長崎旅行の最終日は
「佐世保の歴史を巡るツアー」に参加しました。
これ、毎月第4日曜日に実施される、限定20人の観光ツアーなのです。
ちなみに私は1年前にも友だちと一緒に申込み、その時はハズレたので、今回は2度目の正直というところ。
少し前に、住基カードを作った話をブログに書いたことがありましたが、あれは今回見学コースの中に米軍基地があり、事前に身分証のコピーを送らなければならなかったための措置でした。
さて、ツアーの日程(見学場所)は…
佐世保駅 == ①弓張岳 == ②アメリカ海軍基地 == ③海上自衛隊艦艇見学 == ④海上自衛隊佐世保地方総監部 == ⑤セイルタワー(海自史料館) == 佐世保駅
…セイルタワー以外は、滅多に足を踏み入れられない場所ばかりなので、参加料(4,800円)を払ってでも見てみたい!と思わせるツアーです。
①弓張岳
展望台から湾を見下ろす。
別方向には九十九島が見えたりして、総じて景色はすばらしかったです。
ただ、個人旅行でわざわざ来る場所か、って言われればそうでもないような…。
今回の観光で連れてきてもらえて良かった場所、とは言える。
②アメリカ海軍基地
ツアーには、案内役として海自OBの方が付き添って下さるのですが、基地内では専門のガイドの方が付いてくれます。
とはいえ、結局何も質問できなかったのですが。
艦番号1
↑逆光なので、写りが悪くてすいません。
「わあああ!1番だよ~~!」と、ひとり心の中で盛り上がっていたのですが、私が写真を撮っている間に、ツアーの皆さんはもう向こうの方に行ってしまっていました。
だからこの艦艇の正体はわからずじまいです(^^;)
(家に帰ってから、ざっくり調べてみてもわからなかった。私の調べが甘いのだろう)
ここだけでなく、海自艦艇見学でも実感したのですが、本当に意外だったのは、今回のツアーに艦艇マニア(もどき)が私くらいしかいなかったこと。
佐世保に観光に来る人間は、ほぼマニアだと思い込んでいる方がおかしいのかな…。
米軍の艦艇は、ほとんど出払ってしまっていて、結局このフネしか見ることができませんでした。
赤レンガ倉庫群
パンフレットによると、1888~1924年に建設されたもので、元々は佐世保海軍補給部の一部として使われていたものだそうです。
構造強度を高めるために、“イギリスの建築様式”を用いているとのこと。
曰く、「縦横順番にレンガを積んでいく」
ん?縦横とは?と、最初ピンと来なかったのですが、展示物コーナーにあったレンガの塊を見て納得です。
こうやって断面をみないと理解できない私の頭…orz...
ちょっと時間があったので、近付いて撮ってみた。
最初に言われていたのだけど、今日の見学艦艇はこんごう。
あしがらがこの位置で接舷されているのは前日からわかっていたので、あしがら見学は無いんだろうな~とは思っていたけど…。
広報担当艦って、年度を通して決められているのかな?ってくらい、私にとってはこんごうばかりだった今年度。
レストランでランチです。
HPの案内には各自で円、またはドルでの支払いのように書いてあったのですが、実際は出発前に1,500円を支払ってバイキングチケットを貰う形。
「この金額にはチップ分が含まれています」とか言ってたけど、その分で基地内のボランティアガイドさんの食事代をまかなっているみたい。
私の食事
ベーグルの傍にあった「BUTTER」を塗ったのに、これが全くバターじゃなかった件!
苦情を入れたい気分でした。
アイスクリームが、足踏みタイプの機械を自分で操作して出すものだったので、怖くて少ししかグラスに入れられなかったのが悔やまれる…。
料理の英語表記がわからないものは、お皿に盛れなかったことも…。
米軍基地内に関しては、他にもいくつかの歴史的建造物の説明があったり、外観を見たりしました。
フードコートでおみやげ物も売っていたけれど、衣類はサイズが全く合わないし、お菓子のセット(1,000円)も悩んでやめました。
青いドリンクボトル(1,000円強)があって、これも迷った挙句見送り。
ただ別の建物の中にお菓子の自販機があって、ドルでそれを買っている人がいたので、私も便乗して購入しました。
1つ1ドル(私の場合は約110円!)
ガイドの方に聞きながらでないと、操作が難しいので注意が必要です。
(1ドル札を入れる向きが違うだけで、お金が戻ってきてしまったり)
③海上自衛隊艦艇見学
イージス艦こんごうを見学します。
海自艦艇が接岸されている立神岸壁へはバスで移動したため、艦艇を正面から撮影できる機会がありませんでした。残念。
護衛艦こんごうの後部甲板
私的には、こんごうよりも、その隣に接舷されている補給艦はまなの方が気になっていました。
こんなに近くで補給艦を見ることってなかなかないと思うんですよ。
はまなの甲板は一面部品だらけ。
さすがに一般人は立ち入りできないオーラが漂っています。
未知の領域に足を踏み入れて、「これ何ですか~?あれ何ですか~?」って自衛官を質問攻めにしたい…。
こんごう前部甲板
今回は一般公開ではないので、黄色いKEEP OUTのテープが張り巡らされていません。
だからお構いなしに、艦首近くまで行ってしまいました。(私だけ)
艦内に入っても、まあすぐ艦橋へ上がったので、お部屋関係は士官室を覗く位しかできなかったのですが、艦橋まわりは自由気ままにうろうろできました。
艦橋後部から下に下りるラッタル(普段は立入禁止区域)に目を付けた私は、もちろん実際に降りてみましたよ。満足!(*^-^*)/
艦橋まわりといえば…
時鐘に紐がついてる…!!
うわぁ~!初めて見た。
普段はやっぱり紐が付いてるんだぁ~と感動して、無断でこそっと小さく鳴らしてみました。
実は他にも「これって、普段はこうなのかな?」と思って、当直自衛官の方に聞いてみたものがあったのですが…それは普段どおりの事ではなかったらしく…
以下、記載自粛(^^;)
ウイングより前方を望む。
一応、艦橋内部
このこんごうは、最近まで長崎の三菱造船所で点検を受けており、先日(2/27)佐世保に戻ってきたばかりだそうなので、ハープーンが付いていませんでした。
(翌日装備予定とのこと)
脚立は明日の準備のため?
…そうそう、こんごうでの収穫は、夏にもらえなかったこの艦艇のパンフレットが貰えたことです!
④海上自衛隊佐世保地方総監部
米軍基地正面ゲートの、真ん前にあるのがこの佐世保総監部。
数年前にも、この門の前までは来たことがあるのですが、当然敷地内には入ることができなかったので、今回中に入るのが楽しみでした。
が…。
何もない、という噂どおり本当に何もない orz...
建物の前にある広い芝生の下には、地下会議室があるという話とか、お花見シーズンにはここも一般開放されるという話とか、そんな話だけでした…。
⑤セイルタワー
ここは本当に時間がなくて(40分)、こんな時間じゃ何も見れないよ~状態。
私が真面目に見学したら、間違いなく4時間はいられる場所だというのに!
7階から簡単に展示物を見つつ降りてきて、1階でおみやげを見ようと思ったら、このツアーのアンケートを書かなきゃいけないという。
速攻書いて、速攻おみやげを選びました。(あたごのピンズなど)
あわただしいわぁ…。
10:00に始まった佐世保ツアー、お開きは16:10です。
今回は1人参加でしたが、1人でも充分楽しめました。
興味がある方は、是非参加してみてはいかがでしょうか。
ただし、申込み期間や催行日に関しては
HPでの確認が必要ですのでご注意下さい。