記憶に残したいこと

     忘れない為に....

「復讐は合法的に」

2024-08-25 07:53:22 | book

2回目の山に家記事は明日に.....。

 

TKさんが渡してくれた本。

初めての作家さん。

「復讐は合法的に」⇒(三日市零作)

主人公は、弁護士資格を持つ「合法復讐屋」の片桐エリスこと衿須鉄児。

エリスはイケメンにも美女にもなれる復讐請負人。

4話の復讐劇。

1話「女神の負け犬」・・・元彼に復讐

2話「副業」・・・・・・・携帯ショップの副店長に復讐

3話「潜入」・・・・・・・強制わいせつ犯人に復讐

4話「同類」・・・・・・・暴露系アカウントの「味亭太」に復讐

 

ミステリー小説。

 

 

感想:本の帯に書いてある「法律に範囲内だけど、道徳の範囲外よ!」が読み終わって納得。

   法で裁かれない事って確かにあると思う。

   今回のパリオリンピックでの男子バレーボールも選手に対する誹謗中傷が多い。

   道徳の範囲外な人間がいるってことだわ。

   読み終えてスカ~ってする、面白い本だった。

      

コメント (2)
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「スイッチ」

2024-07-27 07:33:18 | book

TKさんから回ってきた本。

初めての作家さん。

「スイッチ」⇒(潮谷験作)

主人公は、私立浪谷大学文学部史学科二回生の箱川小雪。

小雪は友人二人とアルバイトに参加した。

毎日1万円、1ヶ月何もしなくてもボーナスで100万円。

内容は、スマホに登録したスイッチを押すか? 押さないか? の実験。

スイッチとは、<スイッチを押せば幸せな家庭が崩壊するスイッチ>

アルバイト最終日になって小雪のスマホのスイッチが押される。

押した覚えのない小雪は、押した犯人を見つければ家庭崩壊をしないと約束を取り付けるのだが....。

スイッチを押したのは誰? 家庭崩壊はどうなる? 

 

ミステリー小説。

 

 

感想:宗教がらみの本だった。

   小雪の子供時代からのことも絡んでくるし、なんでぇ~?と思いながら読んでた。

   登場人物がとってつけたように過去と繋がってるんよなぁ~。

   これは人好き好きの本やと思うわ。(回さない)

 

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「法の雨」

2024-07-22 07:26:55 | book

TKさんに渡された本。

「法の雨」⇒(下村敦史作)

主人公は、検事の大神護。

看護師による組長殺人事件は、一審の裁判員裁判では有罪判決が出た。

最高裁で担当した大神は、「無罪病判事」と言われている判事に無罪を言い渡される。

有罪率は99.7%と言われる日本で、無罪判決は死も同然。

「3度無罪判決を受けた検察官はクビになる」と囁かれるなか、大神は4度の無罪判決を受けた。

全て同じ判事に.....。

判決直後の法廷で、裁判長が倒れる。

無罪になった看護師が組員によって殺されるが、その黒幕は跡目を継いだ次期組長を思われる。

大神は、黒幕を逮捕するために操作に乗り出すのだが......。

検事、弁護士、被害者と加害者、刑事、そして判事。

大神は調べるうちに「法」とは? 判事は無罪病なのか? 

大神によって、殺人事件の裏が暴かれていく。

 

 

感想:「成年後見制度」って知らなかったから、勉強にもなった。

   厄介な制度で、「法定後見」をつけると家族でも預金を引き出せないらしい。

   それ以外でも落とし穴がい~~っぱい。

   この制度は認知症対策の為に作られらしいけど、不用意に申し出たらいかんわ。

   面白く読みながら勉強にもなった。

   

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「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」

2024-07-10 07:17:38 | book

Book Offで探した本。

「ブラック・ショーマンと...」⇒(東野圭吾作)

主人公は、神尾真世と叔父の神尾武史。

真世は中学の同窓会に出席するかどうか迷っていた。

そんな時に、故郷で父親が殺害される。

仕事と結婚準備を抱えてまま生家に戻ったものの、父親がどんな生活をしていたのかわからない。

警察にあれこれ聞かれても答えられない真世。

そんな時に、音信不通だった叔父の武志が生家に戻ってきた。

元マジシャンの武志は、警察に頼らず、自らの手で犯人を見つけ出すという。

武志の推理をもとに、犯人を捜すのだが.....。

犯人は? 父親はなぜ殺されたのか?

 

ミステリー小説。

 

 

感想:叔父・武志の話術や行動はまるでマジック。

   なるほどぉ~とか、そうなんだぁ~とか感心しながら読んだ。

   面白くて、久しぶりの一気読み。

   シリーズになると良いなぁ~。

 

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「陰からの一撃」

2024-07-02 09:20:15 | book

堂場瞬一さんの「警視庁追跡捜査係」シリーズ。

本屋さんで見つけたので購入。

「陰からの一撃」⇒(堂場瞬一作)

主人公は、警視庁捜査一課追跡捜査係の沖田大輝と西川大和の二人。

新橋の社長殺しで指名手配されていた犯人が千葉で交通事故にあい死亡。

犯人死亡で事件解決かと思いきや、西川の自宅に「真犯人は別にいる。情報を提供するので一人で来て欲しい」というような手紙が投げ込まれた。

いたずらかもと思う西川は、沖田にだけ話して待ち合わせ場所に一人で行く。

そこで西川は頭を殴られて入院するが、病院でも襲撃に合う。

追跡捜査係は犯人を捕まえるために、沖田と西川が事件解決に乗り出す。

西川を襲った犯人は? その動機は? 殺人事件の真犯人は?

 

警察小説。

「警視庁追跡捜査係」シリーズ第12弾。

 

 

感想:シリーズが12弾も出てるとは知らなかった。

   調べたら、読んだのはこの本でシリーズ3冊目。

   主人公二人のやり取りも面白かったし、事件解決の過程も面白かった。

   シリーズを遡って読むかどうかは??だけど、一応頭には入れとこう。

 

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「希望の糸」

2024-06-19 07:19:29 | book

YZさんが回してくれた本。

「希望の糸」⇒(東野圭吾作)

主人公は、警視庁捜査一課の刑事・松宮脩平。

自由が丘で喫茶店を営む女性が殺害された。

松宮は、捜査中に頻繁に店に訪れる男性が気になる。

男性は妻を亡くし娘との二人暮らし。

また、他の捜査員によって被害者が元夫と会っていたことがわかる。

怨恨? 痴情のもつれ? 

そんな時に松宮は、死んだと聞かされていた父親が、遺言書で認知をしたいと書かれていることを知る。

事件は元夫の同棲中の女性が自供したことで解決するが、動機が不自然。

殺人に至った動機とは? 店に訪れていた男性とは? 松宮の父親だと名乗る男性は?

 

ミステリー小説+警察小説。

 

 

感想:東野圭吾さんの本はできるだけ読むようにしてるけど、この本は読んでなかった。

   親子の絆だったり、夫婦の考え方だったり、盛りだくさんの内容だった。

   真実を知るのが良いのか、知らない方が幸せなのか、自分だったらどうするだろう?

   自分の考え方を知る本でもあったなぁ~。

   面白かった。

 

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「ロータスコンフィデンシャル」

2024-06-07 06:24:09 | book

今野敏さんの本を購入。

「ロータスコンフィデンシャル」⇒(今野敏作)

主人公は、公安外事・倉島達夫警部補。

倉島はロシア外相来日の為に随行員の行確を命じられる。

そんな中、ベトナム人の殺害事件が起こる。

知り合いの警察官からはロシア人が殺人にかかわってると聞き、また外事二課の中国担当者もこの事件を調べていると聞く。

犯人はロシア人か? それとも中国人か? どうしてベトナム人が殺されたのか?

倉島は公安外事一課&公安外事二課&警視庁を連携を組んで捜査にあたる。

 

警察小説。

 

 

感想:倉島のチョンボ(事件を軽く見た)からが面白かった。

   各国のスパイが日本を交渉の場に選んでるからの事件。

   公安外事の仕事も知らなかったから勉強になったかも。

   久しぶりに面白かった。

 

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「灰の劇場」

2024-05-29 07:16:38 | book

久しぶりの恩田陸さん。

本屋さんで見つけて購入。

「灰の劇場」⇒(恩田陸作)

主人公は、小説家・恩田陸。

小説家としてデビューしたばかりの頃に偶然目にした三面記事で、女性二人が橋から飛び降り自殺をしたことを知る。

数十年後、その記事を手にしたことで小説を書く。

三面記事には名前ではなく、AさんBさんと書かれていた。

顔も知らない名前も知らない二人の女性。

小説は事実をもとに想像で書かれ、その小説がドラマ化されることになったのだが.....。

 

「1」はフィクション、「0」はノンフィクションで書かれている。

事実に基ずく小説。

 

 

感想:読みづらい本だった。

   全ての名前がアルファベットで書かれているからかも。

   読み終わるまで結構時間がかかったわ。

 

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「赤の呪縛」

2024-05-16 06:50:32 | book

BOOK OFFで買って来た本。

「赤の呪縛」⇒(堂場瞬一作)

主人公は、警視庁捜査一課の滝上亮司(36歳)。

銀座の高級クラブで放火事件が発生し、オーナーの女性と放火犯の女性が焼死した。

滝上はオーナーが父親のかつての愛人だったことを知る。

また、放火犯は違法な薬物の常習犯であった。

滝上も若いころに薬物に手をだし、県知事の父親から勘当されていた。

父親の破滅を願う滝上は、事件を復讐の機会ととらえて捜査を始める。

事件に薬物は関係あるのか? 事件と父親は関係あるのか?

 

警察小説。

 

 

感想:最初は面白かったのに、途中から中だるみ。

   睡眠導入剤の役割に変わって、なかなか先に進めなかったわ。

   結局完結にはなってないから、シリーズになるかもね。

   この本は昨年の11月第1版されたばっかりやから、どうかなぁ~?

   

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「すぐ死ぬんだから」

2024-04-24 04:17:28 | book

桜のお花見会をした時に、本の話で盛り上がった。

盛り上がった本は、内館牧子さんの「すぐ死ぬんだから」。

内館さんの本は「終わった人」をKNちゃんから借りて読んだだけ。

そんなに面白いなら買いに行こうかってことで、BOOK OFFへ買いに行った。

「すぐ死ぬんだから」⇒(内館牧子作)

主人公は、78歳の忍ハナ。

ご主人と酒屋を営んでいたが、酒屋は息子に引き継いで夫婦仲良くマンション暮らし。

60代まで身の回りをかまわなかったハナだったが、デパートで実年齢よりも年上に見られてから奮起。

同年代から一目置かれたい、ジジババと同じにはなりたくないというハナ。

夫からは「ハナは僕の宝だ」などと言われ、幸せな日々を送っていた。

そんなある日、突然夫が死亡して遺言書が見つかった。

遺言書で、自分が知らない夫の生活が浮き彫りになる。

夫には42年間も隠し通した別の家庭があった。

さぁ~ハナさんどうする? 

 

終活小説。

 

 

感想:私と似ていそうで似てない。

   服装には気を使うよ、一応女性なもんで。

   でも、ハナさんみたいに他の高齢者を服装で判断してバカにはせんよ。

   おしゃれな人は好きやけど、最初は反感を持って読んでた。

   夫の隠し家族発覚から、面白くなった。

   私的には「こういう人もいるやろう」くらいな本やったわ。

 

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