新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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久しぶりの「トラフズク」

2021-02-24 18:02:50 | 里の鳥
さて昨日の続きです。
「ミコアイサ」ともう一つのお目当ては、「トラフズク」でした。トラフズクは4年前神奈川の小さな公園で撮影して以来です。公園といっても、ママさんたちが子供の日光浴に来るような小さな都市公園でした。
さて昨日は広大な公園の片隅にいるという噂はあったのですが、トラフズクが飛来するようなこんもりした茂みはなかったはずと、ずっと疑問に思っていました。
昨日は自転車でこの公園に駆け付けてくるご婦人と知り合いになり、何気なく聞いてみると、今日もいますよという返事です。びっくりぽんです。
大体の場所は見当がついたのですがそこには茂みはなかったはずと半信半疑でした。教えていただいた場所に行ってみると、高さ5メートルくらいの常緑樹が2本立っています。それ以外は辺り一面冬枯れの木々です。
なんでもない木ですが、葉が大きくてしっかりしていて見通しが効きません。結局15分くらい探す始末です。ここには3羽いると聞いてきたのですが、2羽しか見つかりません。
あきらめて撮影開始です。その後教えていただいたご婦人もやってきました。彼女は3羽いますよと言いますが、私はどうしても2羽しか見つかりません。でその画像を。


こんな具合に2羽はすぐに見つけましたが、枝被りです。さらにこの樹近くは立ち入り禁止で、近づけないのです。ま、ですからほかに茂みのないこんなところに3羽も居ついているのでしょう。羽角が枝の間から見えます。
立ち入り禁止のフェンスで、覗けるのは1方向だけです。で、立ったりしゃがんだり懸命に枝被りを避けたのがこちらです。



目を開けてくれれば、トラフズクの特徴である橙色の虹彩が見えるのですが。一日花粉でぐしゅぐしゅしていたのですが、最後の最後にご褒美があったのでした。
この3枚の個体は一番大きかったので親かもしれません。

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