新鹿山荘控帳

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横浜港艦艇一般公開見学①「いずも」編

2015-10-18 17:17:17 | 自衛隊装備
海上自衛隊観艦式の抽選に外れ、せめてもと、横浜港の艦艇一般公開(14日)に出かけました。
ヘリコプター護衛艦「いずも」、潜水艦救助艦「ちはや」、訓練支援艦「くろべ」といずれも初めての艦種の護衛艦を見学できました。
本日はそのうち、「いずも」の報告をいたします。

ヘリコプター護衛艦DDH183「いずも」
2009、2011に就役したヘリコプター護衛艦「ひゅうが」「いせ」よりもさらに大きく、現在護衛艦では最大であります。


横浜大さん橋に停泊中の「いずも」です。その大きさがわかるように、手前に船を入れてみました。
基準排水量 19,500t、 全長 248m、全幅 38m、高さ 49m、機関ガスタービン4基 合計出力112,000馬力、速力 30ノット
就役日 2015年3月25日の最新鋭艦です。
では画像をご覧ください。


大さん橋の上部デッキからの眺めです。


ブリッジ風景


公開前のタラップの風景です。


乗船すると必ず撮影する銘板です。


大きさを感じていただくために大さん橋から「いずも」右舷を船尾方向に撮影しました。隊員の説明によりますと、船体が左舷側は張り出しているため、接岸は右舷側だけしかできないそうです。


同じように右舷を船首方向に撮影。こちらは大さん橋上部デッキから撮影。


甲板を覗くと、SH-60J哨戒へりが5機が係留されていました。なおこの日は、甲板上の見学は許可されませんでした。


見学できたのは格納庫内に限られました。タラップから入り格納庫を船尾方向に眺めたところです。さすがデカいです。足下の矢印は、ヘリの移動方向かと聞いたら、私たち見学者の案内目印だそうです。


格納庫船首側に展示された「いずも」の旗です。左右の区別を聞くのを忘れました。


ヘリの格納口を大さん橋側から撮影したものです。画像上辺に見える基盤がエレベーターで、ヘリを載せて下の格納庫に降ろすのです。
格納庫側から外を眺めた時、あまりの大きさに何の為のものか気が付かず、隊員に聞いて教えられたのです。

兵装について。
いずも型の前のひゅうが型は単艦でも戦闘能力を持っていましたが、いずも型はその能力は低いそうです。
艦隊のプラットフォームの位置する運用をするので、例えばイージス艦などを伴って艦隊として運用するそうです。

それでも装備されている兵装は、


CIWS(PHALANX)20mmガトリング砲 上部の索敵、追尾、照準レーダーなどが独立して完成しているそうです。


CIWS(Sea RAM)下部のガトリング砲を11連の短ミサイル発射装置に交換してあるものです。「いずも」にはそれぞれ2基搭載されています。


船尾に各1基づつ搭載されています。


12.7mm機銃。近接小型船向けでしょうか。大型船体とのバランスがあまりにも違いすぎました。


「海将補旗」です。護衛艦見学の際は必ずマストの指揮官旗を探します。
「いずも」は第一護衛隊群第一護衛隊(横須賀)所属です。当日は、第一護衛隊群司令が乗船していることになります。

全部は紹介しきれませんので、この辺で終わります。

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