おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

誰も指摘しようとしないけど…

2008-02-28 | 日々つれづれ
あたごの事故とは関係ない件で、海上保安庁のHPをそろそろチェックする時期かなぁ~?(*^-^*)と思い、中を覗いてみたところ、こんな内容が…

2/25付「漁船関係者に対するライフジャケット推進キャンペーンの実施について

昨日の、あたご事件の報道といえば、あたご艦長・海幕長の謝罪訪問と、当直仕官だった航海長の呼び出し発覚など…。
特に、船渡艦長の謝罪に関しては、どのニュース番組でもほとんどトップ項目として扱っていました。

が、その映像を見るに付、“なんかヘンだ…”という印象が拭えなかった私。

事故当時の漁協関係者の怒りは相当なものだったはずです。
現場近くにいた清徳丸の僚船、というわけでもなく、当時の状況すらわからないはずの関係者(を名乗る人物)が、一方的に自衛艦を扱き下ろしている映像が流れまくりました。

反対に、清徳丸の僚船であった金平丸の船長が、自船に残る航跡をメディアに説明する様子は非常に落ち着いているように見えました。
(現場にいた方には、それなりの自覚があるからなのでしょう…)

そんな状況を経ての昨日の勝浦の映像です。
1週間という時間が過ぎても、吉清さん親子の消息が未だわからない状況とはいえ、捜索に関してやるだけの事はやった、という認識があるからなのか…?
または「別の理由」があるからなのか…?
あまりに海自関係者に対する漁協関係者の態度が違いすぎて、見ているこっちが呆気に取られるほどでしたよ。

あたごや自衛隊・防衛省に関する問題点は、連日“新事実”と称してニュースで報道されているというのに、どうして漁船側の捜査報道は何も出てこないのか?
少なくとも清徳丸の僚船に対する海保の事情聴取は行なわれているはずなのに、その詳細はともかく、聴取の事実すら報道される気配はありません。

そんな時に出された海保HP上での上記キャンペーンですよ。
キャンペーンなんてソフトなタイトルが付いているけど、中身を見れば結構リアルで辛らつですよね。
事故の具体例をあげて「ライフジャケットを身に着けていた●名は救助されたが、着用していなかった●名は死亡」みたいな。

これを見て、漁協の態度にも納得がいきました。
1週間の時間が経過して、冷静さを取り戻したとも言えるけれど、海保からも指摘されるところは指摘されたのではないかと。
(これはあくまで想像の域を出ませんが)

過失として、当然あたごに大きな非があることは間違いないことですが、海難事故で10:0が有り得ないことは常識です。
船に乗ったこともないようなワイドショーのコメンテーターが、したり顔で一方的に海自を叩くことを良しとする偏向報道にはほとほとうんざりします。

*********

話はまったく変わりますが…

早くも、呉地方隊展示訓練の日程が出ましたね。
今年は

 平成20年7月19日(土) 20日(日)

…だそうです。

また大阪湾かな?
来年度の予定が出揃わない現状では何とも言えませんが、行く予定を立てた場合、昨年の教訓を生かし、早めに宿泊だけは押さえたいと思いました(^^;)

九州の方では、早くも3月から体験航海が始まるようですし、乗艦券の倍率が上がるのは不本意ながらも、護衛艦などの大型艦(船)に乗ったことがない方は、この機会に1度乗ってみるといいと思いますよ。

コメント (11)
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もうすぐ3月

2008-02-24 | 日々つれづれ
気がつくと、2月も残り5日なんですね…。
そりゃそうだ。
最近考えている予定に関しては、全て3月のことばかりだったし。

①Jリーグ開幕間近

昨日2/23は、ひいきチーム・ジュビロ磐田の開幕戦(away)、柏レイソルの前売り発売日でした。
ぴあでチケットを扱っていないので、ローソンで電話予約か~と思っていたものの、10時になっても起きられなかった(^^;)
「いいや~、後でゆっくり電話しよ」
なんて、のんびり構えてたら…

 「予定枚数を終了しました」

だって …orn

そういえば、試合会場は「日立柏サッカー場」
キャパが小さすぎて、即完売が当たり前な競技場なのでした。
去年も同じ競技場で同じカードだったのに、しっかりチケットは確保していたんですけどね~。
自分で言うのもなんだけど、私やる気がないのかな、って感じ。

ま、柏相手に去年みたいな無様な負け方しなければいいかな、って思います。
(まだ、●●オクで入手する手もあるし、現場観戦は諦めてませんよ!)

②またまた試写会

モーニングに応募していた試写会が、また当たりました!
タイトルは「犬と私の10の約束」です。
(ありがとう~!モーニング!!)


世界に知られている「犬の十戒」という短編詩を基に考えられたお話だそうです。
私も最近、Yahoo!でこれを読んだことがあり、なるほど…と思っていたので、映画を見る機会に恵まれたことを嬉しく思います。

犬は…かわいいけど飼ったことがないんですよね。
親に「ダメ!」と言われ続けたせいなのですが…。
猫は、よそのお宅の子のお世話を勝手にしていたことがあります(^^;)
だって、家に勝手に入ってくる上、擦り寄ってきて、しまいにゃ膝の上に乗ってくるんですもん。超・愛らしかったですよ。
いつか動物飼いたいな~。

③長崎旅行?

仕事の延長で最近宮崎に行ってきましたが、3月には個人的にまた長崎に行こうかな…と思案中です。
一時は、宮崎から直接長崎へ、と考えもしたのですが、それはちょっとずうずうしいかな、と断念。
(あとで、宮崎から直接羽田に戻らない人には15000円の交通費補助が出た、と聞いて「やっぱり長崎に行っときゃよかった!」とショック受けました!)

今や恒例になった、半年に1度の長崎旅行なので、行かないと落着かない感じなんですよね~。
行って見る場所はいつも同じなのに。

今、長崎港には就役間近の「あしがら」、MD改修工事中の「ちょうかい」定期補修点検の「くらま」などがいるようです。
あしがらが佐世保に配備される前に、この長崎港で最後の雄姿が見られたら…と思います。

※ あしがらの引渡し式がいつかご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい!

19DD(平成19年度予算汎用護衛艦=ゆき型の後継艦)の建造も、ここ三菱重工長崎で行なわれるそうなのですが、それは平成21年春からかな。
今後もしばらくは長崎港ウォッチングツアーが続きそう…。


他にも気になる場所はいくつかあるので、3月になれば少しは暖かくなっていると信じて、計画していきたいな~と思っています。
今日みたく、強風が吹き荒れている状況ではどこにも行きたくないけど!!
(ほんとにスゴイ風…もうヤダ)

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ジパング 航跡346

2008-02-22 | ジパング
正直今号は、
 
 「おおっ!」→「ええ?!」→「はぁぁぁ~??」→「・・・(何だったんだろう…)」

…っていう内容だったような。
なんか、もうすっかりかいじ先生に踊らされている私です。
(あ、それはいつもか^^;)

****************

SH60Jからアヴェンジャーへの銃撃が始まる。
その中でグールドは、かつて森の中で角松に出会い、見逃してもらっていたことを思い出す。
角松、そして“みらい”の、自らの姿を隠し通す決意を感じ取ったグールドは、みらいの位置を打電することにより、この攻撃が止むのではないかと予想。
みらいの主砲もアヴェンジャーを狙う中、通信員はみらいの位置を打電し、みらい内でもこの事実を把握。
「撃墜する理由はなくなった」と、角松はSH60Jへ任務終了を告げる。
大和では、2800名の下艦が終了するが、米軍空母艦載機の50を超える大編隊が大和へ近づこうとしていた。

****************

ドアガンによる銃撃が始まり、アヴェンジャーはどんな状態で撃墜されるんだろう?と、所詮これは漫画なので(←一応“不謹慎だ!”と言われる前にお断りしておきます…)わくわくしながら見ていたらコレだよ orz って感じです。

っていうか、最初に読んだ時には全く意味がわからなかった、っていうのが正直なところ。

 「みらいの位置を打電されたら攻撃中止」って何?

…確か前号では、

 「アヴェンジャーが米本隊にみらいの位置を報告すれば、空母艦載機の標的になる」(桐野)
 「打電される前なら阻止できるので撃墜せよ」

という角松の指示だったはず。
そして、確かに打電された場合に関しての指示は何も出されていなかった。

が!ですよ。
“撃墜”と、言い放つほど緊迫した状態だったにもかかわらず、打電されたら速攻作戦終了なんて、SHのクルーが緊張感の中アヴェンジャーに挑んでいった意味がないじゃんか!

これで、米軍本隊に打電された上、SH60Jまで尾栗の時のように被弾したなんてことになったら、それこそ何をしに行ったのかわからないですわ。
角松は簡単に「撃墜する理由がなくなった」なんて言ってるけど、アヴェンジャーを見逃す理由にはなっていないんじゃないかな。
ホントに読者は(少なくとも私は)煙に巻かれたような気持ちで、どうにもすっきりしない、の一言に尽きる!
端的に言えば「意味不明」

やっぱ先週ちらっとこぼしたように、撃沈するとその後の“みらい”の行動が制限されてしまうのがネックだったのかも。
…と言いつつも、実際のところはグールドの“みらい”や角松に抱く謎を強調するためだけの回だったような(^^;)

あと15分で大和に到達するという艦載機の編隊は、その位置を打電されたみらい方面にもやってくるのでしょうか?
まあ、仮にみらい方面にやってきた雑魚機を何機か蹴散らしたとして、肝心な大和に群がる爆撃機をなんとかしない限り、チーム角松は大和乗艦を果たせないわけですからね。
この部分を角松はどうしようとしているのか?

またここからが長いですよ~!
山あり谷ありで、見ているこちらも当分楽しめそうです。

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写真で見るイージス艦あたご

2008-02-21 | 自衛隊
先日、あたごの事故に関して記事を書いた折には、当ブログにいつになく多くのアクセスをいただきました(^^;)
それだけ多くの方が、この事故に関して関心をお持ちだということがわかりましたが、それがいい事なのか悪いことなのかはわかりません。

私は海自好きなので、艦艇を見学する機会も多いのですが、一般の方はこれまで護衛艦に関心すら持っていなかったかも…。

昨年6月にはあたごを見学する機会に恵まれ、レポをこのブログに書きましたが、そこでは紹介しきれなかった写真を今回掲載することにしました。(一部重複)
「艦橋って、こんな風になってるんだ…」
とか、
「外を見るとこんな景色なんだ…」
ということを感じていただければ幸いです。

昨年3月の就役から3ヶ月もたっていない、存在自体が誇らしかった頃の「あたご」です。



これは'07.2月、就役前の「あたご」(177)と、MD改修工事に入った「ちょうかい」(176) ※三菱重工長崎にて

ここから'07.6月の一般公開時の写真になります。

艦内に入り、いよいよ見学、というところ


前甲板から艦首を臨む(速射砲よりもさらに前方から撮影)

 
左:艦内ラッタル・艦橋は5階建ての建物と同じ高さに相当するため、その分の階段(はしご)を登っていく
右:艦橋右側のウイングより艦首を臨む(左端に望遠鏡がかすかに写っています。目視はここで行なわれているのです)


艦橋左ウイング後部の双眼鏡
紺色のシャツを着た方の脇に、探照灯があります。
両舷に設置されており、今回の事故で衝突後に点灯した光というのはコレ。


艦橋内部(右後部より撮影) 操舵桿が見えます。


速力指示盤(正式名称は…?)
スクリューの回転や、速度の指示に関してはここにあるスイッチで対応
(別の場所にある「応急指揮所」にも同じものがあるので、艦橋では指示だけ行なうのかも…当方素人のため詳細不明)


艦橋後部にある戦闘態勢表示盤(使用中のシステムはランプが緑から赤に変わる)


艦橋前部左寄りにはディスプレイとして「てっぱち」が置かれていました。
(ジパング好きにはたまらない、艦長と副長のものが…^^;)


艦橋前部右寄り(ジャイロコンパスとレーダー画面=地形確認用?が写っています)


艦橋を降りて、ここは艦長室付近。新造艦なので、記念楯などはほとんどない


後部甲板とへり格納庫(これまでのイージス艦にはヘリ格納庫がありませんでした)


「あたご」を降りて、後部より見るとこんな感じ
右舷側に吊るされた内火艇も見えています。


…改めて写真を見てみて、“事故当時、ここはどんな状況だったんだろう?”という思いに駆られました。
いつもは単純に「やっぱ新しいなぁ~!かっこいい!」と、ウキウキしながら眺めるところを…。

来年の観艦式にはあたごも参加するのだろう、と当然のように思っていたけれど、それはもう無いんだろうな…。
コメント (2)
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宮崎旅行に行って来ました

2008-02-20 | 旅行・イベント
2/12から2泊3日で宮崎に行ってきました。
先日は現地から携帯で記事を書いたのですが、携帯だと写真が1枚しか掲載できないので、今回は旅行の総括ということで写真を入れて紹介したいと思います。

この旅行には、先日も書いたとおり「仕事の一環」として参加しました。
会社が加盟している組合が、費用は全部組合持ちで組合員を懇親旅行に招待してくれるので、今回は私が行くことになってしまったわけ(^^;)

組合はお金が余りすぎているので、税金対策なんでしょうね~。
ちなみに去年の9月にはラスベガス旅行が行なわれています。
(この時には営業マンが参加)
パソコンを毎年各社に2台づつ配ったり…年会費を全額返還したり…すごい組合ですわ。

フライトも選べるので午後便にしたら、午前中は会社へ出社するはめに…(泣)
嗚呼大失敗!

宮崎空港からホテルまでは車で15分程の距離とのこと。
←宮崎空港

団体用のバスに乗って行きますが、途中にあった空港利用者用の民間駐車場の料金が「1日400円」
…え!
安い…安すぎる。
会社前の路上駐車場の利用料は1時間300円なんですけど…。

今回の宿泊ホテルはシーガイヤ内にある、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートです。(全室オーシャンビュー)
入り口にはホークスのパネルが…!

また、途中にあったサッカーグラウンドには横浜Fマリノスの旗がはためいていましたが、残念ながらマリノスは2日前の10日でキャンプを打ち上げているのを機内誌で確認済。

お部屋は広く、バスルームはバスタブとシャワーブースが別になっていて、ビジネスホテル慣れの身には、それだけで高級ホテルと感じられてしまうほど!
(海外だと、5つ星のくせにシャワーのみだったという経験もありますが…)

初日の夕食は、コンベンションホールという大広間でのビュッフェスタイルだったのですが、隣のホールにホークスの選手がいたらしく、報道陣が詰め掛けていたのは当日の記事にも書きましたね。
(とても「ちょっと覗きに…」という状況ではありませんでした)

ここには温泉もあるのですが、なんと徒歩10分ですって。
2Fの専用通路を通って行くとはいえ、渡り廊下みたいなもの…。
あまりの寒さに専用の半纏まで用意されていたのが笑えます。
私は温泉なんて本当に久しぶりだったけれど、露天風呂もあって気持ち良かったなぁ~(*^-^*)
(通常だと温泉は別料金を払うらしいです。我々も専用チケットを見せて入場しました)

2日目
朝食のホールでは窓際の席に案内してもらったのですが、そこから見えるお庭の小枝に、なんとメジロが普通に止まっていたのです!
「え~!ここメジロ放し飼いしてるの?」なんて超・間抜けなことを口走ってしまうくらい驚きましたよ~!
その後もきれいな野鳥が同じ枝に止まったりして、個人的には食事どころではなくなっているあたり…(^^;)
いや~、最近鳥がかわいくてしかたないのですわ。

その後、観光組は2台のバスに分乗して出発です。
(別に総勢180名のゴルフ組がいて、フェニックスカントリークラブでプレーとのこと)
観光コースは、
 鵜戸神宮→青島(昼食)→青島神社→宮崎県庁→宮崎物産店→ホテル

本当はプロ野球キャンプ見学が組み込まれていたようなのですが、あいにくホークスも巨人も練習のお休み日。
道すがら球場も見ましたが、当然のことながら人の気配もないがらんとしたものでした。
う~ん、やっぱりちょっと残念だったかな。

海岸沿いの道を行くバス。
砂浜もありましたが、その多くは“鬼の洗濯板”と呼ばれる岩肌で、波に削られた独特な形状を作っています。

宮崎独特のものですよね、これって。
すごいし不思議…。

まずは鵜戸神宮を見学です。
宮崎といえば神話。
この鵜戸神宮も、天皇家にまつわる神話に彩られた神社です。
ゆえに、菊の御紋が門などあちこちに付いていました。

が、1番驚いたのは宮舎が洞窟の中にあること。
すぐ下は岸壁で、海だし…。


次の青島神社へ行く途中、巨人の1軍の選手が宿泊しているという青島パームビーチホテルのほぼ真向かいにあるお食事処で昼食。
←パームビーチホテル
魚介中心のお料理で、とても美味しかったですよ!
(刺身盛り合わせはパスですが)

青島神社は、神社自体というよりも神社へ行くまでの道のりが見所、っていう感じでしょうか。

島に渡るための一本の道と、その道を取り囲むこちら側の砂浜とあちら側の鬼の洗濯板、っていう自然の不思議さと美しさ、かな?
神社の入口には巨人選手の絵馬がありました。


そして最後の観光名所は、今や宮崎観光のメインとなってしまった宮崎県庁です。

入口に立てかけてある東国原知事の写真パネルと記念写真を撮るというだけのものなんですけど、それだけでも大賑わいなのですよ。
すごいですよね~!

でも実際、県庁の、道を隔てたお隣にある宮崎観光物産店では、パッケージに知事の似顔絵が入った商品が所狭しと置いてあり、その絵自体が宮崎みやげの象徴となっているのです。
斯く言う私も、知事の似顔絵入り鶏の炭火焼(レトルト)を山のように購入しちゃいました。

知事がメディアで宣伝しているものが、結局おみやげとしては1番わかりやすいものだしね。

ホテルに戻るともう夕方の5時。
7時半からの夕食(コース料理です。不安がいっぱい ^^;)までは時間があるので、同室になったKさんとその会社の社長さん方と一緒にホテルのラウンジに行くことにしました。
←吹き抜け部分にラウンジが

メニューを見ると、ビールが1200円・ジュースが800円弱と、そう安いお値段ではありませんが、なんと5時半~7時までの注文に対してはメニュー料金の半額になるらしいのです!
実際、会計を済ませて領収書を見ると値引き価格になっている…。
一応【要確認】ではありますが、今後このホテルに泊まる予定がある方には情報ということでお知らせしておきますね!

前日の夕食はブッフェスタイルで時間内なら自由に食事できていたのですが、この日は今回のツアー参加者全員が初めて一堂に会してのコース料理。
料理の前に、参加人数に驚かされてしまいました。
(多分250人位いる??)
この人数の費用丸抱えでツアーを組むって、改めてすごいと思うよ…。

さて、お料理のメニュー表を恐る恐る見ると…
食べられないのは前菜各種とフォアグラとステーキ。
←お隣の方のステーキ

同じテーブルの方に差し上げてしまっても、何の未練もありません!
その代わりに、付け合せの大根など野菜関係が私のお皿にやってきました。
それからなぜかデザートも2皿分私の元に…。
←これは1人分
さすがに食べ切れませんでしたが…(^^;)

お酒関係も前日から飲み放題だったし、もうぐだぐだ状態です。
部屋に戻ってもしばらくは復活できず、温泉の終了時間30分前に起きて、1人走って温泉場に行く体たらく…。
←ホークス選手のサイン

終わってみれば、なんだか当初の緊張が嘘のような、楽しい出張になっていましたね。
お友だちもできたし、また行きたい!(←ずうずうしいなぁ~!)
宮崎も、こんな機会がなければ絶対に行かなかっただろうし、今回はとてもいい経験ができました。

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あたご海難事故の衝撃

2008-02-19 | 自衛隊
朝テレビをつけたら…
「イージス艦が漁船と衝突」というテロップと、アナウンサーの沈痛な表情がいきなり目に飛び込んできました。

「え…?!」

寝起きで働かない頭を、懸命に働かせましたよ。
…場所どこ?
…どの艦?
…ぶつかっただけ?

1分1秒を争う朝のこの時間帯に、耳をそばだて画面を凝視してしまいました。
真っ二つに折れたという漁船が映し出され、海保の巡視船が見えている画面。
聞けば早朝、千葉の野島崎沖での衝突だったということ。
艦名は…「あたご」

えええ~~っ?

…場所柄、「きりしま」かと勝手に思い込んでました。
いや、別に「きりしま」だったらどうこうという話ではありませんが(^^;)
「あたご」はハワイでのテスト帰り(新造艦なので、イージスシステムを正しく扱えるかどうかの試験をアメリカで行なう)で、横須賀に向かっていた矢先の事故だったそうです。
テストの為ハワイに行っていたことは知っていましたが、もうとっくに帰ってきているとばかり…。

なんか…ものすごいショック。。。
別に私は自衛隊関係者でも何でもないんですけどね…。
なだしお事件の再来か?と、いろいろな意味で胸が痛くなりました。

現状、原因は調査中とのことですが、あたごの右舷には接触の傷が…
海上衝突予防法に規定されている「避航船の原則」では、相手の船を右側に見る船舶は衝突を避けるため直進せず回避するよう求めており、今回の事故はあたご側に回避責任があるとの見方…。
「大型艦ってそう簡単に止まれないし」って、あたごを弁護したいけど、そういう状況ではないようです。

「常識では考えられない事故」と関係者の間で言われているそうですが、本当にその通りですよね。
水上レーダーの他、当然目視での確認は行なわれているはず…。
(夜間はライトをつける決まりになっているので、本来双方が普通に見えるでしょうし)
体験航海(←もちろん「あたご」のではないが)でも、艦橋脇のウイングで、それはもう念入りに確認作業が行なわれているのを見ましたよ。

私はあたごが大好きなだけに、今回の計り知れない“汚点”にショックを隠しきれません。
(部屋の壁にある海自カレンダーは未だに1月のあたごです)
艦長・航海長は、左遷どころか刑事責任まで問われる可能性があるのかな…。

漁船に乗っていた親子も、とにかく早く見つかって欲しい。
我々外野は、事態を見守ることしかできません。


←横須賀一般公開時のあたご(左側:艦番号177)

* 07/6/3の一般公開レポはこちらです。
コメント (6)
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ジパング 航跡345

2008-02-15 | ジパング
ジパングが表紙のモーニング今週号。
すごく期待していた分、ちょっと残念だったかな…。
(角松と草加以外の下の方の絵、使いまわしじゃない~!巻頭カラーだと、表紙に色を求めるのは贅沢なんだろうか?)

*******************

アヴェンジャーの接近に無反応なみらいには何らかのトラブルが起きている、と推測するグールドは、みらいの写真を撮るため海面ギリギリを飛ぶ。
一方、大和では内火艇による乗員退避が始まり、それを確認したSH60Jは角松へ報告を行なおうとするが、レーダーには新たな輝点(アヴェンジャー)が。
角松は、それが米軍機であると判別でき次第撃墜する旨通達、SHへ指示。

*******************

漫画の方を一通り読んだら、表紙の色なんかどうでもよくなってしまいました(^^;)
…だってぇ~!
角松の言動に違和感を覚えずにはいられなかったんだもん。

確かに今、米軍機動部隊の本隊に打電されて空母艦載機に襲撃されるようなことになれば、先週号でも言っていたように、現在のみらいの装備では全く太刀打ちできない状況なのはわかる。

でも、あの角松が、今までこんなにあっさり「全力で撃墜せよ」とか口にしたことがあっただろうか?!って、どうしても思えてしまうんですよね~。
別人が角松のお面を被って“抹殺モード”に入っているような違和感です。

その証拠に、角松の言葉を聞いた隊員が皆、戸惑って汗を一筋流してる…。
「この人、人が変わったよ…(汗)」
もしくは、
「この人、何を言い出すんだ?」
とでも言いたげな感じで。

↑半分冗談ですけどね~(^^;)
本当は、事の重大さに恐れと不安を抱く様子の象徴として、表情に汗を入れているのでしょうが、それにしてもやはり、こんな重大な事に迷う様子もなく即決する角松には驚きを隠せません。

が!

物事には理由があるもの。(しかも、それは作者の都合だ)
「あ~あ~あ~!なるほど、そっち方面に持っていきたいんだ!」って、すぐにピーンと来ましたよ。
つまり、

 アヴェンジャー撃沈→みらいによるグールド救出→グールド、みらい乗艦…

っていう、草加の時と同じような状況に転がっていくための、かいじ先生の力技ではないかと。
でなくちゃ、あっさり角松にあんなこと言わせないと思う。
同じように感じた人、結構多いんじゃないですか? ねっ!(^^;)

ただ、グールドに対する撃墜・救出・監禁、の流れになった場合、時間の経過的に、チーム角松の大和強襲作戦と被ることになりそうなのが、自分の予想(=妄想?)に核心が持てないとこかも…。
でも、グールドがみらいに乗り込んだらどんな反応をするんだろう?っていう部分は、タイムトラベルものの好きな人間にとっては楽しみの1つなので、大いに期待したいのですよ。

* 今週の重箱の隅をつつく話

その①
SH60Jが搭載する“火器”「ドアガン」が登場しましたね~。
(細かい武器をいろいろ持ってきてるんだなぁ…と変に感心してしまう場面だった)
これはM240という、米軍で広範囲にわたって使われている、7.62mmNATO弾を発射する、中量級の汎用機関銃で、特にヘリコプター用のものをこう呼ぶそうです。

実際の海上自衛隊でも米軍仕様のものを使っているんだろうか?っていう疑問が生じたけど(海自は米軍に影響される部分が大きいのは事実だし)、さすがに自衛隊は陸・海・空と同じものを使って然るべきなんじゃないか、と。

海自の公式HPには、使用銃器に関する紹介が出ていないので詳細は不明だけれど、陸自の「74式車載7.62mm機関銃」(62式7.62mm機関銃の派生型)が、不審船対策として艦艇や哨戒ヘリに搭載されることがあるとの記事を見つけました。

やっぱ、こっちじゃないの?(^^;)

その②
先週の、紙面欄外の登場人物紹介を見て、私同様「え~?何コレ…」と思った人は多いはず!
桐野1尉「海軍に協力しようとする“菊池派”のナンバー2」
…いつの話だ?って。

さすがに今週は直っていたけどね。
桐野1尉「角松不在後のみらいの指揮を任される」

良かったね。桐野。
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宮崎2日目

2008-02-14 | 旅行・イベント
今日は1日中観光です。
バイキングの朝食を食べ過ぎたせいで、バスに長時間乗るのがきつい…。
風が強くて冷たいのは外だけで、バスの中は日射しが強くて暑いのです。

観光と言っても、実際はバスの中にいる時間の方が長いから大変!
ここだけの話、宮崎って、あまり観光名所がないんですよね~(^^;)
バスの車窓に広がる光景は、果てしなくのどかでした。

ただし、海はめちゃくちゃキレイ!
昨日「港がなくてつまらん…」と思ってしまったことを反省しないと。
真冬なのに泳ぎたくなるような青い海と砂浜!
素晴らしいですよ~!

宮崎県庁にももちろん行きました。
(当然、知事はいるはずもなく、お約束の写真パネルを撮影)
県庁脇の観光物産店は観光客でごった返し、レジは長蛇の列です。
ホントにすごかったですよ!
改めて東国原知事の影響力を実感しました。

観光組とは別に、ゴルフ組の人たちがいて、公式ツアーも行われるフェニックスカントリークラブを回ったらしいのですが、そこに、今日練習がお休みだった巨人の原監督がいたそうです。

私たち観光組は、今のところ著名人には会えてないなぁ~。
最終日に期待です。
(過度の期待はしてないけどね^^;)
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宮崎に来てます

2008-02-13 | 旅行・イベント
いきなりですが、今、宮崎にいます(^^;)
「長崎じゃなくて宮崎??」って自分でも思うのですが…今回は旅行という名の出張なのですわ。

会社が加盟している組合の招待旅行で、食事も観光も全部組み込まれた、至れり尽くせりの旅行なんですけどねぇ…。

何しろ、狭い業界内の会社同士の旅行でも、営業じゃない私には知り合いが全くいない…;
見知らぬ人と同室になる上、その人と馴染めなかったらどうしよう~!と、気分は落ち込む一方だったのですが、良い方に恵まれて今のところなんとかなってます(^^;)ふう…。

2日目は、ほぼ1日中観光で、観光名所・宮崎県庁にも行く予定。
東国原知事に会えるかな(^^;)

その前に、ホテル内で福岡ソフトバンクホークスの選手に会いそうです。
(我々の夕食の会場が、ホークスの選手たちの会場の隣で、報道陣が入り口に群がっていた…)
ちなみに、13日は巨人も福岡も練習は休みらしいです。
阪神ファンの私には、あまり関係ないけど…。

サッカーのキャンプも、宮崎では数多く行われるらしいのですが、マリノスとはすれ違い、もしかして某関東のチームが13日に来るのでは?と、期待しています!

…やっぱりこの出張は「旅行」かな(^^;)
来たからには、とことん楽しんで帰りますね!
海は目の前にあるのに、おフネが1隻もないのが物足らないっていえば全く物足りないんですけど。

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J Ships Vol.31

2008-02-11 | 本・雑誌
9日、新宿に行くため急いで家を出ようとしていたら、郵便受けにJ Shipsが届いていた…!(年間購読のため)
うおっ、見たい!…でも、封を開けている時間なんかないので、その日はそのまま出掛けて、帰ってきてから中を見ました。

今回の特集は「第7艦隊と在日米海軍」
…ふう~ん、あまり米軍には興味ないんだけどね…(すいません;)、なんて思いながら表紙をめくったら、巻頭は「日本を護るイージス艦の威力」と題された、こんごうSM-3発射実験の報告と説明だった。
やっぱり、まずはコレだよね(^-^)v

今号には付録として、こんごうのSM-3とオランダ海軍フリゲイト艦のSM-2発射実験の映像が収められたDVDも付いていますが(コレに関しては後ほど…)映像に負けず劣らず、記事の方も写真や図、表などでわかりやすく解説されていました。

いつも言ってますが、玄人向けの世界の艦船に比べてJ Shipsはど素人に毛が生えたレベルの私にも、すごく理解しやすい表現方法で文章が書かれているので好感が持てます。
BMD(弾道ミサイル防衛)に関する、こんごう以外の(つまり米軍艦艇や他国…)状況なども書かれていて、「へえ、そうなんだ!」と思うことも多々ありました。

で、メインの「第7艦隊と在日米海軍」ですが、“第7艦隊は在日米軍ではない”と書かれた言葉に「え?」と…(^^;)
よく考えれば確かにその通りなんだけど(第7艦隊は、日本以外の広大なエリアに部隊を展開させているし)、言われてみなければ考えもしなかったこの言葉に、ちょっと興味をそそられてしまった感じがありました。

特集の内容は、下記8項目から構成されています。
①キティホーク退役後に横須賀に配備が予定されている空母「ジョージワシントン」の乗艦レポート
②概論・第7艦隊と在日米海軍の関係~何が違う?二つのアメリカ軍
③キティホーク激闘譜~約50年に及ぶオールドネイビージャックの戦い
④極東の最前線、第7艦隊の戦力
⑤空母打撃群の日常~日本に展開する艦艇はどのように日々を過ごしているのか
⑥第7艦隊の前方展開艦~西太平洋に君臨する最強艦隊のレギュラーメンバー
⑦第7艦隊&在日米軍ウォッチングガイド
⑧検証・在日米海軍の行方~第7艦隊を支える陰の立役者

次の記事は「“宗谷”“ふじ”“しらせ”南極観測の軌跡」
昨年11月の、しらせ最後の出港によせて、南極観測艦・歴代3艦の写真やエピソードなどと共に、新「しらせ」に関する記事も若干ではありますが載っていますよ。
(全9P)

港めぐりシリーズは「“広島”を極める」
ここは客船が多いみたいですね。
広島港にはこの先も行きそうにありません…。
(呉にすら行けてないのに…)

後半にあるカラーの特集は
「海上保安大学校の今をレポート~海保のリアル操船シュミレーターを捉えた!」
「深化する日中韓3ヶ国海軍の交流」
「海自最新潜水艦“そうりゅう”進水!」

…そうりゅうに関しては、艦名の謎が私の中にあったわけですが(まぁ、調べればわかることだったのでしょうが…;)、さすがJ ships!ちゃんとそのへんもフォローしてくれてます。
「昨年の11月5日付で自衛艦の命名付与基準が改正され、従来“海象と水中動物の名”とされていた潜水艦の名称に「瑞祥動物の名」が追加された」
よって、蒼い龍「そうりゅう」が承認されたというわけ。

蒼龍っていうと、やっぱり旧海軍の空母のイメージがあるだけに、潜水艦の名前としては耳に慣れるまでに時間がかかるかもしれませんね~。

さて、付録DVDの映像ですが
基本的には海自から提供された映像ということで、先日NHKスペシャルで流れたものと、大筋で違うものではありませんでした。
ただ、VLSのセルから発射される瞬間の映像があらゆる角度から映されていてびっくり!
いったい何台のカメラを据えて撮影してたんだろう?

そして、SM-3発射にも増して目新しかったのが、オランダ艦艇のSM-2発射訓練です。
「え~?」って感じですよ、ホント(^^;)

普通、前甲板のVLSから発射する場合、遠いセルから発射させると勝手に思い込んでいたのですが、なぜか手前のセルから発射。
しかも、それを艦橋の内部から映している映像もあって、目の前を飛んでいくSM-2にびびっている軍人さんたち…。

ミサイル発射の瞬間って、艦橋からはこんな風に見えるんだ~!って、面白かったですね。
(しかし近すぎる…あれは怖いだろう!)

最後に、「編集部に届いた写真年賀状」の中に、知っている方の年賀状を発見しました。
(さすがにめちゃくちゃいい写真だ…)
私信になってしまいますが、Wさん、見てみて下さいね~!

今号は定価1500円です。
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ライラの冒険 黄金の羅針盤 試写会

2008-02-10 | 映画
2/9に東京厚生年金会館大ホールで行なわれた「ライラの冒険 黄金の羅針盤」の試写会に行ってきました。

当選ハガキが送られてきた際にもここで書いたのですが、昼の部は日本語吹替え版、夜の部は字幕版というように、応募の際に音声を選ぶことができたので、私は迷うことなく吹替え版にしました。
コンタクトレンズを付けているので字幕は目が疲れるし、何より字幕は「見落としたら最後!」みたいのがあるじゃないですか~。
吹替え版はその点楽だし、「声優誰だろ?」という楽しみもあるし、今回は昼間という時間帯も良かったです。

で、その声優に関してですが…

開演直前に放送で、
「日本語吹替え版の声優は、山口智子、緒方拳、成海璃子が担当しております」
と、わざわざ紹介がありましたよ。
…げ~!また芸能人かよ…話題作り勘弁してくれ…

そう思ったわけですが…

映画が始まって、ライラと子供たちのやりとりが終わったあとに出てきたライラの叔父さん・アスリエル卿(ダニエル・クレイグ←ポスターにも顔が出ている人です)の声が東地宏樹だったのですよぉ~!
声を聞いた瞬間、
「キターーーーーーーァァァーーーー!!!」ですわ(*^-^*)
いやまさか、そんな都合よく東地さんにめぐり合えるとは思ってなかったんですけど…(実際は半分位期待してた ^^;)

アスリエル卿は物語中、ライラとずっと一緒にいるわけではないのですが、主要人物ではあるので結構しゃべります。
(って、何で東地さんメインの説明になってるんだろ ^^;)


ところで、
映画に関する本題に戻りますが、ちらし等に書いてあるあらすじは下記のとおり。

イギリス・オックスフォード。
由緒ある街並みに庭園、見慣れた風景が続く…はずなのに何かが違う。街を見回すと、人々と同じ数だけ、動物がいるのだ。そう、この物語の舞台となるのは、私たちの世界と似ているようで違う、平行世界(パラレルワールド)。
人々が皆、守護精霊(ダイモン)を連れている世界である。
ダイモンは主人の性格を象徴する動物の姿をしており、人間とダイモンは決して離れることのできないパートナーなのだ。
そして、この世界に住む、12歳のライラ。
ダイモンのパンタライモンと一緒に、いつも屋根の上を走り回っている、街一番のお転婆娘だ。

そんなライラの周りで、ある日、子供たちが次々に行方不明になる事件が勃発。ライラはパンタライモンと共に、持ち前の好奇心で捜査に乗り出す。まるで運命に導かれるように…。
やがて明らかになる彼女の不思議な力。ライラは、誰も読むことが出来ないと言われる、真実を指し示す「黄金の羅針盤」を読み解くことができるのだ。敵か見方かわからない大人たち、ライラを助ける鎧熊族の王や魔女たち。ライラの旅は、恐るべき北の地へと続いていく。羅針盤だけが知っている、驚くべき未来へ向かってー。


原作自体は3部作になっているそうなので、今回の「黄金の羅針盤」は子供たちの救出がメイン。
以前、劇場で予告編を見た時の印象から、ニコール・キッドマン扮するコールター夫人は、ライラが持っている“羅針盤”目当てで、ライラを寄宿学校から連れ出したのかと思っていたのですが、そういうわけではなかったようです。
(本当の目的は最後の方にわかります!)

夫人が権力を持つ某団体が行なおうとしている実験に、さらわれた子供たちが利用されているのですが、連れ去られて監禁されていた場所が北の地であるということと、アスリエル卿が捜し求めている別世界がこの北の地(北極圏)に続いているという理論(この辺うろ覚え…)を証明するために旅に出たことを併せて考えると、この先も雪と氷の世界で話が展開されるのでしょう。
(しかもアスリエル卿は拉致られてしまったし…)

1作目だけでは話の本筋が全くわからないので、きっと2作目も見てしまうんだろうなぁ~。
(東地さんが吹き替えてるのなら喜んで見に行きますけどね!)

最初から「パラレルワールド」と映画の中でも言い切っているように、後々、我々が住む現世界の人間も出てくるという話を聞いて、劇場版・鋼の錬金術師を思い浮かべてしまいました。
この作品の中では、2つの世界がどう繋がっていくのかも1つの見所といえるでしょうね。

さて、この作品はファンタジーです。
私はほとんどファンタジーという分野の映画を見ないので、作品としてどのくらい評価できるのかの基準がわかりません。
古くは「ネバーエンディングストーリー」、「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」「ナルニア国物語」…全然見てないし(^^;)

一緒に見たYちゃん曰く「ファンタジーでは必ず人間じゃない生き物が出てきて人間の言葉をしゃべるよね」
…確かに。
あと、邪悪な者と主人公が戦ったりする。
そして話のキーとなる重要なグッズを奪い合う。

こんな感じで合ってる?

ライラの冒険の場合、守護精霊(ダイモン)が動物の姿をしていて、出てくる人物が皆ダイモンを1匹連れているけど、そのダイモンと会話をしているのは子供だけだったような…。
あと、動物がしゃべるといえば「鎧熊(よろいグマ)」の存在。
唐突に出てきた印象が拭えない(^^;)し、ライラの為に命を掛ける理由もいまいち弱いなぁ~。

「グッズ」に関しては、ライラが羅針盤を持っていることを夫人に知られてはいけない、と念押しされていて、先にも言ったように実際に夫人は羅針盤を奪おうとするけれど、その理由もよくわからなかった。
羅針盤自体、“物事の真実を指し示す”っていうよりも“過去を覗き見る”とか“善人悪人の判断”にしか使われていないから、それにあまり重みを感じることができないんですよね。

夫人も悪い(ことをしている)人間には違いないけど、邪悪ではないし…。

パラレルワールドと断定されているしょっぱなの時点で、私が勝手に思い描く“ファンタジー”とはちょっと違うかな~?って感じる作品でした。
その意味では、ファンタジー好きな人には物足りないでしょうし、苦手な人には割合とっつきやすい作品と言えるかもしれません。

公開は3/1(土)
上映時間は113分

声の出演
ライラ(ダコタ・ブルーリチャーズ):西内まりや
コールター夫人(ニコール・キッドマン):山口智子
イオニク・バーニソン(←鎧熊):緒方拳
パンタライモン(ライラのダイモン):成海璃子
アスリエル卿(ダニエル・クレイグ):東地宏樹
コメント (7)
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ジパング 航跡344

2008-02-09 | ジパング
次号は久々の表紙&巻頭カラーだそうですが、その予告ページに書かれる意味深な内容がついつい気になってしまう今日この頃…。

その件に関しては最後に語ることにして、今号は現在のみらいを取巻く状況とみらいの現状について、がメイン。

*********************

アヴェンジャー搭乗中のグールドはみらいを探していた。
同じ頃、SH60Jは角松の命令で大和の退艦状況を監視、脱出用船舶の離脱確認後に報告・帰艦予定。
夜明けまであと40分(現在AM5:30)
角松は空母艦載機発艦などの状況を隊員に説明する。
大和南東50Kmのみらいは、発見されれば大和よりリスクが大きい…。
だが、夜が明けるとともに、グールドによってみらいの航跡が発見されてしまう。

*********************

角松によると、現在のみらいは今更だけど下記のように絶望的な状況。
 ↓
①イージスシステムの復旧の見通しが立たないため、全対空ミサイル使用不能
②主砲は目視射撃
③紙同然の薄い装甲
唯一の頼みは完全自動管制のCIWSのみ

…あれ?
やっぱり私は素人なので、いまいちイージスシステム(この場合は大和の攻撃で破損したSPY-1Dのことを指していると思われる)とミサイル誘導の関連性がわかっていないんですけど、パラボナアンテナ状の射撃指揮装置だけではSM2は誘導できないんですね?
(射撃指揮装置も三式焼霰弾で破損してたら当然絶望的だし、実際その可能性は高いわけですが)

主砲にも主砲管制用射撃指揮装置というものがあるけど、これは…?
(「あたご」の主砲管制はSPYレーダーで行なうので、この丸いアンテナがないと聞いています。その意味で、大いなる矛盾を感じてしまう…)

イージス艦が、何でもかんでもイージスシステム頼りみたいな描かれ方をしているけど、本当なんだろうか?っていう疑問が、私の中にむんむん湧いてきてしまうのです。
なんか納得できない、って感じで。

でも、とりあえず「ジパング」という漫画内での今のみらいの武器は、大和並みの目視発射しかできない主砲とCIWSのみということ。
空母艦載機の編隊が来ても、ハットンの時に1度やっているから、CIWSで何とかなるような気がしちゃうのは、私の思いあがりでしょうかね(^^;)

↑こんなことをつい考えてしまうのは、今号が、大和よりみらいの危機を煽るような内容になっているから。
グールドがみらいに執着して、ついに発見されてしまった(と言ってもまだ航跡のみだ!)とはいえ、今米軍にとっての目前の敵はあくまで大和ですから…。

グールドには、みらいの艦載機が大和を攻撃したおかげで、その機関が停止したっていう事実を、米軍にきちんと伝えてほしいものです。
普通に考えて、みらいを攻撃・撃沈させる意味は全くないし、色々な意味で好奇心をそそる存在だと思うんですけどね~。

ところで冒頭に書いた予告ページのことですが、

  「日の出と共に闘いは最終局面へ」

って書いてありますね。
ジパングの、ではなく、闘いの最終局面で良かった~!
(毎回その大げさな言葉に騙されそうになってしまうのだった;)
でも、きっとこの“最終”っていうのが「いつ終わるんだ?」って位に、また長いんですよね~(^^;)

それから気付いた方もいらっしゃるでしょうが、目次ページの1番下の「来週の表紙は“ジパング”」のところに「イイ男が揃った」って書いてありますよ。

…え!またオールスターキャスト?!って、つい期待しちゃいますね。

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試写会が当たった!

2008-02-04 | 映画
映画「ライラの冒険・黄金の羅針盤」の試写会が当たりました!
やった~(*^-^*)/

モーニングの試写会プレゼントに応募していたもので、3月1日公開の映画に対して試写会の日にちは2月9日!
約1ヶ月も早く見られるのは試写会ならでは、ですよね~。
午前の、日本語吹き替え版のものを見る予定なので、吹き替えの配役も楽しみです。
(まぁ、メインキャストはライラ役の子供とニコール・キッドマンですけど)

この映画の予告編は、「アイ・アム・レジェンド」を見に行った12月から映画館に流れていて、随分と派手な…いや、お金を掛けていそうな作品だったので注目はしていたんですけどね。

が、実は私、「ファンタジー」ものはあまり興味がなくて…(^^;)
かの有名なハリーポッターも、最初の作品をDVDで見ただけな上、途中で寝てしまったという…(^^;;)
実は今回もどうなることやら、と自分に対する不安でいっぱいです。
面白ければ、当然寝ることなんてないんですけどね!

そのあたりも含めて、また後日ここで感想を書いてみようと思っています。


最近は試写会もご無沙汰してました。
当選以前の問題ですけど、職場近隣の有楽町や新橋、銀座で行なわれる試写会には、就業時間の都合上、19:00開演のものしか応募できないので、絶対数がものすごく少ないんですよ~!
(通常は18:30開演なので←ぎりぎりすぎて;昔、5分位遅れたら入場を拒否られた経験あり…)

今回は休日の昼間なのでゆっくり行けるし、昼の吹き替え版と夜の字幕版が選べるのが良かったです。
モーニング、っていうか、講談社の合同試写会は映画好きの方には狙い目だと思いますよ!

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ジパング 航跡343

2008-02-01 | ジパング
ようやく大和の乗員退艦が開始されたけれど、今後の大和を心配する大野艦長をよそに、相変わらず草加は余裕の表情ですなぁ~。

******************

ルメイ大佐から太平洋上のクラーク少佐へ、大統領執務室への来訪が命じられた旨の電信が届く。
ヤマト艦上では…
夜明けまで1時間、ヤマト乗員の退艦が始まった。
それを見守る草加は大野艦長に、丸腰になる艦の状況を連合艦隊司令部に伝えて欲しいと言う。
一方、戦艦アイオワ艦上のカーネルは…
草加の言葉の本当の意味を解さないスプルーアンスの空母部隊が大和に空襲を仕掛けると推測。
そして現実に空母艦載機は飛び立った。

******************

やっぱり先に米艦隊が動き出す状況になってきましたね。
カーネルのいう「自分はただ待つだけ」(←みたいな;)というセリフが、今までの彼の言動(どう考えても越権だろ?ってことまで、随分と好き勝手やってたと思いますよ~)と相反するほどしおらしいのは、大統領に判断を委ねる状況になりつつあることが、うすうすわかってきているからなのか?

空母艦載機が大和に到達するまでに、2000人を越える乗員の退艦が終わるとは思えないので、ここでまたひと悶着…いや、ひと騒動…

いやいや、ここは真面目に“地獄絵図”の様相を呈する状況に陥るかもしれないと言っておこう…。
草加に言わせれば、「下級の兵あたりの命なら日本の将来のための尊い犠牲ということで…」で終わりそうですけど。

大野艦長に、この状況を連合艦隊司令部に伝えてほしいと言ったのは、応援(=丸腰の大和の護衛)したければどうぞ!という意味なのかもしれないけど、軍籍から離れてます宣言をした草加のやっていることに、たとえ大和の一大事とはいえ、司令部がほいほい艦隊を差し向けるとも思えない…。

このあたりの、今後の連合艦隊の動き(艦長→連合艦隊司令部→海軍軍令部という流れ?)も楽しみになって来ました。

そしてみらいは…?

破損していないSPYレーダーで、米軍艦載機の動きをキャッチできるのか?
(1面しか生きていないであろうレーダーを生かすには、艦艇の向きを自ら変え続ければいいのかな…^^; ←あ、コレは冗談で言ってみただけです;)

もし、艦載機を捕捉できた場合、「まだ乗員の退艦は終わっていないはずだ!草加~!」とか言って、角松が怒り狂って大和移乗作戦そっちのけに…

…すいません。
なんか、妄想が激しくなってきたので今日はこんなところで。
(^^;)

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