新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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おととい、寝不足だったわけ!!

2023-08-18 15:15:15 | アウトドア

さて細かい諸元を昨日集めましたので、一昨日の寝不足についてお話しします。

私寝る前に小一時間、YouTubeを楽しんでいます。色々なジャンルをいくつか楽しんでいるのですが、一昨日新しい映像を見つけてしまったのです。それも何と1時間半の映像です。そして本来は6時間半の行動を1時間半にダイジェストしているのです。

それは新宮・大和八木間の路線バスの旅です。ご案内は若い可愛い女の子です。紀伊半島縦断の有名な路線バスの旅です。もともと途中の十津川村や天川村には昔から関心がありましたし、とかくの大台ケ原にも行ってみたいと思っておりました。もう深夜12時近くですが、思い切ってYouTubeを見ることにしました。

まずバス路線の諸元を紹介します。

奈良交通の「八木新宮特急バス」と言います。走行距離169.8km。停留所168か所です。料金は通しで買いますと始発から終点までで、5,350円。所要時間6時間半です。キャッチフレーズは「高速を使わない日本一の走行距離を誇る路線バス」です。特急バスは日曜休日だけです。撮影時は平日でした。

では映像のほんの一部を。

映像は大和八木ではなく、新宮から始まります。新宮駅5時53分始発のバスです。彼女は前日から新宮に泊まり込んで朝5時のバスに乗り込んだそうです。平日の朝5時です。お客さんは彼女一人です。色々路線の解説を始めてくれました、大変わかりやすいといいますか発声がアナウンサーのように明瞭で、下調べも十分らしくなかなか面白い番組が始まりそうな予感です。

この日は朝から雨で、これから紀伊半島縦断の大変狭いルートが続きます。通行不可能なこともありそうなことも言ってます。そろそろ道路が大変狭くなってきました。これから終点までスレ違いはどうするのか心配になります。

途中区の本宮大社の近くを通りました。巨大な鳥居が立っているのですが、本宮とは場所が離れています。明治時代の大洪水で本社が流され今は安全な場所に本社を移したのこと。

このバスは路線バスと言いましたが確かに普通の路線のように途中に停留所が結構ありますが、乗客は全くありません。多分この辺からオランダ人のカップルが載ってきました。二人とも大きなザックを背負っていました。奈良県に入って十津川温泉バスセンターで一回目の休憩です。この先倒木があり通行できるように作業をしている、との情報が入り遅れての出発のなるとのこと。

その後開通、現場を通過しますがこの道路は十津川村の中心の道路ですから早急の工事が行われたようで作業員は沢山出動してました。

こんな事も聞きました。このバスは路線バスでもありますので、離れた集落まで本線から分かれて走行し停留所を経由してまた本線に戻ることをしています。それが何せ日本一大きな十津川村ですから、あちこちで分かれてまた本線に戻ることをしています。全く狭い道を走るのですからバスの運転手もそうですが、地元の人もバスとすれ違う時はどうするのかと、私も山道を走ることをよくしますので大変気になります。

2回目の休憩は八瀬の吊り橋のあるところです。とても高くて長いつり橋なので、一度は行ってみたいですね。この橋は生活所大変重要で、地元民が大金を出し合ったようなことでした。

急峻な山に囲まれたところですから大きな災害も何度もあったそうで、土砂だけでなく岩盤毎崩れ落ちたところも通りましたが、まるでバターナイフで山を切り取ったような現場でした。

またこんな景色もありました。昔五条から新宮まで鉄道を通そうという計画があったそうです、計画半ばで中断してしまったそうです。五新線というそうです。窓からその建設された鉄橋やトンネルが見えるのですが、山奥の遺構が大変新しく最近作ったような状態なのに、五条市に近づくほど朽ちた古い遺構になっているのです。ちょっと奇妙な感じです。

途中で地元の方がぽつりぽつりと乗ってきますが、しばらくすると降りていきます。オランダ人のカップルも途中で降りていきました。結局全線乗車したのは彼女だけでした。

バスの運転所が大変話し好きで、最近最長の路線バスと有名になったのでユーチューバーが時々乗車してくるとのことでした。十津川村の住民だけでなく沿線地元民としては、紀伊半島縦断するルートはこのバスしかないので、路線を廃止することはできないので、ユーチューブを見て少しでも観光客が来てくれるのを願っているとのことでした。

熊野市までは昔営業で通っていましたので紀伊半島東岸はよく行ってました。これから行くとすればまず熊野大社でしょうか、あとそのまま海岸沿いに南紀白浜~和歌山、そして関西方面へ抜けてもいいかなと思っています。

あと一つこのYouTubeを観て気になったことがあります。撮影アングルが自撮りカットなのです。画面の2/5くらいに彼女の顔が入り込んでいるのです。初めはびっくりしましたがこれが彼女のスタイルなのかと慣れました。調べてみると結構旅番組を投稿してまして、すべて彼女が画面の左側に登場してました。

調べたデーターなどを参考に書きましたので約2時間半もかかってしまいました。早くクーラーのある部屋の移動したいです。路線ガイドブックでも入手できればもっとKWSK書けたのですが。

余談ですが、彼女が使っている言葉で、「ニキ、ネキ」が出てきました。何のことはわからなかったのですが先程判明しました。兄貴、姉貴のことなんですね。私も使ってみようーと。

長々と失礼しました。

画像がないのはさみしいので、奈良交通のHPから切り取りらせていただきました。


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