おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

鋼の錬金術師FA 7話

2009-05-19 | 鋼の錬金術師
今回も録画視聴。

内容は…
マルコーの隠した“賢者の石”の作り方を書き記した本を読むため、故郷・リゼンブールを後にし、セントラルへ向かったエドたちだったが、彼らを待っていたのは焼失した中央図書館だった。
が、図書館にある本の内容を、全て覚えているというシェスカの協力によって書き起こされたマルコーの本を解読していくうちに、賢者の石の材料が生きた人間であることがわかる。
軍が行っていたこの研究の秘密を探るため、今は使われていない第五研究所に忍び込むエドとアルだったが…。

いつもどおり、話は原作どおりなのです。
今回は、まぁ悪くない方だと感じました。

が、

あの過剰なギャグ描写だけはいただけなかった。
最初から最後まで、何もかも、ですからね。
くどいし、単調なデフォルメは手抜きにしか見えないことが、作っている側にはわからない、ってことなんだろうか。

どういうつもりであれを乱発するのか、演出の人間に問いただしたい。
アニメーションと漫画は全くの別物であるという、当たり前のことが全くわかっていないから、あんなことが平気でできちゃうんだ、としか思えない。

それから、「えっ?!」って思ったのは、マルコーの研究書を解読した場面。
あまりの唐突さに、ものすごい違和感を覚えました。
なんつーか、時間の経過が全く感じられないまま、解読しちゃった感じ。
「10日間ずっとこうですよ」って言葉だけで片付けられて、演出もなにもなし、っていう…。
アニメで漫画と同じことやるな!っていうのはこういう場面のことなのに。

やっぱり、ストーリーを流しているだけの、やっつけアニメという気分で仕事してるのかねぇ~。

大佐のセリフも極悪人風で、結構違和感があったし。
野望を語る演技には聞こえなかったよ、あれは。

私だって、根っからのアンチじゃありません。
いいところがあったら「ここは良かった!」って書きたいのです。
でも、それが全然ないから毎回ガッカリしてるだけのこと。

放映前のストックは、この回あたりで全て吐き出しているはずなので、鋼を期待していたファンからの怒号に対して、それを真摯に受け止めていれば、次回あたりからは、そろそろ内容に変化が現れてもいい頃でしょう。
今後も相変わらず低レベルな内容(作画・演出・脚本など)が変わらないようであれば、ボンズという会社の質まで問われかねないと思いますよ。

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鋼の錬金術師FA 6話

2009-05-10 | 鋼の錬金術師
昨日の静岡遠征の疲れが抜けず、また、試合のレポを明け方近くまで書いていたせいで、今日は昼すぎまでベッドの上でぐだぐだしてました。
しかも恐ろしく暑いし…。
熊谷の最高気温は32度を越えていたようだから、うちの辺りも似たようなものだと思う。
とにかく暑かったですね~;

どこにも出かけなかったので、今日の鋼はリアルタイムで見たわけですが。
リアルタイムだと、録画と違って、アバンとOPを飛ばし見できないからキツい(^^;)
…ホントに、この部分から拒否反応起こしてしまうアニメって、なかなかないと思う。

今日は、スカーに破壊されたオートメールを直すため、護衛と称して同行するアームストロング少佐と共に、久々に故郷のリゼンブールへ戻り、3日後再び出発していく話。
その途中の駅で、行方不明になっていた国家錬金術師の医者・マルコーを見かけた一行は、彼の家を訪ね、エドは“賢者の石”の作成方法が書かれた資料を見せてくれるよう頼む、というエピソードが入る。

今回も、基本的には原作どおりです。
だからわざわざ粗探しをして、それを論っているだけ、と思われる向きもあるだろうけど、はっきり言ってそれは違う。
(毎回同じ印象を受けるので、そのたびに同じ事を書くことになるから、正直毎週鋼の感想を書くことに意味があるのか?と、思い始めているのは確かなんだけど)

原作に準じているにもかかわらず、見ていて何かモヤモヤしたものが残ってしまうのは、製作サイドが我々とは全く違う原作解釈をしているからだと思わざるを得ない。
だから「なぜこのセリフを削る?」とか「なぜここに寒いギャグを入れる?」とかの、奇怪な演出ができてしまうのでは?

今回一番びっくりしたのは、通常1週間かかるオートメールを3日で仕上げるため、徹夜をしているウィンリィに気付いたエドが、毎夜こそこそ部屋を覗きに行く理由が、
「早くセントラルに行きたいから(賢者の石の資料がセントラルの図書館にある)」
みたいにされていたこと。

最初に言っておくと、ここの部分はアニメオリジナル。
2期のエドは“自己中心的で、元の身体に戻ることを最優先に考えるDQN”とかいう性格設定にでもされているのだろうか?
「え?ギャグですよ、ギャグ!」とかいうノリで、あの場面が加えられたのであれば、マジ引くんですけど。

心の深層部分が全く表現できていないから、うわべをなぞっただけの上っ面な印象しか残らないんだな。
もっとエドは、ウィンリィやばっちゃんに感謝しているはずなのに、ロックベル家はセントラルへの単なる通過点、みたいな扱いだったよ。

それと、かなり気になったのはアル。
なぜあんなに無言なのだろう?
羊に囲まれている描写や、マルコーさんに投げられる場面で、一言も発しないのは却って不自然だと思う。
(それがたとえ原作どおりであっても。こういう所に演出のセンスの無さが露見してしまうんだな…)

相変わらず絵は動かなくて、まるで「電動紙芝居」のようだったし。
普通なら動きでつなぐシーンなのに、動き始めた途端、動き終わりのカットで済ませてしまう、という…。
絵コンテがそうなっているのか、動画の画力がないのか、両方なのか(^^;)

いろんな意味で、鋼の錬金術師が残念なアニメに成り下っている現状に、耐えられなくなっています。

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鋼の錬金術師FA 5話

2009-05-03 | 鋼の錬金術師
今回もリアルタイム視聴しなかった「鋼」

どうしても、お買い物に行きたかったから…食べ物が切れてしまったんですよっ!
お菓子、果物、牛乳、アイスというおやつアイテムがことごとく切れて、間食が冷凍枝豆と発泡酒になってたのです(^^;)
そんな物でもたまにはいいかな?って思うけど、GW中にお菓子のひとつもないなんて、みじめったらしくて私は精神的にダメ orz...
5日用(?)に、柏餅も買ってきました!

ということで、私にとっては「食べ物>鋼」という選択だったのだけど、今日も期待に違わぬ演出で、このアニメを惰性で見ているだけの現状を、打破できるような出来ではありませんでした。

先週見た予告絵で、今週が期待できないことはわかっていたけれど…。
それでも、タッカーとニーナがスカーに殺され、その魔の手がエルリック兄弟にも迫った状況で、エドのオートメールとアルの身体が破壊され、死をも覚悟する今回の話は、見せ場も多くて普通なら、TV画面につい感情移入してしまうような話なんだけどね。

相変わらず、見せ方が全然なってないんですよ。
動きもいまいち。
エドが夢から覚めて、左足を抱えるまでの一連の動きなんて、確かに動いてるけど、いかにも“エドの心情を、足を抱えることで表現してみました~!”っていう、薄っぺらい感じが寒かったし、なにより動きそのものがヘン!
(はっきり言わせてもらうと「ヘタ」)

スカーに襲われる前後の絵は、とにかく顔のアップばかりだし、特にアップになっているエドの目の、下まぶたにはことごとく線がないから、なんか変な印象しか残らないし、そのせいもあって、全然目で演技ができてないっつーか。
前作を引き合いに出したくはないけど、精神的に疲れきっている時のエドの目には、下まぶた線の下に、もう1本線を入れて、まるでクマのように見せたりしてた。

オートメール破壊のシーンも、正直ガッカリよ。
とにかくしょぼい。
ここの作画に力入れないで、どこに入れるんだ?!ってくらいの場面なのに、なんであんななの?

スカーもそうだけど、軍部の登場もやけに唐突な印象を持ってしまったな。
スカーとエドがやり合っている時の背景に、傘をさした一般人が遠くに5~6人描かれていたのにも違和感を覚えたんだけど、その背景と、スカーから逃げ回った後なので、場所は全く違うはずなのに、軍部が出てきた場面での背景が、同じような視点で見たものだったから「さっきいなかったのに、急に出てきた」という印象を、私に与えたんだと思う。

それから、大佐の「雨の日は無能…」のとこ。
ここで原作どおり中尉に言わせるのなら、なんで1話でやったんだろう?
つか、1話って絶対いらない無駄回だよね。

アルの「バカ兄!」のシーンにも愕然とさせられた。
なんつーか、笑いのセンスのカケラもないっつーか、そもそも笑いにするってどーなのよ?って。

声優さんの演技も、正直“なんか違う…”って感じなんだけど、それでも音だけ「ドラマCD」のように聞いていれば、それはそれでストレスなく鋼を味わうことができるかもしれない!って、今回気付きました。

エンヴィー初登場で、あ~やっぱりコナンだ…としか思えなかったあたり…。
高山みなみファンは嬉しいんだろうけど、やっぱりちょっとね。
EDで「絵コンテ・入江篤」を見た時は、なんつーか、正直「この人監督やる才能ないよ」って思ってしまった。

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鋼の錬金術師FA 4話

2009-04-29 | 鋼の錬金術師
放送日は外出していたので、録画したものを視聴しましたが、3話がアレだったので…正直4話には期待してなかったんですよね。
が、始まってみたら意外に、良かった…。
違う意味で肩透かしくらったような気分でした。

今日の話は…
マスタング大佐に紹介された生体練成の第一人者、ショウ・タッカーの家を訪れるようになったエルリック兄弟が、その一人娘・ニーナとふれあいの機会を持つが、国家錬金術師の査定が迫っていたタッカーは、自分の娘と飼い犬のアレキサンダーを、人語を話すキメラとして練成してしまう。
それを知ってしまったエドは?そして、国家錬金術師を付け狙うスカーは?
…という内容。

正直、「急に、どうしちゃったんだろう?」ってくらい変わりましたよね。
絵も原作に近くありながら、前作アニメの伊藤絵にもかなり影響されているような感じの作画でした。
今期のヒューズは未だに違和感バリバリだけど、スカーはかなりいいです!

人物以外の静物(テーブルに置かれた物体とか本とか)も、ベタ塗り感しか印象になかったこれまでとは違い、前作で多用されていた艶っぽさがある塗りになっていたのが良かった。

演出的にも…これは元々原作どおりなわけですが、同じ原作どおりの3話と比べれば雲泥の違いがありましたな。
(まぁ、元々の尺の違いはあるにせよ、です)
…っていうか、違和感なく普通に見れる、っていうのは今回みたいなことを言うのではないか、と思うと同時に、そんな普通のことが“素晴らしく”感じられてしまう鋼FAってどうなのよ?と思ったわけです。

「原作どおりにアニメ化するだけなら、アニメ化する意味がない」
そんな辛らつな意見もあるけれど、私は変な勘違い(原作改悪、とも言う)が作り手になければ、原作どおりで結構!な派かも。

漫画とアニメは表現方法が違うのに、画面に書き文字を入れて、それを動かしてみるとか(2話の大総統のトコとか、3話までの全てにあった)、平気でそんな薄ら寒いことやる演出はありえないと思っているので、それがないだけで精神衛生上、良かったと言える!

贅沢を言えば、漫画で読み手が“自分なりの行間を読む”ところを、アニメは時間的な“間”を入れたり、漫画で飛ばさざるを得なかった“行間”を、創造する工夫をして欲しいと思う。
それが際立っていたのが鋼の前作で、原作と違った展開になっていながら評価されていたのはそのせいだと思うから。

今回のクライマックスの、キメラにされたニーナを見て、エドがタッカーにキレるシーンでは、ニーナに服を引っ張られていないのに、エドはなぜ後ろを振り返ったんだろう?という疑問を抱きました。
原作どおりでありながら、セリフも所々カットされてたし。

…ん~、そこまで言ったら贅沢言い過ぎかな。

ニーナ役も、子役かよ~っ!と心配してたような悪い印象はなかったけど、やっぱり子供特有の、セリフ後の声が抜ける感じが気になった。
それより、マスタング組の人々の声にはかなりの違和感があるなぁ。
非難の的だった大佐なんか気にならないくらい、ハボック・ブレダ・フュリーの声がイヤだ。

次回は予告を見る限り、また作画崩壊の予感。
いい時は続かないのね。

しかし、DVD特典にずるいものを用意してきましたね!
CM見て、思わず「きたねえ~~っ!」と叫んだ自分がいた…。

「盲目の錬金術師」

大丈夫、本編で失敗してるスタッフが、特典アニメごときに力入れて、立派な作品に仕上げられているとは思えないし!
…そう思い込むことにしました(^^;)

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鋼の錬金術師FA 3話

2009-04-20 | 鋼の錬金術師
原作の1話、アニメ前作の1・2話に相当する話。

東部の町・リオールは、レト教の教主・コーネロによって支配され、彼が行う“奇跡の御技”は、死者すら生き返ると信じられていた。
その教えを信じ、死んだ恋人の復活を願う信者・ロゼに、奇跡の技は錬金術で、死者は生き返らないと説くエドとアルは、法則を無視したコーネロの練成に“賢者の石”が使われているのではないか、と疑問を抱く…というストーリー。

確かに、前作アニメに比べれば、内容だけは原作に近かった。

でも…

アニメとしては終わってる orz...
これ、最低最悪だわ。
見ていて絶望感を感じてしまうアニメって正直初めてよ。

リアルタイムで見ていて、ものすごく感じたのは、絵が全然動いてないこと。
動こうとすると、カットが変わって別の絵になったり、アップになったり、ギャグ絵になったり。
とにかく不自然さが際立つほど動かない。

画面を2分割とか3分割するのも、やたら多かったしね。
ああすれば、確かに作画は楽だわ。
でも、何でもかんでも顔の表情出しときゃいいってもんじゃないでしょ。
アニメなんだからさぁ。
今時、出来が悪い漫画だって、顔並べてるだけとか素人みたいなことやらないって。

尺が足らないから苦肉の策で、みたいな考えで、あんな手抜きを思いついたんだろうけど、繰り返しされると「…くどい!」って思うよね。

作画については、もう毎回のことなので今更文句も言い尽くした感があるけど、背景に関しては、特に今回は酷すぎて印象に残った。
狙いで描いてるにしても、酷い。
歪んだ建物(先週のエド・アルの家もだったけど)とか、ベタ塗りされた色に目が行ってしまって、不快感が残るんだけど。

声優さんの演技に関しても、今回は前回のように感情を出しすぎないように、っていうのがあるらしいけど、聞いててすごく違和感がある。
エドは絶えずイライラしてる風に聞こえるし、アルも天真爛漫さがない、っていうか…。
原作と同じ内容でありながら、そう感じられないのは、あの演技のせいもあるように思う。

アニメはアニメでしか表現できない方法で作品を作ってほしいのに、漫画的手法を取り入れてみました~!とか言って大失敗したサンプルのような作品だった。

次回はタッカーとニーナの話。
ニーナの役を、9歳の子供がやるって本当ですか?
…何を狙ってるんだろう。まじ止めてもらいたい。

もう発売が決まっているDVD。
1話を見た時点で思ったけど、DVDはどんな特典が付いていたとしても買いません。
グッズも然り。
反対に、前作を懐かしく思い出して、せんべい缶(全巻収納BOX)を引っ張り出してDVDを見始めてしまう有り様ですよ。
旧作の株を上げてしまう新作って、作品としてどうなんでしょうね。

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鋼の錬金術師FA 2話

2009-04-13 | 鋼の錬金術師
【「今期の鋼サイコ~!」という方は、即このブログを閉じて下さい。傾向的に、あえて言うなら“アンチ”です;】

一応…多少の期待を持って、鋼の2話を見てみました。

この回は、エド・アルが幼い頃、亡くなったお母さんを生き返らせようとして、錬金術で暗黙のうちに禁止されている「人体練成」を行い、“あちら側”へアルの身体とエドの左足(アルの魂を鎧に定着させるため、後に右腕も)を持っていかれてしまったが、マスタング大佐に焚きつけられ、機械鎧(オートメール)を装着し、国家錬金術師の資格を得る、という重要な話だったわけですが…

う~~ん…

正直言って、やっぱり私はコレ、ダメかもしれないです。

原作どおりに「真理」が出てくるし、国家錬金術師資格試験では、大総統に練成した槍を向ける。
これが見られるだけで、前作アニメの上を行った!…と思うであろう自分を想定してた。

でも、見てて全くそんなワクワク感が起きなかった。
なんか、ここぞ!という決めの場面が全くなくて、エピソードを流しているだけっていう印象しか残らないんだよね。

幼児期の、お母さんとのふれあいも全く描けていないから、わざわざ禁じられた人体練成をしようとする理由が、子供の興味本位みたいな、あっさりしたものになってしまっている。
そもそも、お母さんが一瞬出てきてしゃべったと思ったら、次のカットではもうお墓っていう演出には、驚き以外の言葉が見つからないよ。

今回は明らかに絵もいまいちだったし。
あれで「原作に似せてるので…」とか言われても、それは言い訳にしか聞こえないレベル。
原作はもっときれいですから。
細かいことを言えば、指先とかね。
「舐めとるのか??!」って、マジ思う。

ピナコばっちゃんも「なにこれ…」って思ったし、ヒューズの横顔なんて、素人のやっつけ仕事でしょ。

色彩設定もダメ。
なんであんなにベタ塗りな印象しか残らないんだろう?
透明感が全然ないんだよね。

音楽も、全然印象に残らない。
荘厳すぎちゃって…。
ずっとこんな調子なのかな、って、今回の話が話だっただけに特に感じてしまった。
曲が良い悪いの問題じゃなく、“合わない”のだと思う。

一言で言えば「演出が悪い」「見せ方がヘタ」

これで次回はリオールの話になるわけでしょ?
前作では、2話使ってじっくり描いたけど、実際は1話でも納まる話。
(しかも、本来ここで初めて説明すべき内容を、1話で説明しちゃっている部分もあるし)
どう作ってくるのか、悪い意味で興味津々です。

**************

原作の方も、コミックス22巻がつい先日発売になりました。
噂によれば、原作は今年中に終わるとかいうことですが、ここ数巻の話は進展しているようで全然進展してない感じ。

詰めの部分に入り、細かい部分も丁寧に作りこんでいこう、という意図は伝わってくるものの(複雑で壮大な内容を、まとめにかかっているわけですからね)、読み手側とすれば、「出口が見えない迷路に迷い込んだまま」な印象しか持てないわけです。
「出口はまだなの?…あ、そう」って。

読者のほとんどは、エド・アルが身体を取り戻せるか?っていう部分を最終的な目標ととらえているのだろうけど、ホムンクルスと“お父様”を何とかしない限り、最終ステージにも辿り着けない今の状況が、だらだら感を生んでしまっている気がする。

でも、こちらにはがんばってついて行きますよ。

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鋼(前作)の原画(コピー)

2009-04-10 | 鋼の錬金術師
先日、新作・鋼の錬金術師について、「少しだけ」語ったあとに載せようと思っていた原画コピーが、自分の予想に反して「かなりたくさん」語ってしまったが為に載せられなくなってしまったので、今日は原画だけ載せることにしました。

以前も書いたように、鋼の原画コピーに関しては、それはもう山ほど持っているんだけど、その中でも好きなものを紹介しますので、ちょっと見てみて下さい。

テーマ『人体練成』





















枚数の都合により、結構省略しました。
で、これなのですが、実は前作3話の原画ではなく、PS2用ゲームで使われている原画なのですよ~。
違いが気になる方は、是非確認してみてください♪

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鋼の錬金術師FA 1話

2009-04-08 | 鋼の錬金術師
放映日は外出していたので、録画しておいた“新作・鋼”を後日見ました。
正直、鋼をブログで語るのは、ジパングの比ではないリスクを伴うものだと勝手に思い込んでいるのですが(^^;)少しだけ…。

前作アニメ終了後、原作も年に3度発売されるコミックス購入時に読むだけ(つまり、ガンガンは購入していない)の私は、“ひとこと”欄にも書いたように、
「前のはどんなだったっけ?」
と思ってDVDを引っぱり出し、1話から数話見てみたのでした。

…最初に言っておくと、別に私は「前作アニメ礼賛者」というわけではない。
だから原作の方で終盤に入ったこの作品を、原作準拠で作り直すという噂の新作を、それはもう楽しみにしていたんだけど…。

作画と声優は、ま、こんなものでしょう!って位に許容範囲。
(細かい自分の好みを言ってたら、きりがないし)

が、どうしても違和感が拭えなかったのは、あれが1話だったこと。

ああいう作りにしたのは、作っている側が、「前作とは違うものにしよう」と意気込んだ結果なんだろうけど、初見の視聴者を置き去りにしてませんかね?

あれは原作読んでいる人だけが理解できる内容だし、OP絵に関しては、尚更そう感じてしまったんですけど。
(OPに3クール目くらいの人物が出ているのが疑問)
新番組のCMでシドの曲を流しておきながら、OP曲はYUIでした~なんて、何をもったいぶってるんだろう?
(YUIが活動休止してたことなんて、ファン以外誰も知らないと思うし、どうでもいいこと)

1話に主要な登場人物を総出演させたのも、いきなり話の核心をエピソードとして出したのも、今回は原作が貯まりすぎていて、細かいエピソードをやっているヒマがないから、最初からそこらへんを匂わせておこう、っていう意図だったのだろうか?

…とか、そんな風に勘ぐってしまうような演出になっている時点で、もう終わってる orz...
「これは前作を上回る作品になる予感…!」ていう感じを期待してたのに、全くそれがなかったよ。

「ま、評価は2話以降だね」
という話もちらほら聞いていて、私も最初はそう思ったのだけど、結局導入部分がだめなら次もだめでしょう。
(そう思っておいた方が、次回に期待しないですむし;)

生理的にちょっとヤダなぁ~;と思ったのは、ナレーションの声とCM前後のアレ。
(ここらへんが気になって仕方がなかったので、前作を見直したんですね…)
→で、前作を見て…「あぁ~;そうだったねえ…」と(^^;)

前作と比較されることは避けられない作品なので、どうしてもそういう目で見てしまいますが、前作でオリジナルになったあたりからの話には、ものすごく期待しています。
(そこからかよ orz...)

…全然“少し”語るどころじゃなかったですね。
スイマセン。

* トップの写真は、前作の原画コピーです。
 (師匠に人体練成のことを告白する場面での回想シーン)

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