新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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はいだしょうこ「夏は来ぬ」を聞きながら「水鶏」

2010-09-17 18:02:22 | 水辺の鳥
天気になりそうだったので六時起きで山梨方面へ出かけました。が、六時起きが大失敗でした。西に向かうには相模川が障害になりまして、朝の通勤ラッシュで橋の手前で大渋滞です。勝手知ったる相模川で、上流の橋に移動したのですがここも大渋滞でした。
一番平凡なR246で走ったほうが正解だったようです。

結局このままでは山梨方面到着が11時を過ぎることになり、観光ならともかく急遽目的地を半分のところに修正したのです。

さて渋滞の中でイライラを解消するため「はいだしょうこ 童謡・唱歌マイベスト」を聴いていました。
その中に「夏は来ぬ」がはいっています。
作詞:佐々木信綱 作曲:小山作之助「夏は来ぬ」は、今歌詞カードを見ているのですが、なんと五番まであります!

運転中に歌詞の中でアレと気が付いたところがありました。
歌詞の中で「クイナ」という言葉が2度出てきます。「水鶏(クイナ)声して」と「水鶏(クイナ)鳴き」です。彼女の声だけでしたが、どうしても鳥のクイナの事だろうと思ったのです。その箇所の歌詞を書いてみます。

4番
  棟(おうち)ちる 川辺の宿の
  門遠(かどとお)く 水鶏(くいな)声して
  夕月すずしき 夏は来ぬ

5番
  五月(さつき)やみ 蛍飛びかい
  水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて
  早苗(さなえ)植わたす 夏は来ぬ

大変格調高い歌詞だと思っていましたら、明治29年5月に発表されていました。さもありなんですか。
そして、「夏は来ぬ」では初夏を表す歌詞がちりばめられているのですが、「水鶏(クイナ)」が初夏の風物と走りませんでした。
「クイナ」はあの「ヤンバルクイナ」のクイナです。「クイナ」はまだ見た事がありませんが、クイナ科の「バン」と「オオバン」はよく見かけます。

『勉強させていただきました』

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