記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「錆びた太陽」

2020-01-14 08:37:16 | book
買おうかどうしようか迷いに迷った末に購入。
「錆びた太陽」⇒(恩田陸作)
主人公は立入制限区域をパトロールするロボット「ウルトラエイト」のボス。
日本の未来、原発を止めないと言うことで、エコテロリズムによっていくつもの原発が爆破された。
国土の2割近くが立入制限区域となる。
ウルトラエイトは北関東エリアをのパトロールを任されている。
そこへ、国税局から派遣されたという財護徳子が現れた。
人間の、それも若い徳子が立入制限区域に派遣されるとは思えない。
彼女の目的は? ボスはどうする?

ロボットは7人なので「ウルトラセブン」にしたかったらしいが、登録商法に引っかかったらしい。
ロボットの名前が「太陽にほえろ!」の刑事たちのニックネームと同じなのは、太陽つながりらしい。

SF小説。


感想:ロボットなんだけど、人間っぽいボス。
   それに引き換え、人間の徳子はハチャメチャ。
   昭和の名残りもあって懐かしいやら、おかしいやらで笑ってしまう場面がいっぱい。
   全く先が読めないので「そうきたかぁ~」と常に新鮮だったわ。
   SFならではの小説だった。
コメント
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