新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

やれやれやっぱりの「アカガシラサギ」

2013-08-29 18:02:22 | 水辺の鳥
しばらく前から葛西臨海公園に「アカガシラサギ」が飛来していると話題になっていました。
ですがご存知の通り、葛西臨海公園でのいろいろな不愉快な事柄で二の足を踏んでおりました。
その後さらに2種の珍鳥の飛来も報告され、思い切って出かけたのが先日来の報告の発端です。

「アカガシラサギ」を見ることのできる観察窓は有名で、臆病な鳥なのでその箇所でしか見られないのです。
到着してみると案の定、水門の観測窓はすでにカメラマンでいっぱいです。
そのときは「アカガシラサギ」は草の中に姿を消しており、主の居ない三脚のカメラがずらりと並んでおりました。

親切な方が中にはおりまして、どのへんから「アカガシラサギ」が現れるか私に説明をしてくれました。
主の居ないカメラの間からその説明の場所を探しておりますと、どこからともなくカメラの主が現れ「退いてくれ」と言うではありません。
他の場所へ鳥を探しに行っといて、時々戻ってきてはここは自分の場所だというのでは、葛西の公園の評判は全然良くなっていません。
遠方から来た人に、5分でも10分でも場所を譲ってくれればいいのに。彼らは一日中居るのですから。

観測窓の一番左側だけ空いているのに気が付きました。覗いてみて理由が分りました。左側の茂みから張り出した木々が視界をふさいでいるのです。前方の視界の左半分が葉で隠れてしまいっています。

さてそんな悪条件の中撮影した「アカガシラサギ」の画像を見てください。


奥にいるのは「アオサギ」。左の緑の影はこれで避けるのがいっぱいいっぱいでした。

また、じゃりじゃりした気持ちが残ったまま、帰ることになったのです。
コメント
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