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記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「破天荒」

2025-08-09 07:52:44 | book

Book Offで買いだめした中の1冊。

「破天荒」⇒(高杉良作)

主人公は、杉田亮平(高杉良)。

高校中退ながら、石油化学新聞社に入社した亮平。

生意気と言われようが、言いたいことを言うのが信条の亮平は、圧倒的取材力でスクープを連発。

大手経済紙も高級官僚も一目置く存在になる。

企業トップと堂々と渡り合い、誰よりも早く情報を掴み、日本経済の真ん中を駆け抜ける。

後に、小説家・高杉良となる。

 

高杉良の自伝的経済小説。

 

 

感想:高杉良さんの本は、いつも読んでいて勉強になる。

   この本はご自身の自伝をもとに書かれた小説。

   もうご高齢なんだよなぁ~。

   もっともっと執筆を期待したいけど......。

 

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「はるか、ブレーメン」

2025-08-06 06:46:08 | book

重松清さんの本を本屋さんで見つけたので購入。

「はるか、ブレーメン」⇒(重松清作)

主人公は、16歳の小川遥香。

遥香は3歳の時に母親に捨てられ、祖父母と暮らしていたが、祖母が亡くなり天涯孤独になる。

祖母と暮らした家で一人暮らしをしていたら、その家に昔住んでいた住人を何日か泊めて欲しいとの依頼があった。

依頼してきたのは、走馬灯をつくるために人生の思い出をめぐる旅行会社「ブレーメン・ツアーズ」。

遥香は幼馴染とともに思い出めぐりの手伝いをする。

その時に、自分が人の思い出を見ることができる力を持ってることを知る。

そんな時に、自分を捨てた母親が自分に会いたがっていることを知る。

遥香は母親と会うのか? 母親を許せるのか?

 

感動小説。

 

 

感想:えっ?で始まった本やった。

   読んでるうちに、あ~そういうことってわかったけど、すんなり入れなかったわ。

   だいたい人生最後に走馬灯を見るって言われても分からんもん。

   最後まで読んで、納得いく本やったなぁ~。

 

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「ハヤブサ消防団」

2025-08-01 07:41:06 | book

池井戸潤さんの本を本屋さんで見つけて購入。

「ハヤブサ消防団」⇒(池井戸潤作)

主人公は、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移住してきた作家の三馬太郎。

太郎は、地元の消防団に勧誘されて入団する。

初めて消防団員として火災現場に向かった太郎は、この穏やかな山村で火災が相次いでいることを知る。

同時期に、タウンソーラーという会社が太陽光発電の為に土地を買っていることを知る。

太郎は、土地の売却を断った家が火災にあっていることを突き止める。

放火犯は? タウンソーラーという会社は? ハヤブサ地区に起ころうとしていることは?

太郎は、連続放火事件に隠された真実を暴こうとする。

 

ミステリー小説。

第36回柴田錬三郎賞受賞作。

 

 

感想:久しぶりの池井戸作品。

   舞台が田舎の山村っていうのも良かったわ。

   これまでの都会と違って、話もどこかのどかなんよなぁ~。

   犯人?って思ったのが、ことごとく裏切られるんよ。

   さすが池井戸潤さんや、面白かったわ。

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「教誨」

2025-07-18 06:18:07 | book

本屋さんでまとめ買いした中の1冊。

「教誨」⇒ (柚月裕子作)

主人公は、休職中の吉沢香純。

遠縁の死刑囚・三原響子から身柄受取人に指名された香純親子。

響子は我が子を含む女児二人を殺害して死刑宣告されていた。

響子の刑の執行後に、香純親子は東京拘置所で遺骨と遺品を受け取る。

香純は、幼い頃に一度会った響子との記憶がどうしても重なり合わない。

香純は教誨師だった住職に会い、響子の最後の言葉を聞く。

「約束は守ったよ、褒めて」(響子の最後の独り言)

約束って? 誰との約束? 

香純は響子の最後の言葉が気になり、響子の過去を調べ始める。

 

ミステリー小説

 

 

感想:響子の生い立ちには、人生に失敗した父親と周囲の目に怯える母親がいた。

   父親からは暴力を振るわれ、学校ではいじめにあう響子。

   誰とも関係を築けぬまま親になり、我が子を手にかけてしまった。

   読んでて切なかったわ。

   いろいろと考えさせられる本やった。

 

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「任侠楽団」

2025-07-13 06:13:30 | book

今野敏さんの任侠シリーズは面白いので必ず買うようにしている。

「任侠書房」に始まり、「学園」「病院」「浴場」「シネマ」と続いての第6弾。

「任侠楽団」⇒(今野敏作)

(お邪魔虫の尻尾が写ってたわ^^;)

主人公は、ヤクザ・阿岐本組の代貸・日村誠司。

阿岐本組の親分・阿岐本雄蔵のもとには、経営再建の話が次々に舞い込んでくる。

今回は演奏会間近のオーケストラ。

楽団員同士のいざこざが頻発しているのを公演までに何とか収めて欲しいと.....。

コンサルティング会社の社員を装って、阿岐本と日村は楽団のリハーサル現場へ向かう。

リハーサル現場へ向かったその日に、指揮者が何者かに襲撃される事件が発生。

指揮者を襲ったのは? 演奏会は無事に開催されるのか?

 

任侠シリーズ・第6弾。

ミステリー小説。

 

 

感想:組長の阿岐本は人も良いけど、頭が良いんよ。

   日村はオロオロしてばっかり。

   今回は、襲撃事件の担当刑事に「警視庁捜査一課・碓永弘一」シリーズの碓永も登場。

   このシリーズはやっぱり面白いわ。

   娯楽ミステリー小説って感じぃ~。  

 

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「能面検事の奮迅」

2025-07-02 06:00:01 | book

中山七里さんの能面検事シリーズの第2弾。

既に第3弾が出ていると言うのに、2弾を読んでいない。

BOOKOFFで見つけたので購入。

「能面検事の奮迅」⇒(中山七里作)

主人公は、大阪地方検察庁の一級検事・不破俊太郎の事務官・惣領美晴。

学校法人に対する国有地払下げに関して、近畿財務局職員の収賄疑惑の捜査が始まる。

それに伴い、担当検事による文書改竄疑惑が浮上する。

最高検から調査チームが派遣され、不破も特捜部の調べに加わる。

事務官の美晴は、不破とともに難事件の真相を追う。

 

能面検事シリーズ・第2弾。

検事小説。

 

 

感想:どんな状況でも顔色一つ変えない不破を、周りは「能面検事」と言う。

   真相を暴くためにはとことん調べ、無駄なやり取りは一切しない。

   そんな不破に?を持ちながらもついていく美晴。

   第1弾も面白かったけど、これも面白かった。

   これでやっと次に進めるわ。

   

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「李王家の縁談」

2025-06-21 06:55:09 | book

TKさんに渡された本。

林真理子さんねぇ......。

「李王家の縁談」⇒(林真理子作)

主人公は、美貌と聡明さで知られる梨本宮伊都子妃。

愛娘・方子(まさこ)を皇太子妃にと望むが叶わず、朝鮮の王世子・李垠(イウン)に嫁がせる。

明治から昭和にかけて波瀾の生涯を送った女性皇族の視点で、華麗な世界と高貴な者の知られざる内面を描く。

 

歴史小説。

 

 

感想:うぅ~~ん、なんとも......。

   各時代の皇室内輪話って感じ。

   わずか270ページの本なのに、時間が掛かったわ。

   回す? 返す? 悩む本やわぁ~。

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「全悪」

2025-06-19 05:23:14 | book

堂場瞬一さんの警視庁追跡捜査係シリーズ。

2025年著作200冊記念「the 200」の第1弾。

「全悪」⇒(堂場瞬一作)

主人公は、警視庁追跡捜査係の沖田大輝と西川大和の二人。

二人は、1997年の新宿区の路上で会社員が襲われて死亡した事件の再捜査を命じられる。

その事件は、目撃証言などから顔見知りの野澤が逮捕されたが、決定的な物証がなくて最高裁で無罪が確定した。

捜査中に、沖田は5年前に目黒で起きた強盗事件の捜査を依頼される。

沖田と西川がそれぞれ捜査をしていくうちに、二つの事件が絡まっていく。

2つの事件共通点とは? 二つの事件は解決するのか?

 

警察小説シリーズ第13弾

 

 

感想:主人公の二人は仲が悪いんやけど、気が合うんよなぁ~。

   お互いに悪態つきながらも捜査は共有するから面白い。

   帰省中に持って行った本で、飛行機の待ち時間も退屈しないで済んだわ。

   

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「もしも俺たちが天使なら」

2025-06-15 06:17:39 | book

TKさんから回ってきた本。

「もしも俺たちが天使なら」⇒(伊岡瞬作)

主人公は、セレブからしかお金を獲らない詐欺師・谷川涼一、ヒモ歴更新中で喧嘩は負け知らずの松岡捷、不始末で警察を追われた元刑事・染井義信の3人。

柄の悪い若者たちに囲まれたサラリーマン風の中年男(染井)を助けたのが松岡。

「警察だ!」と脅して若者たちを追い払ったのが谷川。

詐欺師の谷川は、イケメンの松岡が詐欺に役立つと判断し、繋がりを持つ。

染井は知り合いの探偵事務所から、松岡が居候している人妻にまとわりついているストーカーを撃退する仕事をもらった。

松岡の妹が「変な男に実家が乗っ取られそう。」と兄に助けを求めに来た。

怪しい男の背後で動く組織とは? 3人は実家を守れるのか? どうやって守るのか?

 

 

感想:めっちゃ面白かったわ。

   詐欺師ならではの守り方なんやけど、谷川はとにかく頭が良いんよ。

   詐欺には詐欺で......やから、気持ちいい結末だったわ。

   翌日の予定がなかったら徹夜一気読みしそうやった。

  

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「マスカレード・ゲーム」

2025-05-29 05:39:40 | book

東野圭吾さんのマスカレードシリーズの「ホテル」「イブ」「ナイト」は読んでる。

最後の「ゲーム」がやっと本屋さんに並んだので買って来た。

この本は2023年から文庫本になるのを待ってた。

「マスカレード・ゲーム」⇒(東野圭吾作)

主人公は、警視庁捜査一課の警部・新田浩介。

溶接加工会社勤務の入江悠斗が、何者かに刃物で胸を刺されて死亡。

悠斗は17歳の時に障害事件を起こしていた。

入江殺人事件を担当する新田たちは、別の2件の殺人事件との関連性を疑う。

どの事件も殺害された人は過去に実刑を受けていることが分かる。

過去の事件の被害者たちが同じホテルに同じ日に宿泊した。

そのホテルは、以前に新田がホテルマンとして潜入捜査したホテル・コルテシア東京。

新田はまたしてもホテルマンとして潜入捜査に乗り込むのだが......

 

刑事小説

マスカレードシリーズ第4弾

 

感想:ホテルでの殺人を阻止するために潜入するんだけど......。

   厄介な女警部のせいで新田の思いと違う捜査になるんよなぁ~。

   結末は意外も意外だったわ。

   マスカレードシリーズで一番面白かったんじゃないかなぁ~。

 

 

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