内地で終戦工作をしているのは菊池・米内チームだけだと思い込んでいたら、滝という草加の手下もいたのだった…!
(階級が上であろうと、本人にそのつもりがなかろうと、草加の意を汲んで動いている人間は“手下”なのだ)
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滝と陸軍の瓜生大佐は大磯へ向かう車中にいた。
講和に向け、軍部・省庁・関係各国に対する手順を間違えぬよう正確に配置する…これを「国運を賭けたドミノ倒し」と称した滝は、それを自分が並べ、草加が倒す、と瓜生に説明する。
そして最初の1枚はマリアナにあり、倒れだせば何もかもが変わる、と。
同時刻、大和から遠ざかろうと、その海上で必死にオールを漕いでいた杉本ら、ゴムボートに移った隊員らは、みらいから救助に向かうという通信を受け涙していた。
だが、米艦艇はいよいよ大和の排煙を視認できる距離まで近付いてきた。
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本当にうっかりしてました。
滝の存在をマジ忘れしてましたよ!(^^;)
でも本当に久し振りの登場で、菊池よりも久方ぶりじゃないですか?
角松の邪魔が入ることなく、たとえ草加が原爆の起爆に掛かりきりになったとしても、当然それだけで、アメリカが自ら日本に対してアクションを起こしてくることは考えにくいので、誰かしらが内地で、その事実を受けての働きかけを起こす必要はあるわけですよね。
海軍の滝、陸軍の石原=瓜生ライン、そして“ゆくゆくは総理になる器”の吉田茂へ働きかけを行うことがわかりました。
(あのシルエットを見た時、散々NHKで放映されている「白洲次郎」の予告編に出てくる吉田茂の後姿にそっくりだと思いましたよ!)
確かに、いくら軍政国家とはいえ、一軍人が大きな博打を打ったところで、国レベルでは何の意味も持たないものに終わる可能性は高い。
今は力が無くても、政治家として米英との和平工作を画策していた吉田を担ぎ出すのは方向性として正しいかも。
米内さんと菊池も、なんとなく吉田茂のところに向かった気がしないでもないので、案外この両者、大磯で鉢合わせすることになるかもしれません。
若干の立場の違いはあれど、目的が同じなら両者協力して…と考えたくもなるけど、滝は
「手順をひとつ間違えば、動きを止めるばかりか全ては水泡に帰す」
「寸分違わず正確に、ひとつひとつ配置する」
と言っている。
しかも最初の1枚はマリアナなんだとさ。
角松が原爆の起爆を阻止したら、講和のためのシナリオが足元から崩れるそうですよ。
なんだか角松、すっかり講和への道を阻む悪人になっているかのよう(^^;)
…実際、今号を読んでいると角松を支持している私の信念も揺るぎがちです。
まぁ、同じ結果を求めていても、方法が自分には相容れないものだとしたら、そこで対立が起こるのも仕方が無いことなのでね。
すんなり受け入れられたら、世の中から諍いがなくなるはずだけど、そうはなっていないので。
対立あってのジパングですよ!(←何を肯定しているのやら…;)
話は本筋に戻りますが…
滝が講和に向けて、そこまで緻密な配置をした上で作戦を講じていることは、当然草加もわかっているはず。
米艦隊に向けての原爆起爆がその一歩であるなら、尚更あんな簡単に角松に屈するわけがないと改めて思いました。
米艦隊もぼちぼち近付いてきてるし、草加の本音は早々に明らかになりそうです。
しかし、「白洲次郎」のドラマを見ながら思ったのは、一個人の崇高な考えで国家を動かすことなど現実にはできないということ。
その上で最大の難関“東条英機”を、ジパングではどうするつもりなのか、お手並み拝見というところかな。
杉本たちを救出するために、ゴムボートが点在する海域へ向かうみらいの今後にも注目!といったところです。
(みらいはレーダーで把握しているだけで、大和の排煙を視認できていない様子なので、大和からそう離れてはいないゴムボート's はヤバイ位置にいるという事実…)
(階級が上であろうと、本人にそのつもりがなかろうと、草加の意を汲んで動いている人間は“手下”なのだ)
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滝と陸軍の瓜生大佐は大磯へ向かう車中にいた。
講和に向け、軍部・省庁・関係各国に対する手順を間違えぬよう正確に配置する…これを「国運を賭けたドミノ倒し」と称した滝は、それを自分が並べ、草加が倒す、と瓜生に説明する。
そして最初の1枚はマリアナにあり、倒れだせば何もかもが変わる、と。
同時刻、大和から遠ざかろうと、その海上で必死にオールを漕いでいた杉本ら、ゴムボートに移った隊員らは、みらいから救助に向かうという通信を受け涙していた。
だが、米艦艇はいよいよ大和の排煙を視認できる距離まで近付いてきた。
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本当にうっかりしてました。
滝の存在をマジ忘れしてましたよ!(^^;)
でも本当に久し振りの登場で、菊池よりも久方ぶりじゃないですか?
角松の邪魔が入ることなく、たとえ草加が原爆の起爆に掛かりきりになったとしても、当然それだけで、アメリカが自ら日本に対してアクションを起こしてくることは考えにくいので、誰かしらが内地で、その事実を受けての働きかけを起こす必要はあるわけですよね。
海軍の滝、陸軍の石原=瓜生ライン、そして“ゆくゆくは総理になる器”の吉田茂へ働きかけを行うことがわかりました。
(あのシルエットを見た時、散々NHKで放映されている「白洲次郎」の予告編に出てくる吉田茂の後姿にそっくりだと思いましたよ!)
確かに、いくら軍政国家とはいえ、一軍人が大きな博打を打ったところで、国レベルでは何の意味も持たないものに終わる可能性は高い。
今は力が無くても、政治家として米英との和平工作を画策していた吉田を担ぎ出すのは方向性として正しいかも。
米内さんと菊池も、なんとなく吉田茂のところに向かった気がしないでもないので、案外この両者、大磯で鉢合わせすることになるかもしれません。
若干の立場の違いはあれど、目的が同じなら両者協力して…と考えたくもなるけど、滝は
「手順をひとつ間違えば、動きを止めるばかりか全ては水泡に帰す」
「寸分違わず正確に、ひとつひとつ配置する」
と言っている。
しかも最初の1枚はマリアナなんだとさ。
角松が原爆の起爆を阻止したら、講和のためのシナリオが足元から崩れるそうですよ。
なんだか角松、すっかり講和への道を阻む悪人になっているかのよう(^^;)
…実際、今号を読んでいると角松を支持している私の信念も揺るぎがちです。
まぁ、同じ結果を求めていても、方法が自分には相容れないものだとしたら、そこで対立が起こるのも仕方が無いことなのでね。
すんなり受け入れられたら、世の中から諍いがなくなるはずだけど、そうはなっていないので。
対立あってのジパングですよ!(←何を肯定しているのやら…;)
話は本筋に戻りますが…
滝が講和に向けて、そこまで緻密な配置をした上で作戦を講じていることは、当然草加もわかっているはず。
米艦隊に向けての原爆起爆がその一歩であるなら、尚更あんな簡単に角松に屈するわけがないと改めて思いました。
米艦隊もぼちぼち近付いてきてるし、草加の本音は早々に明らかになりそうです。
しかし、「白洲次郎」のドラマを見ながら思ったのは、一個人の崇高な考えで国家を動かすことなど現実にはできないということ。
その上で最大の難関“東条英機”を、ジパングではどうするつもりなのか、お手並み拝見というところかな。
杉本たちを救出するために、ゴムボートが点在する海域へ向かうみらいの今後にも注目!といったところです。
(みらいはレーダーで把握しているだけで、大和の排煙を視認できていない様子なので、大和からそう離れてはいないゴムボート's はヤバイ位置にいるという事実…)