日)の話で、後半は農業を志す青年(若林)の話。
活動家は一言でいえば「どーしょもない男」、農業青年は来週へ続く展開だったけど、今回を見る限り「あまりにもなさけない男」
小沢仁志が出てきて、来週どうなるんだろう?って、ちょっと怖い。
山田ルイ53世は、衣装がないと本人だってわからないよ~!声で気付いたけどw
「ぜんぶウソ」は、サンド富澤の回は2回共笑えたけど、それ以外は今のところ滅入ることが多い印象。

●15日(日)

①フジテレビ「笑っていいとも!増刊号」(10:00~11:45)
金曜日放送後の「座っていいとも!」のトークテーマ「地方のお仕事」がおもしろかった。
中でも若林の話が秀逸!
会場、いいともメンバー共に大爆笑で、もちろん私も超笑えたw
録画したのを何回見ても面白いんだもん!
東北の不良ばかりの高校に文化祭で呼ばれていった時の、仮装大会の司会をした時の話ね。
「人志松本○○の話」に出る時も、この位ハイレベルなトークを展開して欲しいものです。
この週の金曜日は、“ひとりオードリー”若林春日さんが見れたことも嬉しかったな。
そういう名前の空手家がいるという話は、私も知っていたので。

②日本テレビ「スクール革命!」11:45~12:45
今回のテーマは「動物学」でゲスト先生は、アンタッチャブル柴田とほっしゃん。
正直言って、期待していたよりは面白くなかったかな。
別に柴田が嫌いとかじゃなくて。
柴田がすっごく動物好きなのはわかるんだけど、熱すぎて番組の空気に合わないというか…。
ロケの映像が多すぎたし、もっとほっしゃん。の話も聞きたかった。
前回の「女優学」がすごく面白かっただけに、生徒がスタジオでいろいろできるテーマの方が、という感じです。

③日本テレビ「ぐるぐるナインティナインおもしろ荘」(16:25~17:25)
裏の「鋼の錬金術師」とカブってる…。
が、オードリーが出てくる時間帯が過ぎたら、速攻TBSに切り替えて…!と目論んでたんだけど。
しっかり17時またぎで、鋼を捨てざるを得なかった。。。
これ、5月に放映された再放送で、見てはいたけど録画していなかったコントだったので、絶対に録画したかったのです!
この「ぐるナイ」でやったスタイリストのコント、ボディビルダーのどのネタよりも好きだから。

④フジテレビ「スペシャルドラマ・サザエさん」(18:55~20:54)
オードリー公式スケジュールに騙されて、尚且つ翻弄されてしまった…。
公式では、オードリーの出番は20:00までで、それ以降はTBSの「クイズマン」に出演みたく書いてあったのに、クイズマンには出演しておらず、実際にはサザエさんの冒頭のシーンの他に、最後にドラマ出演者のオフショットみたいな形で映っていた、というからびっくりよ。
まじで勘弁して欲しいわ。。。
録画していたクイズマンを途中で止め、速攻消去したのは言うまでもありません。

⑤TBS「JIN-仁-」(21:00~21:54)
ドラマにこんなに入れ込んだのは久し振りで、それこそ毎週楽しみにしている作品。
ストーリーはもちろん、役者も音楽も素晴らしくて、録画してそれこそ何回も見返してしまうほどです。
裏番組にオードリーが出ている時は、仕方なくそっちを録画するので、番組が終わったらすぐにでも再放送してほしいと思ってる。
今回は胃潰瘍の手術と、医学会の派閥争いに南方仁が巻き込まれる話。
視聴率はまだ20%ちょっとなんだよね。
もっと高くてもおかしくないし、これからどんどん上がっていくんじゃないかな。
私は幕末には詳しくないけれど、坂本龍馬を演じる内野聖陽が、めちゃくちゃハマっているように思える。
全然龍馬本人の人となりを知らないのに、生き写しみたいに思えてしまうのはおかしいかな…?
このドラマが終わるとNHKで龍馬伝が始まるわけでしょ。
大丈夫なのかな…なんて余計な心配をしたくなるくらいすごいです。

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名波引退試合のチケット取り

2009-11-13 | サッカー
昨年現役引退した、元・ジュビロ磐田の名波浩氏の引退試合が、来年2010年1月10日に、エコパスタジアムで行なわれます。

そのチケットの、ジュビロサポーターズクラブ会員先行販売が今日から行われるので、名波ファンの友人の命を受けて、SS席のチケットを5枚購入すべく、地元のチケットぴあへ行ったのですが…

いろいろなことがあって…orz...
凹みまくりました。

地元のぴあと言っても、自宅からはちょっと遠いのですよ。
普通に自転車で行こうと思ってたのに、雨が降ってきてしまい、徒歩で行くことにしたまでは良かったのですが…。

ぴあでの並び順は4番。
今日は名波引退試合の先行くらいしか初日がないらしく、係りの方もこの件に関しては解っていた模様だったので、そのまま申込み用紙に希望席種をSSと書いていたら、
「大変申し訳ありません。ボックスペアシートとSSはぴあでは扱えないのですが」
と、いきなり言われたのです。

は、はぁ~~っ?

意味がわからない。
「じゃ、どこなら扱っているのですか?」
と聞いても、ぴあではわかるはずもなく、その場でジュビロにTELしてみたら、
「ボックスとSSは売り切れました」
と言うのですよ~!!

先行発売前に売り切れるなんておかしい、のはもっともだけど、心当たりはありました。
この試合の場合は、オリジナルデザインチケットの先行申込みがサポクラであったほか、名波の個人ファンクラブの先行申込みがあったので、そこで完売した様子。
他に関係者やらご招待枠で持っていかれたということもあるのでしょう。

SSを諦め、友人にメールで「(SSが取れなかった場合、打ち合せどおりの)A席でいい?」と確認してから会員カードを出そうとしたら…

…ない。
会員カードを持ってくるのを忘れた!!

その瞬間、頭が真っ白に。
マジでありえない失態です。。。
私の会員カードはクレジットカード兼用になっているものなのですが、最近ほかのカードをメインで使っているため、数ヶ月前にお財布から抜いてしまっていたのでした orz...
カードをリーダーに通さないと、会員割引にならないため、再び20分かけて家に戻り、雨が止んだので今度は自転車でぴあに行きました。

時間はもう10時25分になっていて…

家に帰った時、念のため電話予約の方にもチャレンジしてみたけど、当然全く繋がらなかったので店頭に行って正解だったとは思うけど、確保できた席が、時間的に1層目でも後ろの方の列になってしまったのが悔やまれる。
カードを忘れるなんて、有り得ないことをやらかしてしまわなければ、もっと前の方が取れたのに…。

今日はめちゃくちゃ寒かったのに、ぴあから家へは走って帰ったので、汗ばんでめっさ暑かったわ。

ちなみにこの引退試合、私はといえば、今日チケットを取った名波ファンとは別の友人・Mさんの同行者として、FCで予約した“名波応援ツアー(1泊2日)”に参加することにしています。
サイン入りS席チケットに、試合前日のトークショーとグループで写真撮影付きですって。
特典イベントが、名波イタリア移籍時のベネチアツアーを彷彿とさせる内容だったので即決しました。

お値段は、正直言って2泊3日の長崎旅行に行けるくらい張るのですが(^^;)、最後のお祭りみたいなものだと思っているので。
基本的にミーハー体質なものですから。

2ヶ月先のゲームだけど、楽しみです。
懐かしい、あの頃の磐田と、同じくあの頃の日本代表選手が見れるのですから。

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平成21年度自衛隊観艦式予行2日目 

2009-11-10 | 自衛隊
すっごい今さら感があるんですけど…。
一応記録も兼ねているので思い出しながら書いておきます(^^;)

10月23日(金)、観艦式予行2日目。
横浜出港の訓練支援艦てんりゅう(艦番号4203)に乗艦します。
前日一緒に艦艇見学をしたAさんと一緒に。


横浜新港のゲートの前での待ち合わせ時間は7:00
関内のビジネスホテルに前泊していたとはいえ、徒歩20分以上かかる場所だったので、朝が弱い私には色々厳しいっすよ。
そりゃ、わざわざ他県から来るAさんの方が大変なのはもちろんなんだけど。

夜、気持ち悪くて全く眠れなかったので、どうなることかと思っていたけど、なんとか体調の方は回復していて良かった…。

早めに行ったつもりでも、受付時間よりも前に来ている人の場所取りスキルは高いわけで…
毛布を貰って、艦橋上の左舷側~と言っても海側の手すりサイドは空いてなかったので艦橋構造物寄りで、明らかに右舷側が見えないところ~を確保しました。

そこから艦内見学へ。
まずは機関室兼応急指揮所。

すごく新しい印象で、ちょっとびっくり。
平成12年竣工なので、そこそこ新しいフネだからなんだろうけど。
画面がタッチパネルになっている上、すごくきれいに使われているからかな?

艦内を動き回っていると、おみやげ売り場らしきものがあり、そこで観艦式用に作られた切手セットが売られていました。
これ、初日に持っている人がいて、「何なんだろう?」と気になっていたのですよ。
限定2000セットで作られたとか言ってて、この日この艦艇での割り当てが数十セットとか言ってたかな?
2種類あったうちの1種類だけ購入しました。
 真ん中が切手セット 1800円
切手が800円分なので、しおり(金色のやつ)を付けました、とのこと。
相変わらず艦艇グッズの方は売ってくれないみたいです。

甲板上に出て後部に回ると、訓練支援艦だけに、対空射撃訓練支援装置一式が…

そういえば、昨年の呉の展示訓練で、この艦艇を見たんだわ。

 8時に行われる自衛艦旗掲揚も見ることができました。

出港してからは、艦橋上の確保した場所に、しばらくじっとしていました。
今回は場所が狭い上に、身動きが取りにくい所にいたので、見えるものだけを見るつもりで。
幸いにも前方はそこそこ見えるので、まあいいかな、という感じ。
てんりゅうは、観閲付属部隊の最後尾を航行するので、前を行く艦艇の並びがきれいに見えることだけは良いかな。
 
11時を過ぎると、そろそろ観閲が始まります。


右側の2艦が観閲部隊(先導艦いなづま・観閲艦くらま)、真ん中の列が受閲部隊、左側の列が観閲付属部隊です。


受閲航空部隊の、これはUS-1AとUS-2(左の2機)
予行1日目と違うラインナップだったのはなぜだろう?
(初日はUS-1Aが2機と、白いUS-2が1機だったのに…)

右舷側で行われている観閲が終わると、今度はUターンして左舷側で訓練展示。
 各艦艇入り乱れてます

 潜水艦潜航浮上
最後部を航行する我が艦艇から見ると、さすがに遠くて見えにくいったらありゃしない~!
予想はできていたので、それほど期待はしていなかったけど。

 ミサイル艇からIRデコイ発射

 LCAC
前日に、輸送艦の中に格納されているのを見ただけに、あれがコレとは思えない、というのが正直なところ。
海上を航行しているのを見ると、実物の大きさが実感できない感じです。

 ミサイル艇高速航行

 US-1A模擬離着水
初日に思ったのですが、なぜ今回は「模擬」なんだろう??
海面スレスレを低速で飛ぶだけで、実際の着水は行わないという…。
3年前の予行初日だったか、離水の時間が遅れたので、その後に飛んでくるP-3Cの展示ができなかったという失敗があったせいかな、と思ってしまったのだけど真相は闇の中…。
機会があったら自衛官の方に聞いてみよう…。

 P-3C IRフレア発射

航空機の展示が終わると、あとは帰るだけ。
フネがスピードを上げ始めたので、高い場所にいた私たちは結構強風に煽られて、吹っ飛ばされそうになるわ寒いわで、早々にこの場から立ち去ることにしました。

これも3年前の経験からなのですが、横須賀や木更津よりも奥に位置する横浜へ帰るフネは、全て同じ時間帯に帰港しなければならない都合上、猛スピードで航行していくのです。
それが面白くて、予行は横浜出港で応募したのですよ。

風を避ける意味もあって、後部甲板にやってきました。
 艦艇が起こす波もすごい!

 ベイブリッジの真下を通過

帰りは格納庫で、東部方面隊・音楽隊の演奏を聴くことができました。
ヘリ格納庫がある艦艇には、どこかしらの音楽隊が乗っていたみたいですね。
(多分…ですが。うらがにも乗っていたので)


訓練展示を行っている間は、受閲艦艇部隊旗艦のあしがらが観閲部隊の最後尾につくので、ずっとあしがらを真横に見ていられたのが嬉しかったな。
本当は、翌24日に横須賀へ行き、一般公開であしがらの見学をしたい気持ちもあったけど、さすがにこの3日間で疲れ果てました。
恐ろしく睡眠時間が不足しているし…。

でも、なんだかんだ言って楽しかったです。
また3年後、ですね。
次こそは観艦式本番日を当てなきゃ!!

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ジパング 最終話(その3)

2009-11-09 | ジパング
この「ジパング最終話」を一通り読み終えて、最初に確認してみたいと思ったのは、冒頭に出てくる“200×年”が実際は何年なのか?ということでした。

幸いにも最終話には、そのヒントが載っている。
「昭和62年3月生まれの26歳」という桜井の生年月と年齢です。

最初は、これを基にして単純に計算していたのですが、その結果がどう考えても変だということに気が付いて…。
(きっと読者の皆さんの中でも「おや?」と思われた方が多かったのでは?)

桜井の誕生日から推測される現在=平成25年(2013年)なのですが、この年だと角松や梅津艦長の年齢に矛盾が生じてしまうんですよね。

①梅津艦長の誕生日は「1948年(昭和23年)5月20日」※航跡419で確定
 →2013年では65歳になってしまう(1佐=大佐の定年は56歳)
②角松がタイムスリップした時(1942年6月)の年齢は35歳だった
 →2013年では106歳になってしまう(さすがに…ねぇ^^;)

角松の年齢に関しては、外伝から既に考察されています。
湾岸戦争の始まった年(1991年1月)に防大4年(22歳)だったことで、1968年生まれであることが確定。
ここから計算すると、35歳の角松がみらいで出港した年は、2003年が正解なのです。

同じく梅津艦長に関しても、以前どこかで、定年間近の1佐が艦長に就任することがあるのか?という議論(※)があったことからも、タイムスリップ時は2003年の55歳だったと考えるのが普通。

この2点から、桜井の生年は昭和62年ではなく、「昭和52年(1977年)」が正しいと考えられ、数字の「6」と「5」の誤植ではないかと思われるのです。

(※その時は、「通常ならありえないが、過去の功績により特例で最後のご奉公に預かったという理由でいいんじゃないの?」という漫画的後付解釈で終わったと記憶している)

…ということで、この2003年がハワイへの「出港年」
角松はこの時、96歳(!)

となると、最終話冒頭のみらい進水式の200×年は…?と、また気になってしまったので確認してみました。

通常、進水から竣工(就役)までが1年半強。
就役後、訓練航海などを最低1年行うと仮定(あたごの場合、07年3月就役後、ハワイでの訓練を経て横須賀へ寄港しようとしたのが08年2月だったことから)して、その後本格的に実務に入るとしたら…

逆算して、

2003年(H15)6月 合同演習派遣
2001年(H13)8月 竣工
2000年(H12)2月 進水 

…というところでしょうか。
通常、進水式は8月に行われるのですが、みらいに関してはなぜか2月ですね。
予算の関係で、起工した後、一定期間を経ての進水が8月になるものと思っていたのですが、ジパングの世界でそのあたりがどうなっているのかは、ちょっとわからないです。

もしかしたら、ゆきなみ型4番艦との兼ね合いで、そうなっているのかもしれない。
みらいの後に作られる、この4番艦も一緒に演習に参加することになっているようだし。

**************

こうやって、いろいろ考察したり自分なりに妄想したりするのが本当に面白かったなぁ。
ジパングは半永久的に終わらない物語だと思っていたのに…。

最終話は、それこそ何回も何回も読み返しました。
最初は自分の期待どおりの最終回じゃなかったことで、読み終えた時はただびっくりしただけだったけど、今はもう角松と共に、長い旅を終えたような心境になっている。
そしてつい目頭が熱くなってしまう。

若々しく晴れやかで、何の苦悩も抱くことのないみらい乗員の表情を、最後に見ることができて本当によかった。
角松の存在しないみらいの副長は、誰がやっているんでしょうね。

最終回を迎えてなお、妄想はつきません。

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ジパング 最終話(その2)

2009-11-08 | ジパング
ジパング最終回の感想が長くなりそう、というよりも、正確には書くのに時間がかかりそうだったので、記事を分割しました。
今回は、みらい進水&出港に際しての感想、その他に関しての考察です。
(たいした内容ではないのですが…^^;)

最初に進水式で「みらい」と命名された艦艇を見て、
「お~!あたご型だ!!」と、ついまじまじと見入ってしまいました。
角松によると、サイズは一回り大きい、とのことでしたが、各種イージス艦を比べてみると…

・こんごう型 全長161m・全幅21m・基準排水量7250t
・あたご型  全長165m・全幅21m・基準排水量7700t
・旧みらい  全長171m・全幅21m・基準排水量7735t
・新みらい  全長183m・全幅24m・基準排水量12000t ←コレ
・ひゅうが   全長197m・全幅33m・基準排水量13500t (比較参考)

確かにでかい。
やはりこの世界では、“自衛隊”ではなく“軍隊(国防軍)”のままである点が考慮されての大型艦なのかもしれない。

しかしながら、ジパング航跡1での出港理由(エクアドル争乱での護衛艦派遣だったことを覚えてますか?)と今回のハワイへの出港理由(環太平洋条約機構軍の合同演習)の違いでもわかるように、この世界は以前の世界よりも平和を保持していることがうかがえるにもかかわらず、ここまで大きな軍艦を作る意味があるのかどうかが疑問です。
(ハワイ沖での合同演習、の文字を見ても最初はスルーしていたんですよ。アニメから入った人間なので、原作設定をすっかり忘れていたけど、1巻冒頭を見て戦地派遣だったことを思い出したという orz...)

それと、大きさからして1番違和感を覚えたのが、ヘリ格納庫。
幅が3mも大きくなっているのに、なんで1機搭載用のあたご型と同じなんだろ?ってね。
1機搭載型じゃ、もはや完璧にDDHとは言えないんじゃ…(←禁句?)

出港前のみらいを、斜め前から見た絵にも違和感がありました。
CIWSの上に位置していた衛星通信アンテナがないんですよね~。
参考資料:あたご
横にある兄弟艦にも付いていないから意図的なんだろうけど…。
(ちょっとだけ、出っ張りがあるのがそれ??小さすぎるけど)

横須賀基地は、現状と大きく変わっているようですね。
最初、あの全景を見た時は、
「ここって、今使っている基地の埠頭?それとも…」
と、別の可能性すら考えてしまいました。

その“可能性”の方…ジパングの世界での在日米軍基地って、どうなってるんだろう?
朝鮮戦争があったかどうかもわからないし、日本に駐留する理由がないような気がするんですよね。
普通に第七艦隊はグアムを本拠地にしているとか…。
となると、当然米軍横須賀基地があるエリアは海軍のものなわけで…。

でもよく見ると、地形からしていつもの埠頭っぽい。
米軍基地の方に遠慮なく、3本並びで桟橋を作っているところや、水路で切られた島(米軍と共同使用の弾薬庫があるエリア)にも軍関係の建物が多く見られるところからも、米軍の影がないことが伺えます。

それから、演習に参加する艦艇について。
今回は、最新鋭のゆきなみ型イージス艦4隻が参加、と説明されていますが、航跡1でエクアドルに向かうために出港した艦艇は、旗艦1、イージス2、補給艦1の合計4隻でした。
実際のリムパック(環太平洋合同演習)参加の際も、DDH1、イージス1、DD2、SS1、P-3C5(2008年実績)というラインナップだったので、今回の目的からすれば、派遣艦艇はそこそこ妥当みたい。

そして、その演習への出発日なのですが…。
“(6月)14日から実施される合同演習”という言葉からしか、具体的な日にちを計ることができません。
話の流れ的には、角松が経験した出港と全く同じ日時に、と考えるのが自然なんでしょうけど、時間はまだしも、日にちに関しては「6月2日出港」で間違えないのかな?
(みらい内部に掛けてあるカレンダーから、この日の出港が推察されている。そして4日にタイムスリップ)

もし同じ日時に出港し、同じ航路を通るとしたら、当然同じ気象条件に巡りあってしまうわけで…。
なのに今回は、何事も起こらず、無事に目的地のハワイ真珠湾へ到着することができたのはなぜだろう?と、ぼんやり考えてしまいました。

アメリカの軍部にも顔がきくであろう角松が、友好関係にある日本の軍隊にも関与していて、みらいの出港時間をずらすなど、何らかの工作をした結果、問題海域を無事にやりすごすことができた……そんな内情が見え隠れする最終回であったなら、尚更最終話として重みが増したんじゃないでしょうか。

所詮これは勝手な妄想にすぎないわけだけど、ただ見送るだけの角松は角松じゃないような気がする。
かつての仲間たちを、今回こそ無事に目的地へ送るために、角松ならちょっとした何かをしていそうなんだけどね。
みらいの未来を知る人間だからこそ、やらなければいけないことを。
その結果を踏まえて、満足げに出港を見送る角松であったなら、私も心置きなくこの最終回を受け入れられたと思う。


…まだ書き足らないことがあるので、もう少しだけ引っ張ります。
次回は、200×年を解明するにあたっての、「誤植疑惑」に突っ込む!

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ジパング 最終話(その1)

2009-11-07 | ジパング
航跡422…ではなく、今回は“最終話”です。

最後のページまで読んで…
また「え~っ!?(これで終わり??)」と、無意識に声を出してしまった。

*************************

200×年、国防海軍の最新鋭イージス艦「みらい」は、ゆきなみ型3番艦として長崎・佐世保造船所にて進水した。
そして同時期に、角松が部下に調査させていた、自分の知る“みらい乗員240名”の出生と現状も全て終了したとの報告を受ける。
この件を、5年前に前任者から引き継いだというその部下は、角松に対し、生まれも育ちも違い、共通点のない240名が全て国防軍の軍人になり、しかも「みらい」の初代乗組員に選出された偶然を問うが、角松はただ、
「長い間…自分だけがなぜ生き残ったのか考えていた。その答えを今日、手にしたということだ」
と答えるだけだった。
それから数年後の国防軍横須賀基地では、ハワイ沖で実施される環太平洋条約機構軍の合同演習へ参加する艦艇の出港式が行なわれていた。
見送りの人々に紛れ佇む角松の前を通り過ぎる、梅津艦長、菊池、尾栗ら、みらい乗員240名…。
その日出港した艦艇は、一隻の脱落もなく、定刻にハワイ真珠湾へ入港した。

*************************

カラーページが、いきなり「みらい」の進水式だったのは驚きでした。
“うわ…また年月が飛んでる”と。

読み始める前、なぜか自分の中で、大和が沈没する際に語られた草加の言葉と、彼が欲した戦後世界とが、角松の口から最後必ず語られるだろう、と思い込んでいました。
戦後から現在までの、世の中の大きな流れに関しては、過去3回で語られてはいるけれど、角松が草加について触れない限りは「ジパング」という物語に決着が付けられないような気がしていたのです。

今回描かれた内容、
“みらい進水から始まって、角松を除く乗員240名全てがみらい初代乗組員に選ばれ、角松にとって60数年前のあの日のようにハワイへ出港していく様子を、今度は見送る立場で迎えられたこと、そして悲劇(タイムスリップ)は繰り返されなかったこと”
…に関しては、物語のテーマのひとつ「タイムスリップによって引き起こされた矛盾点の解決」を明確に読者に示した、という点で最終回にふさわしい内容だったのは確か。

でも!!
最後まで謎として残されていた肝心な部分がグレー(いや、ブラックか)のまま物語が終了したことに関しては、正直言って驚いたというよりも、拍子抜けしちゃったという感じなんですよ。
だから、最初に今号を読み進めて、最終ページまで来た時に
「えっ!…終わっちゃったよ…」と、一瞬呆然としてしまったのです。

角松にとっての戦後が、米国の、日本を始めとする諸外国への方向性構築に奔走することで精一杯だったのはわかる。
だけど、戦後編に入ってからの数話の中でも、草加に一切触れることがなかったのは、事の原因(草加)よりも、それによってもたらされた結果(みらい乗員の運命)に、角松が罪の意識(自分だけが生き残ったこと)を強く抱きながら生きてきたからなのかもしれない。
…そうでも考えないと、自分の中の疑問に終止符が打てない!(^^;)

正直コミックスに収容するにあたり、収容話数にもう少し余裕があれば、戦後編が数話長くなる可能性もあったと思うわけです。
こればかりは残念としか言いようがない。
私的には、一部分でもいいからもう少し戦後を詳細に描いて、最終回後に外伝を前後編で描いていただいたりなんかして、それを+1巻として出して欲しかったなぁ。
外伝…なんとかならないだろうか?マジで。


引き続き、「みらい」進水&出港までに関する感想と考察を次回にて。

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若林推薦「梅ザーサイ」

2009-11-06 | 日々つれづれ
10月下旬の日本テレビ「ダウンタウンDX」を見ていたら、オードリー若林が大好物だという「梅ザーサイ」が紹介されていた。

本人曰く、注文したカニチャーハンよりも、付け合せで出てきたこのザーサイの方が美味しかったとのこと。
ずいぶん前から若林のザーサイ好きは知っていて、どの商品なのかをネットで調べたこともあったけど、若林が当時言っていた“梅カツオザーサイ”で調べたら全然ヒットしなかったし、類似語で検索して出てきたものも、いまいち該当商品なのかがはっきりしなかったんですよね。

若林の好きなものノート

それが忘れた頃に、今回番組で取り上げられたものだから、
「おおっ!これか~!」
と、即注文しちゃいましたよ。
番組内でも、出演者が試食して「おいしい」「かつおぶしが入っているのがいいね」と、結構好評だったから。

が、さすがにTV番組の影響力はすごいらしく、番組終了直後は全然HPにアクセスできない状況で、しばらく経ってから、ようやく正常に注文することができました。
とはいっても、翌日には今回の事態に戸惑っています的な、お詫び文までHP上に挙げられていたし、代金の振込み先の連絡が来るのも結構時間がかかったのですよ。
若林のすごい経済効果w

商品到着までは、また少し日にちを要して、ようやく先日届いたので早速試食してみたところ…

うん、結構イケる!

カニチャーハンを喰っちゃうくらい美味しい!という若林の評価が妥当かどうかは、個人の嗜好もあるので何ともいえない部分はあるんだけど(^^;)飽きが来ない上品な味で、ご飯のお供にぴったりです。
私も本当にちゃんと毎食いただいてますよ!

興味がある方はこちらのメーカーHPへどうぞ。
商品自体もお手頃価格だし、送料もさほど高くはないので、またリピートオーダーしようかと思ってます。

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10/22自衛隊艦艇一般公開

2009-11-05 | 旅行・イベント
10月22日に横浜・大桟橋へ、観艦式参加艦艇の一般公開を見に行って来ました。
この日の午前中は用事があって大宮へ行き、その後横浜へ向かって山下公園で先にAさんと待ちあわせ、この日のフライトで九州からやって来るWさんと合流する、というスケジュールです。

公園の芝生の上で昼食を取りながら、Aさんに前日のうらがで気分が悪くなった話をしたら、うらがの前を航行していた“まきなみ”に乗艦していたAさんから
「後ろに続く艦艇を見たら、うらがだけめちゃくちゃ揺れてたよ」
と言われてしまい、
「やっぱり~っ?!」
と思わず言ってしまいました。

掃海母艦で遠洋に行くケースもあるでしょうに、なぜフィンスタビライザーを付けてくれないのか本当に疑問です。
乗員の方は気の毒すぎる!

Wさん合流後、私たちは早速大桟橋へ艦艇見学に行きました。
手前にイージス艦こんごう、奥に輸送艦おおすみが接岸されていたけれど、今回の目的は「おおすみ」の方。

私もWさんも輸送艦を見たことがなかったので…。

おおすみの中に入ると、そこには陸自の車両がたくさん!
聞くところによれば、観艦式のために珍しい車両が各駐屯地から呼び寄せられたそうで、当然陸自の隊員さんも初対面同士だったとのこと。
ちゃんと陸自の居住区が用意されていて、食事もフネの中でするそうです。
(やはり海自の方が食事はおいしいとかなんとか…)


車両を見て更に奥の方へ行くと、ちょっとした空間があり、そこを歩いていると、
「今、LCACの上を歩いてるよ」
という声が。
言われて初めて気付きました。

だって、頭の中では理解していても、実物を見るまではこんなにでかいモノだなんて思ってもみなかったんだもの。
しかも、LCACの両側が、格納庫の壁にぴったりくっ付いているし。
海上でLCACの出し入れをするわけで、特に海上から輸送艦に収納する時は相当な技術を要するんじゃないか、と思い、係の方に聞いてみたところ、訓練しているので全く問題ないとのこと。

…いやいやいや。
とは言っても車の車庫入れどころじゃない幅ですよ、これは。
隙間が全然ないんだから。
一度輸送艦の中にLCACが入るところを見てみたいわ。
LCACの内部も見学できました
中にはこんな椅子が
そこそこの広さはあるのですよ。
操縦室は一段高いところにありました。

LCAC後部のプロペラ
ものすごくでかい!

このあとは甲板に上がります。
ここにも展示用に数台の車両が。

陸自の車両のライトって、ちっちゃく照らす特別なものが付いていたりするのが面白いです。

それにしても輸送艦って、本当にひゅうがに似ているなぁ。
解っちゃいたけど改めて実物を見て、そう思いました。

さて、今度は甲板上から艦橋に向かいます。
外のラッタルを上っていく順路に驚きつつ…

艦橋に到着です。
意外に広い

右ウイングに出てみると、桟橋の向うに海保の巡視船が見えました。
PLH31しきしま

艦橋から降りる際には、内部のラッタルを使うのですが、もしかして輸送艦も艦橋へ行くためのラッタルは1本だけ…?
にゅうがも1本しかないため、横須賀での一般公開時には、艦橋への見学をさせることができなかった、ということなのですが。
(2番艦いせには、艦橋へのラッタルを2本付けることになった、というのは本当だろうか!)

ところで、そのラッタル脇の通路横には、このようなむき出しの居住区がありました。
3段ベッドと簡易ロッカー
使用されていないようで、きれいなものでしたが、陸自の方が乗り込んできた場合の居住区になる場所なのだそうです。
プライバシーどころか、まったく落着かない雰囲気で、私がここをあてがわれたら絶対眠れない自信があるわ…。

一般公開時間の4時ギリギリまで見学した後、外へ出ました。

本当は、こんごうも見学できたら良かったのですが、今回は仕方ない。
あの面白いミサイル長さんと、またお話したかったんですけどね。

大桟橋の端に向かって歩いていたら、海保マニアのWさんが新たな巡視船を見つけて走って行ってしまいました。
なんでも、就役して間もない新しい“はてるま型巡視船”なのだとか。
PL66しきね
「変なところが黒くなってるね」
と言ったら、
「ウォータージェットなので、あそこがその排気口になってる…」
という感じでWさんから説明を受けました。

自衛艦に関しては、艦尾の国旗と満艦飾を降ろす作業と、その後の電飾を見終えてから私たちは、この場から撤収することにしました。
こんごう(電飾前)

Aさんは先に帰ったのですが、実は私、この日は翌日の観艦式予行2日目参加(横浜出港)のため、横浜で宿泊することにしていました。
この日の一般公開を、Wさんと一緒に見ることにしたので、家に帰るのが面倒になったから。
Wさんは翌日、横須賀新港からの出港艦艇に乗るとのことで、横須賀宿泊予定だったのですが、この後、手近なファミレスで、遅くまでトークに花を咲かせてしまいました。

私はと言うと…
関内の某ビジネスホテルに着いた途端、なぜか気分が悪くなり(うらがの船酔いがぶり返してきた様子)、全く眠ることができない有様。
朝になっても直っていなかったら、乗艦を諦めようとまで思った程でした。

つづく

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平成21年度自衛隊観艦式予行1日目

2009-11-02 | 自衛隊
もうすでに1週間も前の話になってしまいましたが、今回も自衛隊観艦式“予行”に参加してきました。
本番日の応募にはハズレてしまったので、今年は予行2日間の参加です。

初日の10月21日は、ジパ友のHさんからのお誘いを受け、横須賀出港の掃海母艦「うらが」に乗艦します。
8:20まで、という乗艦時間に間に合わせるために乗る地元の電車は5:48発。
家を出る時間には、まだ星が瞬いていて、しかも、寒い。

が、横須賀に到着する頃にはすっかり青空で、好天に恵まれた良い1日となりました。
8時頃だと、一般客はもう大体フネに乗り込んでいるせいか、受付ががらんとしているのが逆に焦る。
3年前は結構混み合っていた記憶があったので、正直ちょっとびっくりしました。


「うらが」は今回“観閲付属部隊”として航行するのですが、このポジションでの航行は初めて。
(前回は受閲先導艦と観閲部隊のフネに乗艦)


付属部隊だけに、観閲部隊と並走するのはわかっているのだけど、右舷と左舷のどちら側を確保すればいいんだっけ…?
ま、とりあえず基本の左舷でしょ!っていうことで、出港後は前甲板の左寄りを確保しました。
先に出港していく観閲艦くらま

出港後、30分程たつと、横浜出港で観閲部隊のこんごうが後方に見えてきました。
しばらくは、こんごうを斜め横に見る形で並走します。
AM9:39

それから1時間程たつと、木更津出港で、うらがの後ろを航行する潜水艦救難艦ちはやが…。
隊列を作るまでは、結構自由航行ですね。
AM10:39

観閲が行われる時間は12:00~12:20
観閲付属部隊の右前方から、うっすらと受閲部隊の隊列が見えてきました。
AM11:53 前を行くのは護衛艦まきなみ
…そう、受閲部隊と縦にすれ違う「観閲」は、観閲部隊とその付属部隊の間を受閲部隊がすり抜けていく形だったのです。
うわ~っ!っと、慌てて右舷側のスペースを確保。
AM11:56

受閲艦艇部隊は、旗艦あしがらを筆頭に、はたかぜ・さわかぜ(祝砲発射担当)、ひゅうが・さざなみ(ヘリ発艦担当)、ゆうばり・ゆうべつ(ボフォース発射担当)、潜水艦そうりゅう・わかしお・なつしお(潜行浮上)など。
すれ違う、受閲旗艦あしがら(左)と観閲随伴艦こんごう(右)
朝、横須賀で出港していくあしがらを一瞬見た時もそうだったけど、関東で航行するあしがらを見ることができるのは本当に嬉しいな。

ひゅうが(左)と観閲艦くらま(右)
観閲部隊から見ると、受閲艦艇の登舷礼が見えている場面なのだけど、我々観閲付属部隊は位置的に真裏になってしまうので、全く見えません(^^;)

観閲航空部隊SH60JとUH60J
US-1AとUS-2
F-15J
他にも、対潜哨戒機P-3Cや輸送機C-130H、CH-47Jなどが参加していました。

一通りの観閲が終わると、転舵。
観閲部隊が方向転換します
付属部隊も、同じく転舵して向きを変え、今度は訓練展示を見ることになるのですが、なんと今度は…観閲部隊を真ん中に挟んだ向こう側で、受閲部隊が展示を行うことになり…

見る舷側が逆になった上、距離が遠く、しかも展示が観閲部隊の艦艇にかぶって見辛いことこの上ない orz...
見学の場所取りもままならないし、そもそも場所を確保したところで見えにくいという事実は変わらないわけで。
この日乗ったのは前から2番目の艦艇ということで、観閲艦くらまに並んだ位置だったから、まだマシな方と言えるのかもしれないけど。
祝砲発射
ボフォース対潜ロケット弾発射
海面にボフォース着弾

…実は展示が始まる頃になって、ひとつ不安なことが発生していまして。
カメラの電池のメモリが、残り1コになってしまっていたのだ!!
原因は充電の失敗。
充電器と電池の接触が悪かったようで、コンセントに充電器を差し込んでもちゃんと充電されていなかったようなのです。
うらがに乗り込んで、撮影を始めた早々に、メモリが1コ減ってしまったから、これはヤバイと思っていたら案の定…。

そして、

↑この、ひゅうがからのヘリ発艦の写真を撮った直後に「充電して下さい」という画面に代わってしまい、今日の撮影は終了…orz...

このあとも、もちろんたくさんの展示はあったのですが、潜水艦の潜航・浮上などは、並走するくらまにすっぽり隠れてしまい、ほんの一瞬しか見えなかったのですよ。
やはり写真を撮るなら、観閲部隊の艦艇じゃないと…って、しみじみ思いました。

展示が全て終了したあとは、基本的に帰るだけなので、私とHさんは艦内の見学へ行くことにしたのですが、正直言って、我慢していた体調は最悪な状態。
出港した直後から「あれっ?」って思っていたのですが、なぜか艦艇の「揺れ」を、ものすごく感じていたのです。

もしかして「船酔い」…??

いやいや、艦艇乗艦歴4年にもなるのに、過去1度たりとも酔ったことはないし、今年の、あの荒波にもまれた海上保安庁・観閲式でもギリギリ我慢できた私が船酔いなんて…。
でも、本当に気持ち悪くて、艦橋の上部にいた自衛官の方に、Hさんが念のためフネの揺れについて聞いてくれたところ、掃海母艦は護衛艦じゃないのでフィンスタビライザーが付いていない、という衝撃の事実を知ることとなったのでした…!(ガ~ン)
そして、高い所にいると、その分揺れが大きくなるから、できるだけ艦内の低い場所にいた方がいい、とアドバイスをいただきました。

気が付けば、後部甲板に敷かれた何列ものマットの上には人がごろごろ、足の踏み場もないほど横になっていましたよ。(多分皆さん私と同じ症状…;)
私も船底にある食堂へ行き、椅子に座って横須賀に着くまでほとんど眠っていました。

うらがには以前も体験航海で乗ったことがあったけど、その時は全くこの揺れに気付かなかったのですよ。
今回のことは、本当に衝撃的だったなぁ…。

フネを降りて久々に行った厚生センターでは、「ブルーウォーターネイビー」という毎年購入しているカレンダーを買いました。
そして、外の出店では観艦式バージョンのパンの缶詰を購入です。


この日は、誘っていただいたHさんとも久々に会えて、1日とても楽しかったけど、帰りの電車の揺れすら気持ち悪くなる要因になっていてきつかった。
普通に立っているだけで、体がなぜか揺れているんですよ。

翌日は、いつも長崎観光に付き合ってもらっているWさんが、予行2日目乗艦のため九州から来るので、ジパ友のAさんと3人で、横浜の一般公開を見に行くことになっています。

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