おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

7/26 仙台港体験航海

2009-07-29 | 自衛隊
7/26(日)、宮城地本の仙台港体験航海で、護衛艦「いなづま」に乗艦してきました。

実はこの体験航海、自分で応募した分に関しては全て外れてしまったのですが、フネ友のAさんが当選したということで、同行させてもらえることになったというわけ。
本当に感謝!です。

当日の体験航海は、午後(13:30)からで、一般公開が午前中というスケジュール。
(夜には出港してしまうからなのだそう)
一般公開時間に合わせて、仙台に9:00に到着する新幹線で行き、仙石線で多賀城まで行きました。

そこからシャトルバスで仙台港まで行くのですが、昨年同じ仙台港で行われた「横須賀マリンフェスタ」での埠頭とは対岸で遠いのなんの…。
駅から埠頭まで、車で23分位かかっていた、という(^^;)

とりあえずは、いなづまの見学です。

珍しく、主砲筒先端にカバーがかかってないけど、どうしたんだろう?
サービスかな?(どんな)
ここでも砲弾のダミーが置いてありましたが、先週見たいかづちと同じタイプの艦艇だし、艦番号も近いので(105と107)装備に大きな違いがあるわけでもないんですよね~。

そして後部甲板にはヘリコプター。

長崎にいた、横須賀所属のいかづちに、館山の航空隊からヘリが載っていることからも、当然このいなづま(呉所属)は…と思って聞いてみたら、やっぱり大村の航空隊のヘリが搭載されていました。

私が横須賀に行くたびに(ひゅうが、しらせの一般公開時)、いなづまが横須賀にいるのを見ていたので、
「艦艇が横須賀にずっといる時、ヘリはどうなるんですか?」
と聞いたら、館山に間借りさせてもらう、ということでした。

甲板上から見た、石炭の山
今回は地本主催の体験航海なので、陸自車両も数種類展示されていましたが、ちょっと関東ではお目にかかれない車両もありましたよ。


「94式水際地雷敷設車」…海岸線に地雷をまく、水陸両用車です。
形を見ると、車でありながら船も兼ねていることがお解かりいただけると思うのですが、当然運転する人は船舶免許も持っているらしいですよ。
運転席には浮き輪も装備されていました。

艦橋に上がってみます。

右側の窓から海を臨む、の図。

いなづまの艦橋で思い出すのは、昨年の呉地方隊展示訓練でこのフネに乗艦したこと。
ひととおりの展示が終わって艦橋脇のウイングに行ったら、急に雷雨に見舞われて艦橋に逃げ込んだのですが、人でごった返している中、ウイング近くにあった引き出し式の椅子を見つけ、ちゃっかり座って雷雲が去るのを待ったのです。
“あそこに座ったな~”と、懐かしく思いました。

それから艦橋内ではこんなものを発見。

窓のところにぽっと置いてあった、VLSと魚雷発射管の装填表示盤ですが、一般人の目に触れさせてはいけないものには、覆いがかけてあったり、紙を貼ったりしていたので、多分これは「うっかり」隠し忘れたものなのでしょう。
だから一応、モザイク処理で(^^;)
…もちろん、私が引っ張り出したわけではありませんので念のため!

午前中の見学が終わると、体験航海開始までは2時間半あるので、駅まで一旦戻り、再度港までシャトルバスで行こう!と思っていたのに、駅行きのシャトルバスが全然来ない。
目の前で何回も行き来しているバスは、近くのキリンビール工場の特設駐車場までを往復するバスばかりなのです。

実際、駅への便を使う人は見事なほど少人数で、1台しかバスを用意していないということだったので、目の前でそのバスに行かれてしまったら、今度乗れるのは50分後という恐ろしい事態に。
港に帰る時間が気になりすぎて、結局駅前のコンビニでさっさとおにぎり・ドリンクを購入し、とんぼ返りで港に帰るはめになりました。

さて、体験航海の方ですが、乗艦券を持ってない人でも、乗艦枠が余れば乗せてもらえたみたいです。
「券を持っていない方はあちらに並んでいて下さい」と言っていたので。
持ち物チェックをしたあと、1日艦長が乗艦してから一般の人間の乗艦になるとのこと。

実は午前中に艦橋見学をしている時、この1日艦長がいたんですよ。
女性で2佐の肩章をつけていたので、えらい女性幹部が視察にでも来たのかと思ったら、思いっきり若い女の子だったので、
「なにこれ。コスプレ??」
と半分本気で思ってしまったくらい。
Aさんに「1日艦長とかじゃない?」と言われて初めて納得した、というマヌケな話なんですけど。
過去の体験航海で、こんな1日艦長の存在に出会ったことがなかったものですから。

乗艦後は海側の日陰に腰を下ろしていましたが、ちょうど出港した客船「いしかり」が目の前を通り過ぎていきました。

名古屋ー仙台ー苫小牧という航路を運行するフネみたいです。
全長192m、14,300tは、「ひゅうが」と似た大きさ、と言ったら語弊があるでしょうか。

航海前半は、後部甲板にいることが多かったのですが、驚くのはウミネコの多さ。

フネを追いかけてくるうえ、人間の手からスナック菓子をくわえていくなんて本当にびっくりする。

航海後半は艦内に。
食堂に行ってみたら、相変わらず人がガラガラ…。

これでも多い方だと思いました。
昨年のマリンフェスタで乗ったむらさめでは、食堂に3人位しかいなかったし。
やっぱり仙台の人って特殊だと思います。

こちらは機関室兼応急指揮所。

やっぱりモニターが4つも付いてます。
外の様子や、機関室内部のチェックができるようになっている。
先週乗ったこんごうのモニター数(1つ)が妙に少なく感じられたものですから…。


ここは艦首に近い通路。
壁が斜めになっているのがおわかりでしょうか。
この先が、錨鎖の格納庫になっているのかも…。
そして、通路の左側は弾薬庫になっているみたいです。

実質の航海時間は1時間。
やっぱり短く感じてしまうけど仕方ないですね~。

この日は午後3時から雨の予報になっていたけれど、本当にフネを降りた直後から、パラパラと雨が降り始めてしまったのですよ。
駅に着く頃には本降りになっていたので、下艦のタイミング的には良かったのかな~って思いました。

おみやげは、ずんだじゃがりこ。
楽しかったけど、やっぱり仙台(多賀城)は遠いなぁ…(^^;)と、つくづく感じた1日でした。

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ジパング 航跡409

2009-07-25 | ジパング
久々の菊池登場…!

***********************

大磯の吉田邸を退出した滝と瓜生は海軍省へ。
一方菊池らは、米内が部屋から現れるのを待っていた。
サイパンでは…米軍による空襲を目の前にしても、倉田は、未だ制空権を握れない米軍は上陸戦を行うことができず、戦況は草加の思い描いたとおりに進んでいる、と見ていた。
そしてみらいは、米軍による砲撃の雨を、着弾点を追いながら航行することで避けつつ、前進を続けていた。

***********************

先週末、友人のWさんと長崎で、“菊池と滝の今”の話をしたばかりだったので、今週号を見てすぐに、
「菊池キターーー!」
と思いました。

が、菊池たちも滝と同じく吉田邸へ向かったと思っていたのに、そうではなかったのですねぇ。
っていうか、あそこの場所って、どこ??
横須賀?
米内さんがなかなか登場しない状況に焦る菊池は、病気持ちである米内さんの体調を心配しているのだろうか?

滝も、吉田茂と何を話したんだろう?

前回の内地の描写から、どの位月日が経ったのかも覚えてないので(←我々の世界で、です^^;)今回少しだけジパングの世界で時間が経過しているのがわかったのはいいけれど、自分的にますます話が混沌としてきた感じ。
今回飛ばされた部分、ていうか内容は、後々はっきりしたエピソードとして出てくるとは思うのだけど。

石原莞爾まで登場させて、滝同様、ふっと窓の外や海の方向を気にする様子を出すのは、虫の知らせを受けたことを表現すると共に、その事実(草加死亡)によって、今後進行していくはずだった歴史に、若干の変化が起きる兆しを表現したんだろうな。

草加退場によって、今後は徐々に内地が描かれることも多くなりそうだ、と思わせる内容でした。

で、最後にマリアナのみらい。
次週はまた、米軍vsみらいの描写に戻るため、あえてこの位置(最後の3P)に置いた感じですね。
砲弾が同じ位置に着弾する可能性はほとんどないので、着弾点を追いながら操艦するのが被弾しないための正しい航行なのだとか。

カーネルからの、攻撃中止命令が届かない現状で、米艦隊がどの位攻撃を続けるのか知らないけど、みらいは大和が沈んだ今、何に向かって前進しているんだろう?って疑問に思っていました。

そしたら…次週予告のページに、
「米軍の攻撃…杉本たちの救出は成功するのか?」
って書いてあるじゃないですか!

ええっ?!
…そしたら、米艦隊とみらいの間に救命筏が浮いているように思えてしまうんだけど。
実際の位置関係って、いったいどうなってるの?
海戦ゲームみたいに、位置を確認する小窓が欲しい状況ですよ、読者は。

あんな小さな救命筏のひとつひとつを、レーダーに捉えることができるはずのみらいが、角松を救出するつもりがない(?)のが予告ページによって明らかになったので、ますます角松はカーネルの駆逐艦で救出される公算が高くなりました。

そこで、いよいよ草加の遺言を実行に移す角松が見られるのかな…。
まずは来週ですね。
どの位話が進むかわからないけど。

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7/18、19 長崎港体験航海(その2)

2009-07-23 | 自衛隊
体験航海2日目。

前日の疲れもあって、なかなか起きられない…。
朝食付きのツアーだったので、それだけのために早く起きなければならないのも辛い。
しかも、レストランはなぜか外国人ばかり。(英語圏の白人)
非常に居心地が悪かったです。
ここ、日本なのに…(T_T)

今日の航海はのんびりするつもりでした。
初日におおよその見学はしているし。
ほとんど後部甲板で、海を見ていました。
天候の方も結局、心配された雨は降らなかったし、青空まで見えてきたので一安心でしたよ。

出港すると間もなく、軍艦島へ向かう観光船が左舷側を通り過ぎて行きました。

やはり島へ上陸できるようになったせいか、人がぎっしり!
こちらに向かって手を振る人が多数いたので、隊員さんも手を振ってあげていました。
イージス艦が航行する写真を撮れるなんて、あのお客さんたちラッキーだなぁ~。

2日目に気が付いた艦内の某所。

医務室、ではなく、正式名称なんだったっけ…?
それはどうでもいいんですけど、こんな風に扉で区切られている場所にあるんだ~って思ったのです。
ジパング(アニメ)を見すぎているので、どうしてもそっちのイメージが強くて。
「あれ?全然違うじゃん!」
って思いました。

今日の三菱重工ドックには、104「きりさめ」が追加されていました。
右がきりさめ
奥まったドックにも1隻、補修点検している護衛艦がいたし、訓練のローテーションを組むのもなかなか大変なんでしょうね。

2日目の航海も無事終了したので、今日明日と行われているという海保の体験航海(展示訓練)の巡視船を出迎えに行こう!と、水辺の森公園の岸壁に向かおうとしたら、なんと!戻ってきてしまった~。

ちっちゃい巡視船を何隻も従えていて、これはおもしろい…。
ドクロマークを付けたフネもいましたよ。

PL05でじま
とりあえず、急いで岸壁に行きました。
接岸シーンを写真に撮りたかったので…。

1200tくらいだと、タグボートなんか使わずに、人力で接岸させるんですよ!
(陸で待機している人が、思いっきりロープを引っ張ってました;)
この「でじま」という巡視船は、潜水士がいる船なので人気がある、とかWさんに聞きました。
(…合ってるかな?)

午後の一般公開まで、夢彩都(ショッピングモール)でまた時間を潰して、再びのこのこと埠頭へ出かけていきました。

こんごうの前甲板には、いかづちのように主砲弾の見本がなかったので、近くに立っていた幹部の方に話しかけてみました。
当然「用意してないですね」という答えになることはわかっているんですけど。
76mmの10Kgに対して、127mm砲弾は重さが38kgもあるのだそうですよ。
実弾を使った訓練の話とか、細かいお話をいろいろ伺いました。

で、話の流れで観艦式の話題になって…
海外へ行く艦艇もあれば、ドック入りする艦艇もあるので、おのずと参加艦艇は絞られてくるとのこと。
こんごうは…観艦式参加です!(想像通り!)
それから、もう少し具体的なお話も聞くことができたのですが、これはまだオフレコにしておきますね。
もう募集も始まっているので、私も応募しなくちゃ…。

ちなみに「いかづち」の方は、多分不参加、なのかな。
いかづちを横須賀でほとんど見たことがなかった、という話をした際に
「インド洋へ行っていたので」
とお聞ききしたついでに隊員さんが話された内容で、そう思ったのですけど…。

こんごうの甲板を後部に向かって歩いていた時に気付いたのですが、護衛艦の対艦ミサイルは、最近ほぼ90式の国産に変わっているのに、こんごうはハープーンのまま…。

この2種類は互換性があるとか雑誌で読んだことがあったので、かたくなにハープーンにこだわる理由は何だろう?と思い、近くにいた隊員さんに聞いてみたら、ミサイルのことはあの人が詳しいので!と案内された方は、なんとミサイル長(1尉)!

すごく声が大きくて明るく、面白い方でした(^^;)
で、質問の答えとしては、単に古い艦艇なので、新しい90式に対応するシステムがない、ということでした。
お隣のいかづちは新しい艦艇なので、どちらにも対応できるシステムになっている、という、言われてみればその通りな答え。
素人丸出し、というか、中途半端な質問をしてしまい恥ずかしかったけど、逆にこんな質問をされたのは初めてだと言ってました。

ちなみに、ハープーンは3回方向を変えることができるけど、90式は1回しか方向転換できないんですって。
(3回も変えてたら、当然速度もかなり遅くなるらしいのですが)

それからVLS(垂直発射装置)のこと。
中はミサイル丸出しの状態ではなく、筒に入っているので、蓋をあけてもミサイルが見えるわけではないとのこと。
「蓋を開ける展示って、今までにやったことありますか?」
と聞いてみたら、当然ないのだけど、ミサイル長としてもそれをやってみたくて、一度上司に提出する論文で提案したそうなんですよ。
だけど、速攻却下されたそう!

蓋とその中身にこだわる私にミサイル長は「開けてみてもいいですよ」と言って下さったので、立入禁止のロープの中にあるVLSの蓋を、手で思いっきり開けようと奮闘してみましたよ。
開閉に関しては、ちゃんと制御されているものなので、びくともしないのは当然としても、蓋に手を掛けることができたのが嬉しかったし面白かったな~!
(普通はこんなこと絶対できません!「触らないで下さい!」って怒られる~)

最後にいかづちのヘリ甲板で、ヘリパイの方とお話を。
いかづちは横須賀の艦艇なので、当然ヘリも館山から来ているとのこと。
これは、当たり前のことだよね~、と思いつつも確認したかったので念のため聞いてみました。
SH60K

それから、「空へ」という空自救難ヘリの映画で、急に護衛艦に着艦することになった時の難しさに関して、海自のヘリパイ的にどうなのか聞いてみたところ、
「簡単ですよ~」
だって。
夜間ならともかく(じゃ、アニメの「よみがえる空」の場合は、本当にすごいんだ!)昼間なら、空自のヘリは拘束機にピンポイントで噛ませる必要がないし、降りるだけでいいんですからね、とのこと。

その後、ヘリ格納庫内に置いてあったスタンプを押していたら、隊員さんがお子様にあげるためのシールとボールペンを下さいました。
これはうれしいぞ!

そんなこんなで、私の長崎港は終わりを迎えたのでした。
私は夜の飛行機で帰ったけれど、この2艦は翌朝出港するとのことでした。


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7/18、19 長崎港体験航海(その1)

2009-07-22 | 自衛隊
7/18,19に長崎港で行われた、長崎地本の体験航海でイージス艦「こんごう」に乗るため、今年もまた長崎に来てしまいました!

本当は、今年はいいや…と思っていたのだけど、参加艦艇がイージス艦と聞いては動かざるを得ません!
募集期間が短かったこともあってか、2日間共に乗艦券を手にすることができました。
ラッキー♪

当日は、いつものWさんと一緒に乗り込みます。
わ~っ!本当にイージス艦だよ…(*^-^*)
8:45までの乗艦、9:00出港で、約2時間の航海とのこと。
初日は天気もよく、本当に暑かったです。

艦橋は、外から見てもかなり人がいるようだったし、上りのラッタルも詰まっている様子だったので、とりあえず下へ。
食堂やグッズ売り場を見た後、機関室兼応急指揮所で出港時のやり取りを聞きます。

モニターが1つしかなくて、しかも外の様子が映らないんだなぁ。
当然艦橋以外は外を見る必要もなく、自分が担当する計器類を指示通りに操作すればいいだけの話なので、モニターなんて必要としないのはわかるけど。
新しい艦艇のモニターでは、外の映像もあちこち映していたからちょっと意外だったのです。

暑いけど甲板上に出てみると、前甲板で速射砲とCIWSの展示をするとのこと。
人がなだれのように移動するのを見て、即座に反対の後部甲板へ移動。

すると今度は前甲板での展示終了後、後部甲板でラッパ隊の展示が始まりました。

こんごう隊も結構上手かったですね。
(私の中では、むらさめ隊に次いで2位かな)

乗客は家族連れがほとんど。
700人募集ということだったけど、私たちのようにハガキの乗艦券を持っている人なんて全然いなかったです。
(ハガキにふられた番号は120番台だったけど…)
色画用紙に印刷したような乗艦券はどこで配布されたものなんだろう?
これ、毎年疑問に思っています。

折り返し地点で反転すると、航跡がきれい!

相変わらず、長崎の海は青くてきれいなので絵になります。

一応前甲板にも行ってみました。

そういえば、最近は一般公開でも127mmの速射砲をこんな近くで見る機会なんてなかった。
改めて見ると、ホント大きいな~と思いますね。

航海も後半になってきたので、いよいよ艦橋へ向かいます。
ビルの6階相当の場所まで、ラッタルをいくつも上っていく形。

ちなみに、一般公開ならばイージス艦の艦橋へは上がったことがあります。
最初が3年前のちょうかいで、次が2年前のあたご。
久し振りに来てみて、その狭さについ
「こんなに狭かったっけ?」
って思っちゃいました。

艦橋の後部にある通路(左右ウイングをつなぐ通路)を取っ払って艦橋の広さに余裕を持たせたのがあたご型の作りなんだな…。

ところで、艦長席(赤い椅子のとこ)の前に、パソコンが置いてあったのですが、マウスパッドがジパング…(^^;)

これは、艦長の趣味なのか?それとも単なるシャレなのか??
ちなみに私もコレ持ってます。。。
(イブニングの付録)

さて、いよいよ入港が近付いてまいりました。
艦橋脇にいたので、三菱重工の造船所を見下ろしてみると、昨日は1隻も見えなかった護衛艦が…いる。

右の112「まきなみ」は昨日の夕方か今日の朝来たのだろうけど、ドックの中に入っている109「ありあけ」は、水を抜いた低い位置に入っていたのでわからなかったわ。

まぁ護衛艦の修理点検はともかく、夏頃から始まると思われる19DD起工の準備とかされてるんじゃないかな~?と期待していたのに何もなくて、肩透かしをくらった気分ですよ。
2番ドックの左にある2番バースでは、鉄板が山積みになっていたりしたのだけど、ここはもっと大きな自動車運搬船とかを作るみたいなので…。

入港接舷作業には30分程かかるので、航海自体は1時間というところかな。
短いけど楽しかったです。

11:00にフネを降りて、午後の一般公開は13:30~16:30
時間になるまで、埠頭近くにあるガストで食事です。
…と言ってもかなり混んでいて、テーブルに着くまでの時間的道のりが果てしなく遠かった。
久し振りに会ったWさんとゆっくり喋っていたら、結構な時間になってしまったので、あわてて一般公開に行きます。

順路があって、まず107「いかづち」の内部に入ってから「こんごう」に行かなければならない感じ。
甲板からラッタルを上がってすぐに、いかづち艦橋内に入ります。
 
艦橋…こんごうに比べるとやっぱり広いよ。
人がいなくていいな~と思ってたら、この直後、読売旅行のツアーバッジを付けた団体が入ってきたんですけどね。
ホント、どこにでも出没するよね、読売旅行って。

いかづちの前甲板、主砲の後ろに76mm砲弾(見本)が置いてありました。

重さ10kgという話だったので、持ってみたら重い…!
見た目より全然重かったです。
重さもそうだけど、この砲弾を作っているのが「ダイキン工業」だということに、更なる驚きを覚えました。

この前甲板から、そのまま後部へ行くことはできず、順路はお隣のこんごうへ。

艦内に入ったら、体験航海中には気付かなかった「主席幕僚室」のドアが開いていました。
見張りの方がいたので、特別に公開してくれた様子。

もちろん個室(幕僚は1佐)です。
中をじろじろ見ていたら、幕僚ご本人が戻ってこられたので公開終了!

こんごう艦内から出て、いかづちの後部甲板へ向かいます。
格納庫内にあったヘリが、甲板に出されていました。
麦茶サービスもあったので、いただいていたら一般公開終了時間となってしまいました。
フネを降りて後部から写真を1枚。


電飾は20:00~というので、また時間を潰してから、埠頭となりの水辺の森公園端にやってきました。
前回手ぶれでいい写真が撮れなかった反省を踏まえ、今回はコンデジ用の三脚を用意してきたので、ブレのない写真だけは撮ることができました。

Wさんを見送ってから再び公園に戻り、1時間も電飾を見ていた私(^^;)
蒸し暑かったけど、護衛艦を見ているだけでなんか癒されるんですよね…。
でも、ホテルへ帰るとさすがに疲れでぐったり、でした。

つづく

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東京タワー・奇跡の1枚展

2009-07-20 | 旅行・イベント
今日は、日本テレビ「メレンゲの気持ち」の収録観覧で、汐留の日テレスタジオに行ったのですが、そのあと浜松町へ移動し、ロンドンハーツ・奇跡の1枚展を見るため、東京タワーに行ってきました!

正面玄関前の長い行列にびびったけれど、それは展望台のチケット購入のものとわかり一安心。
列の間を抜けて、入口すぐの特設ブースへ入りました。

写真は、過去に放映された男芸人・女芸人のすべてのものと、未公開のもの。
男芸人に関していえば、やっぱり1回目より2、3回目が印象に残ってるなぁ。

数を重ねるたびにレベルが上がっているせいなのか、展示されている写真の数も最近の方が多いみたい?
男芸人では、ダントツにオードリー春日が多かったです。
ちなみに、9枚。
(未公開3枚含む。他の芸人は5枚とか…)

春日の未公開写真で、メイクも何もない(前髪を下ろして、もみあげ有り)照明で陰影を付けただけのがあったのだけど、当然そのまんま春日なのに、めちゃくちゃかっこいいんですよ~!

マジでヤバイ!
惚れる。
写真集プリーズ!!

もう中学生の、市原似の写真で、角度違いの未公開写真があったけど、これがまた…!
一見の価値あり!ですよ。

あとはナイツ塙の未公開が、公開写真以上に良かったかもしれない!
私は未公開の方が断然好きだな~。
ま、この辺は好みの問題なんでしょうけど。

女芸人ではオアシズの大久保さんが8枚とダントツ。
あとは元々土台がある人ばかりだからね…。
振幅が小さいと、奇跡とは言えないから。

U時益子もそうだけど、しっかりした一重まぶたを二重にすると、それだけで別人になっちゃうからね。

この写真展は入場無料なので、お暇な方は是非いらしてみたらいかがでしょうか。
生で見る写真は、本当にどれも素敵です!
(「えもん」対決=小杉vs藤本の投票コーナーもありましたよw 結果は番組で発表されるそうです)



ちなみに…
メレンゲのゲストは、収録が始まって初めてわかる、というものだったのですが、氷川きよし・荒川静香・ハリセンボンの3組でした!
(2本撮りの2本目)
多分、ゲスト的には当たり回(^-^)/
(正直ハズレ回ってあるからね…先日放映の、とかさ)
こちらもものすごく楽しかったですよ!
収録は2時間位あったけど、半分は編集されるということですね。
出演者の皆さんは、さすがに芸能人オーラがすごかった!


追記:
メレンゲの放映日は、特に教えてもらえなかったのだけれど、氷川きよしが「新曲が4日後に出る」と言っていたので確認してみたら、8月19日発売(「ときめきのルンバ」)の4日前=15日放映分らしい。

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ジパング 航跡408

2009-07-18 | ジパング
ホントに本当?…草加の退場。

*********************

大和、沈没。
それによって引き起こされた大きな渦に、呑み込まれそうになる草加と角松。
そしてそれは、カーネル乗艦の駆逐艦も同じだった。
カーネルは、大和=原爆が海底に沈んだことにより、みらいへの攻撃中止をミッチャーに申請するよう部下に命ずるが、自艦の転覆阻止が最優先されると反論され、ぐうの音も出ない。
草加は言う。「手を離し、“私”を生かせ」
その本意を汲み取った角松の目の前で、草加は大和と共に海底に消えていく。
救命筏のロープにしがみ付き、危うく難を逃れた角松は、草加の意思と共に、二度目の戦後を生きることを決意する。

*********************

「角松が手を離すわけないでしょ」
と、先週まで思い込んでいたわけですが…

離しましたね。

“角松が生きることにより、自分の肉体は滅んでも尚、意思は受け継がれる”という、草加の望む道を受け入れた形。

草加オタの悲鳴が聞こえてきそうな場面ではありました。
「人でなし~!」
「角松、お前が●ね!」(一応、伏字;)
…こんな風に思っている人がいたら、ちょっと待ってほしい。

手を離した直後、自分のこぶしをぐっと握り締める角松と、それを見た草加との間に流れる確固たる信頼関係を、是非感じて欲しいと思いました。
“この手は離すけれど、貴様の思いはこのとおり、握り締めているからな”
という角松の無言のメッセージに対して、満足そうに微笑む草加。

角松も、最初は草加の話に拒否反応を起こしていたのに、ここまで長く関わってきた草加の最後に立ち会う人間として、その思いに答えなければならない義務感を抱いてしまったんだろうな。

思えば草加も、角松にあの時助けられなければ既に死んでいた人間。
ジパングという物語の中で、実際に「歴史の揺り戻し」が起こっていることを考えれば、今回の草加の死亡も、そうなるべくしてなった、と言えるのかもしれない。
…冷めた見方をすれば、ですが。

私の希望としては、最後の最後まで角松とぶつかり合い、その結果としての“ジパング”が生まれればいい、と思っていた。
それが夢で終わった今となっては、正直今後のことが心配で仕方がない、というところ。
まぁ、何かにつけて、未だ明らかにされていない草加の“遺言”が、物語の進行上ちらついてくるのだろうけどね。

今後しばらくは、角松の救出、というか角松の置かれる状況が描かれていくんだろうね。
カーネルからの打電がなくとも、ミッチャーはレーダーで大和の沈没を知るだろうけど、それでも相変わらずみらいへの攻撃を続けるのかな。
それとも拿捕へと方向転換してくるのか…。

大和という障害物がなくなった今、体勢を立て直した駆逐艦が、プカプカ浮かぶ救命筏を発見する確率は高いと思う。
早々に次の展開へと進むことを期待します。

何回も言うけど、角松は右足粉砕骨折してるということをお忘れなく!

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長崎に来ています

2009-07-17 | 旅行・イベント
18、19日に行われる長崎地本の体験航海で、初めてイージス艦に乗れることになり、また長崎に来てしまいました!

この情報をWさんからいただき、速攻応募ハガキを送った直後にツアーを予約。
募集期間が短かったこともあったせいなのか、メール応募は撃沈されたけど、ハガキ応募の方はなんとか両日当たることができました。
(1枚で1名分の当選なので、ハガキは当たりやすい様子…あくまで推測ですが)

当初16:00入港予定だった担当艦が、最終的には14:00入港になっていたので、入港シーンを見ることができなかったのが残念でした。
艦艇は30分前には港に入り、接岸作業で30分位費やすのが常なので、同時刻の14:00頃、空港からのバスが長崎市内に入った状態では間に合うわけもなく…。

一般公開が15:30からある、とHPに書かれていたので、そっちでいいや…みたいな。
体験航海当日は人も多く(700人乗るそうです)艦橋に行けない可能性もあるので、前日の今日、先に行って写真を撮っておこう!的な思惑があったのですが、今日の公開は式典にご招待の関係者を対象にしたもので、一般人は立ち入り不可だったんですって。

…なら、わざわざHPに書かないでくれよ orz...

「こんごう」の左にいるのは「いかづち」
こちらは、一般公開のみ行われる艦艇です。
普段は横須賀にいるおフネなんですけどね。所属は佐世保なんだっけ??
ひゅうがとしらせの一般公開で横須賀に行った時も、脇のバースに普通に停泊していたけど、とにかくこの艦艇、同じ横須賀の“あめ型護衛艦”むらさめやはるさめに比べ、広報に出てくる印象が全くない(←あくまで私見ですが)ので、見学できるだけでも価値がある気がするのです。

朝、家を出る時には雨だったけど、長崎は雲に覆われつつも青空が見える天気。
思っていたよりも暑かった…。
明日も多分同じような暑さなんだろうけど、しっかりイージス艦クルージングを楽しんでこようと思っています(*^-^*)

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少年ガンガン8月号

2009-07-13 | 本・雑誌
本当に久し振りに、少年ガンガンを買ってしまいました。
もちろん目的は「鋼の錬金術師DVD」ですよ。
書店で買うのは…別に恥ずかしいということもないけれど…。

相変わらず、というよりも更にパワーアップしてる、って位の厚さじゃない?
計ってみたら、6.3cmありましたが。
“ガンガンで人が殺せる”とは以前から言われている言葉ですが、今日は改めてそれを実感しましたね。

あくまでオマケが欲しくて買った雑誌なので、掲載漫画は読みません(^^;)
連載漫画をいきなり途中から読んでも、ねぇ…。
鋼ですら、コミックスのみで読んでいる私にしてみれば、あの内容は充分カオスなので。
最終決戦に入ったあたりなのかな…という想像も、想像の域を出ないものです。
とりあえずは、8月のコミックス最新刊発売が待ち遠しい!

アニメの鋼に関しては、HDD故障で飛んでしまった11話と録画できなかった12話以外は保存してるけど(見てないものもある…^^;)、なんというか、アニメに対する情熱が失せてしまった感じで、欠点をあげつらうことすら不毛に思えてきたので、見ることができた時には、最初の頃よりも心穏やかに(言い換えれば“期待せず”)見ているような状態です。

ただ、シンの連中が出てきて、やっぱりちょっと原作っぽくなったし、楽しみな気持ちにはなったかも。
声優(特にリン)は、正直言って全くイメージが違うので、どうなのかな~とは思いますが。

ガンガン付録のDVDに関しては、ゲームの映像が見たかったのです。
3まではPS2だったのに、なんで今回の4からwiiなんだよ?!
ゲーム機持ってないし、もう買わなくていいや、っていうか買わない!
…って思ってたのに。

なんでゲストキャラに東地宏樹使うんだよ?
買ってまうやろー!!(*^-^*)d

…ってことで、ゲームソフトあっさり予約しました(^^;)
本体も、買えばいいんでしょっ、ってことで安く買えるとこを探してます orz...
(ついでに、ナイナイがCMやってる、wii スポーツリゾートも欲しい!とか、だんだん物欲も広がっていきますわ)
あまりゲームやる方じゃないのに…。

一応ゲームの鋼に関しては、毎回原作のスピンオフ的なストーリーになっているところがいい。
大好きな鋼に出てくるキャラクターを、東地さんが吹き替えるなんて、本当に夢のようですよ。
まだこのDVDは見ていませんが、ちょっとでも東地さんの声が聞ければいいな、と思っています。(実際どうなんだろ?)



追記:
DVD見ました!
55分、と意外に長いですね。
朴さんの進行で、アニメ、アニメスタッフ(監督他)、声優(大佐・中尉・ウィンリィ・アル・エド)、ゲーム、原作、ラジオ、グッズ、という各コンテンツを紹介する内容です。
最後に外伝「軍の犬」の彩色デジタル漫画(フルボイス)が入ってます。
ゲームに関しては…ゲーム用アニメ満載でイイ!しかもここのナレーションは東地さんで、4分間しゃべりっぱなし!
私にとっては、これだけでガンガンを買って良かった、と思える内容でした♪

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ジパング 航跡407

2009-07-11 | ジパング
今回の主役は、戦艦大和。

***********************

主砲弾庫付近で大爆発を起こし、船体が断裂、沈んでいく大和。
その様子をレーダーで捉えたみらいは、米軍による原爆回収の可能性がなくなったことを受け、主砲による攻撃を中止する。
大和の沈没によって生じた海流に巻き込まれる救命筏。
角松と草加は海へ放り出されるが、角松は草加の腕と筏のロープを放さずにいた。
このままでは、沈没の渦に巻き込まれて二人とも死ぬ…草加に手を離すよう促される角松が下す決断とは…?

***********************

ついに大和が沈没する日が来た、って感じです。
その描写も、ページ数も、さすがにしっかり描かれているし使っている…。
歴史上に残る運命の時、ですから、ここを疎かにすることはできませんよね。
でも、正直、思ったよりも早い沈没だったな。

だから、その沈没の渦に巻き込まれる救命筏と、それに乗っていた二人に襲い掛かる危機的状況や、当然のごとく待ち受けていた困難に、
「やっぱりこんな風になっちゃうの?!」
と、呆然としてしまいました。
本当に、いつも最悪な状態に追い込まれるパターンなのね…。

みらい(=SH)のレーダーには、2つに割れた大和の船体と、カーネル乗艦の駆逐艦(大和の10時方向)、3隻の米軍艦艇(同1時方向)と思われる船影?が映っている。
(この3隻に関しては、方向が変なので今後の動向に注目が必要)
これを見る限り、救命筏に対して、未だ駆逐艦は大和を挟んだ真逆の位置にいるわけなんですよね。

つまり、米駆逐艦が角松たちを救出する、という可能性が消えたことに!

みらいも、大和との距離がそう近付いているわけでもなさそうなので、(先週の、“相対距離16マイル”は、あくまでも米艦隊とみらいとの距離なので、大和との距離は不明という結論でよろしいかと)角松らを助けに行ける可能性は無い模様。

しかも、角松と草加が大和から脱出している可能性にかけて、とにかく救出に行くんだ、という空気も、残念ながらこの時点でのみらいには皆無(^^;)

杉本・柳ら、先制脱出組の位置も、大和からかなり遠くなってしまっている今、角松には、救いの手すら差しのべられる可能性もない、最悪な状況です。

どうなるんだ?

草加は
「手を放せ!」
「このままでは、あなたも死ぬ!」
「あなたは生きて、やることがあるはずだ!!」
…つまり、“自分の手を放せば、あなたは生き長らえる”と言うけれど、実際はここで草加の手を放そうが、掴んだままでいようが、角松が自力でどうにかできる状況にはないんです。

仮に草加を見捨てたとする。
一人で筏に乗ることができても、あんな風に沈んでいく戦艦を飲み込む渦に逆らって、どうやって手漕ぎで、あの海域を離脱できるっていうの?

ケガの割には二人とも意識がはっきりしすぎているし(つまり弱っている素振りが全く無い!草加も先週は死にそうだったけど、今週は別人みたい)、助けさえ来ればなんとかなりそうな雰囲気が伝わってきちゃうんですよね~。

本当にケガは…角松も草加も、今後のことを考えれば、もう少し軽くても良かったんじゃないかなぁと思ってしまった今週号でした。
今の状態では、不自然すぎて笑えてしまうレベルなのでね。

で、来週に向けての予想としては、「角松は草加を見捨てない」に1票。

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ジパング 航跡406

2009-07-04 | ジパング
角松「きさま、そんなこと本気で言ってるのか」
草加「…本気で言ってたら、何年も一緒にジパングやってねーだろ」
2人「へへへへへへへ!」
角松「ばぁい」

…なんとなく脳内に浮かんだんですけれども。
(オードリー風 w)

*************************

一度、戦後を生きた角松だからこそ、戦後世界がどんな秩序を求めるのか知っている。
その経験を無駄にせず、生き延びよ…と言う言葉の後、草加から語られた内容に、角松は「そんなことを本気で…」と愕然とする。
ミッチャー率いる米軍機動部隊と、みらいとの相対距離は16マイル。
米艦隊からの発砲を確認したみらいだったが、127mm速射砲の射程23kmに届くまでの残り7kmは、その攻撃に耐えるしかない。
命中率たったの1%とはいえ、1発でも直撃すればみらいは終わる。
一方の大和は、とうとう主砲弾庫に引火、副砲塔を吹き飛ばすほどの大爆発を起こす。

*************************

まず、位置確認から。

アメリカの偵察機が現場上空に飛んできて、状況を語っていましたね。
進行方向左が、米艦隊からの砲撃を受け、水柱の只中にいるみらい。
しばらく飛んだ後の、進行方向右が、爆発前の大和と、そこに近付こうとするカーネル乗艦の駆逐艦。

みらいと米艦隊との距離は、16マイル(1マイル=1,852m)で、約30km。
速射砲の最大射程が23キロで、桐野はあと7キロ米軍に接近して射程に届くまで、受身で耐えるしかない、と言っている。
これ、相対距離23キロになったら、米艦隊に向けて発砲するという意味の発言だと受け取れたのですが…。

…先週、米艦隊の動きに対して、
「あくまでみらいは米駆逐艦からの、大和移乗を阻止することを最優先させる」
って言ってなかった?
それは、“艦隊からの攻撃をしのいで、大和方向への威嚇射撃に全力を注ぐ”っていう意味だと思ったんだけど。

なんか今週になったら、微妙に攻撃対象が変わっているような…(^^;)
(大和爆発後だったなら、移乗中止で、攻撃対象が駆逐艦→艦隊に変わるのも納得なのですが)

まー細かいとこに突っ込んではみたものの、結果的に大和の主砲弾誘爆で、駆逐艦の移乗・原爆奪取計画が頓挫した今となっては、威嚇の必要もなくなったわけで。
そうなれば、みらいが米艦隊にやられっぱなしでいる必要もないし、さっさとこの海域から離脱して、角松や柳らの救助に行くべきだね。

駆逐艦も、大和接近中に爆風や破片をモロに浴び、そのまま大和をスルーして後方へ回り込む気配。
誰がどう考えても、原爆に固執する状況ではなくなったから、作戦変更でターゲットをみらいに変更する流れだろうと思いました。
で、その延長で救命筏を発見してしまう、とかなんとか…??

ところで、草加が角松に語った“角松に託す、草加のジパング構想”の内容に関しては、うまい具合に別の場面を、そこに数ページ挟み込んでいるために、結局今週のところは包み隠されている形なんですよね。

もったいぶってる!

でも…まあ推測するに、今の、救命筏で海を彷徨っている状態でも、角松が生きてさえいれば可能なこと、というのがヒントになるわけで。
私個人的には、前から言っているように「米軍への投降」だと思っているけど、今号での現状を考えてみれば、それは他力本願すぎるような気もするし、ちょっと違和感が生じてきたりはしているんですよね…。

(カーネルに発見されて駆逐艦に収容→米艦隊に無線連絡→みらいへ事実が伝わる…う~ん、出来すぎ)

しかも、角松が聞いた草加の話に対する角松の反応が、
「そんなことを本気で…」
だもんね~。

単に投降して、未来を知る角松がアメリカに揺さぶりをかける程度の話なら、角松自身が過去、自ら米国側に付こうとした事実を考えれば、それは全く驚くに値しない話になるわけだし。
「みらい」を原爆の代わりに、交渉の切り札とするにしても、その前に数的優位であっけなく拿捕されそう。

アメリカに多大なインパクトを与え、米国大統領に日本と戦争を続けるのは得策じゃない、と思わせるほどの何かが果たして現存するのか?
(先週から言っているけど、そんなものがあるのなら、最初からそっちで行け!って話なのですが)

結論を待たされて、読者の期待値も益々高くなっていく状況で、その期待に違わぬ答えが草加の口から語られる日(回顧シーンだけど)が、今から本当に楽しみですね~!
是非、読者をうならせるような秘策でお願いしたいと思いました。


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ハイビジョンレコーダーを購入

2009-07-01 | 日々つれづれ
出かける用事があったので、ついでに大宮下車し、故障したHDDレコーダーの代替品を、ビックカメラでようやく購入してきました。

購入したのは、東芝RD-S303
デジタルだけでなく、アナログ放送にも対応しているタイプです。
デジタル放送専用の機種は、機能的にも若干(いや、かなり)落ちるせいか、価格も安いのですが、今使っている、画面が真ん中に引っ張られて見づらい状態のアナログTVを、もう少しだけ我慢して使おうと決めたので…。

価格は、事前にビックとヨドバシのWEBショップの価格を調べて行きました。
2週間前に見た時は、53,700円(+ポイント10%)だったのに、ボーナス商戦期に入ったせいか、なんと47,700円(+ポイント20%)と、だいぶ安くなっていました。
(この価格は2店共同じ。ただ、ビックは納期に1週間以上かかるということだった)

最初に、上野のヨドバシへ行ってみたのですが、店頭価格は48,300円(+ポイント10%)
…店頭の方が安いと思っていたのに、なんでこんな値段?とびっくり。
ネットで買った方が安いじゃん…と思いながら、その後大宮のビックへ行ってみたのですが、なんとここも48,300円(+ポイント15%)

ネット注文だ!と決心して帰りかけたのですが、ビックは在庫がない状態だし、ヨドバシは在庫があっても店舗が遠いので、ポイントをカードに入力しに行くのが面倒くさい。
ちょっと店員さんに聞いてみようかな、と思い、ネットショップの金額とポイント率の話をしたら、あっさり同じにしてくれるというので、ここで買ってしまうことにしました。

ついでに…
配送してもらうと、送料はかかりますか?と聞いてみたのですが、申し訳ありませんが、こればかりはごめんなさい!とのこと。
ネットショップだと、1万円以上で送料無料なんだけど…。
仕方ないので、自分で持ち帰りました。
重い…orz...

ようやく念願のレコーダーを入手しました!
まだ箱は開けていないけど、週末までにTVとつなげて録画できるようにしたいな~!
7年前の機種とは機能面でも雲泥の差があると思うので、説明書を読み込んで、早く使えるようになりたいです(*^-^*)

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