記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「向日葵の咲かない夏」

2020-01-21 09:00:55 | book
ABちゃんに渡された本。
初めての作家さん。
私は、動物虐待と子供虐待は映像でも文章でも嫌い。
この本を読みだして、最初に連続動物惨殺があり、次は子供虐待があったので読むのを止めていた。
(途中で読むのを止めたのは初めてかも.....)
ABちゃんに読むのを止めた事を言うと、「最初だけだから。後はもう出ないから。」とのこと。
しばらく(動物惨殺の描写を忘れるまで)おっぽいといて、途中から読みだした。
「向日葵の咲かない夏」⇒(道尾秀介作)
主人公は小学4年生の男子・ミチオ(摩耶道夫)。
ミチオは夏休みを迎える終業式の日、先生に頼まれて欠席していた級友S君宅へ届け物をした。
そこで目にしたのはS君の首つり死体。
先生と警察が駆け付けた時に、S君の死体は消えていた。
1週間後、S君は蜘蛛に姿を変えて現れ、「僕は殺された。死体を探して欲しい。」と訴える。
ミチオと妹のミカと蜘蛛のS君は、死体を探し始めるのだが......。
自殺? 他殺? 死体は? なぜ?

幻想小説であり、ミステリー小説。


感想:何とも言えない本だった。
   犯人捜しは面白かったけど、途中から嘘か真実か分からなくなってきた。
   最後はなぁ~んだってなるんだけど....。
   けったいな本だったわ。
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「嘘ばっかり」

2020-01-20 10:04:48 | book
もっか引きこもり中。
13日から20日まで予定なしなので、ひたすら本を読んでる。
ジェフリー・アーチャーの「運命のコイン」を読んでこの本を知り、買っておいた。
「嘘ばっかり」⇒(ジェフリー・アーチャー作)
15篇の短編小説。
実際の小事件を材料にして書かれたものと、想像のものがある。
場所もいろいろ、時代もいろいろ。
嘘の相手は神であったり、友であったり、法であったり、といろいろ。
結末が三通りあり、どれを選ぶかは読者のお好みで....って言うのもある。

短編小説。

感想:嘘をつくんだから被害を被ってる人はいるんだけど、個人を攻撃する嘘じゃないんだよね。
   ちょっと小気味いい嘘が多いから面白い。
   短編集だから途中で中断するのは簡単なんだけど、止められなかった。
   一気読み。
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「津軽双花」

2020-01-19 08:43:00 | book
葉室麟さんの本は見つけたら買うと決めている。
これも「み~っけ」で購入。
「津軽双花」⇒(葉室麟作)
主人公は石田三成の娘・辰姫と徳川家康の養女・満天姫の二人。
辰姫は津軽家の藩主・津軽信枚に嫁ぐ。
そこへ徳川家康によって満天姫が正室として嫁がされる。
片や正室、片や側室。
二人は同じ男のの愛を奪い合う運命に立ち向かう。
他は本能寺の変、関ヶ原の戦、大坂の陣の短編。

時代小説。
短編集。


感想:最初の「津軽双花」は面白かった。
   後の3つはおまけみたいな感じ。
   政略結婚が当たり前の時代だから、女性は理不尽なことも受け言えれるしかない。
   子持ちであろうが、年上であろうが関係ないんだよね。
   女性は一つの駒にしかすぎないし、その中で生きていくしかないんだもん。
   短編にしなくてもいいのに....って思っちゃったぁ。
   
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「皇帝フリードリッヒ二世の生涯」

2020-01-18 10:58:47 | book
ヨーロッパの中世の歴史は塩野七生さんの本で勉強と言っても過言ではない私。
ヨーロッパの歴史は面白く、それも13世紀が面白い。
今回も迷わず購入。
「皇帝フリードリッヒ二世の生涯」⇒
(塩野七生作)
題名の通り、皇帝フリードリッヒ二世の生涯が書かれている。
父親ハインリッヒ六世はドイツ出身の神聖ローマ帝国皇帝であり、母親コスタンツァをシチリア王の唯一の継承者であった。
二人の結婚で、父親はシチリア王になる。
フリードリッヒ二世は、生まれながらにしてドイツとシチリアを治める運命を生きる。
神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式もローマ法王の手によって行われたにもかかわらず、法王が変わることで3度も破門になる。
法治国家と政教分離を目指したことで、法王と対立。
フリードリッヒ二世の生涯は勿論の事、彼の趣味や成しえた事、側近や子供の事などが書かれている。

歴史小説。


感想:フリードリッヒ二世はちょっと早く生まれ過ぎたんだろうなぁ。
   法王が全ての実権を持つ時代だから、思い通りにならない彼を法王は許せなかったんだろう。
   破門しても、彼の周りは何一つ変わらなかったのが脅威だったのかも。
   ローマを攻めようとはしなかったのに.....。
   法王の器よりもフリードリッヒ二世の器の方が大きかったんだろうと思う。
   この本を読む限りでの感想がそうなった。
   面白かったわ。(好き嫌いはあると思うけど.....)
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「引き抜き屋」

2020-01-17 09:02:33 | book
ず~っと探していたのに見つからず、諦めかけてた本。
WOWOWのドラマ化で知り、TVよりも本で読みたいと思いながら気にかけていた。
やっと巡り合えた。
「引き抜き屋」⇒(雫井脩介作)
主人公は30歳の鹿子小穂(かのこさほ)。
彼女はアウトグッズブランドのメーカー「フォーン」の社長の娘。
周囲には次期社長と思われていたが彼女だが、ヘッドハンティングされて入社した常務と折り合いが悪く、社長の父親から会社を辞めさせられる。
そんな彼女が、ひょんなことからヘッドハンティングの会社「フォルテフロース」でヘッドハンターとして働くことになる。
6つの話からなる。
それぞれに、人材を求める会社(クライアント)と、候補者(キャンディデイト)が登場。
マーケティングに強い人、不動産に強い人材、リストラ請負人、後継者、プロジェクトチーム、社長のハンティング。
お嬢様だった彼女がヘッドハンターとして成長していく。

業界小説。


感想:読み出し早々、TVドラマも観てみたいと思った。
   ヘッドハンターを依頼するにもいろんな事情があるから面白い。
   最後は小気味いい終わり方なのもいい。
   2冊にもかかわらず、一気読み。
   
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「心とろかすような」

2020-01-16 09:37:44 | book
宮部みゆきの「マサシリーズ」。
「心とろかすような」は用心犬・マサの事件簿。
「パーフェクト・ブルー」と一緒に購入しておいた。
「心とろかすような」⇒(宮部みゆき作)
主人公は「パーフェクト・ブルー」と同じ、元警察犬で今は探偵事務所の用心犬・マサ。
5作品の短編集。
単行本未収録の短編と、一作書下ろしの中編を加えてる。


感想:私的には書下ろしの「マサ・留守番をする」が面白かった。
   マサが一人で調査するんだけど、人間の言葉がしゃべれないもどかしさがある。
   昔、飼い猫のファンちゃんも人間の言葉をしゃべったらいいのに...って思った事とダブった。
   短編集はあまり好きじゃないけど、これは丁度良い感じで読めた。
   
 
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「社長室の冬」

2020-01-15 09:02:43 | book
堂場さんの「社長室の冬」を買ったわいいが、買った後にシリーズの第三弾だと知った。
(作家さんの名前だけ見て帯は見てなかった^^;)
第一弾も第二弾も読んでいなかったので、どうせなら一から読もうと思って探したが見つからない。
仕方なく順番を無視して読むことに......。
「社長室の冬」⇒(堂場瞬一作)
主人公は日本新報(新聞社)記者・南康裕。
南は誤報をしたせいで編集局から社長室への異動となっている。
日本新報は経営悪化の為に、外資系企業(ネット企業)への身売りを交渉中。
社長室にいる南は渦中に巻き込まれていく。
日本新報の行く末は? 南はどうなる?

事件小説。


感想:若者だけではなく、私の年齢でも新聞を取るのを止めてる人が多くなった。
   今やパソコンや携帯でネットニュース、TVでのニュース番組で事足りてると言う。
   携帯で固定電話が減り、メール&ラインで年賀状が減り、ネットで新聞が減ってる。
   近々ありそうな話だったわ。
   
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「錆びた太陽」

2020-01-14 08:37:16 | book
買おうかどうしようか迷いに迷った末に購入。
「錆びた太陽」⇒(恩田陸作)
主人公は立入制限区域をパトロールするロボット「ウルトラエイト」のボス。
日本の未来、原発を止めないと言うことで、エコテロリズムによっていくつもの原発が爆破された。
国土の2割近くが立入制限区域となる。
ウルトラエイトは北関東エリアをのパトロールを任されている。
そこへ、国税局から派遣されたという財護徳子が現れた。
人間の、それも若い徳子が立入制限区域に派遣されるとは思えない。
彼女の目的は? ボスはどうする?

ロボットは7人なので「ウルトラセブン」にしたかったらしいが、登録商法に引っかかったらしい。
ロボットの名前が「太陽にほえろ!」の刑事たちのニックネームと同じなのは、太陽つながりらしい。

SF小説。


感想:ロボットなんだけど、人間っぽいボス。
   それに引き換え、人間の徳子はハチャメチャ。
   昭和の名残りもあって懐かしいやら、おかしいやらで笑ってしまう場面がいっぱい。
   全く先が読めないので「そうきたかぁ~」と常に新鮮だったわ。
   SFならではの小説だった。
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世界テニス国別対抗戦(F)

2020-01-13 09:36:13 | テニス
日本は予選ラウンドで終わったけど、その後も決勝トーナメントをTV観戦した。
決勝トーナメントに、入ると若い選手のいるロシア、カナダ、オーストラリアが頑張っていた。
昨日ついに決勝戦。
決勝戦を戦うのはナダルのいるスペインとジョコヴィッチのいるセルビア。
まだ若い選手たちには渡さなかったわ。

<F>
 ★ラヨビッチ vs バウティスタアグート・・・5-7・1-6(スペイン)
 ★ジョコヴィッチ vs ナダル・・・・6-2・7-6(セルビア)
 ★トロイツキ&ジョコヴィッチ vs カレーニョブスタ&ロペス・・・6-3・6-4(セルビア)
セルビアの2勝1敗で、初代王者になった。
決勝トーナメント結果⇒
(表彰式が最後まで放送されなかったので載せれない^^;)


感想:両国の差はナダルの疲れだと思う。
   ナダルは、QFでゴファン(ベルギー)に負けてから調子が悪くなった。
   SFも勝つには勝ったけど、苦しんでの勝利だったからなぁ~。
   それに比べて、ジョコはQFでは苦しんだけど、SF・Fと調子を上げてきた。
   その差が決勝戦に出てしまった感じ。
   試合スケジュールが、ジョコよりナダルの方が厳しかった。
   ナダルはQFとSFの間が21時間だったとか。
   疲れを取る時間がなくて蓄積されたんだろうね。
   スペインを応援していただけに残念だわ。
   
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恐るべし100均!

2020-01-12 08:50:16 | 小物
久しぶり(年に1回行くか行かないか)にDAISOの100均へ行って来た。
目的は文房具(カッターナイフ、修正テープ)、台所用品(スポンジ、タコ糸)を買うこと。
目的達成後もブラブラと店内を見て回った。
ブラブラついでに買ったのが⇒
へぇ~こんなのも100円で買えるんだぁ~と感激した。

★最初の感激は印鑑。
 私の名前で100円の印鑑はたとえ木でもお目にかかったことがない。
 認印のシャチハタは作ってもらってた。(値段は忘れたけど、高かったのを覚えてる)
 それがなんと、100円でシャチハタ印鑑があったのには感激。
★2つ目は瓶オープナー。
 年を重ねると手の力もなくなり、瓶を開けるのに四苦八苦してた。
 瓶を温めて、中を傍聴させて開けるしかなかったので、これまた感激。
 それも100円で手に入ったんだから。
★3つ目は老眼鏡。
 老眼鏡は2つ持ってるが、どちらも持ち運び用。
 ベット再度に常時置いておくのが欲しかった。
 買わなくっちゃあ~って思っていたところだったので、100円で購入は嬉しい。
★4つ目はムメリ取りセット。
 キッチン排水口用なんだけど、たとえ役立たずでも100円だから惜しくはない。
 試す価値は十分あると思う。
★5つ目は食器棚シート。
 食器棚には使わず、調味料棚シートとして購入。
 丁度敷き替え時ではあるから良かった。
 柄(クッキング柄)も可愛いしぃ~。

今回の買い物は15点1650円。
信じられない安さやわぁ~。


感想:若い人はよく100均で買い物をすると聞いたけど、わかるわ。
   失敗しても100円だし、壊れても100円だもん。
   それにいろんな物があるから面白いし、驚きの連続だったわ。
   恐るべし100均!
   
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